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NotebookLM 活用ガイド

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May 29, 2025
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NotebookLM 活用ガイド

2025.05.30の社内勉強会にて発表

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ツルオカ

May 29, 2025
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Transcript

  1. Contents • NotebookLMとは • ケイパビリティ • 簡単な使い⽅ • 世の中の活⽤事例 •

    エンジニアマッチングでの活⽤ • 今後の進化 • まとめ
  2. • 今後も増えていくと思いつつ、現時点での主ない機能は以下の通り 主な機能 11 機能 説明 特徴・使い⽅ Chat (チャット) アップロード資料に基づく対話型Q&A。

    - PDF、Googleドキュメント、ウェブページ、⾳声ファイルなどから回答⽣成。 - インライン引⽤で根拠明⽰。 - 例: 「資料の要点を教えて」と質問可能。 Audio Overview (⾳声概要) 資料をポッドキャスト⾵の会話で要約。 - ⽇本語含む50+⾔語対応(2025年4⽉開始)。 - 「Studio」パネルで⽣成、MP3/WAVダウンロード可。 - カスタマイズ例: 「⼩学⽣向け」「関⻄弁」。 %JTDPWFSTPVSDFT ʢ৘ใ୳ࡧʣ τϐοΫʹԠͨ͡΢ΣϒιʔεΛࣗಈݕࡧɻ ΫΤϦೖྗͰ࠷େ݅ͷؔ࿈΢ΣϒϖʔδΛऩूɾཁ໿ɻ νϟοτ΍Ի੠֓ཁʹ׆༻Մೳɻ Mindmap (マインドマップ) 資料の内容を視覚的に整理したマインドマップを⽣成。 - 資料の主要トピックや関連性を⾃動抽出。 - 「Generate」→「Mindmap」で作成、ノードをクリックして詳細確認。 - 複雑な資料の構造理解やプレゼン準備に活⽤。 #SJFpOH ʢཁ໿ʣ ࢿྉͷཁ఺Λ؆ܿͳϨϙʔτܗࣜͰੜ੒ɻ ओཁτϐοΫɺΩʔϙΠϯτɺҾ༻Λ੔ཧͨ֓͠ཁΛࣗಈ࡞੒ɻ ʮ(FOFSBUFʯˠʮ#SJFpOHʯͰબ୒ɺμ΢ϯϩʔυ΍ڞ༗Մೳɻ ྫձٞࢿྉ΍ݚڀͷαϚϦʔ࡞੒ʹར༻ɻ
  3. • 多分⼀番使っている。勉強会に参加できなかったメンバーに資料と⾳声で共有したり、後でキャッチアップできるように ◦ これに関してはNotebookLMそのものを共有する⽅法に代替予定(後述スライド) • アプリでも利⽤できるので、育児で⼿が離せないときとかにPodcast雰囲気でながら聞きとか • あとは必ず最後に問いが投げかけられるので、⼀瞬考える頭にスッと切り替えさせられるの結構好き 個⼈的な使い⽅②: Audio

    Overview 13 SpotifyでPodcast配信したりとかもできる ref. https://x.com/heavenOSK/status/ 1927607174664163823 共有⽬的以外にも、⾃分の作った資料が論理破綻していないか、誤った情報が 含まれていないかをチェックする⽬的でも有⽤。 Tips: 共有はGWS内のメンバーであれば可能。毎 回メンバー追加するのは⾯倒なので、Googleグ ループを作っておくのがおすすめ(クラウド共有 基盤GWSでもグループ作成は可)。
  4. • パーソナリティや考え⽅の事前インプットとして、インタビュー記事やSNS発信をソースに情報収集 • 「交渉は会う前から始まっている」を体現する形で、事前準備に抜かりない 世の中の活⽤事例: DeNA 南場智⼦ 16 ref. https://fullswing.dena.com/archives/100153/

