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Difyセルフホスト運用10ヶ月の振り返り_現場主導での業務効率化と_それを支える運用の舞台...

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January 27, 2026
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 Difyセルフホスト運用10ヶ月の振り返り_現場主導での業務効率化と_それを支える運用の舞台裏.pdf

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Uzabase

January 27, 2026
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  1. © Uzabase, Inc. 2 社名 設⽴ 従業員数 代表者 所在地 事業内容

    株式会社ユーザベース 2008年4⽉ 1119名(2025年12⽉31⽇時点) 代表取締役CEO 稲垣 裕介 東京都千代⽥区丸の内2-5-2 三菱ビル 企業活動の意思決定を⽀える情報インフラの提供 Company Profile ※連結⼦会社含む∕正社員‧契約社員を含む。アルバイトを除く
  2. © Uzabase, Inc. 「Dify」を「セルフホスト」した背景 なぜ、セルフホストなのか?? スピーディーにかつ、興味をもってくれたメンバーには気軽に試してもらえるような状 態をまず作りたいというのが大きかった 9 データ すでに利用実績がある

    AWSにデプロイすること でデータアクセスの統制 と柔軟性を担保 コスト インフラ費用 + LLMの API費用 の最低限のコストから 始めた 人員 社内にプロダクトの開発 経験もある エンジニアがいる
  3. © Uzabase, Inc. 運用体制 12 他の業務と兼務しながら、10%くらいの工数でエンジニア3名で運用しました。 主な業務 • ユーザーからの質問対応 •

    アカウント管理 (基本的にはEditor権限を付与) • プラグイン/モデルの設定 • インフラのメンテナンス • バージョンアップ対応 • Difyを活用するための社内の研修 (希望に応じて) どのようにDifyを運用しているか?
  4. © Uzabase, Inc. 運用してわかった課題 ワークスペースが1つという制限が厳しい 16 Community版の縛りですが、1環境に対して、ワークスペースが 1つしか利用できません このワークスペースをベースに権限が構成されているので、 1つだと不都合が多いです

    ワークスペース関連する設定 • ワークフローの設定権限 • LLMモデルのAPI Key • プラグインの認証の設定 「ワークフローがEditor権限を持 つ全員にみれる」 という状態になっていた
  5. © Uzabase, Inc. 17 「ワークフローがEditor権限を持 つ全員にみれる」 という状態になっていた ⇨ 自分の作成したワークフロー しか閲覧できないように改変

    ワークスペースが1つという制限が厳しい Community版の縛りですが、1環境に対して、ワークスペースが 1つしか利用できません このワークスペースをベースに権限が構成されているので、 1つだと不都合が多いです ワークスペース関連する設定 • ワークフローの設定権限 • LLMモデルのAPI Key • プラグインの認証の設定 運用してわかった課題
  6. © Uzabase, Inc. 18 ワークスペース関連する設定 • ワークフローの設定権限 • LLMモデルのAPI Key

    • プラグインの認証の設定 API Keyを1つに制限する必要が あり、柔軟な管理ができない 運用してわかった課題 ワークスペースが1つという制限が厳しい Community版の縛りですが、1環境に対して、ワークスペースが 1つしか利用できません このワークスペースをベースに権限が構成されているので、 1つだと不都合が多いです
  7. © Uzabase, Inc. 19 API Keyを1つに制限する必要が あり、柔軟な管理ができない ⇨ 全社向け基盤ということで初 期はまとめて、利用が多い場合

    は予算の振替えで対応 ワークスペース関連する設定 • ワークフローの設定権限 • LLMモデルのAPI Key • プラグインの認証の設定 運用してわかった課題 ワークスペースが1つという制限が厳しい Community版の縛りですが、1環境に対して、ワークスペースが 1つしか利用できません このワークスペースをベースに権限が構成されているので、 1つだと不都合が多いです
  8. © Uzabase, Inc. 20 プラグインの認証もワークスペー スで共有のため、Notionなどの 活用が難しい 運用してわかった課題 ワークスペース関連する設定 •

    ワークフローの設定権限 • LLMモデルのAPI Key • プラグインの認証の設定 ワークスペースが1つという制限が厳しい Community版の縛りですが、1環境に対して、ワークスペースが 1つしか利用できません このワークスペースをベースに権限が構成されているので、 1つだと不都合が多いです
  9. © Uzabase, Inc. 21 プラグインの認証もワークスペー スで共有のため、Notionなどの 活用が難しい ⇨ 共通のアカウントを用意して、プ ライベートなページは閲覧しな

    い 運用してわかった課題 ワークスペース関連する設定 • ワークフローの設定権限 • LLMモデルのAPI Key • プラグインの認証の設定 ワークスペースが1つという制限が厳しい Community版の縛りですが、1環境に対して、ワークスペースが 1つしか利用できません このワークスペースをベースに権限が構成されているので、 1つだと不都合が多いです
  10. © Uzabase, Inc. コスト管理の大切さ 23 23 現場のユーザーの活用が進むなかで、 LLMのAPI Keyの利用量が爆発的に 増えるケースがありました

    利用用途をうかがってみると、コストパ フォーマンスに見合わないケースもあ り、ワークフローで利用するトークン・実 行回数のモニタリングをするようにしま した 運用してわかった課題
  11. © Uzabase, Inc. 実際に10ヶ月運用してみてのふりかえり よく活用されているユースケース 25 25 • GASからの呼び出し •

    Zapierからの呼び出し のパターンは社内でもパターンがシェアされているので 情報の自動収集 加工 例: GASからの呼び出しのパターン
  12. © Uzabase, Inc. 実際に10ヶ月運用してみてのふりかえり よく活用されているユースケース 26 26 社内でよく利用されているユースケース • pdfからのテキスト抽出

    (簡易的なOCR) • 商談の文字起こしをベースにした FB • 調べたい情報をベースにWeb検索し、情報を入力・通知
  13. © Uzabase, Inc. 実際に10ヶ月運用してみてのふりかえり まとめ 27 27 エンジニアやIT部門以外の現場のメンバーが自分たちの業務をどのように効率化しようかと考え て、実際にツールを作成して業務を効率化するという事例がいろいろとうまれたのは「まず、試して みる」というスタンスがよかったと思っています

    最近はDifyも機能が増えてきて、これまでの課題も一部は解消されていますが、まだまだ課題は あるので常に最新の情報をキャッチアップしてツールの運用も最適な形を考えていきたいです 最後に、OSSでセルフホストの選択肢を提供してくださった、 LangGeniusの方々には感謝を申し 上げます