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自律型組織の真実__甘い自走_を捨てて導いた_EMによる戦略的組織変革_Final.pdf
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ディップ株式会社
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March 03, 2026
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自律型組織の真実__甘い自走_を捨てて導いた_EMによる戦略的組織変革_Final.pdf
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March 03, 2026
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Transcript
ORGANIZATIONAL ILLUSION ⾃律型組織の真実 『⽢い⾃⾛』を捨てて導いた、EMによる戦略的組織変⾰ ディップ株式会社 エンジニアリングマネージャー 佐野 雅保
「メンバーを信じて、現場に任せる」 だから、あなたは失敗する。
THE PARADOX 「アジリティのパラドックス」 「⾃由すぎるハイウェイは、最も悲惨な渋滞を引き起こす。」 素早く変化に対応しようとするほど 逆に組織が硬直化したり、パフォーマンスが低下したりする矛盾
現場のリアルな泥臭さと、マネージャーとして の冷徹な視点。 今⽇は「綺麗事」を⼀切排除して、 組織の真実を、痛みを伴う失敗例を交えてお話 しします。 WHO AM I 佐野 雅保
ディップ株式会社 エンジニアリングマネージャー masayasu sano
HISTORY 2003年〜IT業界へ ‧JAVAプログラマ(客先常駐) 3年半 ‧IT営業 4年 ‧PjM、スクラムマスター 8年 ‧開発ディレクター 4年 ‧エンジニアリングマネージャー ←イマココ ざっくりIT業界歴 23年、⼈材業界は8年⽬。 異業種⽣まれ、異業種育ち
‧飲⾷店。4tドライバー、警備員 現在は自律自走型の開発組織構築に挑むアジャイル推進派エンジニアリングマネージャー AFPなど20以上の保有資格を駆使しアウトプット最大化と後進育成の日々
01 「⽢い⾃⾛」が招いた失敗(現状確認と課題の分析) 02 ⾃律型組織の再定義(新たな枠組み) 03 ⾃律型組織を実現する戦略(具体的アプローチ) 04 成果(期待される未来像) AGENDA 本⽇のアジェンダ
PART 01 「⽢い⾃⾛」が招いた失敗 現状確認と課題の分析
THE ILLUSION ティール組織? ホラクラシー? アジャイル? 「トップダウンの⽀配を脱却し、フラットに⾃⾛するチームを作ろう」 誰もがそんな理想に酔いしれる。 だがそれは、集団幻覚に過ぎなかった。
THE CONFESSION 私の組織は、かつて崩壊の危機にあった。 事業の⾜を引っ張るほどの⽣産性低下 低下し続けるチームの⼠気 ⼀向に解消されない技術的負債 原因は明⽩です。私が「⽢い⾃⾛」を許していたからです。
ROOT CAUSE 「⾃⾛」という名の、 マネジメントの育児放棄。 「信じて任せる」は、聞こえはいい。 しかし、枠組みのない⾃由は、ただのカオスを⽣みだす。
None
リードタイムの⻑期化 デプロイの恐怖 膨れ上がるコスト BUSINESS IMPACT 現場の混乱は、 そのまま「事業の停滞」に直結する。 「⽢い⾃⾛」は、ビジネスにとっての明確な負債です。
PART 02 ⾃律型組織の再定義 課題解決に向けた新たな枠組み
FALSE SOLUTIONS 「⽬的とゴールを浸透させよう」 「評価制度を⾒直そう」「1on1を増やそう」 それ、全部間違いです。 そんな時間かけて重い仕組みをカオスな組織に全部⼊れても、 消化不良を起こして◯ぬだけです。
PARADIGM SHIFT ⾃律 ≠ ⾃由 ⾃由とは、制約がない状態。 ⾃律とは、「⾃らのルール(律)に従う」こと。
