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横断組織出身のQAEがインプロセスQAEでつまずいたこと・活かせたこと

 横断組織出身のQAEがインプロセスQAEでつまずいたこと・活かせたこと

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Taiki Yamashita

May 19, 2026

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  1. ⾃⼰紹介 ⼭下 太基 / Taiki Yamashita 基本プロフィール • 所属:株式会社SmartHR •

    ⼊社:2025.08.01 © SmartHR, Inc. 経歴 • 2022.04.01 - 新卒から横断 SET‧QAEとして活動 • 2025.08.01 - SmartHR⼊社。特定プロダクトに⼊りつつ横断 としても活動
  2. QA組織体制 品質保証本部 組織図 品 質 保 証 本 部 ⼈給基幹プロダクト品質保証部

    フロントシステム ⼈事マスタ 勤怠管理‧給与計算 他ユニット 他ユニット 他ユニット 僕の所属 © SmartHR, Inc. 僕の動きとしては 横断とインプロセスを4:6くらい で動いています 参考 :https://speakerdeck.com/qa/qa-intro-202 310
  3. ⽤語の定義 本登壇における2つの役割の定義と例 横断QAE 複数の開発チームやプロダクトを横断して品 質保証に関わる やってる事の例: ⼈給基幹プロダクト品質保証部内の他QAEと 連携しつつ、⼈給基幹全体の不具合分析やAI 活⽤等の特定チームに閉じない施策を進めて いく

    インプロセスQAE 1つの開発チームに深く⼊り込み、専任で品質 保証に関わる やってる事の例: 深く関わるチームを決め、そこにはスクラム イベントやテスト戦略策定にも積極的に関わ る。 © SmartHR, Inc.
  4. © SmartHR, Inc. チームの理解を得るアプローチへ改善 Before - 会社として必要な理由だけを説明する - 品質保証本部の理想状態で提案する -

    合意者を絞って進める After - 「チームにとってのメリット」と紐づけ て説明する - まず導⼊で試す(理想状態にこだわらず ハードルを下げる) - 実際に動く⼈たちと認識を合わせる
  5. © SmartHR, Inc. 取れるアクションで成果を出した結果 初期から品質保証活動も踏まえてスケジュールを作る状態へ → チームの振り返りより “品質⾯をかなり削ったり 後回しにしてしまった” “QAを戦略として

    組み込めていなかった” 1. 信頼の構築 ねじ込んだ品質保証活動 を実施した結果、想定よ り多く不具合が出た 2. 意識の変容 「やっておいてよかった」
  6. © SmartHR, Inc. 横断での経験が活かせたこと 1 越境して巻き込む⼒ 開発プロセス上接点が無かっ たサポートの⽅へコミュニ ケーションを取り、リスク分 析会に招待した。

    開発メンバーだけでは思いつ かなかったリスクを洗い出す ことができ、結果として開発 プロセスの改善に踏み込めた 2 組織の情報を拾う⼒ チーム内だけでなく、他チー ム‧過去事例‧社内情報から リスクを⾒⽴てられた。 これにより、あらかじめ対策 を⽴てることが出来た 3 ⼀歩引いて⾒る⼒ チームに深く⼊りながらも、 局所最適に陥らず判断できた 横断時に培った「会社全体の 意向」「開発組織全体の状 態」を踏まえる視点が活きた
  7. まとめ 懇談会にてぜひお話ししましょう! © SmartHR, Inc. • 横断のやり⽅をそのまま持ち込む • グループ⻑と合意 →

    現場展開 • 既に決まっているスケジュールに品質保証活 動を「ねじ込む」 今 • 開発チームに合う状態にしてから持ち込む • 「施策を持っていく」のではなく「相談す る」イメージ • スケジュール策定の時点からQAEが参加し、 品質保証活動も踏まえてスケジュールを作る ⼊社直後