Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥

Baseconnect Culture Code

Avatar for Baseconnect Baseconnect
September 28, 2022
110k

Baseconnect Culture Code

Avatar for Baseconnect

Baseconnect

September 28, 2022
Tweet

Transcript

  1. カルチャヌコヌドは私たちのカルチャヌ✂化・䟡倀芳・⟏動指針を⟔語化しおたずめ たものです。それは「Baseconnectらしさ」であり、「迷ったずきに✎ち返る矅針盀」で あり、「倚様性を認められない䟡倀芳」です。カルチャヌは⟔語化しお共有しおいる・し おいないに関わらずどんな組織にも存圚しおおり、䜜ろうずしなくおも⟃然に発✣するも のです。そんな䞭でカルチャヌコヌドは理想的なカルチャヌを䜜るためのDNAであり、カ ルチャヌの蚭蚈図ずしおの圹割を果たしたす。 私たちは個々が⟃埋しながらも、党䜓が⌀䞞ずなっお同じ✅向を向いお✬的を達成するこ ずを⌀切にしおいたす。それを実珟するためには組織のOSオペレヌティングシステム ずしおカルチャヌを共有し、遠く離れた✬的地ぞ到達するための぀の共同䜓ずなる必芁 があるのです。

    カルチャヌはパヌパスを実珟するための鍵であり、組織の基幹ずなる思考態床・⟏動習慣 の集合です。カルチャヌが共有されおいるからこそ暩限移譲が可胜になり、私たちは⌀き く成⻑するこずができたす。 カルチャヌは空気のように圓たり前にそこにあり、垞に吞い続けるものです。 カルチャヌが良くなかったり、合っおいないものだずメンバヌは苊しみ続けるでしょう。 ✬的を達成するこずも⌀切ですが、Baseconnectで働く私たちが✇々楜しく、幞犏で、 ⟃分らしく働けるこずも⌀切です。「この䌚瀟で働いおよかった」ず⌌から思える䌚瀟 にするためにも、みんなでカルチャヌを⌀切に育んでいきたしょう。 私たちは、 l 珟状維持よりも、倉わるこずを遞びたす。 l ✬先の利益よりも、お客さたを⌀切にしたす。 l 隠さずに、オヌプンにしたす。 l 属⌈化せずに、仕組み化したす。 カルチャヌコヌドに✰されおいるこずは「䜕を⌀切にしおいるか」、「基本的にどちらを 優先するか」です。 泚意が必芁なのはこれらはあくたで基本所䜜であり、極端にいきすぎたり、状況によっお は正反察のこずをする必芁もあるずいうこずです。䟋えば、プラむベヌトな情報たでも オヌプンにする必芁はないですし、仕組み化する前にあえお属⌈的に個⌈の胜⌒を✣かし お突砎するこずが必芁なずきもありたす。Good Actionsは必ずそうすべきずいうこずでは ありたせんし、郚眲や圹割によりフィットするカルチャヌに違いはありたす。 カルチャヌは倚くの堎合においお有効に䜜✀したすが、䞇胜薬ではありたせん。劄信的に カルチャヌを受け⌊れるのではなく、原理原則ずしおカルチャヌを解釈し、なぜそのカル チャヌが有効なのかを理解し、䞭庞の粟神で䜿いこなす必芁がありたす。 カルチャヌコヌドに✰されおいるこずは、私たちが「こうありたい」ず考える理想です。 ただ浞透しきれおいないこずも沢⌭曞かれおいたす。そんな䞭でも⟔語化しお共有し、 ✇々意識し続けるこずで歩ず぀理想ぞず歩みを進めおいけるず信じおいたす。 カルチャヌコヌドずは
  2. VALUES 私たちが⌀切にしおいる ✂化ず䟡倀芳 L e a r n t o

    C h a n g e 孊習ず挑戊により 倉化する C u s t o m e r Fo c u s お客さたに集䞭する O p e n n e s s 信頌しおオヌプンにする O w n er sh i p 圓 事 者 意 識 を 持 ぀ Purpose-Driven ✬ 的 か ら 始 め る Sh i ku m i ka 仕 組 み 化 し お 積 み 侊 げ る Fa ct-B a se 事 実 を 元 に 刀 断 す る D iver sit y 倚 様 性 で 突 ç Ž す る
  3. 私たちは孊習しお適応し、倉化を続けたす。偉⌀なパヌパスを実珟するために私たちは⌀きく成⻑ する必芁があり、そのために⟃ら倉化を続け、創造的でありたしょう。仕組みの暙準をアップデヌ トを続け、改善を続けたしょう。倱敗を蚱容し、⌀胆に挑戊したしょう。最も恐れるべきは倉化が なく組織が硬盎化しおしたうこずです。 誰かがやっおくれるだろうず他⌒本願になるのではなく、あなたが倉⟰の圓事者ずなるのです。組 織は倉化を嫌い、⟃ら孊習ず成⻑をしない⌈が増えるこずで衰退したす。 息を吞うように孊習したしょう。ここで⟔う孊習ずは単なる知識やスキルの獲埗ではなく、✬的達 成のために新しい知識や胜⌒、⟏動、思考、䟡倀芳、認知、仕組み、習慣を取り⌊れおアップデヌ トするこずを指したす。私たちは倉化を⟃ら䜜り出し、あらゆる機䌚を通じお孊び、成⻑したす。 内省を通じお気付き、⟃⌰のあり✅や⟏動、組織の⟏動習慣を倉化させたす。⟒たいものだけを⟒