THE DEFINITION 「ここまではノーブレーキで突っ⾛れ。 でもここからは死ぬから⽌まれ」 この境界線が明確でなければ、⾃律は成 ⽴しない。 ⾃律とは、 「境界線(ガードレール)」と 「責任」のセットである。
PART 03 ⾃律型組織を実現する戦略 成功に導くための具体的アプローチ
5つの課題、どう解決するか? 全部まとめてやるのは間違い 5つの構造すべてを⼀度に導⼊すると、 組織は消化不良を起こして失敗します。 最もレバレッジが効く 「センターピン」はどこか? 👉 「意思決定(Decision)」で す。 役割定義明確化
組織憲章制定 上位目的の共有 意思決定プロトコル 健全なフィードバック ヒーロー依存 品質基準欠如 組織サイロ化 決定不全 他責
THE FIRST DOMINO センターピンは分かった 組織変⾰のドミノの「1枚⽬」 「意思決定のプロトコル」
✅ ⼀番事故が減る(⽌まるべき場所がわかる) ✅ ⼀番EMの負荷が下がる(⻘信号は任せられる) ✅ 現場が「⾃分で決めていい」感覚を持てる(⼼理的安全性) なぜ「信号機」から始めるのか? 「この判断、誰がどこまで決めていいか」を決めるだけで、 他の課題もドミノ倒しに解決し始める。
THE SILVER BULLET 信号機プロトコル 組織のOSを書き換える、 独⾃のマネジメントポリシー。
RED : 承認 事業影響⼤‧不可逆。 EMが責任を負う。 「必ず⽌まれ」 YELLOW : 相談 影響中程度。
Tech Leadと合意せよ。 「左右確認して進め」 GREEN : 報告 影響⼩‧可逆。 現場の独断で即時実⾏。 「⽌まらずに⾛れ」 PROTOCOL DETAILS すべての業務判断を、3⾊に染めろ。
信号機の適⽤実績 事象(シーン) 判断 具体的なアクション 既存ライブラリ更新 GREEN ⾃動テスト通過後、即デプロイ 軽微なUI改善 GREEN チーム内レビューのみで即実⾏
MWのVerアップ YELLOW 影響範囲を特定しTLに相談と事前合意 ロードマップ変更 RED 事業影響を整理し、EM承認 事象(シーン) 具体的なアクション 既存ライブラリ更新 ⾃動テスト通過後、即デプロイ 軽微なUI改善 チーム内レビューのみで即実⾏ MWのVerアップ 影響範囲を特定しTLに相談と事前合意 DBスキーマ変更 影響範囲を特定しTLに相談と事前合意 ロードマップ変更 事業影響を整理し、EM承認 優先度判断 最も優先すべきタスクを決定
PART 04 成果 ⽬指す成果と期待される未来像
市場投⼊速度の向上 EMの承認という「ボトルネック」が排除 され、⽇常タスクの80%がGREENに。 リードタイムが劇的に短縮。 技術的負債の解消 リファクタリングがGREENになることで 現場主導の改善が進み、中⻑期的な開発 コストが⼤幅削減 BUSINESS VALUE
事業を駆動する、圧倒的な⽣産性。 こうなるはずだ!!
BUSINESS VALUE 構造変⾰の成果 Before 「現在のトラブルシュート と管理」に60%が消えて いた。 結果 「開発リソースにおける『攻め(新機能・R&D)』の割合が 20%
→ 40% に倍増」 After 「半年後の組織と事業の 仕込み」に60%使えるよう になった。
BUSINESS VALUE 構造変⾰の成果 Before 「現在のトラブルシュート と管理」に60%が消えて いた。 結果 「開発リソースにおける『攻め(新機能・R&D)』の割合が 20%
→ 40% に倍増」 After 「半年後の組織と事業の 仕込み」に60%使えるよう になった。
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勇気ある不⾃由 = 全部決めることじゃない 今⽇のまとめ 判断を1つ、構造(信号機)に落とすこと まず 1判断 × 1構造 ×
1週間 1つだけ「⾚信号(要承認)」と「⻘信号(⾃由)」を明確にしてくださ い。 それで⼗分、組織は動き出します。
ご清聴ありがとうございました! 佐野 雅保