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新入社員が組織文化に馴染み、基礎知識を習得するための取り組み

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October 02, 2025
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 新入社員が組織文化に馴染み、基礎知識を習得するための取り組み

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October 02, 2025
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  1. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. AGENDA 3 01

    02 03 04 ⾃⼰紹介 組織⽂化に馴染み 基礎知識を習得する まとめ
  2. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. ⼤嶋 俊祐(おおしま しゅんすけ)

    所属:株式会社 Works Human Intelligence    Product Div. SRE Dept. および DMO Dept. に兼務で所属 新卒で⼊社後、ミドルウェア調査、運⽤統制、インフラ開発、サービス開発等を担当 今はオンボーディングおよびお客様に提供するサービスのインフラ運⽤‧開発を兼務 ⼦どもがふたりいます(写真下が⻑男) 趣味は⽇曜プログラミングと TRPG 再掲なのでサラッと
  3. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 配属までの流れ ⼊社 STM

    開発オンボーディング 現場研修 現場で活躍 全新⼊社員 各チーム配属者 各チーム配属者 開発以外の部⾨で活躍する 新⼊社員 対象者 開発になった新⼊社員 各チーム配属者
  4. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 配属までの流れ 開発部⾨への配属までは STM

    で確定する だが、開発部⾨内のどこで働くかはわからない(どの製品? ないしインフラ?) どこがマッチするのか、何が得意なのかを模索しながら 開発部⾨で⾛り出すパワーを獲得するのが開発オンボーディング ⼊社 STM 開発オンボーディング 現場研修 現場で活躍 ここの話
  5. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 組織⽂化に馴染むことはなぜ⼤事 採⽤⼈事とメンバーへの基本的な信頼 =「活躍してやるぞ」と思った⼈は絶対に活躍が可能

    つまり課題は「活躍してやるぞ」と思ってもらえるのか? ⼀緒に 活躍してみたい 先輩たちだろうか? うまくやって いけるだろうか? 「やれそうだ」と ⾃信を持てるか?
  6. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 組織⽂化に馴染むことはなぜ⼤事 採⽤⼈事とメンバーへの基本的な信頼 =「活躍してやるぞ」と思った⼈は絶対に活躍が可能

    つまり課題は「活躍してやるぞ」と思ってもらえるのか? ⼀緒に 活躍してみたい 先輩たちだろうか? うまくやって いけるだろうか? 「やれそうだ」と ⾃信を持てるか?
  7. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 先輩と関わる機会をたっぷり詰込む 先輩と関わる機会をたっぷり詰込む 組織の⽂化を課題に

    織り込んで共有 席配置を 先輩と絡みやすく 課題に先輩が参戦 コメントをもらう 1つ上の先輩を 1⼈独り占め
  8. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 先輩と関わる機会をたっぷり詰込む 先輩と関わる機会をたっぷり詰込む 組織の⽂化を課題に

    織り込んで共有 席配置を 先輩と絡みやすく 課題に先輩が参戦 コメントをもらう 1つ上の先輩を 1⼈独り占め 研修⽣は近くにいるが、席は実務している先輩たちのど真ん中 先輩と⽇常的に挨拶でき、先輩から話しかけられやすい位置 タイピングゲームのスコアを先輩と競ってみたりもする
  9. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 先輩と関わる機会をたっぷり詰込む 先輩と関わる機会をたっぷり詰込む 組織の⽂化を課題に

    織り込んで共有 席配置を 先輩と絡みやすく 課題に先輩が参戦 コメントをもらう 1つ上の先輩を 1⼈独り占め Technical Executive から若⼿社員まで様々な層が グループワークでフィードバックコメントをどんどんくれる
  10. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 先輩と関わる機会をたっぷり詰込む 先輩と関わる機会をたっぷり詰込む 組織の⽂化を課題に

    織り込んで共有 席配置を 先輩と絡みやすく 課題に先輩が参戦 コメントをもらう 1つ上の先輩を 1⼈独り占め 最も近く、話しかけやすい1つ上の先輩が1⼈専任でつく 週次以上の相談タイムを以って技術‧⽣活両⾯を助けてくれる
  11. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 組織の⽂化を課題に織り込んで共有 先輩と関わる機会を たっぷり詰込む

    組織の⽂化を課題に織り込んで共有 社内情報を 調べてみる課題 配属先情報を 先輩から聞く会 開発の思想を 皆で読み解く会
  12. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 組織の⽂化を課題に織り込んで共有 先輩と関わる機会を たっぷり詰込む

