Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

プログラミング教育 実態調査報告書2022 「小学校教員の意識調査 単純集計結果」

みんなのコード
August 09, 2023
800

プログラミング教育 実態調査報告書2022 「小学校教員の意識調査 単純集計結果」

全国でテクノロジー教育の普及活動を推進する特定非営利活動法人みんなのコードは、 Google 、株式会社セールスフォース・ジャパンの支援のもと、日本国内の学校教育におけるプログラミング教育と高等学校「情報Ⅰ」の授業の実態について、全国の小学校教員1,036名、中学校教員1,539名、高校教員550名、小学生・中学生・高校生およびその保護者3,000組を対象に、また保護者18名へグループインタビューも行い定量・定性調査を実施した2022年度報告書の「小学校教員の意識調査 単純集計結果」です。

みんなのコード

August 09, 2023
Tweet

More Decks by みんなのコード

Transcript

  1. 調査概要 • 実施時期:2023年2⽉ • 実施⽅法:WEBアンケート調査 • 調査対象:現職の⼩学校教員(⾮常勤含む) 1,036名 • 調査体制:

    • 調査企画・実施 :特定⾮営利活動法⼈みんなのコード • 調査⽀援 :阪⼝ 瀬理奈(業務委託) • アンケート調査の実施 :株式会社マクロミル 2
  2. 性別 4 12才未満 0.0% 12才〜19才 0.0% 20才〜24才 3.6% 25才〜29才 16.4%

    30才〜34才 17.2% 35才〜39才 11.1% 40才〜 44才 13.3% 45才〜49才 11.0% 50才〜54才 7.8% 55才〜59才 9.0% 60才以上 10.6% [AGEID] 年齢 (n=1,036)
  3. 地域 5 北海道 5.9% 東北地⽅ 3.7% 関東地⽅ 45.9% 中部地⽅ 15.3%

    近畿地⽅ 14.9% 中国地⽅ 4.6% 四国地⽅ 1.3% 九州地⽅ 8.5% [AREA] 地域 (n=1,036)
  4. 学年 8 [Q4] 現在、受け持ちの学年をご回答ください。(複数選択可)(n=1,036) 13.3 11.8 13.0 14.0 14.3 13.4

    33.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% ⼩学1年⽣ ⼩学2年⽣ ⼩学3年⽣ ⼩学4年⽣ ⼩学5年⽣ ⼩学6年⽣ 専科・その他【 】
  5. 得意な教科 9 [Q5] どの教科等の指導が得意または苦⼿ですか?(複数選択可) [得意な教科等](n=1,036) 26.4 22.6 52.6 20.1 8.1

    14.7 15.8 8.5 29.0 8.1 8.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 国語 社会 算数 理科 ⽣活 ⾳楽 図画⼯作 家庭 体育 総合的な学習の時間 その他【 】
  6. 苦⼿な教科 10 [Q5] どの教科等の指導が得意または苦⼿ですか?(複数選択可) [苦⼿な教科等](n=1,036) 27.0 17.3 10.3 20.6 8.7

    35.8 23.6 16.9 23.5 14.7 4.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 国語 社会 算数 理科 ⽣活 ⾳楽 図画⼯作 家庭 体育 総合的な学習の時間 その他【 】
  7. 準備時間の課題 12 [Q8] 授業の準備時間について、「必要最低限しか確保できていない」「不⼗分である」でお答えした⽅に質問です。⼗分な時間が取れない要因で、 課題となるものを選択してください。(複数選択可)(n=860) 39.7 40.0 11.2 8.1 64.2

    34.1 64.8 58.5 41.5 53.1 4.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 成績処理 ⽣活指導 課外活動(クラブ等) 児童会 分掌業務 学級・学年経営 会議・打合せ 事務・報告書作成 校内・校外研修 保護者・PTA対応・地域対応 その他【 】
  8. 研修 14 [Q10] 研修を受けた⽅にお聞きします。過去1年間で受けた「プログラミング」に関する研修の内容として、あてはまるものを全て選択してください。 (複数選択可)(n=711) 41.6 60.6 33.6 47.0 26.4

    0.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% プログラミング教育やプログラミング的思考に関する説明 プログラミングを取り⼊れた授業事例の紹介 プログラミングを取り⼊れた授業の体験 プログラミング教材の紹介 プログラミングを取り⼊れた授業を⾏うためのICT環境整備 その他【 】
  9. プログラミングを取り⼊れた授業 22 [Q20] プログラミングを取り⼊れた授業を⾏いましたか?(n=1,036) 過去に実施したことが あり、今年度(2022年 度)も実施予定(または 実施済み) 41.7% 過去に実施したことが

    あるが、今年度(2022年 度)は実施しない予定 17.0% まだ実施 してない が、今後 実施する 予定 23.8% 過去に実施したこ とはなく、今後も 実施しない 17.5%
  10. プログラミングを取り⼊れた授業 23 [Q22] どの時間で「プログラミング」を扱いますか/扱いましたか。(複数選択可)(n=855) 8.7 43.9 26.8 4.9 4.4 5.1

    2.3 3.6 47.7 6.8 0.9 4.7 9.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 国語 算数 理科 社会 図⼯ ⾳楽 家庭科 体育 総合的な学習の時間 クラブ活動 その他の課外活動【 】 その他【 】 わからない・未定
  11. 「総合」でのプログラミング教育 24 [Q23] 「総合的な学習の時間」を選択された⽅に質問です。「総合」でのプログラミング教育内容はどのような内容ですか?(複数選択可)(n=408) 82.6 26.7 0.2 0% 20% 40%

