Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
最近のAI Editor事情とGitHub Copilot for VS Codeのアップデート
Search
Sponsored
·
Ship Features Fearlessly
Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
→
ツルオカ - Hideki Tsuruoka
July 25, 2025
Technology
39
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
最近のAI Editor事情とGitHub Copilot for VS Codeのアップデート
2025.07.25開催の社内勉強会にて発表
ツルオカ - Hideki Tsuruoka
July 25, 2025
More Decks by ツルオカ - Hideki Tsuruoka
See All by ツルオカ - Hideki Tsuruoka
AI時代に事業成長を支えるCTOとは
htsuruo
0
69
Google Cloud AI Agent Summit '25 Fall Recap
htsuruo
0
39
Gemini 2.5 Computer Use 入門
htsuruo
0
320
Gemini CLIと仕様駆動開発(SDD)でVibe Codingを堅実化する
htsuruo
3
1.2k
巨人の肩の上で踊れ 〜Virtual Try-On APIに学ぶAI時代の教訓と戦い方
htsuruo
0
32
Google Cloud Next Tokyo '25 Recap
htsuruo
0
29
Prompt Engineeringの再定義「Context Engineering」とは
htsuruo
1
960
Vibe Coding Day Opening
htsuruo
0
34
NotebookLM 活用ガイド
htsuruo
1
450
Other Decks in Technology
See All in Technology
価格.comをAI駆動で全面刷新する ー 30年分の技術的負債を返し、次の30年の土台をつくる ー / AI Engineering Summit Tokyo 2026
tkyowa
49
52k
AI Testing Talks: Challenges of Applying AI in Software Testing: From Hype to Practical Use
exactpro
PRO
1
130
Terraformモジュールは、なぜ「魔境」化するのか
hayama17
1
190
Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2026/3 - 2026/5
oracle4engineer
PRO
1
190
速さだけじゃない! VoidZero ツールが移行先に選ばれる理由
mizdra
PRO
6
750
Agentic ERPをどう設計するか ー 受発注エージェントを動かす、現場の知見と設計思想ー
recerqainc
1
1.5k
電子辞書Brainをネットに繋げてみた(自力編)
raspython3
0
480
ルールやカスタム機能、どう使う?理想の出力を引き出すために今知りたいIBM Bob 5つの機能
muehara
1
340
Claude Code×Terraform IaC テンプレート駆動開発
itouhi
1
290
AIプラットフォームを運用し続けるための可観測性
tanimuyk
4
1.1k
さきさん文庫の書籍ができるまで
sakiengineer
0
370
形式手法特論:公平性制約の位相的特徴づけ #kernelvm / Kernel VM Study Kansai 12th
ytaka23
1
750
Featured
See All Featured
Designing Experiences People Love
moore
143
24k
The agentic SEO stack - context over prompts
schlessera
0
790
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
50
15k
How Fast Is Fast Enough? [PerfNow 2025]
tammyeverts
3
600
How to build a perfect <img>
jonoalderson
1
5.6k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
38
2.9k
The Curse of the Amulet
leimatthew05
1
13k
職位にかかわらず全員がリーダーシップを発揮するチーム作り / Building a team where everyone can demonstrate leadership regardless of position
madoxten
62
54k
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
Leveraging Curiosity to Care for An Aging Population
cassininazir
1
260
Winning Ecommerce Organic Search in an AI Era - #searchnstuff2025