    お、新しいこずを取り⌊れず、⟃分の䞖界に閉じ籠もったりはしたせん。 ⌈ず組織は安定を求めたす。しかし安定ず秩序だけでは⟶躍的な成⻑や⌀きな倉化ぞの適応はでき たせん。健党な危機感を持っお個々のメンバヌが殻を砎っお⟃分ができないず思っおいるこずに挑 戊し、䞍確実な䞭でも前に突き進んでいきたしょう。倚様な意⟒や才胜がぶ぀かり合い、䞍確実な 䞭で限界を超えた挑戊を続けるず組織はカオスに陥りたす。⌀切なのは完党なカオスず無秩序に陥 るこずなく、秩序ず混沌の境✬たる「秩序あるカオス」を維持するこずです。⌀きな成⻑や創造性 は完党なカオスの䞭でも、完党に安定した秩序の䞭でも✣たれたせん。 孊習ず挑戊により倉化する Learn to Change l 経隓から孊ぶ。他者や本、他瀟事䟋などから新しい情報を取り⌊れる。倖郚の 倉化に敏感になる。新しい知識やスキルを孊ぶ。教え合い、倱敗を共有する。 違った思想や䟡倀芳を受け⌊れる。振り返りを⟏う。 l ⟌い✬暙を蚭定する。新しいこずにチャレンゞする。迷ったら挑戊する✅を遞ぶ。 スタヌトアップには様々なHARD THINGSが぀きもの。⌀切なのは䜕があっお も挑戊を淡々ず続ける折れない⌌。 l 今ある仕組みや秩序を垞にアップデヌトしお創造ず砎壊を繰り返す。改善案を 提案する。あなたには⟃分がいる堎所をより良くする責任がある。 l 倉化ず孊習、倱敗の蚱容のために必芁な䜙✩を䜜る。
  4. 私たちはお客さたの本質的なニヌズに向き合い、䜕事もお客さたを起点ずしお考えたす。お客さた の期埅を超え、喜びや感動を提䟛し、幞せになっおもらうこずが私たちのやりたいこずです。お客 さたぞの貢献を通しお組織・瀟䌚ぞ貢献したしょう。 私たちはお客さたが欲しいもの、なくおはならないものを䜜りたす。ニヌズは✇々倉化しおおり、 倚様な遞択肢がある䞖の䞭で䜜れば売れる時代は終わりを迎えたした。お客さたに集䞭しお向き合 わなければ、私たちは必芁ずされるものを䜜るこずもできず、時代の倉化に淘汰されるでしょう。 ニヌズを満たし、お客さたが䟡倀ず認めお初めおプロダクトは䟡倀あるものずなるのです。 私たちが向き合うべきはお客さたの「本質的なニヌズ」です。倚くの堎合、お客さたは⟃⟝のニヌ ズに気づいおいなかったり、䞊⌿く⟔語化するこずができたせん。お客さたず話しお芳察するこず で本質的なニヌズに気づき、䞖の䞭を前進させるような新しい䜓隓を䜜りたしょう。そうするこず

    でお客さたを未来に連れお⟏くのです。 初めはお客さたぞの貢献ず䟡倀あるプロダクトを䜜るこずに向いおいた意識が、だんだん業務内容 や圹割、評䟡、競合、売䞊、資本垂堎などに向いおしたいがちです。⌈⌈のお客さたず向き 合っお䟡倀提䟛を⟏い、期埅を⌀きく超えたしょう。お客さたに集䞭したしょう。 お客さたを⌀切にしお向き合うこずはどんな䌚瀟でも圓たり前のように持っおいる䟡倀芳です。し かし、それを⟌いレベルで党員が培底できおいる䌚瀟は䞖の䞭にほずんどありたせん。私たちは䞖 界で⌀番お客さたを⌀切にしお向き合う䌚瀟になりたす。 お客さたに集䞭する Customer Focus l お客さたの✎堎になっお「どう思うか」「本圓にこれを求めおいるのか」 を考える。お客さたありきで䜕事も考え、お客さたの芖界を想像し続ける。 l ⟃瀟のプロダクトありきで考えるのではなく、お客さたの理想の䜓隓を远求す る。提䟛者芖点からお客さた芖点に切り替える。 l お客さたず話す時間を積極的に䜜る。商談に同垭する。お客さたの✎堎を再珟 したワヌクショップを開催する。お客さたのコミュニティに顔を出す。瀟内に お客さたのニヌズを共有する。 l お客さたの状況やニヌズ、⟏動をデヌタ化しお可芖化する。お客さたの⟏動を 芳察しお本質的なニヌズを捉える。
  5. お互いを信頌し、情報をオヌプンにしお共有したしょう。䞊⌿くいったこず、あらゆる事実やデヌ タ、✬を背けたくなるような䌚瀟の悪いニュヌスもすべお共有し、情報栌差をなくしたす。党員で 問題を共有し、シェアしお解決しおいくのが私たちです。 すべおをオヌプンにする前提で仕事をし、隠さなければいけないようなこずはしたせん。透明で正 盎な組織でありたしょう。 情報は「⌒」です。情報を持たざる者は考えるための情報がなく、⟃分で考えお⟏動するこずがで きたせん。個々のメンバヌが⟃分の仕事に責任を持ち、䞻䜓性を持っお⟃埋分散的に意思決定しお いくためには情報がオヌプンである必芁がありたす。たた、情報がオヌプンでないこずで仕事が属 ⌈化したり、䞍正が起きやすくなっおしたいたす。 盞互信頌を⌀切にし、背䞭を預け合いたしょう。私たちは仲間党員を信頌できる⌀⌈ずしお扱い、

    ⌈⌈を⌀切にしお尊重したす。信頌の⌟壌を築き、⌌のドアを開きたしょう。フラットに意⟒ を⟔い、たた、⟃分の考えに固執するこずなく他者の意⟒や考えにも⌌を開くこずが重芁です。 透明性に耐えうる組織を䜜りたしょう。情報を発信する偎は受け⌿が理解しやすく、ナレッゞずし お蓄積するように⌌がけたす。盞⌿の気持ちや✎堎を想像し、その⟔葉が盞⌿を傷぀けたり、認識 の霟霬を助⻑する可胜性があるこずを知らなければいけたせん。情報の受け⌿は情報が完璧ではな い䞭でもあえお共有しおいるこずを知り、䞍⟜しおいる情報は⟃分で補完し、過剰反応せずに寛⌀ な⌌で受け✌める姿勢が必芁です。枡し⌿ず受け⌿のお互いが歩み寄る姿勢を⌀切にしたしょう。 信頌しおオヌプンにする Openness l ⌀郚の⌈しか⟒れないドキュメント、閉じた䌚議やDMで情報をやり取りしない。 ドキュメントは党員に共有しお䌚議では議事録を残す。意思決定はオヌプンな 堎で⟏う。公開チャンネルでやり取りし、䌚議は⟒孊可胜にする。 l 事業戊略や組織の✅針を時間をかけお共有する。リヌダヌず話せる機䌚を䜜り、 疑問に思うこずなどを⟃由に話せる堎を䜜る。 l リアルタむムに情報を共有する。完璧にしおから共有しようずするのではなく、 ✅向性がズレないように䞍完党な状態でもその過皋を含めお共有する。 l ⟃分の知恵や経隓、倱敗を積極的に共有する。瀟内で勉匷䌚を開く。 l 瀟内倖の情報に関⌌を持ち、情報収集を怠らない。胜動的に⟃ら必芁な情報を 取りに⟏き、わからなければ⌈に聞く。受け⟝の情報収集に頌らない。
  6. 期埅されおいる成果や組織党䜓の✬的達成に察しお䞻䜓性を持ち、圓事者意識を持っお仕事に取り 組みたしょう。担っおいる圹割やミッションに察しお誰よりも深く考え、誰よりも責任感を持ち、 オヌナヌずしお取り組むのです。匷い意志を持ち、責任を持っおやりきりたしょう。⟝近に起きお いる問題の原因の⌀郚は⟃分⟃⟝であり、⟃らが関わなければ解決に向かわないず考える姿勢を持 ぀こずが⌀切です。党員が圓事者意識を持っお✬的を達成したい、䌚瀟を発展させたいず匷く考え おいる組織は必ず䞊⌿くいきたす。 皆がオヌナヌシップを持っお働くこずで個々のパフォヌマンスが最⌀化され、私たちは⌀きな掚進 ⌒を埗るこずができたす。個々ができる最⌀限の胜⌒を発揮し、組織や瀟䌚に貢献しおいくこずは ずおも玠晎らしいこずです。個々のオヌナヌシップを⟜し合わせた「オヌナヌシップの総量」が私 たちが前に進む⌒の⌀きさです。

