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Bill One 開発エンジニア 紹介資料

Bill One 開発エンジニア 紹介資料

Bill One 開発エンジニアに関する情報をまとめた資料です

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https://buildersbox.corp-sansan.com/

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Sansan, Inc.

June 12, 2025
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  1. © Sansan, Inc. INDEX 1 2 Sansan株式会社について 市場を創った Bill One

    3 サービスの拡大と進化 4 グローバルへの挑戦 5 開発について 6 技術的な挑戦と成長環境 7 チームの文化と働き方 8 Bill Oneの今後の展望 9 募集について
  2. © Sansan, Inc. Sansan株式会社の働き方を変えるDXサービス 請求 人や企業との出会いをビジネスチャンスにつなげる「働き方を変えるDXサービス」を提供し、 ビジネスフローにおけるさまざまな分野でサービスを展開しています。 名刺管理 名刺DX 営業

    営業DX 契約 契約DX 経理DX 個人向けDX 法人向けDX 必要な情報を すぐに見つけられる 情報の管理がしやすく すぐに共有できる 情報を分析・活用しやすく データに基づいた判断ができる SansanのDXサービスの活用で変わる働き方
  3. © Sansan, Inc. あらゆる請求書をオンラインで受領 請求書の発行 ソ リ ュ ー シ

    ョ ン 発行企業の手間を変えずにデジタル化できる仕組みを構築 受領
  4. © Sansan, Inc. 3つのサービスのそれぞれのフェーズ サービスがそれぞれ異なるフェーズにあり、 立ち上げ / 成長 / 拡大

    の異なる事業のフェーズに関わることができます。 債権 管理 経費 精算 請求書 受領 0 100 事業 フェーズ 立ち上げ期 成長期 拡大期 1 10
  5. © Sansan, Inc. Bill Oneでできること|請求書受領 煩雑なフローの効率化による組織の生産性向上 法制度への対応と業務効率化の両軸を実現 あらゆる請求書を受領 99.9%*1の精度で データ化

    Bill One上で業務が完結 オンラインで一元管理 受け取り 入力 処理業務 管理・保管 *1 Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度 *2 デロイト トーマツ ミック経済研究所「高成長が続くクラウド請求書受領サービス市場」(ミックITリポート2024年12月号) 請求書受領から、月次決算を加速する Bill Oneで できること 業務フロー
  6. © Sansan, Inc. Bill Oneでできること|経費精算 立替経費をなくし、月次決算を加速する 決済 利用者宛に メールが届く スマートフォンで

    領収書を撮影 会計ソフト連携 領収書を 自動でデータ化 精算申請・承認 領収書と利用明細の 金額を自動で突合 適格請求書の要件を 自動で判定 Bill Oneビジネスカード ※ 立替経費もカード払いと同様に経費精算が可能です 現金使用に伴うさまざまなコストを削減 立替による個人の金銭負担を軽減し、 不適切な経費利用リスクを排除 ① 立替経費の廃止・削減 領収書の提出から承認、仕訳、証憑の 保管まで、経費精算に必要な対応を オンラインで完結 ② オンラインで完結 ③ 法対応業務の自動化 「電帳法・インボイス制度」への対応で 発生する業務を自動化
  7. © Sansan, Inc. Bill Oneでできること|債権管理 あらゆる請求書を電子をメインに あらゆる方法で一括発行 ① デジタルで一括発行 アナログな作業をせずとも入金データと

    請求書を即時に自動でマッチング ② 消込業務の自動化 請求情報・消込情報をもとに 発生仕訳・消込仕訳を自動で生成 ③ 仕訳データの自動生成 リアルタイム入金消込で、債権管理を強くする 請求業務 自動入金消込 仕訳作成 メール 郵送 売上管理 請求データ生成 会計情報の集計
  8. © Sansan, Inc. Bill Oneの海外展開 フィリピン セブ 開発拠点 Sansan Global

    Deveropment Center, Inc. 約50名 のエンジニアが在籍 ※2025年4月時点 2023年〜 グローバルメンバーとの協働も
  9. © Sansan, Inc. アーキテクチャ Email Cloud Load Balancing Backend Cloud

    Run Database Cloud SQL Static Files Cloud Storage Cloud Tasks API Gateway Cloud Load Balancing API Client User Logging Error Reporting Cloud Build Bill One Entry Management / Developer Tools Cloud Functions Monitoring Authentication Auth0 Login Screen Frontend / BFF Cloud Run Pub/Sub
  10. © Sansan, Inc. Cloud Load Balancing Backend Cloud Run Database

