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Helpfeel開発部のいまと未来2024
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Hiroki Akiyama
August 25, 2024
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Helpfeel開発部のいまと未来2024
2024年8月25日(日)に開催されたHelpfeel Tech Conf 2024で登壇した際に使った資料です。
Hiroki Akiyama
August 25, 2024
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Transcript
株式会社Helpfeel 執⾏役員CTO 秋⼭博紀 @akiroom Helpfeel Tech Conf 2024 Helpfeel開発部の いまと未来
2024
2 ⾃⼰紹介 @akiroom 執⾏役員CTO 技術戦略、研究開発⽅針の策定 マネジメントなど https://akiyama.akiroom.com/ 修⼠(政策‧メディア) 認知‧意味編成モデルと⾝体スキル修了 HCI
= Human Computer Interaction Visual Basic 6, Delphi 6, C#, Objective-C, Ruby, JavaScript, TypeScript
Helpfeel Tech Conf 2024 へようこそ! 3
4 Helpfeel Tech Conf 2024へようこそ! 【シェア歓迎】ぜひ感想をリアルタイムにSNSにシェアしてください もしよければXにポストしてください 例1 Helpfeel Tech Confに参加しています
例2 Helpfeel社よさそう 例3 今すぐHelpfeelに転職したい #helpfeel_techつけてくださいね!
5 Helpfeel Tech Conf 2024 セッションテーマ プロダクト開発 機能開発 UI/UX インフラ
⽣成AI マネジメント 新規ソリューション 事業開発 採⽤ ブランディング
これまでの振り返り VPoEのマネジメント‧開発部の価値観‧ハッカーの定義 現在のHelpfeel開発部 開発部の状況と「ハッカー集団」のその後 Helpfeel開発部の「未来」 プロダクト開発3本の⽮ 6 アジェンダ
これまでの振り返り 7
8 Tech Confの変遷 2022 2023 2024 Nota株式会社主催 オンライン配信3夜連続 開発部全員登壇 プレゼン中⼼
株式会社Helpfeel主催 オフライン開催+懇親会 代表者による登壇 トークセッション+LT 株式会社Helpfeel主催 オフライン開催+懇親会 代表者による登壇 プレゼン+トークセッション
9 Nota Tech Conf 2022 Spring 登壇タイトル「Nota開発部の組織と価値観」 VPoEのマネジメントスタイル ① サーバントリーダー
② ガラガラポンで⾰命を起こそうとしない 知ったことを何でも試そうとしない ③ 出⼒ではなく成果の最⼤化 価値観3選 ドッグフーディング プロダクトマネジメント的発想 ⾃律的‧⾃⼰組織的な働き⽅ https://scrapbox.io/akiroom/Nota開発部の組織と価値観
10 Helpfeel Tech Conf 2023 Summer ハッカー = テクノロジー ∩
アート ∩ デザイン ∩ クラフト テクノロジー アート デザイン クラフト ハッカー ポール‧グレアム 『ハッカーと画家』2005 トム‧ケリーら 『発想する会社!』2002 ヴァルター‧グロピウス『バウハウス宣⾔』1919 ハッカー集団であり続ける
11 Helpfeel Tech Conf 2023 Summer テクノロジー アート ‧知識を実⽤する ‧知っているだけではダメ
‧実際に世の中に作⽤する ‧⾔語化し、再現性を図る ‧美しさ ‧サーフェイスから実装まで ‧UIの審美性、コードの美しさ ‧情熱とひらめきと共感する⼒を⼤事にする ‧熱⼼に学ぶ ‧技術に誠実である ポール‧グレアム『ハッカーと画家』2005
デザイン ‧俺‧汎⽤デザイン思考 ‧デザイン思考の壁を壊す ‧IA/UI/UXの定⽯の守破離 ‧前提を疑い、俯瞰する 12 Helpfeel Tech Conf 2023
