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プレイヤーとしてのチームのテスト力UP/Improving team skills for t...

プレイヤーとしてのチームのテスト力UP/Improving team skills for testing

Hiroki Iseri

March 15, 2024
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Transcript

  1. 適切な期間・タイミングで、ユーザに品質価値を提供し、 ユーザの満足を確保する QAエンジニアの役割 • 持続可能でアジリティある品質管理・品質保証を遂行 • チームと活動の妥当な方向付け • チームの高品質・高スピードの両立を支援 •

    ユーザの明示的・潜在的な品質のニーズを理解 し、プロダクトとしてのその実現をリード/支援 • 品質を阻害する問題やリスクや見つけ、その コントロールを支援 • リリースしたプロダクトの改善点に対応 【本パートのテーマ】 ここで効果を出しやすい テスト容易性の確保
  2. テスト容易性とは • テスト容易性:プロダクトのテストのしやすさの特性 • テスト容易性の特性の例: 属性 内容 指標の一例 観測容易性 テスト対象の観測のしやすいさ

    エラーログの充実度 制御容易性 テスト対象の操作のしやすいさ 公開APIの充実度 環境構築容易性 テスト環境の構築の容易さ 環境の冪等性 セットアップ容易性 セットアップの容易さ・単純さ セットアップ処理の単純さ 実行容易性 実行の容易さ・円滑さ テスト実行のブロック要因の少なさ 分解容易性 テスト対象の分離・分割のしやすさ 接合部の有無 網羅容易性 対象の網羅のしやすさ デッドコードの少なさ 安定性 テスト対象の安定性の程度 変更頻度の少なさ 適時性 適切なタイミングで実施できるかの程度 対象確保のタイミングの早さ より少ないコスト・手間で テストを実施できる より有効なテストを実施できる 高品質と高スピードの両立の要 &失敗の定番要因
  3. プレイヤーとしてチームの力をどう伸ばすか チーム文化UP 成功体験やエビ デンスの蓄積 相互理解の促進 価値観の共有 同士の確保 主導者の確保 チームの仕組みUP 良い習慣の定着

    プロセスの 整備 インフラ支援 の拡充 チームと 組織連携の整備 改善サイクル の推進 テスト容易性UP 施策の導入・運用・改善 基礎
  4. プレイヤーとしてチームの力をどう伸ばすか チーム文化UP 成功体験やエビ デンスの蓄積 相互理解の促進 価値観の共有 同士の確保 主導者の確保 チームの仕組みUP 良い習慣の定着

    プロセスの 整備 インフラ支援 の拡充 チームと 組織連携の整備 改善サイクル の推進 テスト容易性UP 施策の導入・運用・改善 基礎 文化を形成し、仕組みで支えることで、 改善に大きな流れを形成できる