Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
freee技術の日 freee販売開発秘話 BizDev一体で挑む新規プロダクト開発 / Ho...
Search
keitatomozawa
April 16, 2023
Business
1
23k
freee技術の日 freee販売開発秘話 BizDev一体で挑む新規プロダクト開発 / How was freee sales management developed
keitatomozawa
April 16, 2023
Tweet
Share
More Decks by keitatomozawa
See All by keitatomozawa
大規模開発組織で「未完」の基盤を育てるために、 完璧ではないEMがいかにして価値を作るか
keitatomozawa
0
50
1人のプレイヤーだった私が"プレイング"をやめて学んだこと / What I Learned about Engineering Management When I Stopped Being a Player
keitatomozawa
0
140
"統合ERP"とアプリケーションアーキテクチャ
keitatomozawa
0
8k
Concurrency Bugsについての論文を読む
keitatomozawa
0
430
flutterで画面を固めないために
keitatomozawa
1
730
Other Decks in Business
See All in Business
「なんとなく使いにくい」を論理的に説明する方法 〜プロダクトエンジニアとしてUXを議論できる第一歩〜
mkitahara01985
0
440
Product in an AI-first World
chandi
0
140
2025年版株式会社オーご紹介資料
ohbame
0
130
ele&company_companydeck
eleand
0
330
「みんな、笑顔になぁれ」を実現する 職種混合開発組織の目標設定・評価の改善事例
daitasu
0
250
株式会社TSIホールディングス会社案内
tsi_saiyou
1
19k
20250901_UPDATER_companysummary
updater_pr
0
89k
家族アルバム みてね 事業紹介 / Our Business
familyalbum
6
46k
【UI/UXデザイナー職】中途採用向け会社説明資料(テックファーム株式会社)
techfirm
0
320
newmo 採用資料 / Join Our Team
newmo
2
140k
Infcurion Company Deck
infcurion
2
30k
会社紹介資料 / ProfileBook
gpol
4
47k
Featured
See All Featured
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
53
8.9k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
234
17k
KATA
mclloyd
32
14k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
46
7.6k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
45
7.7k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
50k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
77
6k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
285
13k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
127
53k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
333
22k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
162
15k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
37
2.9k
Transcript
freee販売開発秘話 Biz/Dev一体で挑む 新規プロダクト開発 佐藤, 野村, 友澤 2023年4⽉16⽇
ここに円に切り抜いた画像を入れてく ださい 友澤啓太(tomoz) 新卒で入社したSIerでSEとしてweb/モバイ ル等の開発に携わった後、2019年にfreeeに join。入社後はプロジェクト管理・販売の2つの 新規プロダクトの立ち上げに関わる。 Engnieering Manager
ここに円に切り抜いた画像を入れてく ださい 佐藤顕範(sato) 地方銀行勤務を経て2017年10月にfreeeに join。入社後は子会社freee finance lab㈱ の立ち上げ、新規サービスの立ち上げに複数関 わったのち、2021年7月からfreee販売の PM兼事業責任者。
Product Manager
ここに円に切り抜いた画像を入れてく ださい 野村亮太(nomusan) 2019年中途入社。関西事業所に所属。ERP パッケージのエンジニア職を経たのち入社。 freeeでは新規プロダクトの開発に従事。主に EM/PMとして活動しつつ、何かあればコード を書く生活をしている。 Project Manager
5 電子稟議 経費精算 債権債務 管理 人事労務 電子契約 固定資産 請求管理 会計
プロジェクト マネジメント New 販売管理 現場業務の効率化と収益性・収益機会を可視化 「販売管理」領域へ新規参入。新しい価値の提供へ
・案件管理表に 取引先情報登 録 ・案件管理表に商 談内容記入 ・契約書作成 ・見積書作成 ・案件管理表に受注 内容記入 ・案件管理表に
納品状況記入 ・請求書作成 ・入金確認 ・売上計上 「販売管理」領域 問い合わせ 商談 受注 見積 制作/納品 請求 取引先から発注を請け負った際に、 案件の登録から納品後の請求書発行までを管理 販売管理とは
本日お話しすること • freee販売の開発を振り返り、どのような特徴があっ たかを確認する • それぞれの立場から、実際に良かったこと・気付きを 共有する
freee販売はどんな開発だったか
freee販売の開発はどんな開発だったか • 巨大なMVPを(企画) • 複数チームにまたがる大規模チームで(体制) • アジャイルに(手法) • 顧客FBも取り入れながら(手法)
• 10ヶ月、オンスケでリリース(期間・期日)
企画: 巨大なMVP
None
企画: 巨大なMVP • MVP = 実用最小限の製品 • 販売管理業務の性質上、MVPとしては比較的規模が大き いものになった
◦ 販売/調達業務(見積・受注・発注・売上・仕入・請求) • リサーチはしつつも、必要な機能に関しては深掘りせず決 め切った
体制: 複数チームにまたがる大規模チーム
• 新規開発の人数としては多めの複数チーム合同での開発 ◦ 新規開発チーム、会計の開発チーム、基盤チーム... • 初期に関しては相互理解促進や、知識レベルの均一化を 狙って、敢えてチームを組み替えながら進行。安定してきた ら元のチーム構成で個々のミッションに沿ったアサインをし ながら進行。
体制: 複数チームにまたがる大規模チーム
手法: アジャイルに
手法: アジャイルに • 週に一回のレビュー・プランニングなどアジャイル(スクラ ム)のプラクティスを導入しながら進行 • 特にレビューにはBizのステークホルダも巻き込みながら 狙った価値からブレていないかは継続的に確認 •
中期(1~2ヶ月)でのマイルストンを設定 • マイルストン内の計画は常にアップデートしながら進捗確認
マイルストンの変化: before
None
マイルストンの変化: after
None
None
手法: アジャイルに • 週に一回のレビュー・プランニングなどアジャイル(スクラ ム)のプラクティスを導入しながら進行 • 特にレビューにはBizのステークホルダも巻き込みながら 狙った価値からブレていないかは継続的に確認 •
中期(1~2ヶ月)でのマイルストンを設定 • マイルストン内の計画は常にアップデートしながら進捗確認
手法: 顧客FBも取り入れながら
手法: 顧客FBも取り入れながら • 正式なリリース前にα版の提供を実施 • ユーザー課題と提供価値の合致確認、UIなど使用感の確 認を行った • 細かい使用感などクオリティを左右するFBが得られた
期間・期日:10ヶ月、オンスケでリリース
期間・期日:10ヶ月、オンスケでリリース • 12月に開発キックオフ、1月本格始動のスケジュールで当 初掲げた目標は11月1日のリリース ◦ 最終的にはその目標通りのリリースを達成 • ただ単に頑張るだけではなく、マイルストンによる観測、漸 進的なスコープ調整などを行った
まとめ
None