    “まず初めて会う⼈の情報は「Perplexity」で「その⽅についての 必読記事はなんですか」と聞いて、そのURLをすべて 「NotebookLM」にアップします。その⼈がYouTubeでも発信し ている場合は、最近のものは全部URLをコピーして 「NotebookLM」に⼊れます。Xで発信している場合はテキスト で⼊れることもあります。” “すぐにその⽅の最近の考え⽅とか、どんな活躍をしているかがまとめ られ、効率的に分かります。打ち合わせに⾏くタクシーの中で 「NotebookLM」とチャットをしながら「この⽅はトランプ政権に ついては何か⾔っていますか」とか、「スタートアップエコシステム についてはどうでしょうか」と聞くと、「この⼈はこれについてこん な考えを持っているよ」と答えてくれるので、ピンポイントでもいい 情報が集まります。”
  5. • hands勉強会でもNotebookLMでチーム共有する形も試していきたい • 参加者のGoogleグループは作っておいたので、事前にノートブックを作成して共有する 世の中の活⽤事例: 社内勉強会の内容共有 19 ref. https://dev.classmethod.jp/articles/study-session- sharing-with-notebooklm-google-workspace/

    ! " 資料作成 PDF, Zenn etc… Notebook作成 Notebook共有 QA解消・復習 ! ! 担当者 担当者 担当者 参加者 NotebookLMにアップロードできる形式 であれば何でも良い。資料は⾃分で作らな くてもOK。公開されているリソースを掻 き集めるだけでも価値ある。ただし、参加 者が理解できるように最低限⾃分なりの⾔ 葉で説明できる努める必要あり。 [email protected]
  6. • 個⼈的には⼤きく2つ ◦ 1. API対応による外部ツールからの⾃動的な呼び出し ◦ 2.ソースの⾃動更新 改善期待ポイント 21 1.

    現在APIは⾮対応のため基本的にアップロード はマニュアルになるので全⾃動化はできない 2. Docsなどを読み込ませたあとに、元ファイルを修 正しても変更は反映されず⼿動で再同期作業が必要 Google MeetのAI議事録化と繋いだり、 あるいはめちゃ早くRAG化できたりするはず NotebookLMにアップロードされたソース(ファイ ル)はコピーなので、元のファイル⾃体を編集しても 反映されないのは納得しつつ、できたら嬉しい。 →オリジナルがどれかわからなくなる問題もでてくるか
  7. • NotebookLMはGoogle Labsが開発したAI駆動型の研究およびメモ作成ツールで2024年後半に⼀気に普及した • アップロードされたソースに基づいて要約、説明、回答を⽣成する「ソースに基づいたAI応答」が強みであり、業務利⽤において ⾼い信頼性が担保される(ハルシネーションが発⽣しない) • 上位プランの「NotebookLM in Pro」が利⽤できるが、作成できるノートブック上限500件など制

    限はあるので注意 • • 使い⽅は様々だが、まずは簡単にChatとAudio Overview(⽇本語対応済)を使ってみるのがおすすめ • 2025年5⽉現在、APIは未対応で⼿動でのアップロード作業は必要で外部ツール連携や完全⾃動化はできない • 今後の新機能では良い感じの説明動画を⽣成する「Video Overviews」が来るらしく今後の進化にも期待⼤ まとめ 23
  8. • Notebook Proでは、ノートブック: 500件、ソース: 300件、チャット回数: 500回/⽇、⾳声⽣成: 20回/⽇ の制限あり (参考)Usage limits

    7 ref. https://support.google.com/notebooklm/answer/16206866?hl=en 機能 NotebookLM の制限 NotebookLM Pro の制限 ノートブック数 100個まで 500個まで ソース数/ノートブック 各ノートブックで50個まで (各ソースは50 万語まで) 各ノートブックで300個まで ೔ͷνϟοτΫΤϦ਺ ճ·Ͱ ճ·Ͱ 1⽇の⾳声⽣成回数 3回まで 20回まで