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RDRA, ICONIX, DDDの実践から得た学び

hsawaji
September 15, 2023

RDRA, ICONIX, DDDの実践から得た学び

2023.09.14
asken withミライトデザインのDDDのはじめ方 DDD x RDRA x ICONIX

https://asken.connpass.com/event/293085/

hsawaji

September 15, 2023
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Transcript

  1. © asken.inc 5 スタート時点の私 RDRA - 「RDRAハンドブック2.0」は読んだ - 用語はざっくりと理解している -

    実践した経験はない ICONIX - 「ユースケース駆動開発実践ガイド」は未読 - 用語はいくつか聞いたことがある - 実践した経験はない DDD - 「エヴァンス本」は読んだ - 社内の勉強会で学んだ - 用語と概要くらいはわかる - 実践した経験はない
  2. © asken.inc 8 スプレッドシート版RDRAは下記のようなような流れで使い方を覚えました - ミライトデザインさんのRDRAワークショップの勉強会動画を見る - 参考: 【RDRA ×

    AI】AI時代の要件定義ワークショップ【ペチオブ】 - https://www.youtube.com/watch?v=IfEu2KE7_5U - RDRAハンドブック2.0を見直しながらスプレッドシートと対応させていく
  3. © asken.inc 11 あすけん会員 (アクティビティ) システム (UC) 食品検索 食事記録 分量変更

    キーワード 検索を行う 食事記録を 保存する 食事記録の分量を 更新する 食品選択 食事を記録しよう (BUC) データ (情報) 食品マスタ 食事記録 あすけん会員 (アクター)
  4. © asken.inc Controller 13 Controller UseCase1 クラス UseCase2 クラス UseCase1.処理()

    UseCase2.処理() UseCase1の処理 UseCase2の処理 UseCase1’の処理 UseCase3の処理 UseCase2’の処理 UseCase3.処理() UseCase3 クラス
  5. © asken.inc 18 効果 - システムが「どうあるべきか」の共通認識が持てた - 既存システムがどうなっているかではなく「どうあるべきか」話すことができた - ドメイン知識の伝達ができた

    - 概念に関連する知識を網羅的に説明できた - 質問を受けることで「暗黙的な知識」も説明できた - システムの複雑な箇所が可視化された - システムの複雑な所に対して検証を行うことができた - 概念と説明を同じ資料にまとめたので後で参照しやすくなった - 質問などで前提を説明する必要がなくなった - ドメインエキスパートとも同じ資料で会話ができた - 用語と関連性の情報なのでエンジニア以外も理解がしやすい
  6. © asken.inc 29 実装中に得られる情報 - 実装することで得られた知識 - 新しく思いついたアイデア - モデルの欠陥

    (実装できない・情報が取れない) 実装を進めていくと、ドメインモデルがどんどん変わっていく 実装しながらドメインモデルも洗練していく アイデアを素早く確認するためにドメインモデルを使用する
  7. © asken.inc 30 DDDを使うメリット - 実装からドメインモデルにフィードバックをするメリット - ドメインモデルの検証を実装で行なう - 実装することで、ドメインモデルの矛盾点や欠陥が明らかになる

    - ドメインモデルを使うメリット - 設計の良し悪しはドメインモデルで全体を見たほうが分かりやすい - 視覚的に分かりやすいので、設計の議論をする際に共通認識を取りやすい - 簡単に変更できるので、レビューと修正がしやすい
  8. © asken.inc 33 スタート時点の私 RDRA - 「RDRAハンドブック2.0」は読んだ - 用語はざっくりと理解している -

    実践した経験はない ICONIX - 「ユースケース駆動開発実践ガイド」は読んでいない - 用語はいくつか聞いたことがある - 実践した経験はない DDD - 「エヴァンス本」は読んだ - 社内の勉強会で学んだ - 用語と概要くらいはわかる - 実践した経験はない
  9. © asken.inc 34 今の私 RDRA - RDRAの各要素の意味を理解した - 業務フローを意識して RDRAで分析できるようになった

    - 既存システムに影響されないユースケースの分析ができるようになった ICONIX - ユースケース記述とモデルの関係性を理解した - ユースケース記述を設計に繋げられるようになった DDD - モデルと実装のフィードバックループの利点を理解した - ドメインモデルを中心とした開発を実践できるようになった