iOSDC Japan 2021で登壇した資料です。
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noteのiOSアプリはここ1年間で大きな変化を遂げました。
元々30%程度だったSwift率が90%を超え、デバイスもiPhoneの縦画面のみの対応でしたがiPadの複数ウィンドウにも対応しました。
このように目に見えるカイゼンを進めてきた私たちですが、あるきっかけで目に見えない課題があることを知りました。
アクセシビリティ機能を駆使して私たちのアプリを利用してくれている方からお問い合わせをいただいたのです。
この方の日頃の利用方法についてインタビューさせていただくことになり、今まで見えていなかった課題に気づくことができました。
そこでアクセシビリティの有識者に力を借りながら、Voice OverやDynamic Typeといったアクセシビリティの助けとなる機能にも対応をはじめました。
・Voice Overを利用するとさわれると思っているUI要素にさわれない
・わかりやすいと思っていたボタンなのにVoice Overを通すと何のボタンなのか理解ができない
このトークではこういった課題を認知して、実際に対応したことをまとめてお話します。