    Cloud SQL Static Files Cloud Storage Cloud Tasks API Gateway Cloud Load Balancing API Client User Cloud Functions Logging Error Reporting Management Tools Monitoring Monitoring Traces / Application Metrics with Logs :リクエスト :テレメトリデータ 凡例 Infrastructure Metrics Traces (Some functions) Frontend / BFF Cloud Run オブザーバビリティアーキテクチャ
  11. © Sansan, Inc. デザインシステムに基づいた機能開発 PdM Engineer Designer プロダクトに関わるすべての人が 共通言語をもってサービスを提供していくための 基盤としてデザインシステムを定義

    デザインシステムが提供する価値 - 開発/デザイン速度の向上・効率化 - エンジニア・デザイナーの共通言語となり、コミュニケーション を加速させる - プロダクト・世界観表現の品質担保 開発視点 - ユーザビリティ・アクセシビリティの担保 - プロダクト・品質への信頼や満足度 - デザイン・体験の一貫性 ユーザー視点
  12. © Sansan, Inc. 負荷対応とスケーラビリティの進化 - 負荷分散のためのサービス分割 - 肥大化したマイクロサービスを分割し、トラフィックを分散する。 - 一部の機能を非同期処理へ移行し、ピーク負荷を平準化する。

    - データベースのパフォーマンス最適化 - クエリの最適化、インデックス設計の見直し、キャッシュの適用による負荷を軽減する。 - リードレプリカの追加、シャーディングによる分散処理の実現をする。 - CQRSパターンの本格導入に向けた技術を検証する。 - 負荷試験の実施 - 大規模負荷試験を実施し、ボトルネックの特定と対策をする。 - 負荷試験のボトルネック特定のためにOpenTelemetryを使う。
  13. © Sansan, Inc. マイクロサービスアーキテクチャの進化 - モジュール化による開発効率向上 - 請求書受領・発行・経費精算の3つのサービス間で共通の機能をモジュール化し、再利用性を向上 する。 -

    既存サービスへの適用時には、品質を保ちながら移行する技術力が求められる。 - さらなるイベントドリブンアーキテクチャの活用 - Cloud TasksからCloud Pub/Subへ移行する。 - システム全体の可観測性向上 - マイクロサービスが増加したことで、システムの可視化と障害対応の迅速化が重要になる。 - トレース・ログ・メトリクスを統合して可観測性を高める。 Bill Oneはローンチ当初3つのマイクロサービスでスタートしましたが、現在では14を超えるマイクロサ ービスが稼働しています。サービスの成長とともに、開発効率や運用負荷を考慮したアーキテクチャの 進化が必要となっています。
  14. © Sansan, Inc. マイクロフロントエンドの導入 - サービスごとの独立性向上 - 「請求書受領」「請求書発行」「経費精算」などの機能ごとに独立したフロントエンドモジュールを構築する。 - 各チームが独立して開発・デプロイできる環境を整備する。

    - 技術スタックの柔軟性向上 - サービスごとに適したフレームワークや技術を採用できる柔軟性を確保する。 - 既存のReactベースのアーキテクチャを活かしつつ、将来的な技術選択の幅を広げる。 - パフォーマンス最適化 - 必要な機能のみを読み込む形にすることで、初回ロードのパフォーマンスを向上させる。 - チーム単位での改善サイクルを回しやすくし、UXの最適化を推進する。 現在、バックエンドは14のマイクロサービスで構成されている一方で、フロントエンドは1つの大規模な 単一アプリケーション(モノリシックフロントエンド)として動作しています。この構成では、開発チ ームのスケールや独立したデプロイが難しくなってきており、フロントエンドにもマイクロフロントエ ンドのアプローチを導入することを検討しています。
  15. © Sansan, Inc. 生産性向上 - 設計の質向上 - イベントストーミングの活用により設計品質の向上を実現する。 - スキーマ駆動開発の導入により、フロントエンド・バックエンドの開発を並行して進めることで、リードタイム

    を短縮させる。 - AIを活用した開発支援 - GitHub Copilot・Cline・Devin・Qodo Mergeを導入済みであり、今後もAIツールの活用を促進し、エンジニアが より価値の高い業務に集中できる環境を構築する。 - NotionAIを活用したドキュメントの品質向上及び陳腐化防止を実施する。 - フィードバックループの短縮 - データを基にした改善サイクルを高速化し、より効果的なプロダクト開発を実現する。 開発生産性の向上は、単なるスピードアップだけではなく、開発の質を保ちながら、より少ない労力で より大きな成果を生み出すことが重要です。 そのために、設計の質を高める取り組み、開発の効率化、 自動化、そして最新技術の活用を積極的に推進しています。 具体的な施策
  16. © Sansan, Inc. Bill Oneのチーム文化を醸成する考え方 相談しながら大胆に判断し、 Disagree and Commitで組織を前進させる 意見の対立を恐れず議論を重ねたうえで、最