    私たちは党員がリヌダヌシップを発揮したす。受け⟝や無関⌌でいるのではなく、それぞれが✬的 達成ず課題解決をリヌドし、お互いが呚囲を巻き蟌み合っお⌀きな成果を出したす。課題を⟃分事 化しお⟃責で考え、本質的な課題から✬を背けず、どんなこずでも倉えられるず信じお⟏動したす。 Baseconnectを構成する⌀員ずしお、組織党䜓の経営やチヌム党䜓の動きに興味を持っお党䜓を俯 瞰し、お互いに知恵を出し合っお䌚瀟の柱を共に䜜っおいきたしょう。党䜓の䞭で⟃分の圹割や業 務を捉え、党䜓の✬的達成のために貢献したす。組織党䜓の✬的達成に察しおオヌナヌシップを持 ち、責任を感じ、Baseconnectのオヌナヌずしお振る舞いたしょう。 圓事者意識を持぀ Ownership l ⟃分の家や⟞なら〈さなキズがあっおもすぐ気付く。现郚たでこだわり、⟃分 が想像できる最⌀限の䞖界に誇れるような仕事をする。 l 指✰埅ちになるのではなく、⟃分の仕事をコントロヌルしお、やるべきこずを ⟃分で考えお⟏動する。⟃分で⟌い✬暙を蚭定しお達成する。 l 䌚瀟やチヌム党䜓の戊略・数字に関⌌を持っお情報を取りに⟏く。他の郚⟚の 動きを把握し、チヌム倖のメンバヌずも積極的に関わり合う。 l 「それは私の仕事ではありたせん」ずいう考えを捚お、✬的達成のために貢献 できるこずは䜕でも取り組む。⟃⟝の所属郚⟚の郜合や暩利を䞻匵するのでは なく、郚⟚や圹割を越えお党䜓の✬的達成のために⌒を合わせお取り組む。
  7. 「䜕をするか」を考える前に「なぜやるのか」を考えたしょう。私たちは✇々、✬的地に向け お前に進んでいく組織であり、぀぀の仕事が✬的地に歩歩近づいおいるこずが⌀切です。 「ゎヌルはどこなのか」、「あるべき理想はどういう状態なのか」、「私たちはどうありたいの か」を⌀切にしたしょう。 このバリュヌにおける「Purpose」の意味は「✬的✬指すべき状態・ゎヌル・意図」であり、 Baseconnectが瀟䌚的意矩・存圚意矩ずしお掲げおいるパヌパスのこずではありたせん。 倚様で⟃埋分散的な私たちを束ねるのは✬的です。✬的がないず私たちはバラバラになっおしたう でしょう。✬的があやふやでは䜕をすべきかも、察凊すべき課題も優先順䜍もわかりたせん。䜕の ためにやるのかをわからないたた、がむしゃらに⟏動したずしおも成果は出ないのです。 ✬的を⟒倱わないようにしたしょう。「䜕をやるか」に倢䞭になっおしたったり、✬的から逆算

    しおれロベヌスで考えるこずが難しいために、⌈は✬的を⟒倱いがちです。✬的地を考え、✬的地 に⟄るたでの道皋を考えるこずは抜象的で⌀倉な䜜業です。具䜓的な⌿段や斜策を考えるこずは楜 しいので、぀い぀い⌿段や✬暙ばかりを考えおしたいたす。✬的を⟒倱いかけたずしおも䜕床も✬ 的に✎ち返りたしょう。 共通の✬的を達成するために、⟃⟝の圹割や所属を超えお協⌒し合いたしょう。「⟃分はちゃんず やっおる」「⟃分の仕事さえ終わればいい」ずいう意識を持぀のではなく、前埌の⌯皋や他のチヌ ムも含めお広い芖野で⟃分の仕事を最適化し、最終的な✬的達成たで責任を持぀のです。 ✬的から始める Purpose-Driven l ✬的を⟃⟝で考え、わからなければ確認しおから仕事を始める。✬的に沿わな い無駄なこずをしないように意識する。 l 垞識や過去の経隓、他瀟のやり✅を思考停✌で取り⌊れるのではなく、なぜそ れが必芁なのかを考えお理解した䞊で取り⌊れる。 l ドキュメントの始めは「✬的」から曞き始める。✬的 > ✬暙課題 > ⌿段 > ⟏動の順番で仕事を進める。✬暙や課題から始めない。 l 時間をかけお組織やチヌムの✬的、✅向性、✬暙を共有する。仲間に仕事を頌 むずきは✬的を䌝える。
  8. 誰が䜕床やっおも同じ成果が出せるシステムを䜜りたしょう。䌚瀟が成⻑するずいうこずは持続的 に䟡倀を✣み続ける仕組みをストックしおいくこずです。⌈が増えるこずではありたせん。 Baseconnectにおいお最も䟡倀ある仕事は、「⟃分がいなくおも回る仕組みを䜜るこず」であり、 「組織に再珟性のある䟡倀創造システムを築くこず」です。 「良い仕事ができる⌈を採✀しお、瀟内で良いアりトプットず成⻑をしおもらい、瀟内に良い仕事 ができる⌈を蓄積する」ずいう考えではなく、「良い仕組みを䜜れる⌈を採✀しお、仕組みを成 ⻑・アップデヌトし、仕組みを蓄積する」ず考えたしょう。 ⌈に䟝存した組織は持続的ではなく、倉化に翻匄され死に絶えおしたいたす。 仕組みは䜜っお終わりではなく、仕組み暙準をアップデヌトし続けるこずが重芁です。個々の メンバヌの成⻑や問題解決を再珟性ある圢で仕組みに刻み蟌むこずで、仕組みが成⻑し、組織が成

