$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
[2025年10月版] AI/BI 最新機能アップデート / AIBI update on Oct
Search
Databricks Japan
November 13, 2025
Technology
1
150
[2025年10月版] AI/BI 最新機能アップデート / AIBI update on Oct
AI/BI 機能の最新アップデートについてご紹介します。
Databricks Japan
November 13, 2025
Tweet
Share
More Decks by Databricks Japan
See All by Databricks Japan
[2025年10月版] Databricks Data + AI Boot Camp
databricksjapan
2
380
Microsoft Tech Brief 【2025年10月最新版!】 Fabric & Databricks が導く "未来型 AI Agentic Analytics" の最新アップデートを徹底解説!
databricksjapan
1
360
動画データのポテンシャルを引き出す! Databricks と AI活用への奮闘記(現在進行形)
databricksjapan
2
270
RedshiftからDatabricksに引っ越してみたら、 想像以上に良かった話
databricksjapan
1
290
Azure SynapseからAzure Databricksへ 移行してわかった新時代のコスト問題!?
databricksjapan
1
390
Databricks連携で実現する DWHモダナイゼーション
databricksjapan
1
220
[2025年7月版] AI/BI 最新機能アップデート / AIBI update on July
databricksjapan
0
210
AIもデータも、もっと身近に。Databricksで広がる金融業界の可能性 / FDUA-Study
databricksjapan
0
310
OTFSG勉強会 / Introduction to the History of Delta Lake + Iceberg
databricksjapan
0
340
Other Decks in Technology
See All in Technology
Multimodal AI Driving Solutions to Societal Challenges
keio_smilab
PRO
1
110
履歴テーブル、今回はこう作りました 〜 Delegated Types編 〜 / How We Built Our History Table This Time — With Delegated Types
moznion
14
9k
【ASW21-02】STAMP/CAST分析における生成AIの支援 ~羽田空港航空機衝突事故を題材として (Support of Generative AI in STAMP/CAST Analysis - A Case Study Based on the Haneda Airport Aircraft Accident -)
hianraku9498
2
540
Introduction to Bill One Development Engineer
sansan33
PRO
0
320
How native lazy objects will change Doctrine and Symfony forever
beberlei
1
340
Active Directory 勉強会 第 6 回目 Active Directory セキュリティについて学ぶ回
eurekaberry
16
5.6k
Oracle Database@Google Cloud:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
0
620
Capture Checking / Separation Checking 入門
tanishiking
0
110
事業部のプロジェクト進行と開発チームの改善の “時間軸" のすり合わせ
konifar
9
2.5k
意外と難しいドメイン駆動設計の話
zozotech
PRO
0
930
Databricksによるエージェント構築
taka_aki
1
110
Sansan Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
1
3.3k
Featured
See All Featured
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
40k
KATA
mclloyd
PRO
32
15k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
119
20k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1.1k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