    組織の⽂化を課題に織り込んで共有 社内情報を 調べてみる課題 配属先情報を 先輩から聞く会 開発の思想を 皆で読み解く会 社内ツールを触ってみたりポータルサイトを触ってみたり 先輩の実務を想起するための下地を準備する
  13. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 組織の⽂化を課題に織り込んで共有 先輩と関わる機会を たっぷり詰込む

    組織の⽂化を課題に織り込んで共有 社内情報を 調べてみる課題 配属先情報を 先輩から聞く会 開発の思想を 皆で読み解く会 配属先の雰囲気や各先輩の業務上のこだわりを聞いて質問 今まで得たものがどう実務で使われるのかをイメージ
  14. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 組織の⽂化を課題に織り込んで共有 先輩と関わる機会を たっぷり詰込む

    組織の⽂化を課題に織り込んで共有 社内情報を 調べてみる課題 配属先情報を 先輩から聞く会 開発の思想を 皆で読み解く会 実開発の課題で苦しんだ後に参加する課題 もらったコメントの背景を理解し、コメントを反映する中で 当社の開発者の思想をインストール
  15. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 基礎知識の習得も⼤事 採⽤⼈事とメンバーへの基本的な信頼 =「活躍してやるぞ」と思った⼈は絶対に活躍が可能

    つまり課題は「活躍してやるぞ」と思ってもらえるのか? ⼀緒に 活躍してみたい 先輩たちだろうか? うまくやって いけるだろうか? 「やれそうだ」と ⾃信を持てるか?
  16. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 研修期間で単⼀のアプリを作る課題 当社事情を含む副読本で 単⼀のテーマに沿って開発をする課題

    当社の開発プロセスを試す課題 ⼀般的な知識を社外のコンテンツで学習 当社の考え⽅をグループワーク等で得て課題で使う 練習が要るものは少し遊びながら演習 ⼀般的な知識もグループワークで定着を図る
  17. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 研修期間で単⼀のアプリを作る課題 当社事情を含む副読本で 単⼀のテーマに沿って開発をする課題

    当社の開発プロセスを試す課題 ⼀般的な知識を社外のコンテンツで学習 当社の考え⽅をグループワーク等で得て課題で使う 練習が要るものは少し遊びながら演習 ⼀般的な知識もグループワークで定着を図る 全員が同じ住所録を作成 フロントもサーバもDBも 各々で異なる機能を追加 機能の提案から実装まで
  18. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 研修期間で単⼀のアプリを作る課題 当社事情を含む副読本で 単⼀のテーマに沿って開発をする課題

    当社の開発プロセスを試す課題 ⼀般的な知識を社外のコンテンツで学習 当社の考え⽅をグループワーク等で得て課題で使う 練習が要るものは少し遊びながら演習 ⼀般的な知識もグループワークで定着を図る 社外の演習課題や 優良な読み物で学習 GitHub Pages で⾃⼰紹介 課題の理解を好きに発信
  19. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 研修期間で単⼀のアプリを作る課題 当社事情を含む副読本で 単⼀のテーマに沿って開発をする課題

    当社の開発プロセスを試す課題 ⼀般的な知識を社外のコンテンツで学習 当社の考え⽅をグループワーク等で得て課題で使う 練習が要るものは少し遊びながら演習 ⼀般的な知識もグループワークで定着を図る 互いに教えあうことで 教える中で理解を深める コードレビューにも挑戦 フィードバック内容を 根拠に基づいて理解 使いこなせる⼒として獲得
  20. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. コンテンツを陳腐化させない 課題感を持つ現場社員が次々とオンボーディングに登場 •

    Technical Executive • 新卒が学ぶべき各課題に関しての社内の第⼀⼈者 • 課題について⼀緒にやってくれる⼈を募集して⼿を上げた開発者 • 前年度にオンボーディングに参加した2年⽬の先輩社員 • 製品開発部⾨全体を深く観察しているコミュニケーションスタッフ
  21. © 2025 Works Human Intelligence Co., Ltd. 活躍してやるぜって思ってもらいたい 新⼊社員は必ず活躍が可能。できないならば何かが⾷い違っている 「うちの⽂化はこういう感じ」に触る中で組織を好きになる

    学習は外部コンテンツを活⽤するも、⾊々と遊ぶ 陳腐化させないためには現場で活躍する社員がコンテンツを常に改訂 活躍の意思と⾃信を獲得して、⼀番気質にあった場所に配属され活躍する