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キノコタケノコ除けたこの機 DXIインフルエンサ2024Stage2

 キノコタケノコ除けたこの機 DXIインフルエンサ2024Stage2

DXIインフルエンサ2024Stage2 Jetson課題

Jun Shimura

December 21, 2024
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Transcript

  1. コンセプト「AIをハックする」 • AIがどう考えるかを探る • イテレーション ◦ AIの動作を予想 ◦ 当てる ◦

    その結果で予想する • うまく当てると嬉しい達成感 • 当たらないと悔しい、もう一度遊びたくなる ゲームは基本的にプレイヤーに行動してもらい 褒めて達成感を与えるのが基本です
  2. 開発の要件 • 2週間 ◦ 実作業の時間は限定的 ◦ わからないところに手を出すと詰む恐れ • Python on

    Ubuntu in JetsonおよびAWS ◦ この2.5ヶ月の知見のみ ◦ 経験した言語と相容れない ◦ 大概がよくわかってない わからないところは手探りでやっつける
  3. 計画を立てる • 基本スケジュール ◦ プロトタイピング3日 ◦ 実装5日 ◦ 調整1週間 •

    開発環境 ◦ 自前のMac・Windowsで仮想環境を作ったのちにJetsonで動作確認 ◦ めんどくさいところは汎用AIにコードを書かせる AIを学ぶんだから実験すべきと考えた • ゲーム内容 ◦ 作ったモデルで「きのこ・たけのこ」を判定し点数化する ◦ 判定が不安定なことを面白がる内容にする
  4. メカニクスをブレイクダウン 1. 初期化 a. カメラ認識 b. モデルデータ読み込み c. 点数初期化 2.

    ゲームループ(5秒×6回のイテレーション) a. キャプチャ画像表示 b. カウントダウン c. 撮影画像から判別 d. 点数化 3. 結果表示
  5. 点数の仕様 • 加点要素 ◦ きのこであること(出にくいから) ◦ 面積が大きい ◦ 認識した個数が多い ◦

    信頼度 ▪ 100%に近似 ▪ 信頼度が50%に近似 →高いだけだとハッキング要素がない、下手でも高得点
  6. エモーショナル成分の実装 点数が出るところのワクワクする時間を与える • 点数の色分け ◦ 点数を四分位数で色分けする ◦ CUIウィンドウとキャプチャで色を併せて表示する • 認識結果の表示に時間をかける

    ◦ Waitを入れて一つ一つを順番に出す • 達成感を出す ◦ 最終結果で実績評価 ▪ 最大点数、最小点数、最小面積、最大面積、認識数 を出す ◦ そこまでの認識結果を再度、ひとつずつ一挙に表示する • 最終結果を出すところにwaitを入れる ゲームは基本的にプレイヤ ーに行動してもらい 褒めて達成感を与えるのが 基本です
  7. 応用 • 遊び方の応用 ◦ それぞれ手ごまとしてキノコ・タケノコを持って対決する ◦ 手描きの絵をだけで高得点を狙う • モデルデータを入れ替え ◦

    自前のデータに入れ替え ◦ 他のモデルでラベルの部分のコードを変え、他の識別するゲームにすることは容易 • コードの改造による展望 ◦ 画像を取得中にモザイク表示、識別された物体をクリックすると答え合わせ、早くクリック するほうが点数が高い(これをやる予定だったが時間足らず) ◦ ハイスコアのランキングをサーバで管理する ◦ 単体アプリとしてビルドしスマホゲームにする