    適な意思決定を行う。最終的な決定には全員 がコミットし、組織の前進を優先する。 エッセンシャル思考を大切にし、 やるべきことをやりきる 本当に重要なことを見極め、余計なことに時 間を費やさない。シンプルで本質的なアプロ ーチを重視し、やるべきことを確実に遂行す る。 常に学習し、困難なことに挑み続ける 個々の成長がチームの成長に繋がる。私たち は新しい技術やアプローチを積極的に学び、 困難な課題にも挑戦し続ける。 全員がリーダーシップを発揮する 役職や立場に関係なく、全員がリーダーシッ プを発揮することを求められる。自ら考え、 行動し、チームやプロダクトの成長に貢献す る。 安定したインフラで素早く動く スピードと安定性を両立するために、堅牢な 技術基盤を整えつつ、プロダクト品質が高い 状態を維持しつつ素早く実行することを重視 している。 一緒に働く皆と笑い合って楽しむ 仕事を楽しむことを大切にしている。チーム メンバーと協力しながら、前向きな雰囲気を 作り、共に笑いながら働く。 Humility 謙虚 Respect 尊敬 Trust 信頼
  17. © Sansan, Inc. より良い文化をつくる取り組み 「オープン」「フラット」「アジリティ」を重視した取り組みを実施 - ざっそう(雑談・相談)、学び、議論の活性化 - バーチャルオフィスツール(Teamflow) -

    ラーニングセッション(開発の学びを共有) - OST(組織全体のコミュニケーション活性化) - 教訓の共有会(バグ等から教訓を共有) - 社内LT会(プロダクトを超えた学びの共有・交流) - 機能開発から離れた改善 - バージョンアップ、エンハンス Week - 横串チーム、ギルドの運用 - 技術バックログの運用 ▲ Teamflowで 勉強会 をしている様子
  18. © Sansan, Inc. 39 Bill Oneはまだまだ乗り越えるべき壁が多いプロダクトです。 今後も急成長を続けていくため、様々な課題にぶち当たり、 乗り越えていくでしょう。 より多くの企業に利用されるための機能拡充や、 AIを活用したさらなる業務自動化など、新たなチャレンジが待っています。

    急成長しているBill Oneで開発に関わることで、 プロダクトの進化を牽引する経験を積むことができます。 また、異なるフェーズのサービスを同一組織で開発が行われているため、 それぞれの利点や経験を交えたプロダクト戦略が経験できる状態となっており、 例えるなら3倍速で成長できる環境があります。 大きな裁量を持ち、エンジニアとして圧倒的なスピードで成長し、 市場を変えるプロダクトを一緒に創り上げませんか?
  19. © Sansan, Inc. Bill One開発の魅力 - 国内最速で成長している事業だからこその貴重な課題に向き合える - 市場を創り続ける、ビジネスインフラへの飽くなき挑戦 -

    プロダクトのグローバル展開への挑戦 / グローバルメンバーとの開発 - ビジネス側と共にプロダクト価値・ユーザ価値に向き合える - フェーズの異なるサービスが存在することにより、圧倒的に成長できる環境がある - フロントエンドからインフラまでフルスタックに携われる - リファクタリング・運用改善・バージョンアップなどの プロダクトの機能開発以外にも継続的に投資 - オーナーシップを持って挑戦・改善を推進しやすい環境
  20. © Sansan, Inc. プロダクト開発の体制 4 拠点(+海外拠点) 18 チーム 5 人前後(1チーム)

    関西支店 福岡支店 本社 中部支店 海外拠点 Sansan Global Development Center, Inc.(フィリピン) 約 50 名 Sansan Innovation Lab(京都) Sansan神山ラボ
  21. © Sansan, Inc. 成長を加速するための取り組み Q毎の評価 - 自己評価とメンバーへのアピール - 360°評価 -

    評価のフィードバック Will / Can / Mustフレームワークを用いた個人目標 - 自身の将来、現状分析、チャレンジ、具体的なアクション - チーム内共有とフィードバック、チーム外メンバーも閲覧可 - 振り返り
  22. © Sansan, Inc. ロールモデル - 技術スキルと専門知識を活かしてプロジェクトを推進する - 不足している能力は、周囲のメンバーに相談し、意思決定する - 積極的に勉強会に参加し、開発フローの改善など主体的に改善に向き合う

    - サーバーサイド開発が強みで、クラウドにも精通している - 大量のデータに対応する設計ができる - 多様なプログラミング言語で開発経験があり、バランスの取れたテストコードを書ける - 相手に合わせた知識の共有ができ、ポストモーテムでも優れた洞察力と解決策を持つ - 技術領域と事業戦略に深い理解を持ち、重要な技術的意思決定を行う - 高度で複雑な設計やアーキテクチャの相談の壁打ち相手となり、品質を確保する - 新しい技術的取り組みに対しても適切な対応を行う S5のエンジニア Aさん P1のエンジニア Bさん P2のエンジニア Cさん