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【数式を恐れない】文系からの統計検定2級合格法
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いそひまかん
May 17, 2023
0
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【数式を恐れない】文系からの統計検定2級合格法
2023年5月3日に開催したDS集会のLTスライド資料の更新版です。
いそひまかん
May 17, 2023
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Transcript
Copyright 2023 @Isokan_DD 1 【数式を恐れない】 文系からの統計検定2級合格 Made by いそひまかん 1
*統計検定(R)は一般財団法人統計質保証推進協会の登録商標です。
2 Copyright 2023 @Isokan_DD 1. はじめに 1.1. ⾃⼰紹介 1.2. 統計検定2級とは?
1.3. 出題範囲/合格点 1.4. 受験のきっかけ 1.5. 学習ロードマップとモチベーション 2. 合格を求めて 2.1. 基本戦略 2.2. モチベーション維持 2.3. 数式との向き合い⽅ 2.4. 傾向と対策 2.5. その他 おしながき
3 Copyright 2023 @Isokan_DD ⾃⼰紹介 ▪VRCでは ‧DS集会運営 ‧VRC統計検定2級向け勉強会主催 ‧VCAP データ管理担当
‧たまにLT登壇 ▪リアルでは データアナリスト寄りのDS ▪趣味 ‧ご飯巡り、スノボ、 ‧ホラワ巡り、秋HUB @Isokan_DD
4 Copyright @IsoKan_DD はじめに_統計検定2級とは? • 統計検定学会が主催している試験 • 100点満点中、60点以上で合格 • 電卓の持ち込み可(関数‧プログラム電卓は不可)
• 2級の合格率は25~30%で推移 • 2級のレベル感は⽬安として⼤学1~2年⽣が学ぶ レベル 1級 準1級 2級 3級 4級 ※上記の級以外にデータサイエンスや調査統計士向けの試験もございます ターゲット
5 Copyright @IsoKan_DD はじめに_出題範囲/合格点 ※統計検定学会公式サイトより引用・一部改変 (https://www.toukei-kentei.jp/wp-content/uploads/grade2_hani_181214.pdf) 合格点:60点以上
6 Copyright 2023 @Isokan_DD はじめに_受験のきっかけ ▪学習期間 23年1⽉~4⽉23⽇ ▪当時のステータス - ⽂系学部卒
- 統計検定3級取得済 - 微分積分わからん ▪使⽤した教材 - 過去問(13~15,18~21年) - 統計web - とけたろうチャンネル‧ブログ - 明解演習 数理統計 - 意味がわかる統計学 - ふたたびの⾼校数学
7 Copyright 2023 @Isokan_DD はじめに_学習ロードマップとモチベーション try&errorとスランプ 2023-04-23 2023-01-10 3ヶ⽉間(勉強会期間) 2023-04-01
統計WEB‧参考書 + 過去問 過去問追加購⼊‧ やりこみ 0 50 100 モチベーション(%) 1度⽬ 02-01 03-01 2度⽬ 合格点まであと⼀歩が ずっと続く
8 Copyright 2023 @Isokan_DD 合格を求めて_基本戦略 1. 満点を狙わない - 体感的に出題範囲の2割はニッチで根本的な理解が求められる -
成績優秀賞狙いでなければ、回答時間の観点から上記の問題をスルー するも⼿(私はあまり出ない範囲については捨てました) 2. 過去問中⼼学習 - 勉強会開催時期は統計WEBで該当範囲を学習後、過去問の該当問題を解 いていた - 直近3回分の問題では問題量が⾜りないので、4年分(18~21, 13~15年)の 過去問を購⼊し、繰り返し解いた - 得点評価は正解数/出題数ではなく、3セクション毎に計測すると体感で の実⼒が実際の点数と⼤体⼀致する
9 Copyright 2023 @Isokan_DD 合格を求めて_モチベーション維持 ‧勉強会を企画してみる 週1回の勉強会の時間を設けることで 仕事で多忙だろうが、強制的にモチ ベーションの担保になった。 ‧ChatGPT
モチベ維持にかなり貢献した 数式理解や問題解説の補⾜など、 ⼈に聞くのが遠慮しがちな内容を ガンガン質問していた!
10 Copyright 2023 @Isokan_DD ▪数式 - 意味(何を求めているか)から数式を攻略する - 最初の内は、数式記号は⽂字列に変換して理 解するのが無難に思う
- 最終的には問題⽂に対応するため、数式に慣 れよう - イメージや連想から数式を繋げる (例:和集合はUnion→A ∪ B) 合格を求めて_数式との向き合い⽅ 例:⺟平均の区間推定*の場合 考え⽅は、 標本平均と標準誤差を求められば解ける *信頼区間95%、⺟分散既知の場合
11 Copyright 2023 @Isokan_DD 合格を求めて_出題傾向の所感 ▪1変数‧2変数記述統計 - 散布図や累積度数グラフから相関関係やデータを読み解く問題がよく出る ▪データ収集‧確率‧分布 -
調査⽅法はよく出る(層化抽出とクラスター抽出の違い) - 確率問題は論理記号との関係を理解していることから始まる - 条件付き確率やベイズの定理はちゃんと理解する - 標準正規分布から標準化して確率を解くパターンが割と多いように感じた ▪推定‧検定‧線形モデル - 推定は標準正規分布がメインで考え⽅を理解すれば他の分布も応⽤できる - 線形モデルは出⼒結果の⾒⽅と結果の解釈がメイン
12 Copyright 2023 @Isokan_DD 合格を求めて_その他 ▪記憶のバグ対策 - ⼀定期間経つと知識に⽳があき、勘違い して覚えている部分が⽣じてくる -
定期的に全範囲を振り返る仕組みを 作るべき ▪電卓 - 関数電卓‧プログラム電卓はNGだ が、平⽅根(√)を外せる電卓はOK (当時の私はこの事について気づいておらず、 ⼿計算で平⽅根は外していました…) *出所:https://theory.work/terms-forgetting-curve/
13 Copyright @IsoKan_DD 最後に ⽂系でも合格できる!