Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
freee-mackerel
Search
Yoshiyuki Asaba
October 05, 2017
Technology
3
15k
freee-mackerel
Yoshiyuki Asaba
October 05, 2017
Tweet
Share
More Decks by Yoshiyuki Asaba
See All by Yoshiyuki Asaba
How freee has leveraged AWS for Growth
asaba
0
2
freee_の成長を支える_AWS
asaba
0
2
freee-engineering-jm.pdf
asaba
0
5.5k
2018早稲田大学アルゴリズムとデータ構造特別講義 / 2018-Algorithm-And-Data-Structure-Course-At-Waseda
asaba
0
6.1k
デバッガでRedisのコードを読んでみよう
asaba
1
14k
早稲田大学アルゴリズムとデータ構造特別講義
asaba
2
12k
PostgreSQL運用管理入門
asaba
0
200
位置情報を使ったサービス「スマポ」をPostgreSQLで作ってみた db tech showcase 2013 Tokyo
asaba
1
100
Other Decks in Technology
See All in Technology
小規模に始めるデータメッシュとデータガバナンスの実践
kimujun
3
590
Automated Promptingを目指すその前に / Before we can aim for Automated Prompting
rkaga
0
110
カメラを用いた店内計測におけるオプトインの仕組みの実現 / ai-optin-camera
cyberagentdevelopers
PRO
1
120
最速最小からはじめるデータプロダクト / Data Product MVP
amaotone
5
740
Amazon FSx for NetApp ONTAPを利用するにあたっての要件整理と設計のポイント
non97
1
160
MAMを軸とした動画ハンドリングにおけるAI活用前提の整備と次世代ビジョン / abema-ai-mam
cyberagentdevelopers
PRO
1
110
LeSSに潜む「隠れWF病」とその処方箋
lycorptech_jp
PRO
2
120
Gradle: The Build System That Loves To Hate You
aurimas
2
150
【若手エンジニア応援LT会】AWS Security Hubの活用に苦労した話
kazushi_ohata
0
170
プロダクト成長に対応するプラットフォーム戦略:Authleteによる共通認証基盤の移行事例 / Building an authentication platform using Authlete and AWS
kakehashi
1
150
チームを主語にしてみる / Making "Team" the Subject
ar_tama
4
310
APIテスト自動化の勘所
yokawasa
7
4.2k
Featured
See All Featured
Designing Experiences People Love
moore
138
23k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
43
6.6k
Designing for humans not robots
tammielis
249
25k
RailsConf 2023
tenderlove
29
880
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
53
9k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
31
6.3k
Designing the Hi-DPI Web
ddemaree
280
34k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
231
17k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
280
13k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
27
790
Being A Developer After 40
akosma
86
590k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
43
13k
Transcript
freeeでのMackerelの使い方
自己紹介 2 浅羽義之 Yoshiyuki Asaba 2015/5 ~ freee プロダクト基盤(SREなど)本部長とエンジニア新卒 採用責任者をやってます
• RDBMSと自動化が大好き
ビジネスのはじまりから成長をすべてサポートする freee 3 簡単:知識がなくても1クリックで給 与計算 勤怠:勤怠管理も簡単に オンライン:給与明細はオンラインで 配布 会計連動:会計ソフトと完全データ 連携
政府連携:行政手続きもオンライン で完結 マイナンバー:マイナンバー管理も 完全対応 5分:会社設立用の書類を最短5 分で作成 モバイル:スマホ完全対応で、どこ でも会社設立 ワンストップ:実印発注や銀行口 座作成もできる 自動:銀行やカードの口座と連携し、人工 知能で会計帳簿を作成 簡単:簿記の用語を使わない画面設計で 簡単に使える 最適化:請求書発行や経費精算などの業 務も最適化 実績:クラウド会計ソフトシェア No.1 で安 心の実績 サポート:チャットによる迅速なサポートを 提供 決算:決算や個人事業主の申告まで自動 で簡単に ✩ はじめる ↻ 運営する ↗ 育てる 会社設立 freee (2015年6月リリース) クラウド会計ソフト freee (2013年3月リリース) クラウド給与計算ソフト freee (2014年5月リリース) シェアNo.1 シェアNo.1 開業 freee (2016年10月リリース)
4 リリース5年で日本でトップシェアに成長 有効事業所数は 80万事業所 を突破 会計・給与共にトップシェア クラウド会計ソフト市場 マーケットシェア * (法人・個人)
クラウド給与ソフト市場 マーケットシェア* * デジタルインファクト調べ *MM総研調べ
5 Mackerel導入前の話
6 https://speakerdeck.com/manabusakai/zabbix-to-mackerel
7 導入前当時を振り返る • Zabbixを当時使っていた ◦ VPCごとにzabbix serverを運用 ◦ 機能が豊富なので作り込めば色々なことができる ▪
しかし作り込みや運用に時間を取れない状況 • いくつかのプロダクトを評価 ◦ 移行のしやすさ ◦ プロダクトの進化スピード ◦ 使いやすさ(UI, API, CLI) ◦ コスト ▪ AutoScalingとの親和性
ワクワク監視したいので 8
現状のfreeeでの監視構成 9 • Mackerel ◦ リソースの監視、外形監視など ◦ アラート通知 • NewRelic
◦ アプリケーション内部 • CloudWatch ◦ autoscalingのトリガーとして使用 ◦ MakerelのAWS integrationを使ってMackerelに集約 • Bugsnag ◦ アプリのエラーログ • Deep Security as a Service for AWS ◦ セキュリティ監視
10 Mackerel活用例
Service, Role, Hostの考え方 11 Mackerel • Service ◦ サービス名_Stage名 •
Role ◦ web, worker, batch等の サービス内のサーバの役割 • Host ◦ そのまま AWS EC2のタグ • Project ◦ サービス名 • Role ◦ web, worker, batch等の サービス内のサーバの役割 • Stage ◦ production, staging,... • hostname(tagではない) ◦ 起動時に勝手につく名前 プロビジョニングやデプロイはEC2タグで処理を分けているので、 タグの情報をそのままMackerelへ移植
サービス開発エンジニアとのコミュニケーション 12 通常時 • ダッシュボードかサービス一覧のグラフを眺める ◦ 定期的にパフォーマンス振り返り会を実施 ◦ ぽちぽち作るのは面倒なのでmkrコマンドで作る ◦
さらに深掘りしたい場合はNewRelicで確認する 何かあったときやグラフをシェアしたいとき • 「チャンネルにグラフを投稿」が超絶便利
デプロイの記録 13 mkr annotations create --title "Deploy application" --from ${timestamp}
--to ${timestamp} --service hoge or json_data=$(cat <<EOF { "title": "Deploy application", "from": ${timestamp}, "to": ${timestamp}, "service": "hoge" } EOF ) curl -sS https://mackerel.io/api/v0/graph-annotations -X POST \ -H "X-Api-Key: ${api_key}" -H "Content-Type: application/json" -d "${json_data}" いつデプロイしたかわかるように記録
サービスメトリックの使い所 14 • サービスに紐づくメトリック ◦ レスポンスタイム(ALBのCloudWatchから取れるといえば 取れる) ◦ 非同期ワーカーの未処理のキュー ◦
サーバー台数 • サービスメトリックの放り込み方 ◦ /api/v0/services/<serviceName>/tsdb にPOSTするだけ ◦ Lambda経由で放り込む
アラート通知 15 • 基本的にはslackに通知 ◦ WarningはSREが見る ◦ Criticalは広めに通知 • 夜中のアラート
◦ PagerDutyなどは使わずに雑にbotが電話をかけていく ◦ slackに誰かが反応したら電話を切る エンジニア webhook
使っているMackerel Plugin 16 • mackerel-plugin-linux • mackerel-plugin-mailq • mackerel-plugin-multicore •
mackerel-plugin-mysql • mackerel-plugin-nginx • あとはAWS integrationで より細かい情報を見たいときは NewRelicで深掘りしてます
Mackerelの設定 17 • Host Statusの初期状態はstandby ◦ AutoScalingのUserDataが動いている間はアラート出したく ない ◦ UserDataの中でmkrを叩いてworkingに戻す
▪ 構築がコケた場合も • 実験的機能 ◦ とりあえずonにしておく
18 Mackerelに欲しい機能
あると嬉しいなあ 19 • 毎月の支払(レシート)をPDFで欲しい ◦ 経理に提出する書類を作るのがちょっと面倒。。。 • AWSインテグレーションも自動退役機能が欲しい ◦ EC2でないリソースを主にstaging環境で作ったり消したりす
るので、消すスクリプトを作った ◦ タグ・除外タグをサービスごとに設定できると嬉しい
20 まとめ
21 まとめ • 全く問題なく運用できてます ◦ 開発者、CRE、その他関係者に支えられております • 懇親会で詳細を聞きたいことがありましたら声をかけてくださ い!
Mackerel使ってサービス開発・運用したいひと募集中!! 22
スモールビジネスに携わるすべての人が 創造的な活動にフォーカスできるよう