    ⻑したす。どれだけ⌀きな短期的な成果を出したずしおも仕組みの成⻑たで繋げない限り、それは ⌀個䜓による⌀過性の成果であっお、私たちが重芁な䟡倀ず認めるものではありたせん。 私たちは今より遥かに䜙裕がない創業の頃から、他のどの䌚瀟よりも培底しお仕組み化を⟏っおき たした。仕組み化は忙しい時は埌回しになりがちです。しかし今、成果が出ずに忙しいのであれば、 それは過去に効率化・誰もができるようにする暙準化・成果が出る仕組みの蓄積を怠ったからです。 持続的な成⻑のために仕組み化に取り組み続けたしょう。 仕組みで䟡倀を積み䞊げる Shikumika l 誰もが成果を出せるオペレヌションを培底しお磚き蟌む。オペレヌション゚ク セレンスであれ。⌈を責めずに仕組みを責める。 l ドキュメント化・マニュアル化・ナレッゞ化を培底する。䜕事も✂章に萜ずし 蟌むこずで将来に残る資産を築く。⟃分にしかできない・わからない・改善で きない仕事を䜜らない。 l 意思決定や⌈の成⻑、ミヌティングなどオペレヌションやマニュアルに限らず あらゆるこずの仕組み化暙準化・フォヌマット化にチャレンゞする。 l 床やるこずは⟃動化する。機械が埗意なこずはなるべく機械に任せる。 l ⌈あたりの✣産性を䞊げ、〈さなチヌムで⌀きな仕事をできるようにする。
  9. 私たちは勘や思い蟌みによる刀断ではなく、デヌタドリブンず珟堎䞻矩を培底しお事実ずデヌタに よる刀断を⟏いたす。デヌタは⟒晎らしのよい⟌台にあなたを✎たせたす。あらゆる業務や成果を 可芖化するこずで課題を早期に発⟒でき、コントロヌルしお改善しやすくなりたす。可芖化された 成功の指暙を持ち、その数字を远い続けたしょう。 ファクトベヌスであるこずで正確な理解ができお解像床が䞊がり、良質な意思決定を速くするこず ができたす。ファクトがない䞭で前に進むこずは、暗闇の䞭をラむトなしで進むようなもので、怖 くお前に進めなくなったり、䜕床も道を螏み倖しおしたいたす。事実や数字を共通⟔語ずしないな かでは著しい認識の霟霬が起きたり、空想に空想を重ねお劄想しおいるだけになっおしたいたす。 珟堎䞻矩を培底したしょう。報告やネットの情報を鵜呑みにするのではなく、⌀次情報を⟃ら取り に⟏く姿勢が⌀切です。珟堎で起こっおいる事実や✣の声を集め、客芳的に芳察するのです。⟃分

    の✬で⟒お聞いお芳察する⌿間を惜したず、解像床⟌く理解した䞊で刀断しおいきたしょう。 私たちは最も近くで課題に盎⟯しおおり、最もその事柄に぀いお考えおいる珟堎のチヌムが刀断を ⟏う、「珟堎䞻導の意思決定」を⌀切にしおいたす。 重芁なのはファクトを⌀切にしようずする姿勢です。デヌタがないず意思決定できないような組織 であっおはいけたせん。時間の蚱す限りデヌタを集め、最埌は盎感ず意志による勇気ある決断によ り前に進みたしょう。 事実ずデヌタを元に刀断する Fact-Base l 勘やデヌタに基づかない仮説、思い蟌みを避け、議論や意思決定の際にはなるべ く根拠ずなるデヌタず事実を蚘茉する。意⟒ず事実を分ける。䌚議の時に同じ ダッシュボヌドを⟒お共通認識を持ちながら議論する。 l お客さたや珟堎のメンバヌず話し、⟏動を芳察する。デスクトップリサヌチで終 わらずに⌀次情報を取りに⟏く。 l 誰もがデヌタにアクセスし、分析しお⟏動する。デヌタに関⌌を持ち、デヌタを 前提ずした正確な認識を持぀。デヌタを曎新しお信頌できるデヌタを維持する。 l KPIを蚭定しお成果を可芖化・数倀化しお远う。感芚で良し悪しを刀断しない。
  10. 私たちは䟡倀芳、胜⌒、才胜、経隓、性別、䞖代、⌈皮、居䜏地、働き✅などの倚様性を認めお尊 重し、集団的知性によっお課題を解決しおいきたす。倚様な⌈が同じ✬的を達成するために集たり、 異なる意⟒をぶ぀け合いながら新しい䟡倀を✣み出す環境を䜜りたしょう。 短期的に成果を出したり、正解がわかっおいる状況であれば倚様性は必芁ないでしょう。しかし、 ⻑期的に⌀きな成果を出し、倉化が激しく正解のわからない状況では倚様性は必芁です。 違った芖点が集たるこずで芖野が広がり、臎呜的な゚ラヌや⟒萜ずしを防ぐこずができたす。同質 性の⟌い⌈が10⌈集たっおも10個しかアむデアは出たせんが、違った⌈が集たるず100個のアむデ アが出たす。倚様な芳点による議論を経たアむデアの質はずおも⟌いです。倚様性を蚱容するこず で仲間の裟野を広げ、最⟌に優秀でカルチャヌにフィットした⌈ず働ける可胜性が䞊がるでしょう。 䞖界䞭の倚様な⌈に䜿っおもらうプロダクトにするためには私たちも倚様でなければいけたせん。

    それぞれの違った匷みを掻かし、匱みを認めお埗意ではないこずは任せたしょう。制玄を取り陀き、 個性を匕き出し組み合わせるこずで掛け算による䟡倀の最⌀化を可胜にしたす。 倚様性を䜵せ持぀組織は⟯倒で居⌌地が悪く感じるのが普通です。議論には時間がかかり、䜕をす るにもパワヌが必芁です。⌈は同じような考えの⌈に囲たれおいるず安⌌し、意⟒を肯定されたい ✣き物です。⌀✅で倚様性の䞭で揉たれながら✣きるのも、芖野が広がり奜奇⌌が刺激され、楜し く幞せなものです。 倚様性で突砎する Diversity l 反察意⟒・意⟒の䞍⌀臎を歓迎しお、倚様な意⟒を掻かす。意⟒が⌀臎しない こずを残念に捉えず、良いこずだず考える。同調せず積極的に異論を唱える。 l ⟃分や今いる⌈ず同質性の䜎い⌈を採✀する。䞍⟜しおいる芖点や胜⌒を持ち、 チヌムに良い倉化を起こせる⌈を採✀する。倚様な才胜を集結させる。 l 特定の⌈だけが意⟒をしお決めるのではなく、広く意⟒を求めるレビュヌプロ セスを経た䞊で最埌は⌈が決める。⟃分はいかなるずきも正しいずいう幻想 から決別し、広い芖野を持っお物事を刀断する。少数掟の意⟒にも✿を傟ける。 l 性別や囜籍などの衚⟯的な倚様性だけでなく、問題の解き✅や芖点、資質、経 隓、思考、䟡倀芳などに着✬する。倚様性は✬的達成ず課題解決のため。
  11. 「䞭庞」はBaseconnectのバリュヌを理解する䞊で重芁な抂念であり、組織䜜りや経営戊 略など経営の䞊でもベヌスずなっおいる考え✅です。䞭庞を理解するこずでバリュヌを䞊⌿ く䜿いこなすこずができ、組織や戊略に぀いおも理解が進みやすくなるでしょう。 かの孔⌊が「䞭庞は埳の⟄れるものなり」ずいう⟔葉を残しおいるように、䞭庞は最⟌の⌈ 埳であり、理解ず実践が⟮垞に難しいものずされおいたす。よっお、党員が理解すべきもの でもないですし、党員が実践しなければいけないものでもありたせん。 䞭庞ずは盞反する䞡極の抂念を䜵せ持ち、✬的を達成するための調和が取れおいるこずを指 したす。䞭庞を平均・真ん䞭・䞭✎・どちらでもない・䞭途半端ずいう意味で䜿われる堎合 がありたすが、これは間違いであり、むしろ正反察の抂念です。 物事を✩か⿊かずいう⌆項察✎で⟒るのではなく、䞡極の抂念をブレンドしおバランスを取

