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不確定要素の強い時代の生存戦略 ー U30が好きなコトで突き抜けるためには?[Session17]

不確定要素の強い時代の生存戦略 ー U30が好きなコトで突き抜けるためには?[Session17]

Developers Boost 2020
12/12(土) 18:30~18:50
Session 17 不確定要素の強い時代の生存戦略
ー U30が好きなコトで突き抜けるためには?
登壇資料

#devboost

堀尾風仁 Futo Horio

December 12, 2020
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Transcript

  1. 堀 尾 風 仁 株 式 会 社 神 戸

    デ ジ タ ル ・ ラ ボ 新 事 業 創 造 係 M R 班 長 コ ミ ュ ニ テ ィ 運 営 A R K O B E ( 2 0 1 9 - ) A z u r e T e c h L a b . ( 2 0 1 9 - ) M i c r o s o f t M V P f o r W i n d o w s D e v e l o p m e n t ( 2 0 2 0 - 2 0 2 1 ) Twitter アカウント @Futo_Horio
  2. 3年前の私 ・これといって 好きなコト (技術) もなく ・人前で話すことが凄く苦手 ・ 上司に言われるがまま思考停止した 日々 ・周りのエンジニアは

    昇格 や 転職 で キャリアアップ (年収増加) しているけど、 自分にはそんなことができる 経験も技術も無い ... 将来に対する漠然とした不安を抱えていました 3年前の私
  3. この3年間で... ・好きなコト (技術) を見つけた ⇒ Mixed Reality ・会社で Mixed Reality

    専門チームを任される ・Microsoft 公式開発パートナー (MRPP) に認定を受ける ※関西企業初
  4. この3年間で... 2つの技術コミュニティを立ち上げ 1. Kobe HoloLens ミートアップ (3回) 2. 関西発Azureコミュニティ Azure

    Tech Lab (8回) 延べ700名以上 の方にご参加いただきました。 ( 勉強会1回につき、約65人 )
  5. ・デブサミ 2019 (冬) ・Microsoft Ignite The Tour (Osaka) ・xR Developers

    Community Conference etc.. この3年間で... ・技術者向けカンファレンスに登壇 この1年で 登壇回数 計12回 (月1回ペース) 1200名を超える参加者の皆さんの前で お話させていただきました ( ※ 技術コミュニティ含む )
  6. Microsoft 公式ドキュメントに コントリビューターとして名前が記載される Microsoft MVP (2020-2021) を受賞 この3年間で... Microsoft 公式YouTube

    チャンネル くらでべ出演 (w/Microsoft ちょまどさん) ※ 同じ技術領域は国内に20名程度しかいない
  7. Being (ありたい姿) を言語化する #1 他人の評価を気にせず、自分の本心で考えることが大事 生 存 戦 略 の

    策 定 Being ありたい姿 ・デジタル技術で新しい常識を創造する人 ・開発チームをリードできる人 ・技術だけでなく外部発信力の高い人 ・海外の市場ともビジネスができる人 ・特定領域に高い専門性を持つ人 → Being の 例
  8. とにかくやってみる #2 ・ラズベリーパイを使ったIoTゲートウェイ開発 ― Node.js ・スマートグラス ナビゲーションアプリ開発 ― Unity, C#

    ・営業音声自動解析プログラム開発 ( 販売支援システム ) ― Python ・某国立研究所にて自動運転向け 機械学習用データ前処理プログラム開発 ― Python ・Microsoft HoloLens アプリケーション開発 ― Unity, C# Being が無ければ、動きながら探せば良い 生 存 戦 略 の 策 定
  9. Being (理想) 自分のスキル (現状) 戦略B 戦略C 生存戦略を考える #4 戦略A 現状と理想のギャップ

    現状と理想が明確になることで、自分にあった戦略が導き出せる ゴール地点 スタート地点 生 存 戦 略 の 策 定
  10. 時代の変化に対応できるスキルを柔軟に学ぶ力が大切 就職前 (~2014年) 時間軸 With/Afterコロナ (2020~) コロナ前 (2015~) 労働市場とロールモデルの変遷 終身雇用

    大企業に定年まで 勤めるのが良しとされる時代 雇用流動性が高まる 転職やジョブチェンジで キャリア形成を行う時代 パラレルキャリア (複業) 個人の提供価値に注目が集まり、 組織ではなく個で評価される時代 完璧なロールモデル探しをやめる #2 私 の 生 存 戦 略
  11. 完璧なロールモデル探しをやめる Tably 及川卓也さん 不確定要素が多く、変化が目まぐるしい現代において 1 0 0 % な正解を求めてロールモデルを 探すことの方がリスクが大きい。

    時 代 が 変 わ れ ば ト レ ン ド や 市 場 も 変 わ る 。 そ の 時 代 に 沿 っ た 価 値 提 供 が で き る 人 材 に な ら な い と い つ の 時 代 も 生 き 残 れ な い 。 そ の 時 々 で 良 い と 思 っ た 人 の 振 る 舞 い や ス キ ル か ら 学 び 、 時 代 の 変 化 に 柔 軟 に 対 応 す る 力 が 重 要 で あ る 。 ( コロナ前 社内にロールモデルがいない悩みを相談した際の回答 ) @takoratta 私 の 体 験 談 学び : 技術者の価値は市場の変化とともに変動する
  12. 攻めのアウトプットする #3 私 の 生 存 戦 略 Twitter 技術ブログ

