Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
SREは特別な魔法じゃないって話
Search
k-nagase
July 24, 2025
310
1
Share
SREは特別な魔法じゃないって話
k-nagase
July 24, 2025
More Decks by k-nagase
See All by k-nagase
クラウドとオンプレミスを組み合わせた機械学習基盤構築の挑戦
koh_naga
0
190
SREには開発組織全体で向き合う
koh_naga
0
540
サンドボックス技術でAI利活用を促進する
koh_naga
1
270
Reducing Cross-Zone Egress at Spotify with Custom gRPC Load Balancing Recap
koh_naga
0
570
システム担当者のためのクラウドとコンテナライゼーション ~効果を最大化する思考~
koh_naga
0
290
AWS Load balancer controller使用下でのAWSリソースのライフサイクル分離
koh_naga
0
570
Datadogログ萬屋
koh_naga
0
260
Featured
See All Featured
Exploring anti-patterns in Rails
aemeredith
3
300
My Coaching Mixtape
mlcsv
0
91
The Director’s Chair: Orchestrating AI for Truly Effective Learning
tmiket
1
140
svc-hook: hooking system calls on ARM64 by binary rewriting
retrage
2
190
WENDY [Excerpt]
tessaabrams
9
37k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
34
2.7k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
32
2.8k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.8k
KATA
mclloyd
PRO
35
15k
Believing is Seeing
oripsolob
1
100
Navigating Algorithm Shifts & AI Overviews - #SMXNext
aleyda
1
1.2k
Hiding What from Whom? A Critical Review of the History of Programming languages for Music
tomoyanonymous
2
620
Transcript
SREは特別な魔法じゃないって話 株式会社スリーシェイク 永瀬滉平 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved.
自己紹介 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. - 所属:
株式会社スリーシェイク - 仕事: マネージャー - 所在: 雪国岩手と大都会東京を行ったり来たり - 趣味: 酒・タバコ 永瀬 滉平 (@koh_naga)
ここ最近業務内外問わずたくさんのカンファレンスに立て続けに参加しておりました。 • 6/16・17 KubeCon Japan • 7/3・4 開発生産性カンファレンス • 7/11・12
SRE Next
話すこと ありがたいことに3-shakeの人間としてブースに立ったりしていると、 SREについての話になることが非 常に多くありました。 今日はその中で自分の「 SRE」というものへの認識が整理され、少しだけ言語化できた気がするので 3 つに分けてお話したいと思っています。 1. 他所は他所、うちはうち
2. SRE って 温故知新 3. 「何でも屋さん」も悪くないかも
他所は他所、うちはうち • Google が提唱した SREはあくまで、 Googleにおける 1つの成功事例にすぎない • 私たちは Googleではなく、それぞれの事業や扱うシステムの性質によって在り方が変わるもの
他社の事例を参考にするのはとても良いことだが、ただなぞるだけでなく自分たちの頭で自分たちなりに信頼性に 対して思慮する営みを止めないことが大事。
さっきブースに来てくださった方と話してて思ったけど、SLIとか SLOとかポストモーテムとか、用語に対する認識が違った気がす る。。。 共通認識とするために母国語の日本語で説明したらどうなるんだ? ↓ KubeCon Japanでの休憩中の永 瀬 SRE って
温故知新
SRE って 温故知新 SLO、SLIなどの専門用語を日本語で自分の言葉で説明してみる。 これに関わる業務を包括的に手がけるのが集団が SREチームと位置付ける。 SLI: 思った通りにお客様に価値を提供できているかを自分たちにわかりやすい指標として設定したもの SLO: SLIに対して自分たちが目指すべき値の最低ライン
エラーバジェット : SLIに対して、マックスのラインから SLOまでの差分 ポストモーテム : お客様に価値を提供できていない状態が発生した、またはお客様に損害を与えてしまった際に、 今後ないように振り返りをして対策を講じる営み
SLO、SLIなどの専門用語を日本語で自分の言葉で説明してみる。 これに関わる業務を包括的に手がけるのが集団が SREチームと位置付ける。 SLI: システムが思った通りにお客様に価値を提供できているかを自分たちにわかりやすい指標として設定したも の SLO: SLIに対して自分たちが目指すべき値の最低ライン エラーバジェット :
SLIに対して、完璧なラインから SLOまでの差分 ポストモーテム : システムがお客様に価値を提供できていない状態が発生した、またはお客様に損害を与えてし まった際に、同じ過ちを犯さないように振り返りをして対策を講じる営み 事業や製品をより良くするための「当たり前の取り組み」として古来から行わ れてきたものと変わらないように感じる。。。 SREは先人の営みから帰納的に導いた知恵みたいなものなのかもしれない SRE って 温故知新
「何でも屋さん」も悪くないかも • プロダクトチームから問い合わせやヘルプに呼ばれまくる「何でも屋さん」になってしまうのを、多くの方が問 題視 • 問い合わせなどの内容の傾向から、どんな問題があるかを見出すことができる SREチームは見えてきた課題を分析する時間と課題解決に取り組む時間が確保できている限り 、必ずしも悪いも のではないという気がします。 ここが問題かもな。。。
まとめ SREとは言っても別に特別なものじゃなくて、身近な課題解決を通していけば自ずと信頼性に向き合えると思いま す。 難しく考えずに身近なところでできることをやって、自分たちなりに信頼性に向き合い始めてみて欲しいと思ってい ます!
ご清聴ありがとうございました Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved.