街の不動産会社で目指した、自然流入ワードを新たに獲得した手法
綾部不動産
https://www.ayabe-es.co.jp/
-
イラレで設計する木製ツミキ
Sukima.YAMAZUMI
https://www.sukima.gift/items/23172747
-
柳谷 武 /ヤンプー(yampuu)
カンドウコーポレーション CCO
CENSA inc(千差) CEO
--
ひろしまクリエイターズギルド #21
https://guild.hiroshima.jp/
県外企業も参加!広島で大集合!/クリエイター交流会
2023/11/2(水) 19:00-20:00
いいオフィス広島 by LIG
LT10分
-
二つの会社に所属しています。
柳谷です。ヤンプー(yampuu)とよばれています。
インスタグラムやツイッター(X)でのアカウント名でもあります
@yampuu
新卒から24年務めているカンドウコーポレーションはウェブやプロモーションを軸とした会社です。
そして、家業の千差(CENSA inc)では商品開発やコンテンツを得意としている会社になります。
前回の「ベイジ」さんのひろクリギルドイベントでも、撮影を担当していました。
あらためて、今日のおはなしは
1「街の不動産会社で目指した、自然流入ワードを新たに獲得した手法」
2「イラレで設計する木製ツミキ」
-
ではまずは
1「街の不動産会社で目指した、自然流入ワードを新たに獲得した手法」について
この綾部不動産のウェブサイトには大きく3つのグローバルメニューコンテンツがあります。
「段原のお店」「段原の居心地」「物件検索」
「段原のお店」では住みたい街と思ってもらえ、商売したい街と思ってもらえるように、「DANBALOVER/ダンバラバー」という名前でコンテンツをつくっています。
綾部不動産のテナント物件をかりられたお店を紹介するためであり、toBとしては段原の街の客層などtoCとしては関東から転勤になった方が街をイメージするためでもある、1つの記事で両方の価値をもつようにしています。
記事を書くためのコストも大きくなりすぎると、維持できなくなるので、1つで複数の視点を賄えるようにするとお財布にやさしい制作になるかと思います。
もともと、綾部不動産の特徴としては、他社大手不動産と比べ、一つの街「段原」に特化しています。
苦手たことは広島市や広島県内のどこでも物件を紹介できる「広域性」ですが、
得意なことは段原の街限定に特化しているため「まちづくり」が成果に直結するはずです。
-
と、ここまではLPOのお話
これからは本題、SEOのお話です。
-
ウェブページに訪問すると魅力的でも、ターゲットの「転勤者」に訪問しえもらえないと成果が上がりません。「広島 転勤」でググって自然検索で上位に紹介されるようになると、広告費をかけなくても流入が見込めるので「転勤者」と「不動産物件」を「インターネット」を介してつなぐことができます。
訪問してもらいたい方は、「関東から広島にくる転勤者」です。土地勘がない状態で街の名前や不動産名を検索してくれないので、目指すのは「転勤 広島」ですがそこまで強いワードは難しいかもしれません。そこで段原の特徴である広島駅に近いリアルの魅力から「転勤 広島駅近」でJ自然検索上位になることを目指しました。
結果、「転勤 広島駅近」で1ページ目上から3つめにくるようになり、「転勤 広島駅」「転勤 広島」でも上位に来るようになってきました。
なぜそうなったのか、仮説として振り返ると、アナリティクスの特徴「2ページ目を見て初めてエンゲージメントがしっかり図れる」ことだと思っています。
2ページ目をクリックしてもらってはじめて1ページ目に何分滞在したかがはっきりします。
しっかり時間をかけて読んでいそうなページは評価が高くなるようにしてあってもおかしくないですよね。
綾部不動産では、例えば「単身赴任 広島」から自然流入→ランディングした特集ページにしっかり単身赴任に魅力的な土地勘の内容がかいてあり、最後まで読むと「契約可能な単身赴任向けの段原物件」が表示できる仕組みをCMS化して作ることで次のページまで見たくなるように設計しています。
-
まとめると
・ググりそうなマイナーワードを目標に
・着地後のページ遷移をしてもらい2ページ以上みてもらう
・運用可能であり新鮮な情報を日々更新できるように
綾部不動産の事務の方はしっかり物件情報を特集に紐づけながら更新してくださっています。
--
はい、ここまでがSEOの話ですが今日はもう一つ。
振り切ってイラレの話も。
2「イラレで設計する木製ツミキ」
Sukima.のヤマヅミといううツミキをメーカーとして製造販売しています。
図形を作図、イラレを使って内線に8mmの太さにしてアウトラインをかけ、アンカーポイントを白矢印で分解していくと、内寸や断面寸や角度を測ることができる図形を作っていくことができます。作りたい部品の木工に必要な加工情報をイラレが扱えたら計ることができるわけです。
この図面を仏壇職人に渡して欄間加工をしてもらいます。
仏壇欄間の制作方法と同じ、モミ材→職人→加工機で最後にツミキが出来上がる流れとなります。
仕事が多くても少なくても、一つのために機械や材料をそろえてもらっているわけではないことになります。
できあがり!
意匠登録済みです
広銀本店の1F、BANCARTさんや広島市現代美術館のミュージアムショップ、あと、榎町に「多と美」というショールーム店舗があります。
最近のトピックスとしてはこの「ヤマヅミ」東京おもちゃ美術館で遊べるようになります。
GOOD TOY 2023を受賞
-
イラレでできることをひろげてみたい
-
ありがとうございました!
-
他にも林業や将棋やSVGのネタもあるので交流会の時に興味ある方はお声掛けください!