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アプリ開発新時代! 生成 AI を活用したアプリケーションライフサイクルマネジメント

アプリ開発新時代! 生成 AI を活用したアプリケーションライフサイクルマネジメント

2025 年 2月6日 Learn about AWS in 大阪 / 2025 年 2月8日 JAWS-UG 山梨の登壇資料です。
Amazon Q Developer を用いた、次世代のアプリ開発について講演しています。

issei.hamada

March 29, 2025
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Transcript

  1. Sony Biz Networks Corporation 自己紹介 ⚫ 開発本部 クラウドインテグレーション部 • クラウドインテグレーション課

    開発グループマネージャー ⚫ SE 業務に加え、新サービスの企画・開発に従事 ⚫ Japan AWS Ambassador ⚫ 好きな AWS サービスは、Amazon Q Developer です Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 2 Issei Hamada
  2. イントロダクション Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 4 ガートナーの予想では、 2026年までに

    → の企業が生成 AI アプリを導入する 各企業における、2026 年の生成 AI 導入率 80 % 以上 https://www.gartner.co.jp/ja/articles/hype-cycle-for-genai
  3. イントロダクション ◼実際、生成 AI の業務フロー導入は難しい Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    6 セキュリティはどうか? 求める精度が出るのか? 費用対効果は?
  4. Agenda Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 9 01 イントロダクション

    02 Amazon Q Developer とは 03 Amazon Q Developer の使い方 04 Amazon Q Developer の強み 05 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン 06 まとめ
  5. Amazon Q Developer とは ◼Amazon Q: AWS が開発した、生成 AI を搭載したアシスタント

    Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 11 Amazon Q Developer Amazon Q Business 開発者・IT 専門家 従業員・ビジネスアナリスト 利用者
  6. Amazon Q Developer とは ◼Amazon Q: AWS が開発した、生成 AI を搭載したアシスタント

    Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 12 Amazon Q Developer Amazon Q Business 開発者・IT 専門家 従業員・ビジネスアナリスト 利用者 本日のテーマ
  7. Amazon Q Developer とは ◼一般的なソフトウェア開発ライフサイクル (SDLC) のおさらい Copyright 2025 Sony

    Biz Networks Corporation 16 計画 設計 実装 テスト デプロイ 保守 この中で、最も工数がかかる部分は?
  8. Amazon Q Developer とは ◼一般的なソフトウェア開発ライフサイクル (SDLC) のおさらい Copyright 2025 Sony

    Biz Networks Corporation 17 計画 設計 実装 テスト デプロイ この中で、最も工数がかかる部分は? 保守 圧倒的に、ここ
  9. Amazon Q Developer とは Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    18 エンジニアが コード開発にかける時間は、 1日 1時間未満 開発者が1週間のうちにコード開発にかける時間の平均 約 12 % (4時間 21 分) その他の時間は計画、ミーティング、保守等に費やされる https://www.software.com/reports/code-time-report
  10. Amazon Q Developer とは Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    19 エンジニアが コード開発にかける時間は、 1日 1時間未満 開発者が1週間のうちにコード開発にかける時間の平均 約 12 % (4時間 21 分) その他の時間は計画、ミーティング、保守等に費やされる https://www.software.com/reports/code-time-report ユーザが困っているのは「開発」だけではない
  11. Amazon Q Developer とは ◼一般的なソフトウェア開発ライフサイクル (SDLC) のおさらい Copyright 2025 Sony

    Biz Networks Corporation 20 計画 設計 実装 テスト デプロイ 保守 全てのフェーズをスコープに入れて作られたのが、Amazon Q Developer
  12. Amazon Q Developer とは Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    21 Amazon Q の定義する ソフトウェア開発ライフサイクル Plan Create Test and Secure Operate Maintain and modernize
  13. Amazon Q Developer とは ◼Amazon Q Developer で出来る事 Copyright 2025

