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AIと過ごすスタートアップQAの日常と未来

May
March 17, 2025
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 AIと過ごすスタートアップQAの日常と未来

2025/03/17 QA engineer at a Startup vol.8 May編
https://qaengineeratastartup.connpass.com/event/346399/

May

March 17, 2025
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Transcript

  1. 2 自己紹介 May / 浦山 さつき (@hinac0) Ubie株式会社 / QA

    Engineer • 2023/06入社 • パーソナライズ基盤チームの QAエンジニア兼スクラムマスター ◦ 【1200万MAU】基盤システム刷新プロジェクトの QA戦略と実践  →→→ • プロダクト横断の品質戦略考えたり実践したり • 飲食系有志イベントの幹事をやりがち 前職は水道橋の水色の会社 テストの街葛飾のリアル区民 JaSST東北実行委員 ▼コミュニティのみんなで書きました ▼ ブログへのお便りお待ちしてます
  2. 4 日本は世界でも有数の「健康先進国」。 それでも、人生の貴重な時間の 約 1/6 *1 を、病により奪われています *1 Disease burden

    vs. health expenditure per capita - Data by Our world in Dataより、2019年日本の疾病 負荷は、100,000人あたり15,885.71DALY、1人あたり約0.159DALY。簡便のため、 1DALY≒失われた 1年分の健康 な生活ととらえ、 2019年時点で平均的には 1人あたり0.159年、すなわち約 1/6年を失っていると解釈。 *2 Life expectancy and Healthy life expectancy - Data by WHO regionより、平均寿命が 84歳、健康寿命は 71 齢 医療がこれだけ発展し、平均寿命・健康寿命が最長クラス*2の日本でさ え、いまだに私たちは自分自身の健康を突然損なわれてしまう可能性が あります。 生まれた時から死ぬ瞬間まで関わる医療という領域で、替えのきかない 資産である「時間」が病で理不尽に奪われ、「幸せである機会」を失われ ることを防ぐー。これがUbieが対峙する課題です。
  3. 5 事業紹介 Ubie実施の患者サーベイ (2022年2月実施、N=4,462、対象:直近3ヶ月に症状発症経験のある人) 生活者の行動 医療従事者の行動 発症・自覚 受診検討 受診 診断

    直近3ヶ月に何かしらの発症があった人を 100とした時 100 66 48 38 - 62% マッチング不全 発症・自覚から適切な診断に至るのは、ごく一部です
  4. 事業紹介 7 自分の症状を答えるだけで、 参考病名や近くの医療機関等 「受診の手がかり」が調べられます 医療現場で実際に使われ鍛えられた AIを、 生活者が適切な医療にかかる目安として開放しています (2020年提供開始 )

    無料で 誰でも いつでも ほぼ全ての症状で * *99% (1.3万超)の症状に対応 生活者 医療機関 製薬企業 生活者向け事業 情報 アクセシビリティ 好事例2023 選出 総務省 症状検索エンジン「ユビー」ダウンロードリンク https://ubie.go.link?adj_t=1c2ifxv9
  5. 目指すのは”プロスポーツチーム ”のような組織カルチャーです Giant Leapは、それぞれが専門性を持ちながらもお互いの背中を預け合う、プロスポーツチームのような価値観 ・行動原則から生まれると考えています。 9 組織 変化・進化 チームで遠くへ 能力密度を高める

    率直 未来のあるべきに目を向け、社内外の環 境変化を素早く・適切にとらえ攻略し続け る 高い成果を上げ続けるため、 組織の能力を常に高密度に保つ 多様性のあるチームで各自の持つ強 みを最大限に活かし、大きな事を成し 遂げる 人と組織を強くするため、フラットかつ率 直にフィードバックする・意見を出し合う Giant Leap 構成要素1 構成要素2 構成要素3 構成要素4
  6. 10 生成AI活用に対する Ubieのスタンス 「生成AIネイティブ企業」を目指した 3つの軸 • 生産性向上 • プロダクトの価値向上 •

    ブランドの価値向上 今の業務プロセスのどの部分に AIを導入するかを考えるのではなく、 AIがすべてやるとしたら、人間がどこに入り込むかを考える
  7. 12 所属しているチーム(サークル)と役割(ロール)  2025年01-03Qの場合 • パーソナライズ基盤サークル ◦ QAエンジニアロール ◦ スクラムマスターロール ◦

    スクラム開発者ロール • toC問診開発サークル ◦ 案件デリバリー QAロール • アプリケーション基盤サークル ◦ プロダクトデリバリー基盤ロール • QAE連携によるプロダクト価値最大化サークル ◦ QAE/SET採用推進ロール ◦ ナレッジシェア促進ロール フィーチャーチーム での活動 50% 組織を横断した QAの活動 50% 企業案件の品質保 証活動のあり方を 考える活動 プロダクト全体の QA戦略を考える活動 生活者と医療をマッ チングする基盤を開 発しているチーム
  8. 13 ある日のタイムライン 9:30 11:00 13:30 18:30 10:00 フィーチャーチーム スクラムデイリーMTG 社内ユーザーとの

    デイリーMTG スプリントの状況を 観察する AI×オペレーション プロセス改善の PBIに取り組む 基盤の管理画面を ちょこっと修正 17:00 生成AI×QAの未来を ディスカッション 16:00 12:30 おひるごはん オフィス飲み ランチついでに 飲み会に向けた 買い出し 🍶 社内の 生成AIツール Dev Genius (通称: dev爺) オフィス飲みは 日常の光景 🍻 詳細をzennで紹介しています https://zenn.dev/ubie_dev/articles/ee95c03794f47f
  9. 14 ある日のタイムライン 9:30 スプリントの状況を観察する 👑スクラムマスターロール • JIRAやスプリントの情報を社内の生成 AIツール( dev爺)に読み込ませて、 スプリント活動へのフィードバックをしてもらう

