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20250325_QATestTalk_InvolveForQuality
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kotatsu
March 25, 2025
5
920
20250325_QATestTalk_InvolveForQuality
https://test-talk.connpass.com/event/333635/
にて登壇した際の資料です
kotatsu
March 25, 2025
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Transcript
0 全員で品質を作り込むため 人を巻き込むテクニック 2025/03/25 ログラスQA コタツ
1 自己紹介 2015/04 株式会社ビズリーチにサーバーサイドエンジニアで新卒入社 2020年頃 QAにジョブチェンジ 🥦さんなどにQAの手ほどきを受ける 2022/06 株式会社ログラスに1人目QAエンジニアとして入社 テストで食い止めるより予防をしていく流派
この写真は10年ほど前の就活中の証明写真 コタツ
2 会社紹介 経営管理領域SaaSのスタートアップです 2019年創業 2024年にシリーズBで70億円の資金調達 2025年2月 在籍社員200人突破 製品紹介→ ログラスとは
3 会社紹介 特徴 • QA組織というものは有りません ◦ チーム内の1ロールとしてのQA • アジャイルテスティングガチ勢 •
テストするだけじゃない!色々やります ◦ 品質富士山という独自モデル図で QAの関心領域の品質を定義しています ◦ エンジニアがテストをすることが多い よく聞かれること • QAは全部で2名しかいません ◦ 業務委託などもいません ◦ 積極採用中... ログラスQAとは
4 会社紹介 ログラスの価値基準
5 会社紹介 ログラスの価値基準 • 信頼できる仲間を信じて • 未来への前進のため • 理想と現実の隔たりを提言する ◦
隔たりを示す ◦ 隔たりを受け止める
6 会社紹介 ログラスQAの価値基準
7 会社紹介 ログラスQAの価値基準
8 会社紹介 ジェネレーターとは 参考:これからの時代における教師のあり方、それは「ジェネレーター」。
9 なぜ人を巻き込んでいく必要があるのか
10 なぜ「人を巻き込む」必要があるのか ※上記タイトルはアジャイルテスティングマニフェストより引用 1. アジャイルテスティング的文脈 ◦ テストは常にどのプロセスでもやり続けないといけない。そうなると全員でやったほうが良い ◦ アジャイルにおけるQAプラクティスは人を巻き込むのが前提 ◦
集団としての対話を通じて知識を高め、全体の能力を高めることでアジリティを強化する 2. ログラスでの固有の事情 ◦ QAが足りなさすぎるので、QAが全部やるとプロダクトチームのボトルネックになる 品質はテスターだけの責任ではない。品質に対するチームの責任
11 なぜ「人を巻き込む」必要があるのか QAはチェンジエージェントとしての動き方を求められているのでは • QAは組織の変革を推進する動きを求められる側面が大きいと感じている • 噂によるとQAのAはアジテータという説
12 なぜ「人を巻き込む」必要があるのか 2023年、私の社外登壇デビューで取り扱った品質コミュ ニティは未だに現役 • QAが率いているわけではなく、双方向のギルド • 3年目突入 • 個人的に得意分野なのかも
◦ 言語化したいモチベーションがある ◦ いろんなタイプの変化の起こし方があると思う し、これから話すことは一例です 個人的に、「人を巻き込む」ことで大半のことを成してきた 参考:品質コミュニティがつなぐ、 QAチームと開発者の新たな可能性
13 なぜ「人を巻き込む」必要があるのか 私達の価値基準も「人を巻き込む」ことを推奨している
14 なぜ「人を巻き込む」必要があるのか 一緒にやるではなく、 ご意見番・アドバイザーになっていませんか? 仲間にFeed Forwardできていますか?
