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CSスタッフの能力を最大限に引き出すための3つの工夫 / 3 approaches for i...

CSスタッフの能力を最大限に引き出すための3つの工夫 / 3 approaches for improving cs staff creativity

Customer Support Tech Meetup #2の登壇資料です。

https://mixi.connpass.com/event/182821/

Jun Hashimoto

August 27, 2020
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Transcript

  1. (C) mixi, Inc. Customer Support Tech Meetup #2 株式会社ミクシィ 統括管理本部

    CS部 CREグループ 橋本 淳 CSスタッフの能力を 最大限に引き出すための 3つの工夫
  2. (C) mixi, Inc. • 橋本 淳 (Jun Hashimoto) • 2012年新卒入社

    • 〜2015年3月: SNS「mixi」の開発 ◦ サービス開発・保守(ブラウザ版・ネイティブ版) • 2015年4月〜: 現部署 ◦ 問い合わせの技術調査 ◦ CSスタッフ向け管理ツールの開発 ◦ CSのオペレーションの改善 ▪ 本日はこちらのお話 2 自己紹介
  3. (C) mixi, Inc. 4 ユーザーが抱える2つの「課題」 不具合 システム障害 不可解な事象 正常な状態に戻してほしい 納得がいく説明がほしい

    復旧してほしい 問い合わせ • 問い合わせに至るには「事実」と「感情」の2面で課題がある • ユーザーが抱える課題は必ずしも解決できるもの「だけではない」 事実 感情
  4. (C) mixi, Inc. • (1) CSスタッフのパフォーマンス向上のためのCRMツールの機能導入 ◦ (1-1) 対応時間 ◦

    (1-2) 対応品質 • (2) 問い合わせへの返信事例 • (3) 機能導入による効果と今後の展望 6 本日のアジェンダ ※CRMツールの主要な機能については、前回の発表でご紹介しています https://speakerdeck.com/hashijun/new-kindly-approach-of-customer-support-with- crm-tool 自社製 / 昨年度末〜運用開始
  5. (C) mixi, Inc. 8 「対応時間」のパフォーマンス向上への取り組み 問い合わせ 受信 対応 着手開始 別作業

    割り込み 対応再開 返信 対応時間 経過時間 • 経過時間(問い合わせ受信〜返信) ≠ 対応時間 • 経過時間だけではCSスタッフのパフォーマンスを正確に測れない
  6. (C) mixi, Inc. 12 より良い返信のための2つのアプローチ • (1) 過去の問い合わせ対応の継続的な活用 ◦ ユーザーの抱える課題への向き合い方

    = 対応の選択肢 ◦ 対応の選択肢を広げることで、より良い返信を目指す • (2) 「個」ではなく「チーム」での対応 ◦ 皆で協力して、より良い返信を目指す
  7. (C) mixi, Inc. 17 ユーザーの抱える課題は似て異なる 不満 ガチャを引いても 欲しいキャラが出ない 解決できない課題 解決できる課題

    事実 感情 ストレスが溜まる やめたい ガチャを引いても 欲しいキャラが出ない 感情面の課題には 差がある
  8. (C) mixi, Inc. 19 問い合わせへの返信事例(2) ガチャを引けるだけ引いても欲しいキャラが出ません。 やればやるほどストレスが溜まるのはおかしい。 もうやめたい。 私としてはモンストを遊ぶ以上楽しんでほしいのですが、 ガチャによりストレスが溜まってしまう状況は、よくない

    ものと感じます。 そのため、一回モンストから離れるというお客様の選択は、 きっとお客様にとってプラスであるのだと思います。 返信(一部) 強く引き止めはしない 楽しめる範囲で楽しんでほしい旨を伝える 対応方針
  9. (C) mixi, Inc. 22 今後の展望 • (1) 過去の問い合わせ対応のさらなる活用 ◦ 現状の問い合わせタグは事実面の課題にフォーカスしている

    ◦ 感情面の課題についても検索条件としてカバーできるように • (2) 「プロダクトを好きでい続けてもらえているか」のモニタリング ◦ 対応前後で、ユーザーのサービスの利用状況の変化を見たい