54k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
162
15k
The Language of Interfaces
destraynor
162
25k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
46
7.8k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
31
2.7k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
PRO
196
69k
How Fast Is Fast Enough? [PerfNow 2025]
tammyeverts
3
370
Transcript
What’s New in AI/BI October 2025 Roundup Databricks Japan 2025年11月5日
Databricks AI/BI の最新機能紹介
ダッシュボード & Genie アップデート一覧 • 外部ユーザー向けのダッシュボード埋め込み( Public Preview) • 外部アプリ・ポータルに安全に埋め込めるように。アクセス制御も強化。
• 棒グラフの Top / Bottom N 表示 • カテゴリが多いグラフでも重要な部分だけに絞れる。 • Slack へのダッシュボードスナップショット送信 • PNG + PDF を定期投稿。チームでの共有が高速化。 • カスタム計算に 170+ の関数追加 • AGGREGATE OVER、ページネーション、条件式など BI 計算が大幅強化。 • ダッシュボードのタグ & 認証(Certified/Deprecated) • 資産の信頼性を明示し、発見性とガバナンスが向上。 • ナレッジ抽出機能( Knowledge Snippet 生成) • ユーザーとの対話から有用な Q&A を自動抽出し、ナレッジ化。 • Genie 会話 API の機能強化 • フィードバック API、フォローアップ質問、会話管理などプログラマビリティ 向上。 • Genie ベンチマーク改善 • ベンチマーク生成が簡単に。非同期実行・誤答理由説明など評価精度向 上。 • 強化された Genie ナレッジストア • テーブル関係(1:1、1:N)定義、メジャー /ディメンション登録、 SQL式管理な どで精度向上。 • Genie ユーザーエクスペリエンス改善 • 思考ステップ可視化、自然言語サマリ、パラメータ編集、レスポンス高速 化。 • Genie スペースにタグ & 認証追加 • ダッシュボードと同じく信頼性・ガバナンスを管理できるように。 AI / BI ダッシュボード Genie 2025 Oct
外部ユーザー向けダッシュボードの埋め込み 外部アプリケーションへのダッシュボード組み込み • 組み込み可能なダッシュボードを、社外(顧客・パート ナー・ベンダー)ユーザー向けに公開可能。 • アクセスはサービスプリンシパル+ OAuth トークンで 制御。
• 外部ユーザーには Unity Catalog ベースでガバナンス されたデータのみを表示。 • 埋め込みも内部ビューと同じ従量課金モデル(ビュー 数・ユーザー数ではなく基盤コンピュート量で課金)で 追加コストが少ない。 組み込みによって「社内外のステークホルダーに ダッシュボード をシームレスに共有できる」
• 棒グラフのカテゴリ軸で、「上位 N 件」 「下位 N 件」だけを表示する設定が可 能に。 • フィルタリングしなくても、自動で「例え
ば売上トップ10顧客」「下位5製品」な どに絞れる。 • 利用方法として、棒グラフのカテゴリ 軸の「kebab メニュー(…)」から「デ フォルトカテゴリ数を設定」する操作あ り。 ダッシュボードの上位/下位 N の棒グラフカテゴリー 棒グラフで「Top N/Bottom N」表示が可能に データ可視化における雑多なカテゴリへの対応策として、出したい「意味ある数」にフォーカスできる
ダッシュボード/ Genie スペースへの埋め込み認証 & 連携 • ダッシュボードから自動生成される Genie スペースに「埋め込みクレデンシャ ル」がサポートされ、ダッシュボード公開者の権限で
Genie クエリを実行可能 に。 • 結果として、閲覧ユーザーが自身の Databricks アカウントを持っていなくても、 埋め込みアプリケーション内で Genie による会話探索が可能。 • 埋め込み無しの場合でも、ユーザー自身の権限で動作する従来のモデルは継 続される。 ダッシュボード+Genie 統合時の認証強化 「ユーザーがシームレスに分析体験を得る」、「ガバナンスを維持しつつ外部展開できる」
• ダッシュボードのスケジュール更新後、定 期的に PNG プレビュー+PDF添付で Slack チャンネルに投稿可能。 • 投稿にはダッシュボードへの直接リンク 付き。
