* “Test Fixture” とは、 Unit Test 等(以下単に Test)で多用される前提条件やインスタンスの集合体を具体的な Test Case とは別けて管理したものです
Test を明瞭で読みやすくする(そして書きやすくする)効果があります。
* Fixture は再利用する事が可能で、定数として定義して参照する等の方法があります。定義箇所や方法によって見つけるのが難しかったり、再利用箇所が限られるといった問題がありました。
* そこで、クラス(KClass)に対する拡張関数として Fixture を定義する事で、Production コードの汚染を避けたままで、IDE による補完の恩恵を受けられる管理ができるようになりました。
* これについて、記述方法を元に ::class.fixture() pattern と呼んでいます。
* 本セッションでは、Fixture の概要から始まって、::class.fixture() pattern の具体的な記述方法や、IDE で補完される場合の体験を、デモを交えながら紹介させて頂こうと思っています。
2022-12-10, @ Kotlin Fest 2022