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LangGraphでマルチエージェントワークフローを構築

 LangGraphでマルチエージェントワークフローを構築

機械学習の社会実装勉強会第34回 (https://machine-learning-workshop.connpass.com/event/316112/) の発表資料です。

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  1. 自己紹介 • 名前: 西岡 賢一郎 ◦ Twitter: @ken_nishi ◦ note:

    https://note.com/kenichiro ◦ YouTube: 【経営xデータサイエンスx開発】西岡 賢一郎のチャンネル (https://www.youtube.com/channel/UCpiskjqLv1AJg64jFCQIyBg) • 経歴 ◦ 東京大学で位置予測アルゴリズムを研究し博士 (学術) を取得 ◦ 東京大学の博士課程在学中にデータサイエンスをもとにしたサービスを提供する株式会社ト ライディアを設立 ◦ トライディアを別のIT会社に売却し、CTOとして3年半務め、2021年10月末にCTOを退職 ◦ CDPのスタートアップ (Sr. PdM)・株式会社データインフォームド (CEO)・株式会社ディース タッツ (CTO) ◦ 自社および他社のプロダクト開発チーム・データサイエンスチームの立ち上げ経験
  2. はじめに 本日の発表内容 • LangGraph紹介 - LangChain基盤のライブラリ、言語モデル使用の多アク ターアプリケーション構築支援 • LangChain統合 -

    LangChain Expression Language拡張、エージェント間の 協調計算 • プレゼンテーション目的 - LangGraph基本概念学習、マルチエージェント ワークフロー構築方法説明
  3. マルチエージェントとは? 1. マルチエージェントシステム定義 - 複数の独立した エージェントが協力し合うシステム。 2. 独立性と協働性 - 各エージェントは独自のタスクと

    責任を持ちつつ、共通の目標達成のために互いに情 報やリソースを共有。 3. 通信と協調 - エージェント間の効果的な通信と協調 により、より複雑な問題解決が可能に。
  4. マルチエージェントの利点 1. 効率性の向上 - 複数のエージェントが特定のタスク に特化し、同時に異なる作業を進行することで全体 の処理速度が向上。 2. 複雑な問題の分割 -

    大規模または複雑な問題を小さ な単位に分割し、それぞれのエージェントが一部を 担当することで問題全体の解決を容易に。 3. 拡張性と柔軟性 - 新たなエージェントの追加や既存 のエージェントの調整を通じて、システム全体の能 力を柔軟に調整可能。 4. 耐障害性の向上 - 一つのエージェントが停止または 障害を起こしても、他のエージェントがその機能を 代替またはサポートすることでシステム全体のダウ ンタイムを最小限に抑制。
  5. LangGraphの主要機能 1. サイクルの管理 - LangGraphを使用して、ワークフ ローにおける繰り返し処理や循環的なタスクを効果 的に管理。 2. 状態管理 -

    各エージェントの状態を追跡し、ワーク フロー全体の状態を一元管理。 3. LangChainとの統合 - LangChainの機能を拡張し、 より複雑なマルチエージェントシステムをサポー ト。 4. エッジとノードの制御 - グラフ内の各ノード(エー ジェント)とエッジ(通信パス)を詳細に設定し、 精密なワークフロー制御を実現。 5. 条件付きルーティング - 条件に基づいて動的にワー クフローの経路を変更する機能を提供。