Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「Be agile」でいるためにしていること / What we do to stay 'ag...
Search
コドモン開発チーム
November 07, 2024
1
580
「Be agile」でいるためにしていること / What we do to stay 'agile'
コドモン開発チーム
November 07, 2024
Tweet
Share
More Decks by コドモン開発チーム
See All by コドモン開発チーム
コドモンの決済基盤のテストの紹介 / Introduction to the Payment Infrastructure Testing of Codmon
codmoninc
0
200
組織の変化とSREの役割進化 | 責務拡大にどう応えるか / Organizational Change and the Evolution of the SRE Role
codmoninc
0
9
コンテナイメージを複数のチームで扱うための、 ビルドフローの構築・運用 / Building and Managing a Container Image Workflow for Multiple Teams
codmoninc
0
35
業界に標準を提案し、業界と長くお付き合いするVertical SaaS / Vertical SaaS that Proposes Industry Standards and Builds Long-Term Relationships with the Industry.
codmoninc
0
450
ペアプロに納得感がなかった話 / A story about not being convinced by pair programming
codmoninc
1
580
だいじなこと、に集中するチームでいるために / To be a team that focuses on what matters
codmoninc
1
510
遅延読み込みの歩みから理解するSeekableOCI / Understanding SeekableOCI from the Perspective of Lazy Loading
codmoninc
0
37
コドモンがXPを取り入れている理由 / The reason why Codmon is incorporating XP
codmoninc
1
600
ベイビーステップで実現! 地図検索機能のVue2→3移行話/Achieving Baby Steps: Transitioning Map Search Functionality from Vue 2 to Vue 3
codmoninc
3
170
Featured
See All Featured
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
191
16k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
33
1.5k
A Philosophy of Restraint
colly
203
16k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
67
10k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
250
12k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
44
13k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
59
3.6k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
73
9.1k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
410
22k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
460
33k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
67
4.4k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
95
5.2k
Transcript
2024年11月7日 プロダクト開発部 宮平卓弥 「Be agile」でいるためにしていること
2 自己紹介 宮平 卓弥 職種 エンジニア チーム 保護者コミュニケーションチーム 5歳と2歳児のパパ 今年熊本に移住しました フルリモートで働いてます
アジャイル開発していると こんなことを考えることはないですか?
我々は今アジャイルなのか? どこまでいけばアジャイルといえる?
5 気になっている理由はいっぱいある まだまだ伸びしろはあるはず! とは思いつつ、どこに伸びしろ があるのか判断できない 解釈がブレた時の判断 が難しい etc..
ということで、、
7 🎉 \ TechMeet開催! / 🎊 詳しくは記事へ
Let’s 議論!
9 ディスカッションを通じて、「アジャイルできている」の基準を話し合ってみ た ディスカッション開始! 結果として 4つの指標ができました!
10 アジャイル指標 • 毎日デリバリーできている • 毎日計画を見直せている • 計画の変更コスト0 • 上記が「No」の場合、この状態に近づき続けている
11 アジャイル指標 • 毎日デリバリーできている • 毎日計画を見直せている • 計画の変更コスト0 • 上記が「No」の場合、この状態に近づき続けている
