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APRICOT-APAN 2015とNOCチーム

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June 11, 2025

APRICOT-APAN 2015とNOCチーム

2025/6/6に行われた QUNOG 32 Meeting で発表した資料です
https://qunog.connpass.com/event/354113/

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June 11, 2025
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  1. 目次 • APRICOT-APAN2015(AA2015)とは • NOCチームでの取り組みについて • まとめ • 技術的な話題は取り扱いません •

    このスライドは ITRC meet 45 での tany スライドをほとんどパクって参考にさせて いただきました。ありがとー • https://www.itrc.net/meet/45-program/ 2
  2. Who am I ? 名前 • 髙田 美紀 (たかた みき)

    ◦ https://x.com/mikit_t/ 本業 • NTTコミュニケーションズ株式会社 ◦ デジタル改革推進部 データドリブンマネジメント推進部門 ◦ 2020年より現職、社内向けデータ分析基盤の設計・開発・運用に従事 対外活動 • 2005年ごろ JEAG (Japan Email Anti-Abuse Group) 幹事 • 2009年より DNSSECジャパン 広報WG リーダー • 2012年より日本DNSオペレーターズグループ 幹事 • JANOG29 LA (NOC) • 2015年 AA2015 NOCチームチェア • JPNIC主催 InternetWeek プログラム委員 • その他、NOC参加 (JANOG53, JANOG54, IWNOC) など 好きなポート番号 • 53 3
  3. APRICOT-APAN 2015とは? • 日程:2015/2/24/(火)〜3/6(金) ; 11日間 • 会場:JR博多シティ、福岡国際会議場 • 主催:APRICOT-APAN

    2015 日本実行委員会 • 構成内容 • ワークショップ、チュートリアル、コンファレンス、ワーキンググループセッション、併設展 示・デモ、レセプション、ソーシャルイベント • 参加人数:1,000名弱 • 参加者の国籍:54か国 4
  4. APRICOTとAPAN APRICOT • https://www.apricot.net/ • Asia Pacific Regional Internet Conference

    on Operational Technologies • アジア太平洋地域を対象としたインターネット のネットワーク関係者の会議 • APNOGが主催 • maz (松崎さん) もメンバーの一人 APAN • https://apan.net/ • Asia Pacific Advanced Network • アジア太平洋地域の研究・教育ネットワークの 相互接続ネットワーク • APAN Ltd. が主催 • NREN (National Research and Education Network) の集まり 5
  5. ネットワークチームの目的と目標 • 目的 • 来場者が会期中に快適に過ごせるような会場ネットワーク環境を提供する • 目標 • 日本のエンジニアが持つ構築運用技術の高品質さを来場者にアピールする •

    次の世代を担うエンジニアの育成、地方の優れた人材を発掘する • 1年前、2014年1月からネットワークチーム始動 • チェア2名で始めた 7
  6. ネットワークチームの人員構成 9 • チェア 2名 (1名) • ネットワークデザイナ 2名 •

    エンジニア 22名 (6名) • 大学教員 2名 (2名) • スタッフ • 社会人 5名 (4名) • 学生 14名 (14名) • ()内は九州在住 • 合計 47名 (27名)
  7. ネットワークチームの人員構成 • チェア 2名 (1名) • ネットワークデザイナ 2名 • エンジニア

    22名 (6名) • 大学教員 2名 (2名) • スタッフ • 社会人 5名 (4名) • 学生 14名 (14名) • ()内は九州在住 • 合計 47名 (27名) 関わってた人、挙手 ! (リモートの人も) 10
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  9. 12

  10. 会期中の取り組み • 機器の設置、ネットワークの監視とトラブル時の対応、チューニング、機器の設定変 更、無線APやスイッチ等ネットワーク機器の増設など • 来場者のために会場ネットワークに関するサポートを行うネットワークヘルプデスク を開設し、学生を中心に専任のスタッフを配置した • 開設時間:会期中の 8:00〜18:00まで(2交代制)

    • 対応状況を把握するために業務日誌を作成 • 会期中にLightning Talk大会を2回開催した • 発表時間5分、テーマ不問で行なったが、各々の興味の対象や得意な技術、個人の 『人となり』を知る良い機会 • スタッフ間の交流やコミュニケーション機会を増進 15
  11. 良かった点、イマイチだった点 • 良かった点 • カンファレンスネットワークというサービスの設計構築から撤去までの一連の流れを各々が経験で きた。 • 学生が様々な経験をしたことで、知識と人脈を自分のものにし、各々の自信につながった • その経験や自信が、これ以降の学生生活や研究、就職に役立った

    • 今でもそのときのメンバと交流がある! • イマイチだった点 • 学生の教育という観点でみた会期中の取り組みは十分ではなかった。以下のような観点での取り組みがあ ればより良いものになったかも? •会期中に参加者とのコミュニケーションを促す •インターネットやコンピュータネットワークへの理解が深まる •スタッフ間でのテクニカルな交流を深める • 機器のログなど様々なデータを取得したが、それを後に生かすようなことを考えていなかった 16
  12. まとめ+α • ここ福岡で10年前に AA2015 という国際会議が開催された • APRICOT, APAN について •

    NOCの体制をどう作ったか • イベントNOCでの若手育成、ネットワーク業界へ就職した人も • • AA2015を契機に若手/学生向けの育成の仕掛けがはじまった (と思っているw • イベントネットワーク構築スタッフへの学生参加 • APNICなどのカンファレンスへの参加支援 • • AA2015 に関わった人も、関わってなかった人も、楽しく議論できたらと思います 17