aleyda
1
2k
Mozcon NYC 2025: Stop Losing SEO Traffic
samtorres
1
250
Transcript
最近のAI Editor事情とGitHub Copilot for VS Codeのアップデート Hideki Tsuruoka UpdatedAt 2025.07.24
Contents • AI Editorの変遷 • CLI系ツールのおさらい • Kiroの感触 • GitHub
Copilotへ回帰する勢 • GitHub Copilotのアップデートいろいろ ◦ VS Code Meetup資料(輪読) ◦ MCP Servers for agent mode ◦ Beast Mode • まとめ
• Kiroの登場もあり最近はエディタ+CLIを転々と試し続けている • 2025年7 月 9 日 にMCPのGAやCopilot ChatのOSS化など 比
較的 大 きめの動きがあったので、この辺りで追従しておく • AI Editorは好みのものを使えばよいが、弊社で業務利 用 するならライセンスやCCoEの管理もありCopilot + VS Codeが推奨 • 後述する記事にもある通り、最近は頻繁なアップデートを繰り返しCursorとかとあまり差分なくなってきた気がする ◦ 日 常使いはVS Codeなので 比 較対象として不 十 分かも • 「AI Editor」と 言 いつつ、Coding Agentと密接なので所々グラデーションされていると思います 背景 3 ref. https://code.visualstudio.com/updates/v1_102 VS Code Meetupでもやや話題に
• あくまでツールなので軸は決めつつも固執する必要はなく、将来的にどれが 生 き残るか誰もわからないので1度は触るの 大 事 • LLMやCoding Agent同様、後発のものほどAI-native Developmentに最適化されており線形に成
長 している ◦ 例えば、最近ではClaude CodeでカスタムHooksが登場したと思ったら、Kiroで 自 然 言 語でのHooks登場したり AI Editor(CLI含む)の変遷 4 OpenAI Codex GitHub Copilot for VS Code 2021年8 月 2022年6 月 2024年 Cursor 2025年5~6 月 Claude Code Gemini CLI Windsurf 2025年7 月 Kiro AI-nativeなエディタの登場 仕様書駆動を提唱 自 然 言 語を理解しコード 生 成する初期 「AIがプログラミングを 行 う」を体現 VS Codeの拡張機能として正式 リリースされ 一 気に普及。 「副操縦 士 、AIペアプログラマ」 ターミナルで動作する CLIの 人 気爆発
• CLIなので移植性 高 く使いやすいというのはYesだがそれは1つのインタフェースの話 • 他のCoding Agentがコンテキストウィンドウをいかに圧縮するかに試 行 錯誤している 一方
で、Claude MAXの定額プランの登場 も相乗しトークンをジャブジャブ使って粘り強く問題解決する 自走力 (≒ハズレを引きにくい) • モデル開発元のAnthoropicが定額制、 大赤 字を出してまでも開発者のマインドシェアを確保しようとしている Claude Codeの何がそんなにすごいのか 5 ClineとかRoo Codeで頑張ってプロンプト書いてても上 手 くいかなったことが、 Claude Codeだと雑なプロンプトのみで上 手 く動いてしまう。中 身 の実装も忍耐強く repgrepでファイル検索して実 行 しており、ある意味”粘り強い諦めないエンジニア”的 な所作に近い動きをしている。 引 用 : LayerX主催のAI Coding Meetup 定額制によるメンタルモデルの転換。 「失敗するともったいない」→「使い切らないともったいない」
• Claude Codeの後発として登場したものの、そのアプリケーション体験や出 力 性能はClaude Codeに劣るとの評価が 一 般的 • Googleアカウントで無料ではじめられるのがなんだかんだ良い
• グラウンディング機能(Google検索)が標準搭載されていたり`gemini`コマンドで断 片 的に処理を委任できたり使い勝 手 は良い • Gemini Code Assistとのインテグレーションが売りの 一 つみたいだが、開発者でメイン利 用 している 人 みたことない ◦ Google CloudやFirebaseコンソールでのFAQとかFirebase StudioのブラウザIDEでのビルトインくらい Gemini CLIはこれからに期待 6 Claude Codeのプロンプトに`gemini -p xxx ’ と記載しておいて、Claude Codeの振る舞いの中に必要に応じてWeb検索できるようにしておく例。 ref.https://zenn.dev/mizchi/articles/gemini-cli-for-google-search
• xAI社が開発した対話型AI「Grok」の機能を、CUI上で利 用 できるようにするOSS( 非 公式) • Grok 4の登場とAPI発表と同時期(?)に開発され、SNSでやや話題になっていた Grok
