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AIが変えた"品質の守り方"

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 AIが変えた"品質の守り方"

第26回QUES発表資料

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kkakizaki

May 28, 2026

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Transcript

  1. 自己紹介 4 • 柿崎 憲 • 2018年入社 • 主席アーキテクト ◦ QA部門

    ◦ エンジニア組織・採用 • QUESとの付き合い ◦ 第1回『ミクシィの QA 歴史と未来』 ◦ 第10回『今、QAに求められていること』
  2. AIは実装速度だけを先行加速させた 12 AIで高速化 • コード生成 • テストコード生成 • 調査 •

    ドキュメント生成 人間依存のまま • システム設計 • シナリオ設計 • 運用理解 • 品質判断・再現性 速度差によって “品質成立能力 ”の不足が露出する
  3. AIへの幻想「テスト自動化のハードルが下がる」 14 AI テスト コード テスト コード テスト コード テスト

    コード テスト コー ド 品質を再現できない壁 • テスト環境 • テストデータ • シナリオ再現性 テ ス ト コ ー ド 本番 環境 生成AIを使ってテストコードを大量生産するのは簡単 しかし、システム側の設計が整っていなければ、そのテストは無意味 自動化は無意味ではない。前提(環境・データ・再現性)がないと、 AIは無駄なテストを速く作るだけ
  4. QAの責任は「確認」から「品質成立・再現性設計」へシフトする 21 観点 これまでのQA AI時代のQA 役割 品質への早期関与が理想 早期関与が必須条件 主な責任 不具合検出・品質確認

    品質成立・再現性設計 関与範囲 要件〜リリース後まで関与すべき 要件〜運用まで関与しないと 品質リスクを制御しにくい 技術関与 テスト中心でも成立する場面があった コード・データ・運用理解が 不可欠 AIとの関係 なし・限定的 AI生成物の判断・レビューが必要
  5. 運用品質との接続が、 AI時代の品質保証の鍵になる 23 AI時代は ”変更量”が増える • 想定外状態 • リアルデータ差分 •

    環境差異 • 障害復旧 • 可観測性不足 が一気に重要になる なぜそれが 重要なのか? 変更量が増えるほど “運用でしか見えない品質 ”が増えていく
  6. QAは品質を成立させるために、設計からプロダクションコードの 理解まで踏み込む必要がある (生成AIの助けを得ながら ) 24 設計領域 シナリオ設計 リスク分析 開発領域 テストデータ整備

    AI生成コードのレビュー (テスト・リスク観点) 運用領域 SRE/CRE プロダクションコード理解 品質を成立させるため必要な領域へ生成 AIを活用して 関与(オーケストレーション )する
  7. 26 • 生成AIツールを実際に使い  “何が得意で何が苦手か ”を理解する • 他部門の仕事や制約を理解する(開発・ PdM・運用・ビジネスなど) • 自分の担当工程だけでなく、品質が成立していく流れ全体を俯瞰する

    • 「何を品質として守るべきか」を、常にチームで問い直し続ける 明日からできること AI時代に必要なのは、 “より速く作ること ”だけではなく、 “何を品質として守るのか ”を考え続けること