Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
みんなでエラー監視するSRE夕会の効果_ゆるSRE勉強会1
Search
aboy
August 28, 2023
Technology
0
580
みんなでエラー監視するSRE夕会の効果_ゆるSRE勉強会1
下記イベントにて発表した資料です
https://yuru-sre.connpass.com/event/292063/
aboy
August 28, 2023
Tweet
Share
More Decks by aboy
See All by aboy
Go 1.19.1 security fix net/url JoinPath
yuyaabo
1
440
HTTPステータスコードが意図した値にならないとき Let's Go Talk #2
yuyaabo
1
450
OSS貢献を気軽にしたい Let's Go Talk #1
yuyaabo
2
560
困ったときが学びどき.pdf
yuyaabo
0
600
Build dynamic iOS apps with the Create ML framework の要約
yuyaabo
0
1.1k
fastlaneベースでTravis CIからBitriseに移行しました
yuyaabo
0
1.7k
Mixpanelのすゝめ
yuyaabo
0
2.7k
Use model deployment and security with Core MLの要約
yuyaabo
2
550
@cosmeアプリでのRx活用
yuyaabo
0
1.3k
Other Decks in Technology
See All in Technology
成果を出しながら成長する、アウトプット駆動のキャッチアップ術 / Output-driven catch-up techniques to grow while producing results
aiandrox
0
400
開発生産性向上! 育成を「改善」と捉えるエンジニア育成戦略
shoota
2
660
C++26 エラー性動作
faithandbrave
2
830
AWS環境におけるランサムウェア攻撃対策の設計
nrinetcom
PRO
0
190
社内イベント管理システムを1週間でAKSからACAに移行した話し
shingo_kawahara
0
200
AWS re:Invent 2024 Recap in ZOZO - Serverless で好きなものをしゃべってみた
chongmyungpark
0
180
GitHub Copilot のテクニック集/GitHub Copilot Techniques
rayuron
39
17k
あの日俺達が夢見たサーバレスアーキテクチャ/the-serverless-architecture-we-dreamed-of
tomoki10
0
510
組み込みアプリパフォーマンス格闘記 検索画面編
wataruhigasi
1
170
【re:Invent 2024 アプデ】 Prompt Routing の紹介
champ
0
170
LINE Developersプロダクト(LIFF/LINE Login)におけるフロントエンド開発
lycorptech_jp
PRO
0
150
LINEヤフーのフロントエンド組織・体制の紹介【24年12月】
lycorp_recruit_jp
0
560
Featured
See All Featured
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
250
12k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
50
11k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
10
810
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
29
2k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
17
2.3k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
13k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
40k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
28
4.4k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
26
5k
Docker and Python
trallard
42
3.2k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
342
39k
Transcript
みんなでエラー監視する SRE夕会の効果 2023/08/28 ゆるSRE勉強会 #1 5min LT @aboy
自己紹介 aboy 2 - aboy (あぼ) - コネヒト株式会社 – AI・検索グループ
- Webアプリケーション開発が主担当 - PHP (CakePHP) / Go / TypeScript (React) X(Twitter) @suxisuxido
SRE夕会とは
4 SRE夕会とは こうして始まった - 参照)息をするようにエラー監視する(当時始めた人の関連資料) https://speakerdeck.com/sukun1899/xi-wosuruyounierajian-shi-suru - エラーを放置せず、みんなで監視をしていくための取り組みとして 3年ほど前に開始 -
※自分はファーストペンギンではありませんが、現在続けている当事者の一人として紹介しに来 ました ✋
5 SRE夕会とは 概要 - コネヒトで行っている SRE夕会は、毎日夕方に有志で集まって、その日発生したエラーをみんな で確認する場 - Slack ハドルに集まって一人が画面共有してモブ作業的なことする
- 主に(Web)ソフトウェアエンジニアが参加している - SREng や SRE チームがあるわけじゃない - Slack にいくつかの基準でエラーが通知されるのでそれを確認する
6 SRE夕会とは どうやっているか - 夕会までに、Slack に通知されたエラーを見れる人が確認する、新規エラーであれば 🆕スタンプ を付ける - 夕会では、前回以降に発生したエラーをざっと見て、
🆕が付いた新規エラーがあれば優先して確 認し、見終わったら残りのエラーを確認する - 調査したことはエラーごとに GitHub Issue に記録する
SRE夕会の効果
8 SRE夕会の効果 参加者に学びがある - 使用している言語やフレームワークの知識 - 監視ツール、分析ツールの使い方 - エラー調査の勘所 -
ドメイン知識
9 SRE夕会の効果 エラーの情報がたまる - 誰でも、それまでの情報を元に調査・対応ができる
10 SRE夕会の効果 重要な発見、異変に気づける - 複数の脳みそで考えられることによって、ビジネス上の機会損失になっているかもとか、 Bad UX になっているかもとか、あるいはエラーの再現方法などの発見がある - 継続することで「よくはわからないけどいつもと違う」など異変に気づける
11 SRE夕会の効果 運用の意識がつく - 例えばログの大切さに気づいて、開発段階から運用を意識したログを考えるようになる - 例えば監視ツールの便利さに気づいて、新機能リリース後関連するエンドポイントのメトリクスを 見るようになる
まとめ
13 まとめ - コネヒトにおけるエラー監視の取り組みの一つ SRE夕会を紹介しました - みんなで集まり、エラーを確認し、情報を記録する - さまざまな効果を実感しています -
参加者に学びがある、情報の蓄積、重要な発見や異変に気づける、運用の意識がつく - みんなで SRE していきましょう!