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CentOS 7サポート終了直前!次はどうする?

CentOS 7サポート終了直前!次はどうする?

koedoyoshida

June 25, 2024
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Transcript

  1. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. CentOS

    7サポート終了直前!次はどうする? サイバートラスト株式会社 吉田俊輔
  2. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. Who

    am I 
 サイバートラスト株式会社所属
 MIRACLE LINUX開発、サポートなどを2007年から長く実施
 現在はMIRACLELINUX Users Meetup主催
 OSPOメンバー
 
 一般社団法人PyCon JP Association 
 理事(2019-) 代表副理事(2023-)
 Python Software Foundation
 Managing members (2021-)
 PyCon JP
 Staff(2014-) 座長(2017-2019)
 共同座長(2024)
 

  3. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 3

    会社概要 商号
 サイバートラスト株式会社 Cybertrust Japan Co., Ltd.
 設立
 2000年6月1日
 代表者 代表取締役社長 北村 裕司
 資本金 806,465,000 円 (2023 年 3 月 31 日現在)
 上場証券取引所
 東京証券取引所 グロース市場
 証券コード
 4498(証券所属 : 情報・通信業 )
 主要株主
 (2021年3月31日現在)
 • SBテクノロジー株式会社
 • 株式会社オービックビジネスコンサルタント
 • 株式会社 SBI 証券
 • セコム株式会社
 • 大日本印刷株式会社
 • 株式会社日立製作所
 • 株式会社 NTT データ
 • THE BANK OF NEWYORK 133595
 • 株式会社日本カストディ銀行(信託口)
 • 楽天証券株式会社
 国内電子認証局の運用 
 Linux/OSS の専門性 
 電子認証の専門性
 専用機器・組込み開発 
 ITインフラを支えるLinux提供 
 グローバル標準
 組込みLinux 
 IoT 電子認証
 IoT 事業開発・グローバル協業 
 認証・セキュリティ事業 
 IoT事業 
 Linux/OSS事業 

  4. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 4

    サイバートラストのあゆみ 
 国内最大級の電子認証インフラ と 組込み Linux OS の技術を融合 
 2017年 10月 2006 2000 2016 設立 
 組込み
 Linux OS開始 
 IoT分野 協業開始 合併
 IoT強化 
 1995 2016 国内初 電子認証センター 開局 2015 SIOTP 開始 共同IoT ソリューション開始 1997 設立 2017 年 3月 2017年 3月 ※SIOTP:セキュアIoTプラットフォーム
 2021 年 4月 東証
 グロース市場上場 
 (4/15) 

  5. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 5

    21年の実績をもつ Linuxディストリビュータ • 国内完結で日本語にて直接サポート • 最長18年のLinux OSSサポート実績 • 産業領域のLinuxサーバでシェア57% ミック経済研究所@2020 コアエンジニア 企業/体制 製品/サービス 企業/体制 MIRACLE LINUX • 国産ディストリビューションで 21年 • RHELベースで18年の開発・保守実績 • Linuxスペシャリスト総勢 100名体制 • ディストリビューション・エンジニア • Kernel / OSS メンテナー 4名 • O'Reilly 等 執筆多数 コアエンジニア • 国内完結で日本語にて直接サポート • 最長18年のLinux OSSサポート実績 • 産業領域のLinuxサーバでシェア57%
  6. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 6

    当社Linux OSS事業の強み 
 1
 16
 100
 300K
 国内Only 1
 Linux Distro 
 ML4にて 16年
 継続サポート実績 
 100名以上の
 Linuxエンジニア 
 300K台以上の
 保守サポート提供 

  7. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. The

    AlmaLinux OS Foundation 
 AlmaLinux Community 
 開発
 
 
 運営
 
 “安心安全、 長期、 迅速” をすべてのユーザーに提供する新たな挑戦 企業 ・スポンサー支援
 ・有償サポート提供
 財団 ・Platinum Partner
 ・Board Member
 コミュニティ ・CTJ社2名Full Time
 Linux Distribution 
 ・MIRACLE LINUX
  とAlmaLinux統合
 支援 参加
  8. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 8

