Public Cloud を使われている方は、その価格設定からそのサービスをどう利用するべきかを理解で きることはありませんか? 利用者に提示する料金体系もコミュニケーションの1 つです。しかも強力なものです。 管理会計の仕組みが社内にない場合、ゼロから立ち上げるのは非常に困難がつきまといますが、 受益者負担や独立採算制といった原則を適用できるようになります。 1. プラットフォームのユースケースを料金体系で暗に示せること 2. 受益者負担の原則により、特定のプロダクトが無闇に使いすぎないようにすること 特定プロダクトに特化しすぎて、実質的な外注開発になることを防ぎます 3. コスト配賦に数% の利益を上乗せすることで、その利益の範囲で自由な挑戦を行えること プラットフォームはしばしばコストセンターとなり、厳しいコスト削減圧に晒されます この時、新たな挑戦や人員の確保のために使える利益があると説明がしやすい 26 / 32