    60% 80% 100% ⼀時的なプログラミングの体験をさせた(させる) 探究的な学習の過程の中でプログラミングに取り組んだ(取 り組む) その他【 】
  12. 教材 26 [Q25] プログラミングを取り⼊れた授業を⾏う際に、どのような教材を利⽤しますか/しましたか?(複数選択可)(n=1036) 13.7 41.6 29.2 18.0 0.4 31.2

    0% 20% 40% 60% 80% 100% テキスト⾔語等(HTML、Python等、仕事で使われる⼀般的 なプログラミング⾔語) ビジュアル⾔語(ScratchやViscuit等、画⾯内で記号を組み 合わせてプログラミングを⾏う教材) ハードウェア教材(プログラミングで動きを制御できるロ ボット、ボード型教材など) アンプラグド(コンピュータを使わず、カードの並び替えや 紙⾯上などでプログラミングの概念を学ぶ教材) その他【 】 わからない・未定
  13. 教材(ビジュアル⾔語) 27 [Q26] Q25にて、ビジュアル⾔語を選択された⽅に質問です。以下の選択肢の中でどの教材を授業で利⽤しますか/しましたか?(複数選択可) (n=431) 84.2 35.7 3.0 2.8 7.7

    3.5 6.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% Scratch(スクラッチ) Viscuit(ビスケット) Springin(スプリンギン) MakeCode(メイクコード) プログル その他【 】 わからない・未定
  14. 教材(Scratch) 28 [Q27] Q26にて、Scratchを選択された⽅に質問です。Scratchにて教師⽤アカウントを作成されていますか?(n=363) アカウントを作成し て、オンライン版で利 ⽤している 19.0% アカウントを作成せ ず、オンライン版で利

    ⽤している 49.9% オフラインエディタで 利⽤している 7.7% 特に決めていない(ア カウントを作成する場 合も作成しない場合も ある) 21.5% その他【 】 1.9%
  15. 教材(ハードウェア) 30 [Q29] Q25にて、ハードウェア教材を選択された⽅に質問です。以下の選択肢の中で、ロボットなどコンピュータとつなげて利⽤する場合、どの教材 を授業で利⽤しますか/しましたか?(複数選択可)(n=302) 11.6 2.3 10.3 3.0 6.3

    9.6 20.9 3.0 12.3 2.0 1.3 41.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% embot(エムボット) Cubetto(キュベット) MESH(メッシュ) Sphero(スフィロ) Pets(ペッツ) ArTec Robo(アーテックロボ) micro:bit(マイクロビット) Ozobot(オゾボット) LEGO WeDo2.0(レゴ ウィードゥー) Makeblock(メイクブロック) その他【 】 わからない・未定
  16. 課題 32 [Q31] プログラミングを扱う際の課題として当てはまるものをすべて選択してください。(複数選択可)(n=1,036) 56.3 40.1 42.3 42.6 24.1 26.0

    66.8 25.1 23.8 17.2 1.7 5.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 指導・授業展開の難しさ 技術進化に対する研修の難しさ 時間数不⾜ 教材・資料の不⾜ 教材の不具合 児童のスキル不⾜・スキル格差 教員の専⾨性の不⾜ PC・ネット環境の不⾜・制限 指導内容の多さ 予算不⾜ その他【 】 課題はない
  17. インターネット接続 34 [Q33] 前問で、「時々困ったことがある」「⾮常に困っている」とお答えした⽅に質問です。その要因としてあたるものをすべて選択してください。 (複数選択可)(n=869) 24.1 58.8 72.7 20.9 7.0

    2.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% フィルタリング 回線速度 接続が途切れる インターネットを利⽤できる教室やPCの数が限られている インターネットに接続して授業を⾏うことに抵抗感がある その他【 】
  18. 児童の変化 36 [Q35] プログラミング教育を実施した後で、児童の変化についてあてはまるもの全てを選択してください。(複数選択可)(n=608) 74.8 20.6 16.0 11.0 2.3 6.9

    0% 20% 40% 60% 80% 100% プログラミングやICTに関⼼をもつ児童が増えた ものづくりに関⼼をもつ児童が増えた 情報セキュリティ・モラルの意識が上がった 理数系の教科の学習に好影響を与えている ⽂系教科の学習に好影響を与えている その他【 】
  19. ⾼校の学習内容 40 [Q40] ⾼校におけるプログラミングは、情報に再編しましたが、当てはまることとして最も近いものを選んでください。(n=1,036) ⾼校情報の学習内容を よく知っている 1.7% ⾼校情報の学習内 容をおおよそ知っ ている

    6.7% プログラ ミングが 必修に なったこ とは知っ ている が、学習 内容はあ まり知ら ない… ⾼校情報におけるプロ グラミング教育が必修 化したことは知らない 44.9%
  20. 情報活⽤能⼒ 41 [Q41] 情報活⽤能⼒の育成について、現⾏の教育課程で⼗分だと思いますか。(n=1,036) 現在の教育課 程では全く⾜ りない 23.3% 現在の教育課程で はやや⾜りない

    42.8% 現在の教育課程で、⾜ りている(これ以上や る必要を感じない) 24.2% そもそも情報活⽤ 能⼒を育成する必 要がない 9.7%