Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「使いこなせないかも…」を超えて、BackLogを日常にするまでの話(JBUG Live版)
Search
okawara
September 04, 2025
Business
0
180
「使いこなせないかも…」を超えて、BackLogを日常にするまでの話(JBUG Live版)
okawara
September 04, 2025
Tweet
Share
More Decks by okawara
See All by okawara
「使いこなせないかも…」を超えて、BackLogを日常にするまでの話
sho_okawara
1
140
Other Decks in Business
See All in Business
GVA TECH会社説明資料/GVA TECH_Pitch deck
gvatech2017
0
530
ワンキャリア 会社説明資料 / Company Deck
onecareer
7
240k
株式会社TSIホールディングス会社案内
tsi_saiyou
1
21k
(7枚)目標達成する人のモチベーションが高い理由とは?(ハーズバーグの二要因理論から)
nyattx
PRO
0
120
会社紹介資料 / ProfileBook
gpol
4
48k
メルカリグループ行動規範
mercari_inc
0
140
c-slide_0次提案資料テンプレート
coneinc
0
180
Sales Marker Culture Book(English)
salesmarker
PRO
2
6.5k
Laiblitz/corporateprofile
laiblitz
0
24k
2025年版株式会社オーご紹介資料
ohbame
0
250
株式会社SAFELY 会社紹介 / Company
safely_pr
1
4k
一番農業株式会社_会社説明資料
1stagri
0
140
Featured
See All Featured
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
37
2.9k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
513
110k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
339
57k
Being A Developer After 40
akosma
90
590k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
52
3.4k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
57
5.9k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
657
61k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
330
21k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
185
22k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
84
9.2k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
75
5k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.6k
Transcript
エボルテック株式会社 大河原 翔
・大河原 翔(おおかわら しょう) ・エボルテック株式会社 名古屋オフィス エンジニアリング部 リーダー ・略歴 1985年 生誕
2008年 会計ERPパッケージベンダー 入社 2014年 エボルテック 入社 2025年 10月 エンジニアから管理部門へ異動予定 ・Backlog利用歴は6年くらい ・業務システムを開発しています、C#が好きです ・チームビルディングやコーチングに興味あります ・休みの日はテニスかボルダリングをしています
None
管理部門(非エンジニア)と協力し 課題の解決を自走させたいという想いで Backlogによる課題管理を浸透させるまでの物語です
Backlogを浸透させるために、極力シンプルな運用を採用しています。 そのため、本日の発表に以下の内容はいっさい含まれません。 ・プロジェクトマネジメントの高度な手法 ・タスクの予実や進捗を数値化する工夫 ・APIを使ったいろいろ ・生成AIを使ったいろいろ
皆さんのことを教えてください (slidoのリンクです)
エンジニアのリーダー層と管理部門で組織運営をしている弊社ですが かねてよりこんな課題がありました
組織課題を解消しようとした時、決裁権を持つ管理部門で停滞してしまう こういう施策が必要だと思うので 検討してください わかりました。 月に1回のミーティング 月日は流れ⋯
組織課題を解消しようとした時、決裁権を持つ管理部門で停滞してしまう あの件、 検討して頂けましたか? すっかり忘れてました… なんでしたっけ 翌月のミーティング 組織課題が月に1回の ミーティングの場でしか進捗しない (ミーティングの時間も足りない)
BacklogならUIもわかりやすいし、 管理部門でも簡単に使えるだろうから 提案してみよう
None
None
None
Backlogを導入する目的と、得られる効果 運用ポリシーをプレゼンした結果 管理部門の反応は⋯
使う自信がない チケットって言葉が ピンとこない やることが増えるって こと? 利用ケースに応じた 手順書用意して 見たらわかると 言われてもわからない ヘルプ読めじゃなくて
手順書作って ※課題解決を進めたいという気持ちはきちんとある
やばい⋯ 想像の10倍反応が悪い⋯
1.最初にエンジニアがたくさん課題を登録する 2.エンジニアだけで解決できる課題も徹底してBacklogでやりとりする 3.課題の更新通知はslackに垂れ流す 自分宛の更新を通知してくれる機能がとても役に立ちました https://backlog.com/ja/blog/backlog-update-personal- notification-slack/ 口頭で伝えられたことも 「Backlogに書いておいてください」と依頼
エンジニアが大量の課題を更新したため、slackが通知で溢れる ↓ slackでやりとりしてもすぐに流れてしまう ↓ Backlogを見たほうが情報整理がしやすい ↓ Backlogでメンション付けられるのでBacklogを更新するようになる ↓ 触ってみて、Backlogが怖くないことに気付く
⇒ 決裁権を持つメンバーが参加したことで課題解決のスピードが爆発的に向上 ⇒ 会議前にドキュメントに各自が記入 ⇒ ピックアップしたい部分に各自でコメントを記入 ⇒ 会議の中で課題を起票、あとはBacklogでやりとり ⇒ 会議の時間がクリエイティブな時間へ
どんなに分かりやすいUIでも 馴染みのないツールは非エンジニアにとって 不安が大きい 今をよりよくしたい気持ちは エンジニアも非エンジニアも同じ 導入しやすい状態をつくるよりも 「一緒に使う体験」をつくることが大切