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人材・モチベーション・情報システムの融合とエンゲージメント

 人材・モチベーション・情報システムの融合とエンゲージメント

IT surf seminar 2024の登壇資料。
https://www.too.com/itsurf/

coconala_engineer

July 11, 2024
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  1. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 自己紹介(川崎 雄太) 2 川崎

    雄太 Yuta Kawasaki @yuta_k0911 株式会社ココナラ システムプラットフォーム部 部長 / Head of Information SRE / 情シス / セキュリティ領域のEM SRE NEXT 2024のコアメンバー 今年の抱負:現状打破 ✨
  2. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. ココナラのエンジニア数の変遷 8 事業拡大に合わせて 3年で約3倍の組織規模に成長

    2020年 2023年 フェーズ 上場前 上場後 エンジニア数 20人強 70人強 リポジトリ数 45 170以上
  3. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. ココナラの情報システム部門の体制 9 従業員200名超の企業としては、充実している …かも?

    システムプラットフォーム グループ 情報システム グループ インフラ・SREチーム (5名) CSIRTチーム (2名) CITチーム (2名+業務委託2名) - プロダクトインフラの 企画〜運用 - モニタリング / インシ デントレスポンス - アクセス権限精緻化 - 入社 / 退社対応 - 新デバイス / OS検証 ・導入
  4. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 11 Agenda 情報システム部門の役割 情報システム部門で抱えているであろう人材に関する課題

    ココナラの文化と多様性 人材の活用とエンゲージメントの強化 まとめと今後の展望 1 2 3 4 5
  5. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. ココナラの情報システム部門のミッション - 業務生産性向上 14

    ココナラ従業員の業務生産性向上の基盤を提供 従業員が利用するPCや各種ツール (たとえば、 Slack)は事業の根幹と 言っても過言ではない。 それらの利便性を高め、「業務生産 性向上の基盤」を提供すること が、コ コナラの情報システム部門のミッション。 プロダクトをつくる人を支えることにコミッ トしていく。
  6. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. ココナラの情報システム部門のミッション - 堅牢性 15

    堅牢で適切な状態を維持・運用 一方で、業務生産性ばかりを追求し すぎると、セキュリティが疎かになる 可能性がある。 従業員が良い意味でセキュリティのことを 意識しすぎず、プロダクトのグロース にコミットできるように、しっかり後ろ 支えしていく。 そのための「仕組みづくり」にコミットす る。
  7. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. ココナラの情報システム部門の構成 16 「コーポレート IT」と「セキュリティ」の

    2チーム構成 CITチーム CSIRTチーム セキュリティ屋さん(CSIRT”チーム”」だ と”頭痛が痛い”的な…) プロダクト開発以外の社内IT屋さん
  8. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. コーポレートIT人材の採用って難しい … 20 母集団が少ない&マッチング難易度が高い

    おそらく数あるエンジニアの職種の 中でも、コーポレートエンジニア は頭数が少ない 部類と思われる。 会社ごとに扱っている機器・技術 ・ツールが異なる ので、技術要素 の全てがマッチングする可能性は極 めて低く、採用に対する難易度が高 くなりがち。
  9. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. (ココナラの場合)特にセキュリティエンジニアの採用に苦戦 21 セキュリティエンジニアが不在で、兼務で何とかしのぐ ココナラでCSIRTを立ち上げたのは上

    場から半年経過したあと。1年ぐらい費 やした それまではセキュリティ専門組織 はなく、セキュリティエンジニアも 不在。 プロダクトのグロースを優先するの で、もぐらたたきで手一杯。
  10. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. コーポレートIT人材の育成って難しい … 22 育成のスキームを体系化できていない

    コーポレートエンジニアの母数が少ない ことにも関連するが、オンボーディン グや育成のスキームが型化されて いない。 結果として、「現場主義のOJT」になりが ちで、中長期的な体系立てた人材 育成が難しい。 気づいた頃には退職の申し出も…
  11. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. コーポレートIT人材の評価って難しい … 23 評価者ロール、評価軸定義、会社への貢献度など要素が多い