    るずいうこずです。「OR」ではなく「AND」で考えたしょう。 䞡極の⌀切さを知り、お互いが✭盟するものであるず知りながらも尊重しお䜿いこなす。時 を⟒お䞡者を䜿い分ける。葛藀の䞭でどちらが重芁かをはっきりず決断する。✬的を達成す るために盞反する✭盟した抂念を⟌床に䜿いこなす。これらが䞭庞の考え✅です。 ポむントずしおは䞭庞は✬的達成のための考え✅であるずいうこずです。迷っお同じ道を ⟏ったり来たりしたり、間違った道を突き進んで✬的地にたどり着けなくなるこずを避ける こずができたす。どちらが重芁かをはっきり決めない組織では䜕も実珟できたせん。 䞭庞は䞭囜叀代の思想である「陰陜」を元ずしおいたす。森矅䞇象、䞖の䞭のあらゆる物事 を陜ず陰の盞互䜜✀によっお䜜られおいるずする思想です。陰陜の䞡端は衚裏⌀䜓であり盞 互䟝存しおいる、✚✅が増加するずもう✚✅は枛少する、✚✅に偏るずもう✚✅に戻ろうず する⌒が働く、✚✅がピヌクに達するず転化しお反転する、どちらか✚✅のみ存圚するずい うこずはない、などの法則がありたす。 ⌈、そしお⌈が集たった組織も感情的な✣き物です。どちらかに偏るず安⌌するために元に 戻ろうずする⌒が働きたす。 l 断腞の思いで短期芖点を捚おお⻑期芖点を持おたずしおも、⟜元の業瞟が出おないず䞍 安になっおたた短期思考の䌚瀟に戻っおしたう。 l メンバヌを信じお暩限移譲したのにもかかわらず、思い通りにいかず、介⌊しお枡した 暩限を取り䞊げおしたう。 l ⌀胆に攻めるず決めたのに、臆病になっおたた守りに⌊っおしたう。 このように葛藀に苊しみ、感情的に反応し続け、どちらかを遞択したこずによる問題の✕消 しを繰り返すこずで同じ道を⟏ったり来たりするようなこずをしおはいけたせん。カル チャヌはこのような葛藀に苊しみそうになったずきに矅針盀の圹✬を果たしたす。 揺り戻しが起きおしたうこずはこの䞖の法則なので完党に回避するこずは難しいですが、時 を⟒おどちらが⌀切なのかを勇気を持っお決断するこずが⌀切です。 䞭庞 コラム ‒ 䞭庞 䞭庞ずは䜕か  揺り戻し  ず 極端  が䌚瀟を駄✬にする
  12. たた、どちらかに偏ったたた硬盎化しおしたったり、極端になっおしたっおもいけたせん。 䟋えば、理想ばかりで珟実を⟒ずに地に⟜が぀いおなかったり、効率ばかり重芖しお創造的 なこずや改⟰ができおない、緻密さや安定性ばかりで⌀胆な挑戊ができおないなどです。 私たちは遥か圌✅先の✬的地にたどり着くために成⻑し続ける必芁がありたすし、刻⌀刻ず 倉化する状況に適応するために倉化し続けなければいけたせん。そのためには理想ず珟実を 䞡✅⟒る、効率性ず創造性を䞡✎する、緻密さず⌀胆さを䜵せ持぀など、✭盟する䞡極を⟌ 床に䞡✎させお䜿いこなすずいう、⟮垞に難しいこずをやり遂げる必芁がありたす。 䞭庞であるためにたず必芁なのは、✬的達成のために基本的にどちらが重芁なのかを知っ おいるこずです。このカルチャヌコヌドではBaseconnectのパヌパスや戊略を達成するた めに原則ずしお優先すべき䟡倀芳や組織の圚り✅が✰されおいたす。

    しかし、カルチャヌコヌドで✰されおいるこずが党おの状況においお適切ではありたせん し、カルチャヌコヌドでカバヌされおいないこずは沢⌭ありたす。そんなずきにはどのよ うに䞡極を䜿い分けお䞡✎すればいいでしょうか。 ✬的達成においお䞡極の䞡✅が同じくらい⌀切で䞡✎が必芁な堎合は、䟋えば以䞋のよう に「圹割⌈を分ける」ず「時期を分ける」ずいう✅法がありたす。 l ⻑期の理想を考える⌈ず、短期の実⟏を考える⌈を瀟内で分けお䞡✎する。2-3幎埌に 成果が出る仕蟌みをやる⌈ず、今✉来✉の成果を远う⌈を分けお䞡✎する。 l 党瀟ずしお攻める時期ず守る時期を分けお䞡✎する。✬的別の暪断プロゞェクト型組 織䞭⌌の時期ず機胜別の瞊型組織䞭⌌の時期を分けお䞡✎する。 䞡者を⌈や時期を分けお混圚させるこずによっおどちらかに極端になっおバランスを厩し お前に進めなくなるこずを防ぎ、臚機応倉に䞡者の⌒を䜿いこなしおコントロヌルできる ようになりたす。䞡者を同じレむダヌで同時に⟏わないこずがポむントです。それ以倖に も極端になりすぎないようにラむンを決める、バランスを⟒おボトルネックずなっおいる ✅の充⟜を埅っお反転させるなどの✅法がありたす。 䞡端を䜿い分けおどちらが重芁かを遞択しなければいけない局⟯においおは、✬的達成の ためにどちらが重芁なのかを培底しお考え抜く必芁がありたす。䟋えば、実⟏フェヌズや 抜本的な倉⟰が必芁なずきは軍隊的・カリスマ的なリヌダヌシップの✅が有効でしょう。 思考・振り返りフェヌズや創造性が求められるずきは委任的なリヌダヌシップが有効で しょう。ミスが蚱されず⟌い粟床が求められる堎合は質を優先すべきですし、粟床よりも 成果の総量を求められる堎合は量を優先すべきです。 コラム ‒ 䞭庞 理想䞻矩ず珟実䞻矩 ⿃の✬ず⟍の✬ ⻑期ず短期 具䜓ず抜象 統合ず⟃埋分散 思考ず実⟏ 攻めず守り 郚分ず党䜓 ⟰新性ず持続性 ⟃由ず統制 委任ず管理 質ず量 柔軟性ず匷固さ ⌀胆さず緻密さ 感性ず理性 利益ず成⻑投資 プロダクトずセヌルス 新芏の探玢ず既存の深化 仕組み化ず属⌈化 リアルずリモヌト ✬的ず機胜 < 䞡端の䟋  どのように䜿い分けお䞡✎するのか
  13. ⟃埋分散協調ずは䜕か 「⟃埋分散協調」はBaseconnectの組織運営コンセプト基本ずなる考え✅・✅向性・ 䞖界芳です。組織圢態や具䜓的な✅法論ではありたせん。 ⟃埋分散協調ずは、それぞれが意志ず責任を持っお⟃埋的に動き、協働しながらしなやかに 倉化するこずです。個々が暩限ず責任を持ち✬的達成に向けお⟃埋的に動くず同時に、同じ ✬的に向かっおお互いに協調しお⌀䞞ずなるずいう、盞反する䞡✅を⟌床に䞡✎するずいう こずです。「⟃埋分散」だけでも駄✬ですし、「協調」だけでもいけたせん。䞡者が混ざり 合うこずで初めお⌀きな効果を発揮したす。 ⟃埋分散協調を䟋えるならば、それはムクドリの矀れ動画のような組織です。個々が⟃ 埋しお⟶びながらもぶ぀かり合うこずなく⌀きな矀れを成し、⟃由⟃圚に矀れの圢を倉えな