    ( Qiita、はてなブログ etc.. ) 登壇 ( 技術コミュニティ ) 待っていてもチャンスは来ない 平均 : 月間10万 インプレッション 平均 : 月1.3記事 平均 : 月1登壇ペース
  13. 攻めのアウトプットする Mixed Reality や HoloLens について たくさんツイートして下さっている方ですよねー! いつもツイート拝見しています。 Microsoft 千代田まどかさん

    @chomado ( 開発者コミュニティで初めてお会いした際 ) 私 の 体 験 談 学び : アウトプットをすれば、見てくれている人が必ずいる
  14. 攻めのアウトプットする Mixed Reality や HoloLens について たくさんツイートして下さっている方ですよねー! いつもツイート拝見しています。驚 Microsoft 千代田まどかさん

    @chomado ( 開発者コミュニティで初めてお会いした際 ) 私 の 体 験 談 教訓 : アウトプットをしていれば、協力してくれる人が現れる 結果 ・デブサミ 2019 (冬) ・Microsoft Ignite The Tour : Osaka ・デブスト 2020 ・MR Dev Days Japan etc.. 数多くの登壇依頼を頂けるようになり、仕事に繋がるケースも増加
  15. 攻めのアウトプットする Mixed Reality や HoloLens について たくさんツイートして下さっている方ですよねー! いつもツイート拝見しています。驚 Microsoft 千代田まどかさん

    @chomado ( 開発者コミュニティで初めてお会いした際 ) 私 の 体 験 談 教訓 : アウトプットをしていれば、協力してくれる人が現れる 結果 自分が主催する技術コミュニティにちょまどさんが登壇してくれたり..
  16. 攻めのアウトプットする Mixed Reality や HoloLens について たくさんツイートして下さっている方ですよねー! いつもツイート拝見しています。驚 Microsoft 千代田まどかさん

    @chomado ( 開発者コミュニティで初めてお会いした際 ) 私 の 体 験 談 教訓 : アウトプットをしていれば、協力してくれる人が現れる 結果 Microsoft 公式MR開発パートナー (MRPP) に認定された
  17. 技術コミュニティを活用しまくる #4 私 の 生 存 戦 略 1. 社内の慣習や考え方だけでなく、技術コミュニティから幅広い知識を学ぶ

    2. プレゼンスキル (登壇) や初めての方とのコミュニケーションなど、仕事の基礎を学ぶ 社内の物差しでの評価ではなく、市場全体における客観的な自分の立ち位置を理解できる 業務では失敗のできないプレゼンやコミュニケーションスキルを練習できる 社外の技術者を知ることで成長を加速させることができる
  18. 技術コミュニティの先輩に背中を押された経験 もっと強気で行った方が良いですよ! 発表内容は間違っていても問題ない。 現時点のベストを尽くしたなら堂々と行った方が良い! たとえそれが間違っていたとしても後から訂正すれば良い。 Microsoft MVP 宮浦恭弘さん @takabrz1 (

    私がコミュニティ登壇で自信無さげに話していた際の助言 ) 私 の 体 験 談 教訓 : 勇気をもって社外に飛び出すことで新しい出会いや学びがある 結果 積極的に登壇スキルを磨き、アウトプットが増加した結果 Microsoft MVP を受賞できました
  19. 時間 時間 スキル スキル 今やっている仕事 (実績) が、未来の仕事を呼び込む 断るという選択肢を持つ #5 私

    の 生 存 戦 略 人生の時間は有限であるという自覚を持ち、やりたい仕事があるなら今すぐやる。
  20. 人に何かを依頼する時は相手のメリットを明確にする Give & Take ( 返報の法則 ) #6 私 の

    生 存 戦 略 Give 相手が教授するメリット Take 自分がしたいこと 仕事の上の依頼は全て取引である。相手へのメリットの説明が交渉の鍵となる。
  21. オリジナリティの高い人材となり、仕事の幅を広げる Mixed Reality カメラ ( オンライン配信スキル ) Azure (クラウド) プレゼン力

    自分の強みを掛け算する #7 私 の 生 存 戦 略 ・Mixed Reality × プレゼン力 = 登壇、セールス ・Mixed Reality × Azure = クラウドアプリ開発 ・Mixed Reality × プレゼン力 × オンライン配信スキル = (オンラインでの) 登壇、セールス、セミナー配信 強みを掛け算した例
  22. 底辺エンジニアは好きなコトで突き抜けられるのか? 結論 : 底辺エンジニアでも好きなコトを仕事にできるようになった 結果 ( 過 程 ) ①

    自分の好きなコトを見つけ 徹底的にアウトプット ③ Microsoft MVP を受賞し、 仕事も登壇依頼も増加した ② コミュニティ活動を通じて、 成長加速させることができた
  23. ・B e i n g ( あ り た い

    姿 ) を 言 語 化 す る ・自 分 の ス キ ル を 棚 卸 し す る ・生 存 戦 略 を 考 え る まとめ : U30 キャリア戦略論 ・ と に か く や っ て み る ・ 技 術 コ ミ ュ ニ テ ィ を 活 用 し ま く る ・ 完 璧 な ロ ー ル モ デ ル 探 し を や め る ・ 攻 め の ア ウ ト プ ッ ト を す る ・ 断 る と い う 選 択 肢 を 持 つ ・ G i v e & T a k e ( 返 報 の 法 則 ) ・ 自 分 の 強 み を 掛 け 算 す る ① 戦略の策定 ② 戦略の実行 ③ 結果分析 戦略の実行と結果から 細かな修正を行う