15 本日のペルソナ
16 本日のペルソナ 想定しているシチュエーション • あなたは今の仕事のやり方に不満やもやもやを抱いています • 一定、アイデアの種はあるけど、日々の業務に忙殺されて試せていません ◦ こうすればいいのに ◦
前職ではこうしたのに ◦ 他社ではこうやっているらしい • でもこのアイデアで課題を解決できるかわからない • 一人でガンガンに進めるタイプでもない
17 そんなときは私はこうするので、参考にしてほしい! 本日のペルソナ
18 どのように「人を巻き込む」のか
19 「人を巻き込む」とは、他の人を自分の考えや方向に共鳴させ、活動や状況に参加させること 半径数メートルぐらいのメンバー同士で実践していることのご紹介です どのように巻き込むか? 1. マインド 2. テクニック どのように「人を巻き込む」のか 私の考える「人を巻き込む」ために必要な要素
20 (miwaさんの教え) 心理的安全性はあるのではなく、 思い込んで作るんだ • だってそれが仕事なんだから (内なるギャル人格の囁き) うちらいい仲間になれると思うんだよね • 何らかの共通点があるはず だって同じ星のもとに集まってんじゃん
• どうせだし、一緒に働く人のいいところを見つけまくって 愛を持って働きたいじゃん どのように「人を巻き込む」のか マインド編 マインドの持ち方 参考:チームが「サイロ化」しないための仕掛け(増補版)
21 1. FEARLESS CHANGE 2. SPIN話法 どのように「人を巻き込む」のか テクニック編 わたしがよくつかうテクニックを以下で説明します
22 どのように「人を巻き込む」のか テクニック編 ※新たなアイデアを組織に導入しようとする人に向けて、 パターン化された秘訣(パターン・ランゲージ)が紹介されている書籍 • なにか食べながら ◦ ランチに誘うなど。心理学的にも親近感がアップすると言われている ◦ 食べ「ながら」ではなく、ただ単にただ食べるだけも好き(個人の見解)
• 適切な時期 ◦ どんなに仲良くても、多忙な時期に声をかけられたら答えられない ◦ いま余力がどの程度あるかどうかは常にアンテナを張りたい • 個人的な接触 ◦ 個人のニーズを理解する時間を設ける・傾聴する FEARLESS CHANGE※のパターンから、私が取り組んでいること
23 どのように「人を巻き込む」のか テクニック編 SPIN話法という営業話法の紹介 • これの頭文字 ◦ Situation(状況質問) ◦ Problem(問題質問) ◦
Implication(示唆質問) ◦ Need-payoff(解決質問) 概要 • ヒアリングをする方法の一種 ◦ セールストークだけの営業は顧客に敬遠される • 潜在的ニーズを引き出しながら課題や解決策に気づいてもらう ◦ 課題の解像度が低い際に有効 共通の課題にする 参考:営業の必須スキルである質問力は、全てのビジネスマンが習得すべき スキルだと思う:SPIN話法とFAB分析
24 どのように「人を巻き込む」のか テクニック編 大まかな流れ 1. 状況質問で状況や背景を把握する 2. 問題を引き出す(XXに困っていませんか?) 3. 示唆質問で問題の影響を明らかにする 4.
相手と一緒に解決策を考える 課題を解決する必要性に気づいてもらう 共通の課題にする 参考:営業の必須スキルである質問力は、全てのビジネスマンが習得すべき スキルだと思う:SPIN話法とFAB分析
25 どのように「人を巻き込む」のか テクニック編 共通の課題にする 私がよくやる切り出し方 • 今私は◯◯に困ってるんだけどあなたはどうやってますか? Tips • 問題質問の際、あえて褒めると課題が見つかる場合もある •
示唆の提示は恐縮しながら聞くと良い • 解決質問をして相手にアクションを宣言してもらう 誰かに強いられるより自分で宣言するほうが行動に移しやすい 参考:営業の必須スキルである質問力は、全てのビジネスマンが習得すべき スキルだと思う:SPIN話法とFAB分析
26 ある程度共通の課題感・価値観がある場合に有効な手段 • 壁打ち • 雑談 • ヒアリング 上記をやるうえで重要だと思っていること •
アイデアを自分だけのものにしない • 一人でできると思っても、より良いやり方のためアドバイスを求める • 相手の便益も考える ◦ 例: こういう方向性でやるとあなたのwillに合致する どのように「人を巻き込む」のか テクニック編 共通の課題にする おまけ
27 一緒に解決のために作戦会議をする • たとえ今は忙しくて一緒に解決に動けなかったとしても、 誰かを紹介してもらったり、知らなかったことを教えてもらえる 共通の課題にできなかったとしても... • 反対されたとしても、大体の人は助けを求めたら意見をくれる ◦ FEARLESS
CHANGEでいう「懐疑派代表」として振る舞ってもらう どのように「人を巻き込む」のか テクニック編 共通の課題にしたらもう簡単
28 まとめ
29 まとめ 1. アジャイルの中で品質を作り込むためには全員で立ち向かうのが近道 2. 全員で立ち向かうためには、マインドとテクニックが必要 a. マインド i. 心理的安全性があるように振る舞う
ii. つーかうちら仲間ぢゃん? b. テクニック i. FEARLESS CHANGE ii. SPIN話法 iii. 壁打ち・頭出し・ヒアリング おさらい
30 全ての意思決定を合議で決めるべき、という話ではない • そもそも「人を巻き込む」イコール合議ではない • 全部こうしろ、というわけではない 本日の話は、モメンタムを作る話です まとめ 補足
31 参考:アジャイルソフトウェア開発宣言 まとめ みんなで解決するほうが、実行の強度も上がるし、実行クオリティも上がるし、何より楽しい 全部を自分一人でやらないと、と思う必要はない。仲間を信頼し、チームとしての最適解を探そう そのために、課題に関する会話をもっとしたい! 本日伝えたかったこと
32 人は変化に抵抗するのではない。 変化させられることに抵抗するのだ。 書籍「学習する組織」(ピーター・M・センゲ/p218)
33 まとめ • Agile Testing Condensed Japanese Edition ◦ ※Agile
Testing Manifestoの引用 • チームが「サイロ化」しないための仕掛け(増補版) • 「FEARLESS CHANGE アジャイルに効くアイデアを組織に広めるための48のパターン」 Mary Lynn Manns, Linda Rising著 川口恭伸監訳 • 「学習する組織」ピーター・M・センゲ著 • 営業の必須スキルである質問力は、全てのビジネスマンが習得すべきスキルだと思う:SPIN話法とFAB分析 • アジャイルソフトウェア開発宣言 参考文献
34 (告知)JaSST 2日目 15:00から、弊社エンジニアが登壇します
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