    がら同じ✬的地に向かっお進んでいきたす。組織を機械のように捉えるのではなく、しなや かに倉化する⌈間的・✣呜的な存圚であるず捉えおみおください。 ⟃埋分散協調が有効に䜜✀するためには、組織を構成するメンバヌが優秀で⟃埋しお仕事を 進めるこずができるこず、仲間に関する理解や厚い信頌があるこず、情報がオヌプンである こずなどが必芁です。⟃埋分散協調は⟮垞に⟌床な組織の圚り✅であり、実珟が難しいコン セプトです。 なぜ⟃埋分散協調なのか ⟃埋分散協調により最も達成したいこずは、柔軟に適応ず倉化を可胜にするこずで、激倉の 時代の䞭でも遠く離れた✬的地ぞ到達できるようになるこずです。そのためには個々の䟝存 関係を断ち、集玄によるボトルネックを解消し、⟃埋できる者を集め、矀れを成さなければ なりたせん。 私たちは誰も⟜を螏み⌊れたこずのない領域に⟃ら螏み蟌み、新しい「知る」の圓たり前を 䜜る䌚瀟です。むンタヌネット・情報怜玢・デヌタずいう時代の最先端で最も倉化の激しい 荒波の環境の䞭で✬的地に向かっお前に進んで⟏かなければいけたせん。 その道のりは✇々環境が⌀きく倉化し、暗䞭暡玢の䞭であらゆるこずが曖昧で耇雑です。そ んな䞭ではリヌダヌも正解がわからないので、指✰や承認を埅぀のではなく個々が考えお玠 早く察凊しお解決しないず✣き延びるこずができたせん。遠くの⌀きな✬的地たで⟏くため には⌀勢で⟏く必芁がありたすし、✇々盎⟯する倚皮倚様な困難を乗り越えるためには優れ た専⟚家が沢⌭必芁になりたす。⟃埋分散協調はそんな状況に眮かれた私たちが✬的地に到 達するための珟時点での最適解です。 ⟃埋 私たちは指✰・管理をされなくおも個々が䞻䜓的に考えお動きたす。✬的地ず最䜎限守るべ きルヌル⟏動指針の共通認識があれば、あずは個々が⟃らの⌒で✬的地たで到着したす。 途䞭で⟊んな困難があっおも、その倚くのこずを⟃⟝の刀断で臚機応倉に察凊したす。 誰もが✬的達成に向けお圱響を䞎えお貢献し、圓事者意識を持っお仕事に取り組むこずが⌀ 切です。そのために必芁な情報を共有し、それぞれが背負えるだけの責任を背負っおそれに 䌎う暩限を持぀のです。 Baseconnectのメンバヌは党員、信頌のおけるプロフェッショナルずしお扱いたす。最⟌の パフォヌマンスを発揮し、創造的な仕事をするための⟃由ず個⌈の尊重を⌀切にしたす。 ⟃埋分散協調
  14. 分散 私たちは⟃埋するこずで以䞋の぀を分散したす。 協調 私たちは同じ✬的を達成する仲間ずしお⌀䞞ずなり、お互いが協調・連携しながら動きた す。偉⌀なこずを成し遂げるためには⌒を合わせおひず぀ずなり、同じベクトルを向かな ければいけたせん。個々の成果や圹割に固執せず、✬的を達成するためにできるこず・や るべきこずを考え協⌒したしょう。 ⟃埋分散でありながらも協調しおひず぀であるためには共通認識が必芁です。私たちが持 ぀べき共通認識ずは、「✬的や✬暙」「バリュヌ」「戊略」「プロダクトの圚るべき姿」 「圹割」などです。⟃埋的で⟃ら道を切り開くこずのできる⌈々が集たり、それらの共通

    認識を持ち、必芁な情報を䞎えられるこずで、私たちは「⟃埋分散協調」たりえるのです。 誰かが⌿を䞊げたり勇気ある意思決定をした堎合は、それを讃えお積極的にフォロヌし、 協⌒したしょう。私たちは皆がリヌダヌシップを発揮するず同時に、皆がリヌダヌシップ を受け⌊れるこずでフォロワヌシップを発揮したす。ただ付いおいくだけではなく、仲間 ずしお⟃らも考え、⟔うべきこずを⟔い、✬的達成に共にコミットするのです。 暩限の分散 暩限移譲を可胜な限り⟏うこずで、質の⟌い意思決定をより沢⌭できる ようにし、暩限の集䞭による意思決定の質ず量の䜎䞋を防ぎたす。事案 に぀いお最も時間を取っお考え、最も優れた意思決定ができる⌈が意思 決定を⟏うこずができるようにしたしょう。 責任の分散 私たちは✇々沢⌭の課題にぶち圓たり、やり遂げなければいけないこず が沢⌭ありたす。それらを特定の⌈が解決しお実⟏する責任を背負うの ではなく、10の課題があれば1⌈1぀ず぀分担しお責任を負い、解決でき るような組織を✬指したしょう。 リスクの分散 頭を萜ずせば死ぬクモのような組織ではなく、どこが✋けおも✣きられ るヒトデのような組織を✬指したしょう。持続的であるために特定の リヌダヌに䟝存せず、パヌパスやカルチャヌ、仕組みを元に動く組織を 䜜りたしょう。
  15. 私たちは助⟔を受けお個々が⟃⟝の圹割ず暩限による意思決定を⟏う、「レビュヌプロセ スによる意思決定」を業務掚進のコアずしおいたす。他者に承認を貰うのではなく、マ ネヌゞャヌが決めたこずをただやるのでもなく、レビュヌプロセスを経お⟃分で決めお前 に進めおいくこずを基本ずするのです。 指✰ず承認を䞻䜓ずしたプロセスは、確かに統制が取りやすいです。しかし、曖昧で耇雑 な状況においおはマネヌゞャヌが党おを把握しお正確な指✰や承認をするこずは難しく、 思考量ず情報䞍⟜による質の䜎い意思決定がなされる可胜性が⟌たりたす。たた、特定の ⌈に指揮ず承認が集䞭しおボトルネックが発✣しやすく、意思決定速床が遅くなるなどの 課題がありたす。 合意によるプロセスは、党員が玍埗感を持っお物事を進めるこずができたすが、意思決定

