Re:Invent RDS関係のアップデートまとめ

JAWS-UG SRE支部 #11 ちょっと遅いけど、SREにおけるre:Inventのお話しよ？
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1. ©2024 Metaps Holdings, Inc. Re:Invent RDS関係のアップデートまとめ 株式会社メタップスホールディングス SREエンジニア 是永 総⼀郎
2. ©2024 Metaps Holdings, Inc. ⾃⼰紹介 是永 総⼀郎 株式会社メタップスホールディングス SREエンジニア Soichiro Korenaga 機械設計エンジニア→インフラエンジニア →SRE JAWS-UG SRE⽀部 運営 趣味：折り紙 ＠s_korenaga
3. ©2024 Metaps Holdings, Inc. 折り紙
4. ©2024 Metaps Holdings, Inc. 社名
 株式会社メタップスホールディングス 
 (Metaps Holdings, Inc.) 
 設立
 2023年1月26日　
 資本金
 100百万円（資本準備金を含む）
 ※2023年12月末時点
 所在地
 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 
 渋谷スクランブルスクエア 
 従業員数
 72名 ※2023年12月末時点
 経営陣
 代表取締役　山﨑 祐一郎 取締役　　　原 大輔
 取締役　　　青沼 克典 
 社外取締役　大谷 仁人 
 監査役　　　萩野矢 宏樹 事業内容
 クラウドとAIを中心にしたインキュベーション 
 テクノロジー企業への投資 
 