    2023年5月22日 : AlmaLinux参加 / CloudLinux社協業 サイバートラスト、「 AlmaLinux OS」の開発に参画へ 米CloudLinuxとの協業も発表 AlmaLinxへの参加 • AlmaLinxのスポンサー増加 • Linux開発者の増強 • セキュリティ機能の強化 • MIRACLE LINUX 8, 9はEOLまでサポート CloudLinuxとの協業 • AlmaLinxux向けサポートサービス • Enterprise Linux向け新サービス 国内でAlmaLinuxを ”安心安全/長期/迅速”に利用可能に
  9. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. セキュリティ強化、


    長期サポートに貢献
 20年以上の国内実績が 裏付ける品質、安心安 全の継続 4,000,000
 アクティブ
 安心安全長期サポート OpenSSF, CIP
 コミュニティ活動 2000年より
 開発を継続
 産業PC Linux シェアNo.1
 “安心安全、長期、迅速” を全世界へ 
 サイバートラストが積重ねた実績でAlmaLinuxに貢献 
 OSS
 コンプライアンス
 協調*注力
 国内実績
 +
 Global標準
 日本国内
 丸23年の実績
 継続性の担保

  10. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. MIRACLE

    LINUX Users Meetup を開催しています。 
 • MIRACLE LINUX Users MeetupはMIRACLE LinuxやAlmaLinux を使っている、または興味のあるユーザの集まりです。 • 定期的にMeetup イベント(勉強会)を開催しています。 ◦ https://miraclelinux.connpass.com/ • meetup以外に ◦ wikiがあります。 ◦ youtubeもあります。
  11. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 11

    ただのサポート終了じゃない、CentOSの終焉 

  12. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 12

    そもそもCentOS(Linux)とは? 
 ビジネスシーン(一例)
 • デスクトップ
 • 産業用PC • 制御機器
 • 医療機器
 • 店舗(レジ、複合機)
 • 遠隔操作など
 現場 情報システム関連 • 情報システム基盤
 • Webサーバ
 • ホスティングサービ ス
 • DBサーバ
 • FTPサーバなど
 ◆ Linuxは情報システムのみならず、家電、自動車などの組込み機器まで幅広く社会に浸透 ◆ 最も有名な有償LinuxOS はRHEL(Red Hat Enterprise Linux) ◆ CentOS(Community Enterprise Operating Sysmtem)はRHELの互換OSで無償で使うことが出来た ◆ 国内ではCentOS7の利用が多く、企業、公共、教育機関などで広く利用 出典: Global Spotlight 2023 オープンソースの動向、持続可能性の課題、 成長機会に関するグローバルな状況につ いての調査に基づく洞察 , The Linux Foundation CentOS 7
  13. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 13

    CentOS 6 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 CentOS 7 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 CentOS 8 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 CentOS Stream 8 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 RHEL 8 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 CentOS Stream 9 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 RHEL 9 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 2020  2021  2022   2023   2024    ~   2029  2030   2031   2032 2033 
 ELS
 CentOSなどのEoL 
 コミュニティサポート(2024/6)
 コミュニティサポート(2024/5)
 コミュニティサポート(2029/5)
 コミュニティサポート(2027/5)
 コミュニティサポート(2032/5)
 当初予定(2029/5)
 コミュニティサポート 

  14. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 14

    CentOSの終焉とはなんなのか? 
 • CentOS Linuxの提供が終了(CentOS8は既にEoL、稼働数が最も多い7は2024/6迄) ◦ メジャーバーション(RHELにおける9以降)はリリースされない ◦ EoLを迎えたバーションはメンテナンス(バグ、セキュリティ)されない CentOS ProjectがCentOS Linuxの開発を終了し、CentOS Streamにシフト。 「無償のRHEL」として商用利用していた多くのユーザー /システム で従来の想定通り利用できなくなった 根本的解決にはCentOSの移行、候補となる主なLinux OS やらないと いけないこと 終わること • CentOS StreamはRHELの開発版のような立ち位置に。リリースモデルも異なる為 同じようにはつかえない。
  15. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 15

