Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
Looks Good To Me 読書会でレビューの質が向上した話
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
DaisukeShinoku
July 10, 2025
Programming
180
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Looks Good To Me 読書会でレビューの質が向上した話
DaisukeShinoku
July 10, 2025
More Decks by DaisukeShinoku
See All by DaisukeShinoku
Roppongi.rbへの会場提供を始めて1年が経ちました
daisukeshinoku
0
83
create_tableをしただけなのに〜囚われのuuid編〜
daisukeshinoku
0
740
最短リリースの壁を超えろ!チーム立ち上げから71営業日でプロダクトリリースした話
daisukeshinoku
1
2.2k
Ruby と Rails の小ネタ集
daisukeshinoku
3
2.5k
受託開発から人事労務SaaSに転職して1年間でやったこと
daisukeshinoku
2
2.3k
今の SmartHR にエンジニアで入社するとどうなるの?
daisukeshinoku
8
7.3k
テンショク・ジャーニー —航海士だった僕が、SaaS企業でエンジニアとして働き始めるまで—
daisukeshinoku
1
2.4k
仕事観がアップデートされた読書体験 「エンジニアリング組織論への招待」を読んで
daisukeshinoku
2
2.2k
はじめてのアジャイル・スクラム開発での新鮮な発見
daisukeshinoku
2
3.2k
Other Decks in Programming
See All in Programming
ソニーのクラウド共通基盤の変遷とAI時代の開発スタイルに合わせた進化 / The Journey of Sony’s Common Cloud Platform and Its Evolution for AI-Native Development
kenjiyoneyama
0
210
動作中のプログラムの中身をリアルタイムに覗く / Realtime Debugger for CSharp with Roslyn
prota
1
1.7k
Security issues being discussed on Web Platforms
petamoriken
0
1.4k
WebRTC映像をAirPlayに対応させる挑戦.pdf
monolithic_adam
0
330
Streamlitで実現する自然言語データアプリ開発
ayumu_yamaguchi
1
330
手動確認はもう限界 〜XCUITestでCustom URL Schemeの遷移を起動種別ごとに自動テストする〜 / Testing Custom URL Schemes with XCUITest
otouto
0
370
AHC070解法紹介
eijirou
0
150
JPUG勉強会 OSSデータベースの内部構造を理解しよう(第2回)
oga5
0
290
Augmenting AI with the Power of Jakarta EE
ivargrimstad
0
380
モバイル交通系ICへのチャージ実例から考える、クロスプラットフォーム開発におけるiOS実機テスト設計とCI運用
yusuga
1
570
Are APIs Still Relevant in the AI Era?
soyuka
0
400
Herb in Rails 8.2: Your ERB views, now HTML-aware @ Rails World 2026, Austin, Texas
marcoroth
0
150
Featured
See All Featured
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
3.2k
Test your architecture with Archunit
thirion
2
2.4k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
25
2.1k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
47
8.4k
The Impact of AI in SEO - AI Overviews June 2024 Edition
aleyda
6
1.2k
Optimizing for Happiness
mojombo
378
71k
Building a A Zero-Code AI SEO Workflow
portentint
PRO
0
750
How to build a perfect <img>
jonoalderson
1
6.1k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
234
18k
So, you think you're a good person
axbom
PRO
2
2.2k
Unsuck your backbone
ammeep
672
58k
B2B Lead Gen: Tactics, Traps & Triumph
marketingsoph
0
260
Transcript
© SmartHR, Inc. Looks Good To Me 読書会で レビューの質が向上した話 〜Rails
での具体例を添えて〜 新奥 ⼤介 SmartHR プロダクトエンジニア 2025/07/10
お話すること 1. Looks Good To Me という本の紹介 2. チームが読書会を始めた理由 3.
