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「使いこなせないかも…」を超えて、BackLogを日常にするまでの話(JBUG Live版)
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okawara
September 04, 2025
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「使いこなせないかも…」を超えて、BackLogを日常にするまでの話(JBUG Live版)
okawara
September 04, 2025
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Transcript
エボルテック株式会社 大河原 翔
・大河原 翔(おおかわら しょう) ・エボルテック株式会社 名古屋オフィス エンジニアリング部 リーダー ・略歴 1985年 生誕
2008年 会計ERPパッケージベンダー 入社 2014年 エボルテック 入社 2025年 10月 エンジニアから管理部門へ異動予定 ・Backlog利用歴は6年くらい ・業務システムを開発しています、C#が好きです ・チームビルディングやコーチングに興味あります ・休みの日はテニスかボルダリングをしています
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管理部門(非エンジニア)と協力し 課題の解決を自走させたいという想いで Backlogによる課題管理を浸透させるまでの物語です
Backlogを浸透させるために、極力シンプルな運用を採用しています。 そのため、本日の発表に以下の内容はいっさい含まれません。 ・プロジェクトマネジメントの高度な手法 ・タスクの予実や進捗を数値化する工夫 ・APIを使ったいろいろ ・生成AIを使ったいろいろ
皆さんのことを教えてください (slidoのリンクです)
エンジニアのリーダー層と管理部門で組織運営をしている弊社ですが かねてよりこんな課題がありました
組織課題を解消しようとした時、決裁権を持つ管理部門で停滞してしまう こういう施策が必要だと思うので 検討してください わかりました。 月に1回のミーティング 月日は流れ⋯
組織課題を解消しようとした時、決裁権を持つ管理部門で停滞してしまう あの件、 検討して頂けましたか? すっかり忘れてました… なんでしたっけ 翌月のミーティング 組織課題が月に1回の ミーティングの場でしか進捗しない (ミーティングの時間も足りない)
BacklogならUIもわかりやすいし、 管理部門でも簡単に使えるだろうから 提案してみよう
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Backlogを導入する目的と、得られる効果 運用ポリシーをプレゼンした結果 管理部門の反応は⋯
使う自信がない チケットって言葉が ピンとこない やることが増えるって こと? 利用ケースに応じた 手順書用意して 見たらわかると 言われてもわからない ヘルプ読めじゃなくて
手順書作って ※課題解決を進めたいという気持ちはきちんとある
やばい⋯ 想像の10倍反応が悪い⋯
1.最初にエンジニアがたくさん課題を登録する 2.エンジニアだけで解決できる課題も徹底してBacklogでやりとりする 3.課題の更新通知はslackに垂れ流す 自分宛の更新を通知してくれる機能がとても役に立ちました https://backlog.com/ja/blog/backlog-update-personal- notification-slack/ 口頭で伝えられたことも 「Backlogに書いておいてください」と依頼
エンジニアが大量の課題を更新したため、slackが通知で溢れる ↓ slackでやりとりしてもすぐに流れてしまう ↓ Backlogを見たほうが情報整理がしやすい ↓ Backlogでメンション付けられるのでBacklogを更新するようになる ↓ 触ってみて、Backlogが怖くないことに気付く
⇒ 決裁権を持つメンバーが参加したことで課題解決のスピードが爆発的に向上 ⇒ 会議前にドキュメントに各自が記入 ⇒ ピックアップしたい部分に各自でコメントを記入 ⇒ 会議の中で課題を起票、あとはBacklogでやりとり ⇒ 会議の時間がクリエイティブな時間へ
どんなに分かりやすいUIでも 馴染みのないツールは非エンジニアにとって 不安が大きい 今をよりよくしたい気持ちは エンジニアも非エンジニアも同じ 導入しやすい状態をつくるよりも 「一緒に使う体験」をつくることが大切