12 毎日デリバリーできている 1 2 3
13 毎日デリバリーできている 動作するソフトウェアを日々本番環境にリリースし、 顧客に価値を継続的に提供している 1 2 3
14 毎日デリバリーできている 動作するソフトウェアを日々本番環境にリリースし、 顧客に価値を継続的に提供している 自動化されたテストとCI/CDのパイプラインが整備されている 1 2 3
15 毎日デリバリーできている 動作するソフトウェアを日々本番環境にリリースし、 顧客に価値を継続的に提供している 自動化されたテストとCI/CDのパイプラインが整備されている チームが迅速なフィードバックループを確立し、 変更への即時対応が可能になっている 1 2 3
16 アジャイル指標 • 毎日デリバリーできている • 毎日計画を見直せている • 計画の変更コスト0 • 上記が「No」の場合、この状態に近づき続けている
17 毎日計画を見直せている 1 2 3
18 毎日計画を見直せている 日々の進捗や新たな情報に基づき、 プロジェクトの優先順位と計画を柔軟に調整している 1 2 3
19 毎日計画を見直せている 日々の進捗や新たな情報に基づき、 プロジェクトの優先順位と計画を柔軟に調整している チームが定期的に集まり、 短期的な目標と長期的な方向性を確認・更新している 1 2 3
20 毎日計画を見直せている 日々の進捗や新たな情報に基づき、 プロジェクトの優先順位と計画を柔軟に調整している チームが定期的に集まり、 短期的な目標と長期的な方向性を確認・更新している 顧客のニーズや市場の変化に即座に対応し、 最も価値の高い機能や成果物を常に追求している 1 2
3
21 アジャイル指標 • 毎日デリバリーできている • 毎日計画を見直せている • 計画の変更コスト0 • 上記が「No」の場合、この状態に近づき続けている
22 計画の変更コスト0 1 2 3
23 計画の変更コスト0 チーム全体が常に最新の情報を共有し、 計画変更の必要性をリアルタイムで認識できている 1 2 3
24 計画の変更コスト0 チーム全体が常に最新の情報を共有し、 計画変更の必要性をリアルタイムで認識できている 計画変更のための会議や承認プロセスが最小限で、 迅速な意思決定が可能な体制が整っている 1 2 3
25 計画の変更コスト0 チーム全体が常に最新の情報を共有し、 計画変更の必要性をリアルタイムで認識できている 計画変更のための会議や承認プロセスが最小限で、 迅速な意思決定が可能な体制が整っている 柔軟な開発プロセスと自己組織化されたチームにより、 計画変更が日常的な活動として受け入れられている 1 2
3
26 アジャイル指標 • 毎日デリバリーできている • 毎日計画を見直せている • 計画の変更コスト0 • 上記が「No」の場合、この状態に近づき続けている
27 上記が「No」の場合、この状態に近づき続けている 1 2 3
28 上記が「No」の場合、この状態に近づき続けている チームが定期的に現状を振り返り、改善点を特定し、 具体的な行動計画を立てている 1 2 3
29 上記が「No」の場合、この状態に近づき続けている チームが定期的に現状を振り返り、改善点を特定し、 具体的な行動計画を立てている 毎日のデリバリーや計画見直しの頻度を 段階的に上げる努力を継続的に行っている 1 2 3
30 上記が「No」の場合、この状態に近づき続けている チームが定期的に現状を振り返り、改善点を特定し、 具体的な行動計画を立てている 毎日のデリバリーや計画見直しの頻度を 段階的に上げる努力を継続的に行っている 計画変更のプロセスを簡素化し、 コストを削減するための取り組みを積極的に実施している 1 2
3
実際取り組んでみたこと
32 例えば、「毎日デリバリーできている」の場合 指標の解像度を高めるためにブレークダウン
33 例えば、「毎日デリバリーできている」の場合 確認観点 • ストーリーサイズが1イテレーションでできないほど大きい? • DOINGにn日以上滞留してるストーリーはあった? 指標の解像度を高めるためにブレークダウン
34 指標の解像度を高めるためにブレークダウン 例えば、「毎日デリバリーできている」の場合 確認観点 • ストーリーサイズが1イテレーションでできないほど大きい? • DOINGにn日以上滞留してるストーリーはあった? アクション例 •
ストーリーが大きすぎてベイビーステップを踏めていなかった。もっとス トーリーの粒度を小さくしよう。
35 指標の解像度を高めるためにブレークダウン →解像度を高めるきっかけに! 例えば、「毎日デリバリーできている」の場合 確認観点 • ストーリーサイズが1イテレーションでできないほど大きい? • DOINGにn日以上滞留してるストーリーはあった? アクション例
• ストーリーが大きすぎてベイビーステップを踏めていなかった。もっとス トーリーの粒度を小さくしよう。
36 指標を元に取り組んだ個々の改善 • 毎週のプランニングで、KeyResult(チーム目標)の進捗を確認し、チーム 目標やイテレーション計画に反映(するプロセスを設けた) • ストーリーを1イテレーションで完了可能なサイズに分割&確認するプロセ スを追加
37 指標を元に取り組んだ個々の改善 • 毎週のプランニングで、KeyResult(チーム目標)の進捗を確認し、チーム 目標やイテレーション計画に反映(するプロセスを設けた) →より適切かつ柔軟な計画見直しが可能に • ストーリーを1イテレーションで完了可能なサイズに分割&確認するプロセ スを追加 →デリバリーの頻度の向上、対応するスコープを柔軟に調整
変化に対するチームの対応速度の向上を目指して日々取り組んでます!💪
まだ始めたばかり! 伸びしろいっぱい! やりたいこといっぱい!
なので仲間募集中です!
40 参照 • 「アジャイルかどうかは、どうすればわかる?」
None