    RED HATブログ & CentOSブログ 
 https://blog.centos.org/2020/12/future-is-centos-stream/ 
 https://www.redhat.com/en/blog/centos-stream-building-innovative-future-enterprise-linux 
 • 2000台:日本国内はRHELプレインストール・モデルでRHEL拡大
 • 2014年:CentOSがRH社の管理下のコミュニティ&RHELクローンへ
 • 2020年:CentOS Streamプロジェクト発表とともに、CentOS PJ終了発表
 • 2022年:git.centos.orgへのRHELソース公開停止、RHELクローンも終焉へ
 
 2014年リリースのCentOS7が国内に多く存在. 2020年以降, CentOS/RHELクローンが不透明 

  16. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 16

    CentOS Stream の位置づけ 
 CentOS Stream は Red Hat Enterprise Linux系の 
 ローリングリリース版ディストリビューション 
 dist
 説明
 Fedora
 先進的でRHELの元になるベースを 
 作るプロジェクト
 CentOS Linux 
 RHELの公開されたソースコードを再ビルドした、コ ミュニティによるディストリビューション、8は2021年 で終了
 CentOS Stream 
 RHELのナイトリービルド 
 (RHELリリース前のバージョンも含む) 
 コミュニティ(RHELの非契約者含む)からのバグレポー ト・修正投稿の窓口を担う予定
 Red Hat 
 Enterprise Linux 
 パッケージを安定させて商用パッケージやソリュー ションを追加したもの
 「CentOSと異なり、バージョンの固定ができず、常に最新版のパッケージが当たっている状態
  また、RHELにリリースされる前のパッケージが実験的に導入されているディストリビューション」
 https://blog.centos.org/2020/12/centos-stream-is-continuous-delivery/  より引用
 CentOS Stream 8 終了
  17. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 18

    CentOS メンテナンス更新終了 
 [ 国内 ] 現在使用しているLinux OS
 出典:LinuxOS利用企業の約4割が現在もCentOSを利用 | OSSのデージーネット (2022/8/25)
 国内シェアの高いCentOS 7(EOL)は
 2024年 6月 30日まで 
 2024/06/30 
 EOLを迎えたOSは時限爆弾
 18

  18. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 19

    脆弱性は増加している 
 ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況[2023年第2四半期(4月~6月)] 
 https://www.ipa.go.jp/security/reports/vuln/software/2023q2.html 
 約1.2倍 約1.1倍
  19. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 20

    CentOS EOL後の脆弱性について 
 2021年:PwnKit (CVE-2021-4034) 
      攻撃者がroot権限を獲得可能
 2021年:Log4Shell (CVE-2021-44228) 
      不正コードをリモート実行
 2020年以降の大きな問題になった脆弱性 
 CentOS 6 
 2,039 件 
 2020年
 11月30日
 サポート終了 
 CentOS 8 
 1,896 件 
 2021年
 12月31日
 サポート終了 
 EOL以降パッチリリースした脆弱性件数 ※ 
 ※2023年11月13日時点の情報(CloudLinux Inc.調べ:CVSS7+) 
 ※KernelやOpenSSLなど主要なパッケージに対する重大な脆弱性のみの件数 
 サイバー攻撃を受けるリスクは
 日々増加し続けている 
 2022年:OpenSSL (CVE-2022-3602) 
      システムクラッシュ,不正コード実行
 2022年:LinuxKernel (CVE-2022-2590) 
      攻撃社がroot権限を獲得可能
 2023年:sudoeditl (CVE-2023-22809) 
      権限のないファイルにアクセス可能