読書会前後のレビューコメント⽐較 4. 読書会をやってみてどうだったか
Looks Good To Me の紹介 Looks Good To Me •
Adrienne Braganza (著) • ⾼⽥新⼭ (翻訳) • 増井敏克 (監修) • 秀和システム • 2025年5⽉30⽇ 発売 3
Looks Good To Me 読書会をチームで始めた理由 なぜ LGTM の読書会をチームで始めたか? • AI活⽤によってPR作成数が相対的に増加
• レビューに費やす時間が多くなってきた • 「レビューの重要性が上がってきてるよね」という認 識がチーム内で⼤きくなってきた • 毎週⾦曜⽇にテックトークという技術ネタ雑談タイム を設けていたが若⼲ネタが枯渇していた 4
Looks Good To Me 読書会をチームで始めた理由 なぜ LGTM の読書会をチームで始めたか? • AI活⽤によってPR作成数が相対的に増加
• レビューに費やす時間が多くなってきた • 「レビューの重要性が上がってきてるよね」という認 識がチーム内で⼤きくなってきた • 毎週⾦曜⽇にテックトークという技術ネタ雑談タイム を設けていたが若⼲ネタが枯渇していた 5
「なんか良さそう」 という興味駆動で 勉強会がスタート! 6
読書会によって⽣まれた効果 読書会で⽣まれたチーム‧プロセスの変化 • PRオープン前のセルフレビュー項⽬の整備 • コメントシグナルの改善&チーム内認識の統⼀ • レビュー後にApprove or Request
Changeを必ず明⽰ ◦ マージブロックか否かを迷わなくなった • PRタイトルをConventional Commits仕様に統⼀ 7
読書会によって⽣まれた効果 読書会で⽣まれたチーム‧プロセスの変化 • PRオープン前のセルフレビュー項⽬の整備 • コメントシグナルの改善&チーム内認識の統⼀ • レビュー後にApprove or Request
Changeを必ず明⽰ ◦ マージブロックか否かを迷わなくなった • PRタイトルをConventional Commits仕様に統⼀ 8
読書会前後のコメントの⽐較 読書会以前のコメント 9
読書会前後のコメントの⽐較 読書会以前のコメント 10
読書会前後のコメントの⽐較 11 正しくない気がするので確認をお願いします • ⼀⾒問題なさそうな、よくあるやりとりではある • 強いて⾔うのであれば ◦ レビュアーの気になりポイントがやや不明瞭 ◦
PR作成者に求めるNext Actionが少し曖昧 • 結果としてレビュアーの求めることとPR作成者が⾏っ た対応に齟齬が⽣じてしまっている
読書会前後のコメントの⽐較 読書会以前のコメント 12
読書会前後のコメントの⽐較 読書会以前のコメント 13
読書会前後のコメントの⽐較 14 [MUSTだけどnits]ファイル分けたいです! • これも決して悪いコメントではない • [MUSTだけどnits]というコメントシグナルが ◦ なんとなく⾔いたいことはわかる ◦
ただマージブロックなのかどうか不明確 • 結果として対応はするが「コメントシグナル意味ある かな?」というモヤりが残る
読書会後にチームは どうなれたか? 15
読書会前後のコメントの⽐較 16 トリプルRパターンでのコメントを意識 • 依頼(Request): ◦ PR作成者に何をしてほしいのか • 理由(Rationale): ◦
依頼が必要な理由の説明 • 結果(Result): ◦ PR作成者が変更を⽐較できる測定可能な最終状態
読書会前後のコメントの⽐較 トリプルRパターンに沿ったコメント 17
読書会前後のコメントの⽐較 トリプルRパターンに沿ったコメント 18 依頼
読書会前後のコメントの⽐較 トリプルRパターンに沿ったコメント 19 理由
読書会前後のコメントの⽐較 トリプルRパターンに沿ったコメント 20 結果
読書会前後のコメントの⽐較 21 コメントシグナルの統⼀ • マージブロックとするもの ◦ needs change: ▪ 1回のコミットで解決できる⼩さな変更と修正
◦ needs rework: ▪ ⼤きな⼿直しやリファクタリングを必要とする変更 ◦ align: ▪ 機能的に問題ないが、チーム規約に準拠していない • 未対応でもマージしてよいもの ◦ levelup: ▪ 品質向上のために変更が推奨されるがPRの承認は⽌めない ◦ nitpick: ▪ コードに影響を与えない単なる主観的なコメント
読書会前後のコメントの⽐較 コメントシグナルの活⽤ 22
読書会前後のコメントの⽐較 23 必須ではないがRSpecの保守性も気にしたい コメントシグナルの活⽤
読書会前後のコメントの⽐較 24 規約&他実装箇所に反した書き⽅は直したい コメントシグナルの活⽤
まとめ 1. 気軽な気持ちで始めた読書会だった 2. いざ読み進めていくとアンチパターンに⼼当たりがあった 3. コメントシグナル‧PRタイトルの統⼀などすぐに開始できる 事例が多数あった 4. 本⽂中の事例以外でも、全員で同じ本を読むことによって
「レビュー後は絶対にApproveかRequest Changesのどちら かをつけよう!」などの共通認識が明⽂化された チームのコードレビューの質が向上!
Looks Good To Me をチームで読んで 気持ちの良いコード レビューのプロセス を確⽴していこう! 26
ご清聴ありがとうご ざいました! 27