Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Go Proverbs の紹介
Search
uji
July 27, 2025
Technology
2
120
Go Proverbs の紹介
2025-07-27 Kanazawa.go オフライン集Go会 #5
uji
July 27, 2025
Tweet
Share
More Decks by uji
See All by uji
Go標準の暗号ライブラリメンテナンス戦略
uji
3
610
NOT A HOTEL TECH TALK ーSOFTWARE 3.0への道筋ー NEXT Web3 (2024-08-07)
uji
0
160
マネーフォワード ME ブロックチェーン連携機能におけるGoの活用方法
uji
1
230
Goはブロックチェーン領域でなぜ使われ、どのように活躍しているのか
uji
1
720
標準パッケージ初のgenerics利用事例 "sync/atomic.Pointer"
uji
2
870
5分で完全理解するGoのiota
uji
11
7.1k
GoのGC (garbage collector)について理解する
uji
11
7.6k
シンプルなモック生成ツール matryer/moq 使ってみた
uji
0
620
goroutine で panic すると親プロセスをまきこんで落ちる
uji
0
2k
Other Decks in Technology
See All in Technology
退屈なことはDevinにやらせよう〜〜Devin APIを使ったVisual Regression Testの自動追加〜
kawamataryo
1
120
Evolution on AI Agent and Beyond - AGI への道のりと、シンギュラリティの3つのシナリオ
masayamoriofficial
0
160
つくって納得、つかって実感! 大規模言語モデルことはじめ
recruitengineers
PRO
19
4.8k
第4回 関東Kaggler会 [Training LLMs with Limited VRAM]
tascj
12
1.7k
Webアクセシビリティ入門
recruitengineers
PRO
1
210
浸透しなさいRFC 5322&7208
hinono
0
120
OpenAPIから画面生成に挑戦した話
koinunopochi
0
150
AIとTDDによるNext.js「隙間ツール」開発の実践
makotot
5
660
認知戦の理解と、市民としての対抗策
hogehuga
0
310
広島銀行におけるAWS活用の取り組みについて
masakimori
0
130
アジャイルテストで高品質のスプリントレビューを
takesection
0
110
株式会社ARAV 採用案内
maqui
0
340
Featured
See All Featured
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.4k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
236
140k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
53
8.8k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
358
30k
Side Projects
sachag
455
43k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
28
4k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
30
6k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
23
1.4k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
347
40k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
126
53k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
83
9.1k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
525
40k
Transcript
Go Proverbs の紹介 2025-07-27 Kanazawa.go オフライン集Go会 #5
⾃⼰紹介 • 名前: uji • 神⼾市在住 • NOT A HOTEL
所属 • Gopher 7年⽣ • KOBE.go, Kyoto.go 運営 https://twitter.com/uji_rb
Kyoto.go KOBE.go
Go⾔語の • プログラミング哲学 • ベストプラクティス を古くからあるGoの「格⾔」になぞらえて 紹介されたもの Go Proverbs とは?
https://go-proverbs.github.io/
Rob Pike⽒(Go⾔語の主要な設計者の⼀⼈「Goの⽗」) によるGopherfest 2015での講演などから抜粋 Go Proverbs とは? https://www.youtube.com/watch?v=PAAkCSZUG1c
いくつか抜粋
The bigger the interface, the weaker the abstraction.
インターフェースは同じメソッド(機能)を持つ複数の型 を、ひとくくりにして間接的に扱うための仕組み The bigger the interface, the weaker the abstraction.
インターフェースの代表例 io.Reader
The bigger the interface, the weaker the abstraction. Goにおいては、インターフェースは機能を絞り込み、でき るだけ⼩さく保つべきという⽂化が存在
機能が多い抽象度の低いインターフェースは それを満たすための実装が⼤変になり、再利⽤されなくなる インターフェースがより汎⽤的で再利⽤可能になり、結果 としてより強⼒で柔軟な抽象化が実現される
A little copying is better than a little dependency.
The bigger the interface, the weaker the abstraction. 「コードの再利⽤を最も重視する」という⽅針は 悪い考え、という教え
他ライブラリを安易にインポートすることで、 本来不要な依存関係を⽣み出すことへの懸念を⽰す
例: strconv パッケージ strconv はルーン⽂字列がPrint可能かどうかを判断する isPrint 関数を必要とするが、この機能のためだけに unicode パッケージ全体をインポートすると、⼤きな依存関係が発 ⽣する(約150キロバイト)
独⾃の isPrint の実装を持つことで、 ⼤きな依存関係のオーバーヘッドを回避している The bigger the interface, the weaker the abstraction. https://github.com/golang/go/blob/master/src/strconv/makeisprint.go
「意味があるならコピーすることを恐れるな」 不要な依存関係を避けることで、より堅牢で管理しやすい コードベースを構築することができる The bigger the interface, the weaker the
abstraction.
Don't panic.
Don't panic. Goでは、panic関数を呼び出すことで 実⾏時エラーとしてプログラムを終了させることができる
本当に継続不可能になる場⾯以外では使うべきでない。 エラーを返すことで、呼び出し元が関数のシグネチャから エラーの発⽣を予測でき、 適切に処理することが強制されるので プログラムの堅牢性が⾼まる Don't panic.
まとめ GoのプラクティスやGo⾃体の設計思想を知っておけると、 Goのエコシステムの恩恵を受けた開発がしやすくなる どうやって学べる? • Goの標準パッケージのドキュメントやコードを読む • Go Blog や、Goエコシステム設計‧開発者の発信を⾒る
イラスト: ©tottie / Renée French