• 従来のメール配信に加えて、チームが普 段使うチャットツール(Slack)上で “見逃 しなく” 情報を取得できる。 Slack チャンネルをダッシュボードスナップショットに登録 Slack 連携によるダッシュボード自動配信 「リアルタイム・通知型の情報共有を促進」「分析の “見て終わり ”を防ぐ仕組み」
• カスタム計算式に、AGGREGATE OVER(移動集計)や FILTER (WHERE…)(条件 付きフィルタリング)などが追加。 • また、IN・BETWEEN・LIKE・ILIKE・RLIKE といった述語(predicate)も計算式内で 利用可能に。
• より柔軟に “ビジネスロジックを可視化用計算式として埋め込める” 方向へ。 カスタム計算に 170 以上の新しい関数が追加 カスタム計算機能の強化 — 170+ 新関数 「アナリスト/ BI 担当者がより高度な指標設計をセルフサービスで可能に」 「SQL に頼らずダッシュボード側で豊富な計算表現を実現」
• 新たに「ユーザーフィードバック(サムズアップ/ダウン)を記録」「フォローアップ 質問の取得」「会話・メッセージ一覧の取得」「メタデータ(例:ウェアハウスID)の 返却」などのエンドポイントが追加。 • また、Databricks Permission APIs を利用してプラットフォーム全体で権限管理 を統一。
• これにより、プログラムから Genie を操作・モニタリング・統合する際の柔軟性が 向上。 Genie 会話 API の機能強化 Genie 会話 API 拡張 — 分析の自動化と統合 「アプリケーションやポータルに Genie を埋め込んだ対話型分析を展開できる」 「組織横断での分析民主化を支える API拡充」
• ベンチマークセットの作成が簡易化:チャット応答か ら「Add as benchmark」できるように。 • 「Generate SQL」オプションで下書き回答を自動生 成。 •
スコアリング関数が改善され、誤答に対して「なぜ 違うか」の説明も提供。 • ベンチマーク実行が非同期化され、作業中でもバッ クグラウンドで進捗可能に。 • ベンチマークすべきタイミング(例:Genie コンテキ ストに大きな変更があった場合)も提示される。 Genie ベンチマークの改善 Genie ベンチマーク機能の刷新 「Genie を運用する上で “品質と信頼性 ”を定量的に管理できる」 「セルフサービング時代における AIアシスタントの検証機能」
• Genie のナレッジストアが刷新され、テーブル間 の関係性やメタデータ定義をより明示的に扱え るようになりました。 • テーブル間の結合関係(1対多、多対1、1対1)を定 義可能 • 各列の意味やロジックをSQL式で明示(メジャー
・ディメンション・フィルタ条件など) • ナレッジストアが Genie の推論精度を大幅に改 善(誤答率低下、クエリ生成精度向上) • 管理者はナレッジストアを通じて、AI回答の根拠 をトレーサブルに管理 強化された Genie ナレッジストア ナレッジ管理 「ガバナンスされたナレッジで AIを動かす」ことで、 Genie が組織知を安全かつ正確に活用
• Genie は、ユーザーのチャット内容や分析結果の やり取りから、有用な Q&A・洞察・SQL ロジックな どを自動的に検出し、「Knowledge Snippet」とし て抽出できるようになりました。 •
抽出されたスニペットは管理者が確認・承認するこ とでナレッジストアに追加され、組織全体で再利用 可能な知識として活用できます。 • これにより、ナレッジの収集・整備が属人化せず、 Genie の回答品質が時間とともに学習的に向上し ていきます。 Genie にナレッジ抽出機能が追加 ユーザー対話から自動で知識を収集・再利用 「対話=組織知」へ自動変換。ナレッジの蓄積が自然発生的に進む。
• Genie の UI/UX が大幅に改善されました。 • 思考ステップパネルにより、Genie が利用したテー ブルや生成した SQL
を可視化でき、回答の根拠を 確認できます。また、結果の自然言語サマリ、日付 や数値のインタラクティブな編集機能、レスポンス 速度向上などにより、ビジネスユーザーでも直感的 に使える体験へ進化しています。 • 透明性・分かりやすさ・編集のしやすさが強化され たことで、AI に対する信頼性と利便性が大きく向上 しています。 Genie ユーザーエクスペリエンスの改善 透明性・操作性・応答理解が大きく向上 “見える”、“触れる”、“理解できる ”AIアシスタントへ進化。
• ダッシュボードと Genie スペースに、タグ付けと認 定ステータス(Certified / Deprecated)が設定で きるようになりました。 • 部門・プロジェクト・ドメインなどに基づくタグで整理
でき、Unity Catalog のタグポリシーに従って統一 的に管理されます。 • また「認定済み」ラベルが付与された資産はユー ザーにとって信頼性が明確に判断でき、誤ったレ ポートや古いデータを参照するリスクを低減しま す。 ダッシュボードと Genie スペースのタグと認証 分析資産の信頼性と発見性を改善するガバナンス強化 信頼できるダッシュボードを一目で識別。ガバナンスと検索性が大きく向上。
None