  20. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 21

    「情報セキュリティ 10大脅威 2023」独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)発表 出典:https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2022.html https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2023.html 2022年 (組織) 
 順位
 2023年 (組織) 
 前年
 ランサムウェアによる被害 
 1位
 ランサムウェアによる被害 
 1位
 標的型攻撃による機密情報の窃取 
 2位
 サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃 
 3位
 サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃 
 3位
 標的型攻撃による機密情報の窃取 
 2位
 テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙っ た攻撃 
 4位
 内部府政による情報漏洩 
 5位
 内部不正による情報漏えい 
 5位
 テレワーク等のニューノーマルな働き方を 狙った攻撃 
 4位
 脆弱性対策情報の公開に伴う悪用増加 
 6位
 修正プログラムの公開前を狙う攻撃 
 (ゼロデイ攻撃) 
 7位
 修正プログラムの公開前を狙う攻撃 
 (ゼロデイ攻撃) NEW
 7位
 ビジネスメール詐欺による金銭被害 
 5位
 ビジネスメール詐欺による金銭被害 
 8位
 脆弱性対策情報の公開に伴う悪用増加 
 6位
 予期せぬIT基盤の障害に伴う業務停止 
 9位
 不注意による情報漏えい等の被害 
 10位
 不注意による情報漏えい等の被害 
 10位
 犯罪のビジネス化 
 (アンダーグラウンドサービス) 
 -

  21. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 22

    APT41 (Axiom Group, BRONZE ATLAS, Barium, Blackfly, Earth Baku, Red Kelpie, Wicked Panda, Winnti Group) 
 中国のハッカー集団。米国州政府の家畜管理システム「USAHERDS」を攻撃 
 APT19 Deep Panda (BRONZE FIRESTONE, Black Vine, Group 72, KungFu Kittens, PinkPanther, Shell Crew) 
 中国のハッカー集団。Fire Chilli Rootkit をインストールする。
 APT35 (Group 83, NewsBeef, Phosphorus, Yellow Garuda) 
 イランの国家支援グループ。CharmPower: PowerShell-based modular backdoorをインストールする 
 Aquatic Panda
 諜報活動と産業スパイという 2 つのミッションを持ち標的型攻撃を行う中国拠点の攻撃者グループ 
 AvosLocker Ransomware Group
 RaaS。金融、製造業、政府施設など、米国の複数のインフラストラクチャ分野を主な標的としてサイバー攻撃を仕掛けている。 
 DEV-0401
 中国に拠点を置くサイバー犯罪者集団。Night Skyを使って、「VMware Horizon」を標的とする攻撃でlog4shellを利用 
 HAFNIUM
 中国のハッカー集団。VMWareを標的とする攻撃でLog4Shellを利用 
 Keksec Group (Freak threat actor)
 EnemyBotマルウェアを作成。マルウェアでLog4Shellを利用 
 …等
 Log4Shellを利用しているとされるThreatActor例 

  22. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 24

    移行先のOS、選定を難しくしている現状。 
 • RHEL(Red Hat Enterprise Linux) :
 ◦ RHEL SRPMはサブスク契約前提で公開 
 ◦ 結果、RHELクローンの開発は容認しない 
 
 • Oracle Linux: 
 ◦ IBM批判するもRHELサブスク契約を尊重 
 ◦ RHEL互換として独自に進める 
 
 • SELS(SUSE): 
 ◦ 1000万ドル投じ、RHELブランチ作成 
 ◦ SELS機能Backport、有償化サービス展開 
 
 • Rocky Linux: 
 ◦ CIQ社に帰属する開発コミュニティ(RESF) 
 ◦ RH主張に対して、RHELクローン継続発表 
 
 • AlmaLinux: 
 ◦ RH社と密に連携する方針 
 ◦ RHEL互換として独自に進める 
 2023年 
 6月21日 
 Red Hat(RH)社ブログでソースコード 
 公開に関する変更を発表
 CentOS Stream
 centos-stream
 git.centos.org
 RHEL
 CentOS
 git.centos.orgでは今後
 RHELのソースコードを公開しない 
 https://www.redhat.com/en/blog/furthering-evolution-centos-stream
 • Open Enterprise Linux Association (OpenELA): 
 ◦ ORACLE, SUSE, CIQが設立
 ◦ CentOS代わるRHEL互換エコシステムへ 
 移行先候補 RHEL互換の 無償OS RHELクローンの開発が困難に
  23. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 25