 MISSION テクノロジーでお金と経済のあり方を変える 
 
 世界を解き放つ 
 
 
 VISION 会社概要
5. ©2024 Metaps Holdings, Inc. srestはAWSファンデーショナルテクニカルレビュー （FTR）認証を取得しています
6. ©2024 Metaps Holdings, Inc. ©2024 Metaps Holdings, Inc. 無料トライアル実施中！詳しくはお声がけください。
7. ©2024 Metaps Holdings, Inc. Re: InventのRDS関連アップデート
8. ©2024 Metaps Holdings, Inc. ⽬次 ‧Amazon CloudWatch Database Insights ‧Amazon RDSのBlue/Green Deployments のストレージ縮⼩ ‧Amazon Aurora Serverless v2 ゼロキャパシティ ‧Amazon Aurora DSQL ‧AWS PrivateLink の強化
9. ©2024 Metaps Holdings, Inc. Amazon CloudWatch Database Insights このアップデートは… RDS特化のCloudWatch Insightsが爆誕 RDSに関連した情報を⼀元的に可視化 ‧Amazon RDS Performance Insights ‧Amazon CloudWatch Application Signals ‧Amazon CloudWatch Logs https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-cloudwatch-database-insights/?nc1=h_ls
10. ©2024 Metaps Holdings, Inc. Amazon CloudWatch Database Insights このアップデートは… RDS特化のCloudWatch Insightsが爆誕 RDSに関連した情報を⼀元的に可視化 ‧Amazon RDS Performance Insights ‧Amazon CloudWatch Application Signals ‧Amazon CloudWatch Logs 引⽤元： https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-amazon-cloudwatch-databas e-insights-comprehensive-database-observability-from-fleets-to-instances/
11. ©2024 Metaps Holdings, Inc. おさらい Amazon RDS Performance Insightsのおさらい ‧待機イベント（Wait Events）の可視化 ‧上位クエリの分析 ‧負荷のボトルネック特定 Amazon CloudWatch Application Signalsのおさらい ‧アプリケーションのリクエストパフォーマンス分析 ‧外部APIやデータベースの依存関係分析 ‧エラー率、レイテンシ、スループットの監視
12. ©2024 Metaps Holdings, Inc. Standard modeとAdvanced mode 特徴 Standard mode Advanced mode DB負荷の最も大きな要因をディメンション別に分析する ◯ ◯ 最大 7 日間の保存期間でデータベース メトリックのクエリ、グラフ化、アラーム設定が可能 ◯ ◯ きめ細かなアクセス制御ポリシーを定義して、 SQLテキストなどの機密性の高いディメンションへの アクセスを制限 ◯ ◯ 実行中のプロセスごとに詳細なメトリックを使用して、データベースで発生しているオペレーティング システム プロセスを分析 × ◯ 数百のデータベースの健全性を評価するた めの艦隊全体の監視ビュー の作成、保存 × ◯ 15か月の保持期間とガイド付き UXでSQLロックを分析 × ◯(Aurora PostgreSQLのみ) 15 か月の保持期間とガイド付き UX で SQL 実行プランを分析 × ◯(Aurora PostgreSQL、RDS for Oracle、RDS for SQL Server のみ) クエリごとの統計を視覚化 × ◯ 遅いSQLクエリの分析 × ◯ CloudWatch アプリケーションシグナルで通話サービスを表示する × ◯ メトリック、ログ、イベント、アプリケーションなど、すべてのデータベース テレメトリの統合ダッシュ ボードを表示 × ◯ Performance Insights カウンターメトリクスを CloudWatch に自動的にインポートする × ◯ CloudWatch で Amazon RDS イベントを表示する × ◯ オンデマンド分析で任意の期間のデータベースパフォーマンスを分析 × ◯(Aurora PostgreSQL、Aurora MySQL、RDS for PostgreSQL、RDS for MySQL、RDS for MariaDB のみ)
13. ©2024 Metaps Holdings, Inc. Amazon RDSのBlue/Green Deployments のストレージ縮⼩ このアップデートでは… RDSを再作成せずストレージを縮⼩できるように https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/11/amazon-rds-blue-green-deployments-storage-volume-shrink/
14. ©2024 Metaps Holdings, Inc. Amazon Aurora Serverless v2 ゼロキャパシティ このアップデートでは… Aurora Serverlessを使っていない間のAurora 容量ユニット(ACU)が 最低0.5 → 0に  待機時間のコンピュートの料⾦が0！ 接続しようとすると⾃動的に起動   使わない時のランニングコストがストレージ料⾦のみ https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/11/amazon-aurora-serverless-v2-scaling-zero-capacity/
15. ©2024 Metaps Holdings, Inc. Amazon Aurora DSQL このアップデートでは… Amazon Aurora DSQLが爆誕 NewSQLのアーキテクチャを備えたRDB ‧分散アーキテクチャ ‧グローバルなデータ分散とリージョン間の整合性 ‧⽔平スケーリング（スケールアウトが容易） ‧⼀貫性のある分散トランザクション ‧PostgreSQLとの互換性 https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-aurora-dsql-preview/
16. ©2024 Metaps Holdings, Inc. 他DBとの⽐較 項目 Aurora PostgreSQL Aurora DSQL DynamoDB データモデル リレーショナル（RDBMS） 分散型リレーショナル （Distributed RDBMS） キーバリュー / ドキュメントストア（NoSQL） クエリ言語 SQL（PostgreSQL準拠） SQL（PostgreSQL互換） NoSQL（キー・属性ベースのクエリ, PartiQL） トランザクショ ン ACID対応 分散ACIDトランザクション 部分的なACID（単一テーブルまたは制約付きのマ ルチテーブル） スケーリング write 垂直スケール read 水平スケール write、read共に水平スケール write、read共に水平スケール （自動分散） マルチリージョ ン対応 リードレプリカのみ （Active-Passive） 全リージョンで書き込み可能 （Active-Active） グローバルテーブルで複数リージョン書き込み可能 可用性 単一リージョンのクラスタ構成 リージョン間分散 （自動フェイルオーバー） 99.999%の高可用性 （フルマネージド） レイテンシ ミリ秒レベル （従来のRDBMSと同等） 低レイテンシ （リージョンごとに最適化） マイクロ秒～ミリ秒レベル データ一貫性 強整合性（Aurora内で維持） 強整合性 or 最終的整合性を選択可能 最終的整合性（強整合性オプションあり） ユースケース - 企業向けのRDBMSワークロード - 高いトランザクション処理が必要なアプリ - グローバルSaaS/ECサイト - ゲーム、金融、マルチリージョン対応システム - スケーラブルなWebアプリ、IoT、リアルタイム分析
17. ©2024 Metaps Holdings, Inc. AWS PrivateLink の強化 このアップデートでは… AWS Private Link経由で別VPCのリソースに接続できるように Network Load BalancerやGateway Load Balancerを使う必要がない セキュリティを保ちながら料⾦を削減できるかも？ https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/12/access-vpc-resources-aws-privatelink/
18. ©2024 Metaps Holdings, Inc. AWS PrivateLink の強化内容 さらに詳しく
19. ©2024 Metaps Holdings, Inc. まとめ ‧オブザーバビリティ Amazon CloudWatch Database Insights ‧料⾦削減に使えそう Amazon RDS Blue/Green Deployments のストレージ縮⼩ Amazon Aurora Serverless v2 ゼロキャパシティ AWS PrivateLink の強化 ‧新RDS Amazon Aurora DSQL
20. ©2024 Metaps Holdings, Inc. ©2024 Metaps Holdings, Inc.