    Sony Biz Networks Corporation 22 Plan Create Test and Secure Operate Maintain and modernize • 作りたいシステムに 関するディスカッション • アプリ・インフラコード 生成 • コードに関するドキュ メント生成 • テストコードの生成 • コードレビュー • AWS 環境に関する トラブルシュート • リソース作成の自動 化コード生成 • アプリケーションコード のバージョンアップ
  14. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    24 ◼大きく 3 つの使い方がある ① IDE 等のエディタ ② AWS コンソール ③ コマンドライン
  15. Amazon Q Developer の使い方 ⚫VS Code 等、主要なコードエディタに拡張機能を インストールして使う Copyright 2025

    Sony Biz Networks Corporation 25 ① IDE 等のエディタ 通常のチャットアプリと同じように 利用する
  16. Amazon Q Developer の使い方 ⚫/dev: 指示した機能を実装する ⚫/test: テストコードを生成する ⚫/review: コードレビューを行い、脆弱性をチェックする

    ⚫/doc: コードを読み込み、README を作成する ⚫/transform: 特定のアプリケーションをバージョンアップ する Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 26 チャット入力時、/ を付ける事で、 特殊な機能を呼び出せる
  17. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    27 ◼/dev の利用例 App.tsxに認証を追加してください。 また、必要であればUIとバックエンドの両方を 修正してください。 Amplify Gen 2で認証を実装するために、App.tsxを検査 して更新し、現在の実装を確認した後にbackend.tsに必要 な設定を追加します。まず、これらのファイルを他の関連しそう な設定ファイルと一緒に開いて、完全に理解しましょう。 まず、Amplifyの設定ファイルで認証バックエンドを設定します。 authリソースを設定し、App.tsxを更新して認証UIコンポー ネントを含める必要があります。 ファイルはすでに存在し、内容もあることに気づく。現在の認証 設定を確認し、必要に応じて更新しましょう。まず、authリ ソース・ファイルを選択し、内容を確認します …… 指示したコードを 生成してくれる
  18. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    28 ◼/dev の利用例 更新したコード群 差分 処理完了後、生成されたコード を確認して、受け入れ or 拒否
  19. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    29 ◼/review の利用例 ① スキャン結果 結果詳細 結果をクリックする事で、該当 箇所を表示してくれる コードをスキャンし、脆弱性が 含まれていないかをチェックする
  20. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    30 ◼/review の利用例 ② インフラ設定の脆弱性検出も可能 「S3 オブジェクトのバージョニングが 無効になっています」 対象の S3
  21. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    31 ◼/review の利用例 ② インフラ設定の脆弱性検出も可能 「S3 オブジェクトのバージョニングが 無効になっています」 対象の S3 1 クリックで修正してくれる
  22. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    32 ◼/doc の利用例 ソースコード全体を読み込み、 README を作成してくれる。 レビュー後、受け入れ or 拒否 を選択。 では、プロジェクトのREADMEを作成します。 数分かかるかもしれません。 - ソースファイルのスキャン - ソースファイルの要約 - ドキュメントの作成 成果物
  23. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    33 ⚫生成される README サンプル アプリの機能概要 リポジトリ構成 データの流れを図示 インフラストラクチャの 解説
  24. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    35 ◼利用料金に関する回答 AWS 利用料に関する質問をする 事で、コストエクスプローラを分析して 回答してくれる この AWS アカウントで最も利用料の高い AWSサービスは何ですか? お客様のアカウントで最も高額なAWSサービスはEC2 - その他で、総額は$289.48です。 以下のコストエクスプローラのパラメータを使用して、質問 に回答しました。以下のCost Explorerのリンクを使用し て、データを確認してください。 EC2-otherが最も使用されているAWS アカウントはどれですか? EC2-Otherの使用額が最も高いAWSアカウントは、 アカウント‘847530070585’で、使用総額は 129.07ドルです。
  25. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    36 ◼AWS 設定のトラブルシュート AWS リソースの不具合について 質問する事で、様々な設定値を 調査し、原因を検討してくれる なぜこの EC2 インスタンスは S3 バケットへ アクセスできないのですか? EC2インスタンス 「i-03a887xxxxxxxx」がS3バケット 「slack-to-excel-bucket-odm4pzgrmwyu 」にア クセスできない理由をトラブルシューティングするには、イン スタンスとそのネットワーク構成に関する詳細な情報を収 集する必要がある。 まずはインスタンスの説明とネットワークインターフェースの 確認から始めよう …… EC2 一覧の取得、セキュリティグループのチェック等、 様々な API を使って調査してくれる
  26. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    37 ◼構築作業の自動化 ⚫記録を有効化した状態でAWS リソースを作成する事で、対象リソースの IasCode テンプレートを作成してくれる
  27. Amazon Q Developer の使い方 ⚫Amazon Q for Command Line というツールを