    どうする? CentOS 7 そのまま使う 他OSに移行 サイバー攻撃の 危険高 移行~移行後 のトラブル • 脆弱性が修正できない • 攻撃対象となりやすい • オフライン環境も危険 • 移行先の選定が難しい• 既存アプリの互換性 • 知見や情報が少ない
  24. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 26

    CentOSからの移行先候補 AlmaLinux 
 (MIRACLE LINUX)
 Red Hat Enterprise 
 Linux 
 Debian 
 Ubuntu 
 Fedora 
 CentOS EOL
 CentOS互換の OSを利用したい 無償利用 したい Yes No RH社の影響を受けない RH社の方針 を尊重 ・RH社と対立しない ・迅速なCVE対応 ・FIPS140-3対応 ・SBOM対応 ・超長期サポート ・日本語サポート 利用中のCentOS を延命させたい CentOS 
 延長サポート 
 26 Amazon Linux 
 CentOS Stream 
 Oracle 
 Linux 
 Rocky 
 Linux 
 SUSE Liberty Linux 
 OpenELA
  25. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 27

    選定のヒント:国内ではどれが選択されているか 
 ※2:GoogleTrend@20231020
 過去1年:2021/09/20~2023/10/20 
 過去1年:2022/09/20~2023/10/20 
 27
 出所 : 自社調べ(23年6月末に当社が実施した      CentOS終了に伴う移行先アンケート (1170回答)集計結果 - CentOS終了に伴う移行先調査 - (自社調べ)
  26. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 28

    アップデート提供期間 
 CentOS 6 延長サポート 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 CentOS 7 延長サポート 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 CentOS 8 延長サポート 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ML 8 / AlmaLinux 8 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ML9 / AlmaLinux 9 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 AlmaLinux 10 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 AlmaLinux 9.2 with FIPS 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 AlmaLinux 9.4 with FIPS 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 AlmaLinux 9.10with FIPS 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 2023 2024 2025  2026  2027  2028  2029  2030  2031  2032  2033 
 延長
 延長 (国内150万台規模) 
 再延長
 延長
 ※ML/Almaは最長16年アップデート提供(有償) 
 延長
 予定
 予定

  27. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 29

    AlmaLinux の魅力 
 RHEL互換としてリスタート後 (23年6月以降)も安定したリリース CVE RHSA CVSS v3 RHEL AlmaLinux Rocky Linux CVE-2023-46847 Critical 8.6 2023/12/08 2023/12/02 2023/12/11 CVE-2023-29404 Critical 9.8 2023/06/29 2023/06/30 2023/07/08 OS ver. RHEL AlmaLinux Rocky Linux 8.9 2023/11/14 2023/11/21 2023/11/22 9.3 2023/11/08 2023/11/13 2023/11/20 9.0 2023/05/17 2023/05/26 2023/07/14 RH Errata CentOS Stream Other UpStream 参照 取込・活用 RH UBI 日本人コミュニティメンバー、国内での活動も活発 ・公式イベントを日本で開催 (23年12月) ・Foundationの選挙で国内メンバーが board就任(23年12月) ・LPI-JPのLinuxサーバー構築標準教科書に採用 (24年12月) AlmaLinux 入門コンテンツを公開中!
  28. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 無料で使えるサーバ用Linux

    AlmaLinux! 
 • AlmaLinux 8/9はライセンス無償
 • Security Supportもリリースから10年無償提供
 
 • 日本国内で日本人エンジニアが対応する、サイバートラストの有償のテ クニカルサポートもあります。
 ◦ https://www.cybertrust.co.jp/almalinux/
 

  29. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 31

    多くの企業が、 AlmaLinuxを 選択する理由 ✔ 安定性と迅速なリリースの実績 日本語サポートと 16年の脆弱性対応を含めた 商用サポートサービス ✔ セキュリティを重視: FIPS 140-3、CISベンチマーク、 STIG、将 来的には、コモンクライテリアにも対応を計画 ✔ CISCO、CERN、Azure HPC、GoDaddy、HPEなどで採用 急成長するコミュニティと安定したガバナンス体制 ✔ サーティフィケーション、OEMバンドルなども進捗
  30. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. MIRACLE

    LINUX 8/9も無料で使えます! 
 
 MIRACLE LINUX 9 
 MIRACLE Standard 
 サポート
 Linux専用機向け 
 サポート
 大規模向け 
 サポート
 対象
 ー
 情報システム、一般ユーザー 
 専用機メーカー
 数百~数万規模の事業者 
 メニュー 
 ・ISO / 9Released / 9Latest 
 ・AppStream, PowerTools, 
 HA, 他リポジトリ 公開
 ・障害解析 / 技術問合せ対応 
 ・日本語によるエラッタ情報サイト 
 ・エラッタ情報メール通知
 ・障害解析 / 技術問合せ対応 
 ・超長期サポート(~15年) 
 ・標準パッケージ外のOSS対応 
 ・障害解析 / 技術問合せ対応 
 ・RHELクローンOS 全体
 ・旧バージョンから最新まで 
 価格
 無償
 
 ・SOWベース個別契約
 ・ML商標の再販
 ・SOWベース個別契約
 ・保守対象は台数無制限 
 標準(1台/2VM)
 仮想基盤(1台)
  1年: 57,000円
  3年: 117,000円
 5年: 159,000円
 1年: 147,000円
 3年: 345,000円
 5年: 495,000円
 MIRACLE LINUX 9 もライセンス無償でリリースへ 
 MIRACLE LINUX 8同様:ライセンス無償, 10年アップデート, オプション有償サポート
 • MIRACLE LINUX 8/9をライセンス無償でリリース 
 • 既存のMIRACLE LINUX 8メニューそのままに、企業ユーザーの要望はさらに反映していく

  31. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. MIRACLELINUXはもちろんサイバートラスト

    
 • 日本国内で日本人エンジニアが対応する、サイバートラストの有償のテ クニカルサポートがあります。
 ◦ https://www.cybertrust.co.jp/miraclelinux-license-free/
 

  32. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. MIRACLE

    LINUX / AlmaLinux の今後 
 MIRACLE LINUX 9 
 MIRACLE LINUX 8 
 次期メジャー 
 バージョン 
 AlmaLinux 8 
 AlmaLinux 9 
 2022
 2023
 2024
 2025
 2026
 2027
 2028
 2029
 2030
 2031
 2032
 2033
 2034
 2035
 コ ミュ ニ ティ 開 発
 C
 T
 J
 独 自 開 発
 • サイバートラストで継続して開発 • EOLまでメンテナンス、サポート • AlmaLinuxコミュニティに参画し開発 
 • AlmaLinuxを提供、サポート 
  Fork から Join へ 

  33. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 36

    CentOSからの移行 または CentOS EOL延長 
 B. OSのEOLを延長する 
 余裕をもってOSの選定/検証を行い
 OS環境のリプレイスを実行する
 延
 長
 CentOS x 
 次期Verに移行 
 次期Verは
 開発されない
 異なるOSへ移行
 選定や検証が必要
 残り猶予 0か月 
 A. OS環境をリプレイスする 
 Rocky Linux 
 AlmaLinux 
 CentOS互換に移行 
 MIRACLE LINUX 
 CentOS 7 
 CentOS 7 
 脆弱性に対するアップデートを
 商用サービスから入手して適用
 セキュリティリスクを抑えて 
 現在のOS環境を使い続ける 