    速床が遅くなりがちで、合意するために沢⌭の⌈のアむデアを取り蟌むこずで誰も望たな い案が決定されたりしたす。 独断による意思決定プロセスは、速く沢⌭の意思決定ができたすが協調ができずバラバラ になったり、倚⟯的な⟒✅がなく質が䜎い意思決定になりがちです。 レビュヌプロセスによる意思決定は、質の⟌い意思決定を✐范的速く沢⌭するこずを可胜 にしたす。このプロセスが有効に䜜✀するためには、意思決定の原理原則ずなるバリュヌ を皆が共有し、盞互の信頌があり、意思決定に必芁な情報が共有され、倚くのメンバヌが ⟃埋的で専⟚性があり、良質な意思決定をできる胜⌒を備えおいる必芁がありたす。 レビュヌプロセスは合意圢成や調敎のためではなく、倚様性を✣かしおむノベヌティブな アむデアを✣み出しお掗緎しおいくためのプロセスです。成功を1⌈の倩才ではなく集合知 を✣かしお補完し合いながら実珟する仕組みです。 レビュヌをどれだけ取り⌊れるかは意思決定者が刀断したす。誰からのレビュヌかは関係 なく、レビュヌの䞭⟝の質を⟒たしょう。あらゆるレビュヌを取り⌊れお誰も望んでいな い無難な意思決定に萜ち着いおはいけたせん。半分くらい取り⌊れるのがちょうど良いで しょう。レビュヌでいい反応があったからず⟔っおそれは承認ではありたせんし、いい反 応があるたでレビュヌを繰り返さなければいけない蚳ではありたせん。 レビュヌはあくたであなたの意思決定の質を䞊げおより良い仕事ができるようになるため のプレれントであり、幎霢や圹割に囚われずフラットに腹を割っお意⟒をぶ぀け合うこず でより良い意思決定を共に暡玢しおいくプロセスです。 レビュヌプロセスを経お意思決定者が決めたこずには党員がコミットしたしょう。反察意 ⟒がある䞭で意思決定をするのは健党なこずであり、賛成しおもらうために説埗する必芁 はありたせん。反察であっおも決たったこずには勇気ある意思決定を讃えお尊重し、共に コミットしたしょう。 レビュヌプロセスによる意思決定 レビュヌプロセスを基本ずし、状況に応じお適切な意思決定プロセスを䜿い分けたしょう 2. 承認私の提案をあなたが決める・あなたず合意する 䞭倮集暩 1. 指✰あなたが決めた決定を私に䌝えられる ⟃埋分散協調 3. レビュヌあなたがレビュヌしお私が決める 4. 確認私が決めたこずをあなたに報告する ⟃埋分散 5.移譲私が決めおあなたは委ねる
  16. 私たちは責任・暩限・存圚✬的・期埅される成果・業務内容等を定めた「圹割ロヌ ル」を䞻䜓ずしお組織を動かしたす。暩嚁階玚的な䞊䞋関係の意味合いでの「圹職」は 䜜らず、マネヌゞャヌやCEO等も党お圹割であり圹割分担だず捉えるのです。 倚くの組織は暩嚁階玚的な組織図を䞻䜓ずしおおり、所属ず圹職しか存圚せず、あらゆる 決定はより䞊䜍の圹職者が芆すこずが可胜です。基本的に耇数郚眲に所属するこずはでき ず、郚眲や圹職の倉曎には⌀きな⌿間がかかりたす。私たちはチヌムを圹割の集合䜓ずし お考え、チヌムの䞭には沢⌭の圹割が存圚し、それぞれの圹割の暩限ず責任を明確に定め お最終決定暩を移譲したす。状況の倉化に応じお柔軟に圹割は倉化し、耇数の圹割を担う こずも可胜です。昇栌や降栌ずいう抂念はなく、圹割の䞊䞋や誰が誰よりも䞊だ䞋だずい うこずはありたせん。あるのは圹割ずアサむンだけであり、お互いが圹割分担をしお䞍可

    ✋な存圚であるず認識しお盞互に尊重し合いたす。 ロヌルベヌスの組織運営により、柔軟で倉化に適応しやすくなりたす。たた、圹職者に集 䞭しがちな暩限ず責任を分解しお分担するこずにより、個々の匷みを✣かすこずができる でしょう。暩限ず期埅される成果を明確にするこずで、意思決定速床が向䞊し、個々が⟃ 埋しお仕事を進めやすくなりたす。 組織を⌀きくしおいく䞊で私たちは぀の⌀きな塊・⌀きな装眮を䜜っおいくのではあり たせん。たくさんの〈さな塊ロヌルを䜜っおお互いが協調し合い、それぞれが⟃⟝の 圹割ず責任にフォヌカスしたす。連携しながらもお互いが䟝存し合うこずもないので調敎 やしがらみを最〈化できたす。オブゞェクト指向プログラミングで開発するように組織を 䜜っおいきたしょう。 圹割はあくたでサッカヌのポゞションのようなものであり、状況に応じお柔軟に動くべき です。勝぀ためには党員で攻めるべきずきはありたすし、ディフェンダヌがシュヌトを決 めるべき時もありたす。私はディフェンダヌだからず最初のポゞションから動かずに近く に来たボヌルだけ察応するようではいけたせん。⟃らボヌルを積極的に拟いに⟏き、勝利 のために党䜓のこずを考えながらプレむするこずが求められたす。 圹割ごずに求められる専⟚性や⌈間性があり、⌿を䞊げれば誰でも奜きな圹割に぀ける蚳 ではありたせん。たずは求められおいるこずができるようになるために⟃分ができるこず を広げおいくこず。そしお、最終的にはWill・Can・Mustが重なる圹割を担うこずを理想 ずしたしょう。 ロヌルベヌス圹割を基本ずした組織運営
  17. リモヌトベヌスずは、リモヌトをベヌスで繋がる私たちの働き✅を✰したコンセプトです。 私たちは党員がリモヌトワヌクをしおいるこずを前提ずしおおり、リモヌトで可胜な限り 党おの仕事を完結させたす。居䜏地、勀務堎所、時間、オフィス拠点、通勀時間などのあ らゆる制玄に囚われるこずなく、組織もメンバヌも柔軟に倉化に察応できる働き✅を実珟 しようずいう詊みです。 居䜏地は党囜⟃由であり、オフィス近蟺に䜏んでいるかどうかで働きやすさに違いがない ようにしたす。それぞれがパフォヌマンスを発揮しやすいように働く堎所や時間は⟃由に 遞択できたす。働く堎所はその✇の業務や気分によっお䜿い分け、業務時間はコアタむム なしのフルフレックスです。必芁に応じおリアルをブレンドし、同じ空間で働いお実際に 䌚っおコミュニケヌションを取るこずも⌀切にしたす。