    入れる事で、Linux ・ Mac のターミナル上から Amazon Q Developer を利用出来る ⚫サジェスト機能やシェルコマンド履歴を踏まえたチャット 等、独自機能を備えている Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 38 ③ コマンドライン
  28. Amazon Q Developer の使い方 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    39 Amazon Q Developer は、どこからでも呼び出せる
  29. Amazon Q Developer の強み Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    41 カバレッジの広さ 「責任ある AI」への対応 可視性の高さ
  30. Amazon Q Developer の強み ⚫Amazon Q Developer は Amazon &

    AWS で 使われているコードのみで学習されている • 生成したコードに関する著作権を気にする必要がない ⚫Pro ライセンスでは、知的財産権侵害(IP)の申告に 対する補償を受けられる Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 43 「責任ある AI」への 対応
  31. Amazon Q Developer の強み ⚫Amazon Q Developer は 管理用ダッシュボードを 備えており、詳細な利用状況を可視化してくれる

    • 各機能に対する効果が分析出来る ⚫エンジニアが使っているか、チームの効率が上がったかを 管理者側で追跡出来る • 費用対効果の分析がしやすい Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 44 可視性の高さ
  32. Amazon Q Developer の強み Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    45 可視性の高さ 利用状況ダッシュボード • どの機能が、どれだけ使われているか • アクティブユーザがどれくらいいるか
  33. Amazon Q Developer の強み Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    46 可視性の高さ 各機能毎に生成されたコードを、 エンジニアがどれくらい採用している かが分析出来る サジェストの採用率が低いのはなぜか? → 意図したコードが生成されない サジェストの精度を上げなければならない → 過去コードを学習させ、ファインチューニングしよう
  34. Amazon Q Developer の強み Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    47 カバレッジの広さ 「責任ある AI」への対応 可視性の高さ Amazon Q Developer は、 全ての AWS エンジニアが安心して使い始められる サービス
  35. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン ⚫生成 AI と組み合わせた場合のメリット • インフラストラクチャに対して、生成 AI のサジェスト機能を使え

    るようになる – よくデメリットに挙げられる「学習コストの高さ」をカバー出来る • レビュー機能を活用する事で、予め設定不備に気づけるように なる – 構築時に生成 AI によるレビューを挟む事で、設定の脆弱性を 減らせる Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 53 Infrastructure As Code
  36. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン ◼AWS で利用可能な Infrastructure as Code サービス・ツール Copyright

    2025 Sony Biz Networks Corporation 54 AWS CloudFormation AWS SAM AWS CDK • yaml or json で AWS リソース を定義 • 特別な要件が無い限りは、まずは こちらがオススメ • AWS CloudFormation の 拡張書式 • Lambda 等のサーバレスリソース を定義する為の、様々な便利機 能がある • サーバレスリソースを定義するなら コレ • Python や JavaScript 等の プログラミング言語で、AWS リソー スを定義する • プログラム的処理を含めた定義が 可能
  37. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン ⚫生成 AI と組み合わせた場合のメリット • 従来難しかったテストスクリプトを自動生成出来る – CI/CD

