Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
MLPシリーズ「強化学習」輪読会 #5
Search
shimacos
January 14, 2020
Science
1
540
MLPシリーズ「強化学習」輪読会 #5
MLPシリーズ「強化学習」輪読会 での発表資料です。
5.3 説の「ブラックボックス生成モデル」に対するプランニングについてまとめました。
shimacos
January 14, 2020
Tweet
Share
More Decks by shimacos
See All by shimacos
LayerXにおける業務の完全自動運転化に向けたAI技術活用事例 / layerx-ai-jsai2025
shimacos
2
21k
バクラクのドキュメント解析技術と実データにおける課題 / layerx-ccc-winter-2024
shimacos
2
2.1k
LayerXにおけるAI・機械学習技術の活用と展望 / layerx-ai-jsai2024
shimacos
2
4.3k
BigQueryで参加するレコメンドコンペ / bq-recommend-competition-kaggle-meetup-tokyo-2023
shimacos
1
2.4k
[関東Kaggler会 スポンサーセッション] LayerXの事業と機械学習でできること / kanto-kaggler-layerx
shimacos
0
1.5k
[CVPR 2023 論文紹介] Unifying Vision, Text, and Layout for Universal Document Processing / kanto-cv-59-udop
shimacos
3
1.2k
LayerXにおける機械学習を活用したOCR機能の改善に関する取り組み / layerx-jsai-2023
shimacos
3
29k
Kaggle Days Championship予選全12回まとめ + TIPS
shimacos
0
7.2k
Kaggle Feedback Prizeコンペ 反省会
shimacos
5
3.6k
Other Decks in Science
See All in Science
防災デジタル分野での官民共創の取り組み (1)防災DX官民共創をどう進めるか
ditccsugii
0
440
生成検索エンジン最適化に関する研究の紹介
ynakano
2
1.5k
Collective Predictive Coding as a Unified Theory for the Socio-Cognitive Human Minds
tanichu
0
140
Ignite の1年間の軌跡
ktombow
0
190
データベース04: SQL (1/3) 単純質問 & 集約演算
trycycle
PRO
0
1.1k
データベース15: ビッグデータ時代のデータベース
trycycle
PRO
0
400
動的トリートメント・レジームを推定するDynTxRegimeパッケージ
saltcooky12
0
240
Rashomon at the Sound: Reconstructing all possible paleoearthquake histories in the Puget Lowland through topological search
cossatot
0
230
データベース02: データベースの概念
trycycle
PRO
2
990
データベース14: B+木 & ハッシュ索引
trycycle
PRO
0
590
Optimization of the Tournament Format for the Nationwide High School Kyudo Competition in Japan
konakalab
0
140
先端因果推論特別研究チームの研究構想と 人間とAIが協働する自律因果探索の展望
sshimizu2006
3
600
Featured
See All Featured
Abbi's Birthday
coloredviolet
0
3.7k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
355
21k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
40k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
26
3.3k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
132
19k
Building a A Zero-Code AI SEO Workflow
portentint
PRO
0
190
[SF Ruby Conf 2025] Rails X
palkan
0
560
Docker and Python
trallard
47
3.7k
More Than Pixels: Becoming A User Experience Designer
marktimemedia
2
260
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
231
22k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
281
24k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
128
55k
Transcript
MLPシリーズ「強化学習」輪読会 #5 「ブラックボックス生成モデル」に対するプランニング 2020/01/14, Naoto Shimakoshi
自己紹介 2 • 名前 • 島越 直⼈ (シマコシ ナオト) •
よくトリゴエと間違えられますがシマコシです。 • Twitter • @nt_4o54 • 経歴 • 機械系出⾝ • 某IT企業でデータサイエンティスト⼀年⽬ • 最近強化学習に興味あり • Kaggle • @shimacos (⾦ 1, ソロ銀 2, ソロ銅3) • Kaggle Master
5章の後半からを扱います 3
5.3 ブラックボックス生成モデルに対するプランニング 4 • ブラックボックス⽣成モデルとは • 任意の状態⾏動対の⼊⼒に対して報酬と次ステップの状態を出⼒するようなモデル ( ) •
シミュレータやドメイン知識、データから設計したものを扱う (確率的なものが多い) • プランニングのアプローチの種類 • 幅優先探索 • 動的計画法 (ref. Chapter 2), スパースサンプリング法 (確率的幅優先探索) • 深さ優先探索 • UCT法 -> モンテカルロ⽊探索
• 状態数に計算量が依存しないため、状態数が⾮常に⼤きいときに有効 • 各親ノードの⾏動に対して からN回サンプリングを⾏うことで⽊を成⻑させる • これを事前に決めたパラメータTだけ深さ⽅向に繰り返す • 後⽅から再帰的に状態価値関数を計算 •
注意点:動的計画法と異なり、⼊⼒された状態の最適⾏動しか求めない 5.3.1 スパースサンプリング法 5 親ノード 孫ノード ⼦ノード
• 元論⽂でスパースサンプリング法で求まる⽅策がε最適であるための条件が⽰されている。 • 条件: がMDP、報酬の上限値が既知 ( ) • 割引率を1に近づけるほどTとNを⼤きくしなければいけない。 •
割引率を1に近づけたい(先のことをなるべく考慮したい)問題設定には不向き 5.3.1 スパースサンプリング法のNとTの設定方法 6
• スパースサンプリング法と異なり、経験的に良さそうな⾏動を優先的に選択 • 深さ優先探索を⾏い、探索を⾏ったノードのみ⽊に追加する • 各ノードが滞在回数 を保持する • 多腕バンディットにおけるUCBI法に基づいた⾏動選択 •
同⼀の値があればランダムに選択 • Tはスパースサンプリング法によって決定することもある • 探索した経験に基づき価値関数を更新 • 常に平均値になるように更新を⾏う 5.3.2 UCT法 7 探索強度を定めるハイパラ ⼤きいほど探索回数が少ないノードを探索 (報酬の⼤きさ、割引率により決定)
• UCT1法 • 通常のUCT法は異なるタイムステップの状態を異なるものとして扱うが、これを同⼀の ものとして扱い、ノード間でmやqを共有する • その他のアプローチ • ⾏動価値関数を関数近似することで汎化性能を⾼める •
TD (λ)法のように にnステップ切断リターンを⽤いることで、推定分散を⼩さくする 5.3.2 UCT法の改良 8
• UCT法の⼀般化 • 意思決定系列のシミュレーションをRollout、Rolloutに⽤いる⽅策を既定⽅策と呼ぶ • 既定⽅策は多くの場合、ランダム⽅策 • UCT法とは異なり、根ノードに近い⼀部のノードのみ保持する • アルファ碁など多くのゲームAIの基礎
• アルゴリズム (http://blog.brainpad.co.jp/entry/2018/04/05/163000が分かりやすい) • ⽊探索:葉ノードに到達するまで状態観測と⾏動選択を繰り返す (UCT法が使われること が多い) • ノード展開:経験回数が閾値を超えた場合、新たに状態ノードとそれに対応する状態⾏動 対の⼦ノードを作成し、初期化 • 葉ノード評価:葉ノード以降について既定⽅策によるロールアウトを実施することで獲得 • ノード更新:葉ノードの評価結果を根ノードまで伝播させ、各ノードの統計量を更新 5.3.3 モンテカルロ木探索 (MCTS) 9