    リモヌトベヌスにより私たちが実珟したいのは組織の拡匵性ず柔軟性の獲埗、及びメン バヌの貢献ず幞犏の最⌀化であり、どこたでもしなやかに広がる組織を䜜るこずです。 居䜏地ず勀務時間の制玄をなくすこずで、私たちは✇本䞭・䞖界䞭の⌈を仲間にするこず ができたす。そしお、オフィス拠点に囚われた組織拡⌀をせずに枈みたす。 たた、リモヌト勀務は集䞭できる環境を敎えやすくメンバヌ個々⌈の✣産性が向䞊したり、 プラむベヌトの時間確保や育児・介護ずの䞡✎がしやすくなりたす。より幞犏を远求しや すくなるでしょう。 リモヌトベヌスは、⟃埋分散協調、盞互信頌、透明性、オヌナヌシップ、ドキュメント✂ 化、個々の⟌い専⟚性ず貢献意識、ロヌルベヌスなどの前提があっお初めお成り✎぀⟌床 な働き✅です。リモヌトベヌスを✬的達成のために効果的なものにするためには前提ずな るカルチャヌや仕組みを敎え、リアルずリモヌトのブレンドバランスを調敎し続けるなど の䞍断の努⌒が必芁です。 リモヌトベヌスは「リアル」ず「リモヌト」を倩秀にかけた時、「リモヌト」をより重芁 であるず考え、軞⟜ずするこずを遞択した働き✅です。 ⌀✅で、リモヌトに偏りすぎるこずで過床に成果䞻矩や個⌈䞻矩ずなっおしたったり、垰 属意識の䜎䞋、信頌やカルチャヌ醞成の難易床が䞊がるなどのデメリットがありたす。 私たちはリモヌトを基本ずしながらもリモヌトに偏りすぎるこずなく、リアルを䞊⌿くブ レンドさせた働き✅をしたす。リモヌトずリアルのそれぞれの良さず特城を知り、時ず堎 合によっお䜿い分けるこずが⌀切です。信頌や垰属意識を醞成したり、⌀䜓感やチヌム ワヌクを⟌めたりするにはリアルの✅がやりやすいでしょう。⌈暮らしの未熟な若いメ ンバヌはオフィスに集たっお切磋琢磚する✅が良いかもしれたせん。リアルで共に過ごす こずで蚘憶に残る思い出ができたり、✬に⟒えない゚ネルギヌを亀換できたす。そしお䜕 より、䌚っお話すこずは楜しく嬉しいものです。 リモヌトベヌス
  18. 私たちの組織フェヌズは守砎離でいう「砎」のフェヌズに⌊りたした。今たでは創業期の兞型 的なCEOによるトップダりン経営を経お、ティヌル・アメヌバ・アゞャむル・ホラクラシヌな どの⟃埋型組織の✅法論の導⌊期があり、総じお「守」のフェヌズでした。 これからは過去の良いものを取り⌊れながらも最適な圚り✅を⟃ら考えお暡玢し、実践しおい く「砎」のフェヌズです。 カルチャヌコヌドに✰されおいるカルチャヌは私たちがより重芁であるず信じおいる䟡倀芳で あり、基本原則です。ただ、このカルチャヌを⟃⌰正圓化の歊噚のように䜿われるこずは望ん でいたせんし、このカルチャヌ⌀⟊に党おを染め䞊げようずも思っおいたせん。 カりンタヌカルチャヌがあるからこそ、メむンカルチャヌがより掗緎されお党䜓が掻性化する こずもありたす。すべおを同じ⟊に染める必芁はなく、✭盟しおいる䞡者が混圚しおいる状態

    がむしろ⟃然であり理想の状態であるず捉えるこずが⌀切です。 私たちはフラットで平等な組織であるず衚珟されるこずがありたすが、そのような⟯もあれば そうではない⟯もありたす。暩嚁階玚制床がない、共通認識により⌈が動く、䞊䞋関係に囚わ れずフラットにレビュヌするなどの⟯ではフラットで平等かもしれたせん。 ⌀✅で担っおいる圹割により責任範囲や暩限は⌀きく違いたすし、個々のメンバヌのリヌダヌ シップず専⟚性に基づく圱響⌒や存圚感には⌀きな開きがありたす。戊略などの抜象から具䜓 の流れは圹割分担ずしおトップダりンですし、ピラミット型のレポヌトラむンや゚スカレヌ ションの仕組みもありたす。結果責任者ず実⟏責任者は別れおいたす。 その点ではフラットでも平等でもありたせん。 ⌀切なのは䞭庞で圚り぀づけ、ムクドリの矀れのように⟃由に倉化できる こず。✬的達成のために特定の考え✅ややり✅に固執せずに最適な䜿い分 けず組み合わせができるこずです。 ✀語集 Culture Codeに出おくる ✀語の⌀郚を解説したす パヌパス 存圚意矩・存圚䟡倀・✬的。瀟䌚にお いお私たちがなぜ存圚するのか、䜕の ために働くのか、私たちが存圚する䞖 界ずそうではない䞖界の違いは䜕か、 ずいう「Why」のこず。 ビゞョン ✬指す姿・⟏き先・創造する未来の状 態。い぀たでにどこにいきたいのかず いう「Where」のこず。ちなみに、 ミ ッ シ ョ ン は 䜕 を 成 し 遂 げ る か の 「What」のこず。 カルチャヌ 組織のバリュヌ䟡倀芳・⟏動指針 ずそこから✣たれる組織⟵⌟、組織の 特城や働き✅などの総称。バリュヌに は含たれない⟃然発✣した⟵⌟や組織 習慣も含む。 リヌダヌシップ ✬的達成のために呚囲のメンバヌに及 がす効果的な「圱響⌒」のこず。圓事 者意識を持ち、䞻䜓的に呚囲を巻き蟌 み関わるこずで✬的に貢献するこず。 フォロワヌシップ 他者のリヌダヌシップを受け⌊れ、協 ⌒しおコミットするこず。右腕・パヌ トナヌ・✀揎者ずなるこず。リヌダヌ シップはフォロワヌが受け⌊れお初め お成り✎぀。 結果責任 ⟃⟝の責任範囲における結果・成果・ ✬暙達成に察しおの責任のこず。暩限 移譲先に察する任呜責任も含み、ス テヌクホルダヌに察する説明責任も含 たれる。 実⟏責任 ⟏動しお業務をやり遂げるこずに察し おの責任のこず。指✰管理を䞻䜓ずし ない私達は結果責任も結果責任者ず共 に担う態床が求められたす。 コラム クニシゲ