    を使いやすくなる • IasC と組み合わせる事でインフラストラクチャ構築を自動化出来る Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 56 CI/CD (Continuous Integration / Continuous Delivery)
  38. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン ◼従来のアプリ開発では、エンジニアが全行程を手動で実施する Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation

    57 エンジニア ビルド デプロイ サーバ </> Users • 必要なライブラリの ダウンロード • パッケージ圧縮 • 対象サーバへ アップロード > pip install –r requirements.txt > zip -r ../site-packages.zip *
  39. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン ◼CI/CD 導入後、エンジニアはリポジトリにコードを push するだけで良くなる Copyright 2025 Sony

    Biz Networks Corporation 58 エンジニア ソースコード管理 </> ビルド デプロイ サーバ </> Users • 必要なライブラリの ダウンロード • パッケージ圧縮 • 対象サーバへ アップロード
  40. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン ◼AWS で CI/CD を実践する場合の構成例 Copyright 2025 Sony

    Biz Networks Corporation 59 エンジニア </> Users or AWS CodePipeline ソースコード管理 ビルド AWS CodeBuild テスト AWS CodeBuild デプロイ AWS CodeDeploy サーバ
  41. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン ◼AWS で Infrastructure as Code の CI/CD

    を実践する場合 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 60 エンジニア </> or AWS CodePipeline ソースコード管理 ビルド AWS CodeBuild テスト AWS CloudFormation デプロイ AWS リソース 変更セット作成 AWS CloudFormation 変更セット実行 sam build
  42. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン ◼SBN での CI/CD 実装例 Copyright 2025 Sony

    Biz Networks Corporation 61 リポジトリ frontend/master frontend/stage backend/master backend/stage AWS Amplify エンジニア ビルド AWS CodeBuild デプロイ AWS CodeDeploy ホスティング Amazon S3 main AWS CodePipeline ビルド AWS CodeBuild テスト AWS CloudFormation 変更セット作成 sam build デプロイ AWS CloudFormation 変更セット実行 ① /review ② push フロントエンド用パイプライン バックエンド用パイプライン Amazon Q Developer
  43. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン ◼SBN での CI/CD 実装例 Copyright 2025 Sony

    Biz Networks Corporation 62 リポジトリ frontend/master frontend/stage backend/master backend/stage AWS Amplify エンジニア ビルド AWS CodeBuild デプロイ AWS CodeDeploy ホスティング Amazon S3 main AWS CodePipeline ビルド AWS CodeBuild テスト AWS CloudFormation 変更セット作成 sam build デプロイ AWS CloudFormation 変更セット実行 ① /review ② push フロントエンド用パイプライン バックエンド用パイプライン Amazon Q Developer ⚫コーディング時、必ず生成 AI のレビューを挟む事で セキュリティが強化された ⚫設定をコードとして集約する事で、生成 AI による トラブルシュートの精度が上がった ⚫エンジニアのタスクが、コーディングして git へ push する のみに削減された
  44. 生成 AI を活かす為の開発チームデザインパターン Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 63

    様々な技術を活用する事や、 開発フローそのものを生成 AI に合わせる事で、カバレッジを 広げる事が出来る 計画 設計 実装 テスト デプロイ 保守
  45. まとめ ⚫Amazon Q Developer は AWS 利用における全てのフェーズをカバーする • コード生成からレビュー、運用保守まで、様々な機能を備えている •

    全ての AWS エンジニアに利用機会がある ⚫学習に使われたデータが保証されている為、安心して使い始められる • Pro ライセンスでは、知的財産権侵害(IP)の申告に対する補償を受けられる ⚫AI をフル活用するには、業務フローを AI に合わせて変えていく事が重要 Copyright 2025 Sony Biz Networks Corporation 65