Summer クラフト ‧プロダクトを⾃ら作る ‧尊⼤な壁を作らず、ともに希求し、 考案し、創造する ‧⾼い職業倫理(クラフトマンシップ) 『発想する会社!』2002 ヴァルター‧グロピウス『バウハウス宣⾔』1919 (前略) 建築家、彫刻家、画家、我々全員が、⼿⼯業に戻らねばならない!なぜ なら、「職業としての芸術」は存在しないからである。芸術家と⼿⼯業者の間 に本質的な差異はない。芸術家は、⾼められた⼿⼯業者である。天の恩寵は、 彼の意思の彼⽅で、希なる光に瞬き、芸術は無意識に彼の⼿仕事から花開く。 だからこそ、⼿⼯にかかる基礎は全ての芸術家にとって不可⽋なものなのだ。 そしてそこに創造的造形の源泉がある。 だから、⼿⼯業者と芸術家の間に尊⼤な壁を築いて、不当にも階級を区別する ようなことはせず、⼿⼯業者の新しいギルドを結成しよう!建築と彫刻そして 絵画のもつすべてがひとつの形となる未来の新建築を、ともに希求し、考案 し、創造しよう。⼿⼯業者のあまたの⼿によって⽣まれたその新建築は、天空 に向かってそびえることだろう。新たな来るべき信念が結晶した象徴として。 https://scrapbox.io/akiroom/バウハウス宣⾔
現在のHelpfeel開発部 13
14 Vision ⼈の好奇⼼は無限⼤であり、テクノロジーの可能性も無限に広がっています。 私たちは⼈にとってスムーズで頼もしい両者の関係を設計することで、 ⼈間の思考とコミュニケーションを加速します。 テクノロジーの発明により、⼈の可能性を拡張する Human Empowerment Technology
専⾨性に基づいて、プロダクトの開発‧運⽤と会社の成⻑に貢献する部署 15 Helpfeel 開発部 Gyazo Cosense Helpfeel デザイナー 2 テクニカルサポート
1 事業開発 1 エンジニア 5 + (4) エンジニア 2 エンジニア 13 + (9) CTO‧開発部⻑ 1 テクニカルフェロー 1 コーポレートIT 1 + (1) コーポレートIT アドバイザー (2) ※ 数字は⼈数。括弧は業務委託や アルバイトなど プロダクトごとにチーム コーポレートIT(情シス)も 開発部に所属 事業状況に応じて⼈数やマネジ メントスタイルが⼤幅に異なる
世界242の国と地域で活⽤される スクリーンショット共有ツール Gyazo 情報を知識にする メディアキャプチャー 世界中で利⽤されるSaaS 転送量500TB/⽉を超える ⼤規模インフラ Web‧パソコン‧スマホ‧ブラウザ拡張などマルチプラットフォーム対応 B2C
B2B
組織が変わる ナレッジイネーブルメントツール チームのドキュメント⽂化が⾃然に育つナレッジベースです。何万ものページをリンク し、社内の知識をインターネットのように渡り歩けます。ページのネットワーク構造から 関連ページが推薦され、過去のアイディアと現在を接続し、未来の発想を⽣み出します。 1500万ページ突破 40万ユーザー突破 情報を軽快に整理する 画期的な知識共有サービス Cosense
B2C B2B
カスタマーサポートの課題を解決する 検索SaaS ユーザーのあらゆる疑問をすぐに解決できるFAQ検索エンジン。 ユーザーが⾃⼒で問題を解決するのを⼿助けするだけでなく、 CS担当者やコールセンターの負担も削減します。 Helpfeel ※スマートキャンプ株式会社主催「BOXIL SaaS AWARD Autumn
2023」FAQシステム部⾨で受賞 Enterprise B2B 検索性能に特化した 新世代FAQ検索システム
Gyazo 次のグロースを模索 Helpfeel 事業成⻑の途上 Cosense PMF前夜 コーポレートIT 上場に向けて体制強化 19 プロダクトサイクルと3つのプロダクト‧1つの領域
導⼊期 Introduction 成⻑期 Growth 成熟期 Maturity 衰退期 Decline 拡張 Extension Cosense Gyazo Helpfeel 少⼈数‧統制無 ⼤⼈数‧統制有 コーポレートIT
おおむね ハッカー集団を 維持できている 20 個⼈開発をやっている⼈が多い 完成⼒‧マーケティング思考‧こだわり 未踏関係者が多い 未踏
= 経産省所管の情報処理推進機構(IPA)による⼈材発掘事業 未踏出⾝者6名(フルタイム+業務委託+アルバイト) 未踏元PM1名 未踏ジュニアメンター1名 職種「プロダクトエンジニア」の発⾒ バックエンド‧フロントエンド‧エッジ‧デザインなど 複数領域の専⾨性を深めてプロダクト開発 ⽣成AIを軸に新しいプロダクトや機能が⽣み出されている Helpfeel 開発部「ハッカー集団であり続ける」のその後 継続 NEW 継続 NEW 外部環境による 変化への対応がキー