    ◦ チーム専用のプロンプトを用意している ◦ デイリー MTGの前に課題をみつけておいて、デイリー MTGで解決できるよう にしている ▪ 例)◯◯さんのタスクが偏っている → アサイン調整のアジェンダをあげる ▪ 例)ゴールに掲げた XXの進捗が△% → 進捗を確認して進め方を相談する • チームを鼓舞する短歌も書いてくれるw 9:30 スプリントの状況を 観察する
  10. 15 ある日のタイムライン 10:00 社内ユーザーとのデイリー MTG 10:00 社内ユーザーとの デイリーMTG 👑スクラム開発者ロール with

    プロダクトオーナー • 開発している管理画面と利用する社内のユーザーとの定例 MTG ◦ リリース内容の共有 ◦ 新しい要望リストの確認 ◦ AI活用施策についての議論 ▪ プロセス全体を見渡して、 AI活用やシステム化が効くポイントを抽出し PBI化 • 工数、煩雑さ、ミス軽減 ▪ 実際に対応したものについてフィードバックをもらう
  11. 16 ある日のタイムライン 11:00 フィーチャーチームスクラムデイリー MTG 11:00 フィーチャーチーム スクラムデイリーMTG 👑スクラム開発者ロール &

    スクラムマスターロール • ミーティングのファシリテーション ◦ デイリー 1部 : Miroのボードに相談・共有・レビュー PBIを挙げて、全員でシェア ◦ デイリー 2部 : 話題に関係するひとだけ残って延長戦 • スプリントゴール達成に向けて、チームの課題や 自身が持つ PBIの相談をする ◦ dev爺に出してもらったフィードバックも 踏まえてアジェンダにあげる
  12. 17 ある日のタイムライン 13:30 AI×オペレーションプロセス改善の PBIに取り組む 13:30 AI×オペレーション プロセス改善の PBIに取り組む 👑スクラム開発者ロール

    • PBI「AIをつかって入稿のための設計を どれだけ効率化できそうかポテンシャルがわかっている」 ◦ WACATEで教わった PFD(Process Flow Diagram)を書くところからスタート ◦ 社内ユーザーに当てるために、 dev爺のプロンプトを作ってみる ◦ フィードバックをもらって、よかったものは管理画面への組み込みを検討する • この活動は、組織を横断した QAの活動のインプットにもなっている
  13. 18 ある日のタイムライン 16:00 基盤の管理画面をちょこっと修正 基盤の管理画面を ちょこっと修正 16:00 👑スクラム開発者ロール • 気分転換にちょっと実装

    • 社内ユーザーとのデイリー MTGでもらった要望のうち、表示に関するところを Cursorを 使ってプルリクエスト出しちゃう ◦ チームで議論して、 プロダクトエンジニア以外が AI使ってどこまで 開発していいかを決めて、開発ガイドラインに書いている • Cursorのエージェントが PRまで作ってくれる! ◦ みんなで Cursor ruleを整備&使い方勉強会をやっている
  14. 19 ある日のタイムライン 17:00 生成AI×QAの未来をディスカッション 17:00 生成AI×QAの未来を ディスカッション 👑 プロダクトデリバリー基盤ロール with

    アーキテクトリード • AIが開発の当たり前になったとき、人間はどこをやっていくのか QAエンジニアは何をするのか、についてディスカッションをした • 録画&dev爺によるリアルタイム音声文字起こしを起動しておく • 文字起こしした内容を元にサマリをつくる ◦ 議事録にして参加していない人に共有する ◦ タスクを抽出して PBI化する ◦ ドキュメント化して社内展開する文章の叩き台にする ◦ レポート化してブログ記事の叩き台にする
  15. 21 Ubieが目指す品質保証の未来(チラ見せ) 前提(再掲): AIがすべてやるとしたら、人間がどこに入り込むか AIに活躍してもらうためにも、もっとプランニングに力を入れるべきで、 QAエンジニアはもっとプロセス品質に力を入れていく未来になりそう • 直近の登り方 ◦ AIが人の手を借りずに開発できる範囲を広げるための

    ドキュメントやルール、プロンプトを構築する ◦ 人間がレビューしやすくするためのテストを含めた 開発ガイドラインを整備する • 直近伸ばしたい QAエンジニアのスキル ◦ どのレイヤーで何をテストするか戦略を立てて推進する力 ◦ 当たり前に AIを活用するスキル
  16. 23 Ubieで働くQAエンジニアの日常  3行サマリ • UbieのQAエンジニアは「QAする人」ではなく「 QAが得意な人」であり、 「QAエンジニア」という職種ではなく「 Ubieの一員」として活動している • 事業やミッション達成へのステータスに応じて生まれる「ロール」にアサインされ、

    複数の帽子を被り分けながら活動する ことが多い • 今の業務プロセスのどの部分に AIを導入するかを考えるのではなく、 AIがすべてやるとしたら、人間がどこに入り込むか を考えている
  17. 24 Ubieで働く QAエンジニアの日常 - 完 - Ubieでは積極的に採用を行っています。あ なたの応募をお待ちしています。 https://recruit.ubie.life/ We

    Are Hiring! https://x.com/UbieCorp_JP https://www.facebook.com/ubie.inc https://www.linkedin.com/company/ubie-inc Ubie公式 採用サイト