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10年以上続くWebサービスのAIファースト時代への向き合い方 / Navigating t...

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October 09, 2025
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10年以上続くWebサービスのAIファースト時代への向き合い方 / Navigating the AI-First Era: A Strategy for Established Web Services

◆イベント名
AI導入最前線!理想 vs 現実『AIドリブン開発』 〜エンジニア視点で語るリアル活用術〜
https://connpass.com/event/370611/

◆発表タイトル
10年以上続くWebサービスのAIファースト時代への向き合い方

◆登壇者
paiza株式会社 システム開発部 Stream Alignedグループ
Stream Alignedグループ長/テックリード 高村 宏幸

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Rakus_Dev

October 09, 2025
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Transcript

  1. AI 活用してますか? 2022 年11 月30 日、ChatGPT が一般公開され その後も様々なLLM が出現して、ソフトウェ アの常識が一変しました

    📒 自然な文章を生成・要約する 🎤 音声を認識して高精度に翻訳する 🖼️ 画像・音楽・動画を作る ⚙️ 開発タスクを自動化する(夢じゃなくな りつつある) etc…
  2. NO

  3. 💡光の部分との向き合い方 AI トレンドの変化スピードは凄まじい 情報をキャッチして共有する「運用」が大事 paiza の取り組み Slack の #tech_trend_anything チャンネルなどで気になる情報をシェア

    ただし🙅 鵜呑みにしない🐔 疑問❓️を持つ 実際に試す🛠️ サービス/ プロダクトにどう活かせるか考える🤔 「AI 驚き屋😯」で終わらせない意識を持つ 組織としては「試せる」環境整備が大事 Claude / ChatGPT / Gemini の三刀流を推奨 表面的なツールではなくLLM の基盤部分を押さえておく
  4. AI 活用時のリリースサイクルの課題分析(汎用的な話はないので、端折ります) リリースサイクルを短く小さく早くし、ユーザに価値を提供したいという目的のもと、 AI による効率化が新たなボトルネックを生まないか?と考える 要件定義 調査 設計 実装 静的解析

    型チェック ⾃動テスト ( ローカル) 静的解析 型チェック ⾃動テスト (CI) PR( コードレビュー) 動作確認 デプロイ(CD) ユーザー よくあるリリースまでの⼯程 AI でここがめちゃくちゃ短くなるとしましょう
  5. AI 活用時のリリースサイクルの課題分析(汎用的な話はないので、端折ります) 要件定義 調査 設計 実装 静的解析 型チェック ⾃動テスト (

    ローカル) 静的解析 型チェック ⾃動テスト (CI) PR( コードレビュー) 動作確認 デプロイ(CD) <Tier2 課題> ここの負担を下げる ⽅法を考える (AI ローカルでできることを増やす事含む) <Tier1 課題> この単位のコンテキストの 分離を考える (ex: ppg, paiza_connect) <Tier3 課題> ここを圧縮する ⽅法を考える ( 必要⼗分に抑える) <Tier3 課題> ここを圧縮する ⽅法を考える a
  6. 今日のまとめ AI は神ではない 💡魅せ球( 光) と🌑決め球( 闇) の両方に向き合 うことが大事 泥臭い部分だったとしても本質的なイシュー

    を攻めてこそ、AI は真価を発揮する📈 AI ファースト時代に向けて、 「魅せ球」も「決め球」も磨いていこうぜ!
  7. END