CLIも登場(※ 非 公式) 7 https://github.com/ superagent-ai/grok-cli Grok 4 自 体の性能は良いらしい: 数学、科学、 人文 学にまたがる難問を集め たAIテストのベンチマークである「Humanity's Last Exam(HLE)」にお いて世界最 高 のパフォーマンスを 示 したとのこと。 どちらかというとコンパニオン モードのAniの 方 が話題に(イー ロンは 自 分の癖を世界に発信し たとも 言 われている)→
• Amazonが7 月 に突如リリースしたAI IDE(≠CLI)。これもCodeOSSフォークなので移 行 は簡単 • 最 大
の特徴は「仕様書駆動開発」ができることで、Rquirements→Design→TaskListのガードレールが勝 手 に引かれること • Amazon Q Developerとの統合はまだみたいで、これができるとAWSリソースと連携できるはず Kiroもいろいろ触ってみた 8 Claude Codeはじめ結局どう仕様書設計するかにみんな頭を悩ませていた中で、 「仕様書はこう書けば良いんだよ」を提 示 してきた。普通にEditorとしての完成度も 高 く、MCP連携やHooksなど最近のCoding Agentで必要とされる機能は標準搭載 されている。 分解されたタスクごとに区切って実 行 してくれるので、 進捗が 見 えやすく切り戻しも簡単。コーディング性能は 弱い(遅い)ので、仕様書はKiroに書かせてClaude Codeに実装させる、またはKiroのテンプレートをコ ピーしてClaude Codeに 走 らせるのも主流。
• CodeOSSからForkされたAI Editorは探せばたくさんある (参考)その他のAI Editor 9 データサイティスト向けのIDE「Positron」 ByteDance製のAIエディタ「Trae」
10 • わからない。ただ、中 長 期的に考えればGitHubが強いに決まっている。なぜならば、膨 大 な学習資産 (ソースコード)とAzure上の無限な計算資源を持っているので。今のCopilotは正直、昨今登場のCLIや Editorに遅れを取っているとは思う。 •
Roo CodeのオープンソースさやClaude Codeの定額メンタルモデルの変化など、各ツール(会社)がど ういう戦略でどういう 立 ち位置で成 長 させているかを観察しておくことは重要。 • なので、後発に出てきたものはとりあえず触るというのは、現在地を知るためにも、戦略を 比 較するために も 大 事。 結局どれを使えばよいのか
• 複数のプロダクトを”触って”おかないとそもそも 比 較ができないので正しい評価もできない( 手 触り) • “Microsoft側に 立 つとOSSで提供しているとはいえ、投資してきたコストにそのままフリー・ライドしている状況をどこまで許し
ておくのか”。“歴史的にもいろんなツールが 生 まれつつも GitHub が提供してるツールに収斂してしまった(CircleCI とか TravisCI とか結局 GitHub Actions になってしまった)” GitHub Copilotへ回帰する勢いも 11 ref. https://ema-hiro.hatenablog.com/entry/2025/05/04/231242 ↑ 自 分も 大 体同じ考え
• 基本的な更新内容はこのあたりを 見 ればキャッチアップできる(ようやく対応したかという内容が多いかも) • 他にも似たような記事やスライドはありそうなので探してみてください GitHub Copilotのアップデート(v1.102) 12 https://speakerdeck.com/yamachu/rapid-
development-with-vs-code-and-github- copilot-catch-the-latest-wave https://gihyo.jp/article/2025/07/vscode-updates- june-2025
• わざわざmcp.jsonを書かなくてもワンクリックでExtensionのようにインストールができるようになった(便利) MCP Servers for agent mode 13 もちろんオートで追記してくれているだけでこれま で同様設定ファイルを
見 に 行 けば追記されている。
• ある特定タスクに特化したモデルをカスタム作成できるモード(Experimental) • .github/chatmodes/*.chatmode.mdに記載しておくと、“Agent”ドロップダウンから 自 作したモードが選択できる Beast Mode(カスタムチャットモード) 14 modelメタデータで利
用 するAIモデルを指定できるようになった。たとえば、"model": “gpt- 4.1”のようにモデルを明 示 できる。レビュワーとか、開発者とかいろいろなエージェントを作成 してプルダウンで選択する使い 方 など。 GUIからいろいろ操作できる
• LLMやCoding Agentの急成 長 もあり、AI Editor(CLI含む)も登場も活発になり毎 月 ペースで登場している • 拘りを持つのは良いが、後発に出てきたものは先
人 の課題を解決していることが多いので、とりあえず触るというのは現在地を知 るためにも正当な 比 較ができるようになるためにも 大 事 • GitHub Copilot for VS Codeがやや出遅れてる事実はありつつも最近のアップデートでその差は縮まってきており回帰する 人 も でてきている ◦ ある程度のChatとComplitionとAgentを使えれば良い(そこまでこだわらない) 人 はVS Codeを使い続ければ良い • どのツール(会社)が 生 き残るのかはわからないので、適度に浮気しつつ複眼して観察しておくことは重要 まとめ 15