    情報システム部門がエンジニア ではなく、コーポレート管轄に 所属している ことや、評価する 上長が非エンジニア ということも 少なくない。 エンジニアの中でも特化したスキ ルであり、なおさら非エンジニア の部署・上長だと評価が難しく なる傾向にある。
  12. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 「バリュー」を共通言語にする 26 多様性のある組織には「個人や組織のゴールの共有」が必要 One

    Team, for Mission Beyond Borders Fairness Mind チームとして 大事にしたいこと 個人として 大事にしてほしいこと 会社を支える基盤 としての価値観
  13. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 会社の成長と個人の成長が連動する組織 27 最速で最大の価値をプロダクトにもたらす ユーザーの声を聞き、PDCAサイクル

    を回すことをひたすら繰り返す。 理想は会社の成長と個人の成長 が連動する こと。 そのために、プロダクトの成長と個 人のWILL(≒キャリアパス)が重 なるような機会提供 や個人の技術 的成長も応援する。
  14. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 常に「何をすればプロダクトのグロースにつながるか」を考える 29 リアクティブではなく、プロアクティブに どうしてもヘルプデスク対応の割合が

    多くなりがち。 それをいかに効率的・効果的に対 応することができれば、プロダクト のグロースにつながるか? を徹底 的に考え抜く。 その結果、目的ドリブンで考えて、手 段として自動化・ Chatbotなどの 仕組みを導入 していく。
  15. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 従業員の「不」を徹底的に無くす 30 自分がしてもらった嬉しいことを当たり前にやる たとえば、PCが古くなる

    → 業務生産性が悪くなる → 壊れる前に予防交換する、 などを愚直に繰り返すこと で、信頼貯金を貯める。 新たな規格のPCが出たら なるべく早く標準化するの も大事なことの1つ。
  16. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 自分たちのトイルも削減する(ゼロタッチデプロイの実現) 31 アカウント自動作成 〜

    管理を一気通貫で実現 トイル=ストレッサーと捉え て、改善する。 Google Workspaceを起点 として、アカウントの自動作 成・同期を行うことで、手作 業の効率化 = ゼロタッ チデプロイの実現をする ことができた。 範囲はどんどん拡充中。
  17. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 「情報システム部門が利益創出に 貢献する」 というマインドを 醸成するのが大事と考えています。

    会社全体として共通認識を持って 動くために「バリュー」という 共通言語が大事 です! 32
  18. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. ココナラの人事ポリシー 34 Willを実現するオーナーは他でもない自分自身 ビジョン・ミッションの実現に向けて、

    オーナーシップを持って行動する人材 をココナラはエンパワーメントする。 言い換えると、「会社と個人は対等 でありたい」「お互いの Will(目指 す姿)を実現するために協業でき る関係性」 を構築するために人事ポ リシーを制定している。
  19. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. AIにできることはAIにまかせて、人がやるべきことにフォーカスする 42 最速で最大の価値を徹底的に考え抜く 人が得意な部分とAIが得意な部分は異な

    り、良い意味での境界線がある。 情報システム部門のコンディションが全社 の施策を揺るがしかねないことを意識し て、使えるものは全て使うことが大 事。 「AIに仕事を取られる」のではなく、「全力 でAIを使い倒す」。
  20. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. ただし、後手後手になるときもあるので、しっかり優先度を見極める 43 時間がないからこそ、本当にやるべきことにフォーカスする 情報システム部門の業務は多岐に渡るの

    で、優先度が重要。 もちろん業務以外の「エンゲージメント 向上」や「リテンション」も含めた情報 システム部門に関する事柄を網羅し た優先度をそのときどきで適切に判断す る必要がある。 それに対する銀の弾丸はない。
  21. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 定期的に「点検」と「アセスメント」を実施する 44 放置すると陳腐化するので、放置しないことが大切 何事も陳腐化させないことが大事。

    今が100点というわけではないので、常 により良い方式を探していく ことで、 組織・個人ともに昇華させていく。 ・仕組みは「導入する」よりも「導入 後の運用」が大事 ・「プロアクティブ」な仕掛けが重要
  22. Fin