日本情報科教育学会(JAEIS)第26回研究会で発表。
学習指導要領の改訂に向けた諮問では,各教科で「中核的な概念」等を中心とした内容の構造化が求められている.本稿では,情報科を初めて学ぶ高校生が情報科の「中核的な概念」を段階的に学べるよう設計したモデルに基づき,実際に高校生に行った教育実践の結果を報告する.大学生を対象に行った先行実践を元に,内容を精選した上で学習活動を追加した.情報系専門学科の高校1年生を対象とする実践の結果,専門学科の生徒に対する結果であるものの,参加した生徒は概念を学ぶ意義を認識し,情報科で扱う概念に対する理解をある程度深めることができたと考えられる.