21 Helpfeel 開発部「ハッカー集団」の環境:User & Customer 事業成⻑に伴い社内外のステークホルダーが増える Gyazo Cosense Helpfeel 累計アカウント数
2000万件+ ⽉間アップロード数 1700万件+ 累計ユーザー数 40万件+ ページ総数 1500万件+ 顧客企業数 300社+ 累計導⼊件数 400件+
22 Helpfeel 開発部「ハッカー集団」の環境:Stockholders 事業成⻑に伴い社内外のステークホルダーが増える
23 Helpfeel 開発部「ハッカー集団」の環境:Cooperation 事業成⻑に伴い社内外のステークホルダーが増える 社員数推移 合計 185名 マーケティング 17名 セールス
55名 CRO室 10名 カスタマー サクセス 27名 サービス 30名 開発 31名 2021/01 2022/01 2023/01 2024/08 社⻑室 6名 管理 9名 ※ 2024年8⽉時点 ※ 開発部31名は正社員とアルバイト 業務委託を除いた集計
24 Helpfeel 開発部「ハッカー集団」の課題 増加するステークホルダー 責任を果たすハッカー集団
Helpfeel開発部の「未来」 25
26 Helpfeel開発部の「未来」 次の12ヶ⽉の⽬標 ハッカーマインドを持ち まわりをハッカーに変えて 世界を変容することに責任を持つ 責任を果たすハッカー集団 ☞ 責任を果たすための体制を考える
「プロダクト開発3本の⽮」責任を果たすためのフレームワーク 27 プロダクトの 磨き上げ 顧客要望の 実現化 ソリューション 新規開発 経営視点 新プロダクト
新商材 営業材料 ロードマップ 開発視点 業務効率化 UI/UX向上 セキュリティ対策 バグ修正 顧客視点 課題‧問題の解決 要望の調査‧実現 プロダクト開発に必要な領域を分類 ベン図なので厳密な分類は不要 3領域のバランスを取るのが重要 3つの視点を開発者⾃⾝が持つ
プロダクト開発3本の⽮:ソリューション新規開発 28 ソリューション 新規開発 経営視点 新プロダクト 新商材 営業材料 ロードマップ 経営者の帽⼦を被る
組織としての意思に向き合う 組織として何に貢献したいか? 「仮想通貨のスキャルピングに ⼈⽣を賭けていないのはなぜですか?」の回答 資産を作り売上に繋げる
顧客要望の 実現化 プロダクト開発3本の⽮:顧客要望の実現化 29 顧客‧ユーザーの帽⼦を被る 素⼈発想⽞⼈実⾏ 問題発⾒と課題解決を図る ビルドトラップを避ける 顧客‧ユーザーにとっての価値の最⼤化を実現する ドッグフーディングで⾒えない問題を解決
プロダクトのスティッキネスに寄与する 課⾦‧受注‧チャーン防⽌に繋がる 顧客視点 課題‧問題の解決 要望の調査‧実現
プロダクトの 磨き上げ プロダクト開発3本の⽮:プロダクトの磨き上げ 30 開発者の帽⼦を被る 専⾨性から⽣まれる気づきでプロダクトを改善する 利益率向上とリスク回避により事業継続性に貢献する 業務効率化 「AIを使える」「ワンクリック化できる」というカイゼン UI/UX向上
ほとんどのユーザーは指摘せずサイレントに離脱する セキュリティ対策 問題が起きるまでユーザーは気づけない バグ修正 にも時間をちゃんと割く 開発視点 業務効率化 UI/UX向上 セキュリティ対策 バグ修正
「プロダクト開発3本の⽮」現在の取り組み 31 プロダクトの 磨き上げ 顧客要望の 実現化 ソリューション 新規開発 各領域リーダーの設置 領域ごとの型化
Open Product Management Workflow 今後どうなったかはまた来年 ご紹介できればと思います
32 Helpfeel開発部の「未来」 概念の話が 続きましたが…
33 Helpfeel開発部の「未来」 現実と恋に落ちよう!
34 変えられない制約と変えようと思わない制約を認識し、 ユーザーに価値を届けることに集中する 制約と限界のなかでベストを尽くすところから始める※ 現実と恋に落ちる ※ Matt LeMay著『プロダクトマネージャーのしごと 第2版』P.114より引⽤
35 現実と恋に落ちる 図‧テキストはすべて、Matt LeMay著『プロダクトマネー ジャーのしごと 第2版』P.114より引⽤
36 フレームワークやモデルは有⽤なフィクション※ 現実と恋に落ちる ※ Matt LeMay著『プロダクトマネージャーのしごと 第2版』P.114より引⽤ 現実から有⽤なフィクションを作り、ベストプラクティスを 展開できるかHelpfeelで試⾏錯誤している フレームワークを⼊れる‧作ること⾃体を⽬的化しない
有⽤なフィクションを携えて、 作ろう!
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