Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
コーディングルールの鮮度を保ちたい / keep-fresh-go-internal-conv...
Search
Sponsored
·
Your Podcast. Everywhere. Effortlessly.
Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
→
NAGATA Hiroaki
February 27, 2026
Programming
340
0
Share
コーディングルールの鮮度を保ちたい / keep-fresh-go-internal-conventions
kamakura.go #8 で行った LT のスライドです。
Agent Skill を使って、普段通りコードレビューをしていればコーディングルールが更新されていく仕組みの紹介です。
NAGATA Hiroaki
February 27, 2026
More Decks by NAGATA Hiroaki
See All by NAGATA Hiroaki
ボードゲーム × 専用収納 〜3Dプリントで埋めるニッチな隙間〜 / Board Games × Custom Storage
handlename
0
280
生成AIとの上手な付き合い方【公開版】/ How to Get Along Well with Generative AI (Public Version)
handlename
0
1.2k
楽してコードを書くためのエディタ活用術/golang on emacs
handlename
0
2.9k
Other Decks in Programming
See All in Programming
技術記事、AIに書かせるか、自分で書くか? 〜それでも私が自分の手で書く理由〜 / #QiitaConference
jnchito
2
1k
CLIであることを活かしたGitHub Copilot CLI活用術 / GitHub Copilot CLI Pro Tips & Tricks
nao_mk2
1
1.1k
Lemonade + Foundry Toolkit でお手軽アプリ開発
seosoft
1
150
AI駆動開発で崩れていくコードベースを立て直す
kyoko_nr_nr
1
380
RailsTokyo 2026#4: AI様があれば、 Hotwireの弱点は消えるか?
naofumi
5
980
Stage 3 Decorators でできること / できないこと / TSKaigi 2026
susisu
1
1.2k
Migrations : C'est une question d'hygiène !
vinceamstoutz
0
2.2k
Composerを使ったサプライチェーン攻撃の様子を眺めてみる #phpstudy
o0h
PRO
2
160
Claspは野良GASの夢をみるか
takter00
0
120
GitHub Copilot CLIのいいところ
htkym
2
1.1k
UaaL×Androidアプリのメモリ計測 — Memory Profilerの先へ
rio432
0
180
1人1案件のプロダクトエンジニア時代に、"プロセス監督"としてチャレンジしたこと
non0113
0
330
Featured
See All Featured
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
122
21k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
250
1.3M
Leveraging LLMs for student feedback in introductory data science courses - posit::conf(2025)
minecr
1
270
Stewardship and Sustainability of Urban and Community Forests
pwiseman
0
210
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
What does AI have to do with Human Rights?
axbom
PRO
1
2.2k
Making Projects Easy
brettharned
120
6.6k
Believing is Seeing
oripsolob
1
130
Designing for humans not robots
tammielis
254
26k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
2k
Sam Torres - BigQuery for SEOs
techseoconnect
PRO
0
270
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
Transcript
コーディングルールの鮮度を保ちたい 2026-02-27 kamakura.go #8 @handlename
@handlename Hiroaki Nagata Nature Inc. Software Engineer (Backend) & SRE
Nature の backend アプリケーション 言語: Go 歴史: 10年くらい 規模: 70万行くらい
(vendor/ 除く) Contributor: 100名以上
コーディングルール 使ってますか?メンテしてますか?
コーディングルール なぜ必要? コード品質担保のため レビューコスト削減のため 最近では AI エージェント に精度高くコードを書かせるため 何をルールとする? プロダクト固有のルールを定義したい
一般的なルールは公開されているもの を参照すればいい † ‡ Nature では主に Claude Code を使っています。 Google Style Guides や Go Code Review Comments など。 † ‡
Nature でのコーディ ングルール運用(過去) Notion の利用 全社共通のナレッジマネジメントツール データベースを作ってそこにルールを登録 機能はしていた 使い慣れたツールによる管理 プロパティでカテゴリ分け・ステータス管理
Notion 運用時代の課題 1. AI エージェントから参照しづらい Notion MCP を使えば参照は可能だが・・・ 複数ページの取得には複数回の tool
使用が必要 2. メンテナンスコスト 開発メンバーの余力に委ねられていた 開発チームの合意を取る方法が明確ではなかった これらの課題を解決したい。
課題1: AI エージェントから参照しづらい ルールを Agent Skill として定義する 「AI エージェントに参照させたいなら、AI エージェントの仕組みに乗っけてしまおう」
Notion のデータベースから Agent Skill (= Markdown) に移行した Skill の説明に従って AI エージェントが適宜参照できるようになった ❯ tree .claude/skills/go-internal-conventions/ .claude/skills/go-internal-conventions/ ├── SKILL.md ├── references │ ├── architecture.md │ ├── comments.md : : │ └── type_design.md └── scripts └── search_conventions.py
課題2: メンテナンスコスト (誰がメンテナンスするのか?) レビューコメントをもとに コーディングルールを更新する仕組み 「コードレビューでの指摘をルールに反映させよう」 「人がやるのは大変(できたらやってる)なので AI エージェントにやらせよう」 ルールを更新する
Agent Skill を定義 直近 N 日間のレビューコメントを拾ってルールに追加 たとえば、直近7日間のレビューコメントからルールを更新するには: いつも通りコードレビューしていればコーディングルールが更新される /update-go-internal-conventions --days 7
課題2: メンテナンスコスト (どうやって合意を取るのか?) ルールの更新を コードレビューする 「コードレビューを使って合意形成しよう」 1. Agent Skill を
GitHub Actions で定期実行 2. 作成された Pull Request を開発メンバーがコード レビュー 3. Approve(=合意)されたらマージ(=採用) いつも通りコードレビューしていればコーディングル ールの合意が取れる
いつも通りコードレビューをしていればコーディングルールが更新されていく!
成果 Notion 運用時代と比べて・・・ 未合意のルール: 13 → 0 合意済みのルール: 14 →
47 暗黙知が明文化され、未合意のまま放置されるルールがない状態を保つ仕組みができた 🎉 † 運用して3ヶ月弱なので増加傾向。時間が経つにつれて徐々に件数が安定してくる、はず。 †
まとめ いつも通りコードレビューしていれば コーディングルールが最新化される仕組みを作った レビューコメントをチームの知識として有効活用できるようになった