  34. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 37

    CentOS 7 延長サポート 
 CentOS 7 をサポート終了後も安全に使い続ける唯一の方法 
 • EOLを迎えたCentOSを4年間延長利用
 • 使い慣れたコマンドでアップデート
 • OS付属のミドルウェアにも対応
 2023
 2024
 2025
 2026
 2027
 2028
 CentOS 7 延長サポート 
 CentOS 7 
 CentOS 7のEOL後 最大2028年まで 
 セキュリティアップデートを提供 
 確実なCentOS終了対策
 簡単な操作ですぐに利用開始 
 リプレイスまでの猶予確保 
 新たな脆弱性へ迅速に修正提 供

  35. 公開 Copyright Cybertrust Japan Co., Ltd. All rights reserved. 38

    アップデート提供期間 
 CentOS 6 延長サポート 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 CentOS 7 延長サポート 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 CentOS 8 延長サポート 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ML 8 / AlmaLinux 8 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ML9 / AlmaLinux 9 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 AlmaLinux 10 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 AlmaLinux 9.2 with FIPS 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 AlmaLinux 9.4 with FIPS 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 AlmaLinux 9.10with FIPS 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 2023 2024 2025  2026  2027  2028  2029  2030  2031  2032  2033 
 延長
 延長 (国内150万台規模) 
 再延長
 延長
 ※ML/Almaは最長16年アップデート提供(有償) 
 延長
 予定
 予定

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    どうする? CentOS 7 そのまま使う 他OSに移行 サイバー攻撃の 危険高 移行~移行後 のトラブル 延長利用で残り時間 0 ヶ月 48ヶ月 • 脆弱性が修正できない • 攻撃対象となりやすい • オフライン環境も危険 • 移行先の選定が難しい• 既存アプリの互換性 • 知見や情報が少ない 継続性や移行後の安心を 考えるなら がオススメ 延長サポートで リスク回避
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    CentOS7延長サポートサービスメニュー メニュー
 サポート
 期間
 標準価格
 サポート内容 
 
 (A)CentOS 7 
 延長サポート 
 ~2028年6月
 セキュリティアップデート: 
 2,100,000円(税別) / 年 /システム
 アップデート用レポジトリの提供
 テクニカルサポート: 
 108,000円(税別) /年 /台・インスタンス (*1)
 技術問い合わせ対応(無制限)
 (B)CentOS 7 
 延長サポート LITE 
 ~2028年6月
 1台あたり年間
 \ 120,000/台(*2)(税抜)
 アップデート用レポジトリ提供
 技術問い合わせ対応(1インシデン ト)(*3)
 
 (*1)物理台数でご契約頂きます。仮想サーバは2VM1物理換算 
 (*2)仮想サーバ、物理サーバ共に1契約必要 
 (*3) 1台分の契約につき 1 回の問い合わせが可能です。インシデント追加も提供可能 
 https://www.cybertrust.co.jp/centos/support/centos7-extend-support.html

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    留意事項 本資料に記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。 その他本資料に記載されているイラスト・ロゴ・写真・動画・ソフトウェア等は、当社または第三者が有する知的財産権やその他の権利により守られております。 お客様は、当社が著作権を有するコンテンツについて、特に定めた場合を除き、複製、改変、頒布などをすることはできません。 本資料に記載されている情報は予告なしに変更されることがあります。また、時間の経過などにより記載内容が不正確となる場合がありますが、当社は、当該情報を更新す る義務を負うものではありません。 まとめ □ CentOS7のEOL到達でセキュリティ更新がリリースされない! □ CentOS7を使い続けることは危険、OS移行が必要 □ 移行先OSの選定は慎重に、オススメはAlmaLinux □ 移行作業が間に合わない場合は延長サポートが有効 CentOS 7をご利用中の方は是非ご相談ください! https://www.cybertrust.co.jp/centos/support/centos7-extend-support.html
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