Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
未知の顧客にとっても価値あるプロダクトを生み出す
Search
kadoppe
April 10, 2021
Technology
2
1.8k
未知の顧客にとっても価値あるプロダクトを生み出す
2021.04.10 開催の
Developer eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021
での登壇資料です。
kadoppe
April 10, 2021
Tweet
Share
More Decks by kadoppe
See All by kadoppe
一年間スタートアップのCTOをやってきて学んだこと
kadoppe
1
800
プレイド開発チームにおけるチーム・ジャーニー ver.202010
kadoppe
4
980
不確実性の高い世界のなかで、非連続な成長を生み出す / Developers Summit 2020 Summer
kadoppe
1
1.9k
プレイド開発チームにおけるチーム・ジャーニー
kadoppe
12
6k
プレイドのエンジニアからみた「正しいものを正しくつくる」
kadoppe
0
2.1k
フラット型組織におけるエンジニアリングマネジメント
kadoppe
1
1.3k
Pebble + JavaScriptでつくるスマートウォッチ
kadoppe
0
200
Firefox OSでSVGをつかってみた
kadoppe
0
110
まだ間に合うHTML5 - Yeomanで追いつけ!高速Webアプリ開発
kadoppe
0
140
Other Decks in Technology
See All in Technology
WACATE2024冬セッション資料(ユーザビリティ)
scarletplover
0
200
社外コミュニティで学び社内に活かす共に学ぶプロジェクトの実践/backlogworld2024
nishiuma
0
260
UI State設計とテスト方針
rmakiyama
2
580
プロダクト開発を加速させるためのQA文化の築き方 / How to build QA culture to accelerate product development
mii3king
1
260
Amazon VPC Lattice 最新アップデート紹介 - PrivateLink も似たようなアップデートあったけど違いとは
bigmuramura
0
190
マイクロサービスにおける容易なトランザクション管理に向けて
scalar
0
130
開発生産性向上! 育成を「改善」と捉えるエンジニア育成戦略
shoota
2
350
フロントエンド設計にモブ設計を導入してみた / 20241212_cloudsign_TechFrontMeetup
bengo4com
0
1.9k
re:Invent 2024 Innovation Talks(NET201)で語られた大切なこと
shotashiratori
0
310
re:Invent をおうちで楽しんでみた ~CloudWatch のオブザーバビリティ機能がスゴい!/ Enjoyed AWS re:Invent from Home and CloudWatch Observability Feature is Amazing!
yuj1osm
0
120
Snykで始めるセキュリティ担当者とSREと開発者が楽になる脆弱性対応 / Getting started with Snyk Vulnerability Response
yamaguchitk333
2
180
ガバメントクラウドのセキュリティ対策事例について
fujisawaryohei
0
530
Featured
See All Featured
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
266
13k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.3k
Designing on Purpose - Digital PM Summit 2013
jponch
116
7k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
2
190
The Cult of Friendly URLs
andyhume
78
6.1k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
40
7.1k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
19
3k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
33
2.4k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
82
5.3k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
28
2.1k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
226
22k
Transcript
1 未知の顧客にとっても 価値あるプロダクトを⽣み出す🏃 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience
Day CTO/VPoE Conference 2021 株式会社プレイド VP of Engineering ⾨脇 恒平
2 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. ⾃⼰紹介・会社/プロダクト紹介 ⾃⼰紹介・会社/プロダクト紹介 🖐
3 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. ⾃⼰紹介 ⾨脇 恒平 株式会社プレイド VP of Engineering KARTE の開発 2017年4⽉⼊社 フットサル キャンプ ⾳楽 ゲーム 開発チームの⽣産性向上/リズムづくり twitter : @kadoppe github : kadoppe 36
ɹɹʛɹɹ© 2019 PLAID Inc. 4 yyyy.mm.ddɹɹʛɹɹEvent name hereɹɹʛɹ 株式会社プレイドについて OUR
MISSON データによって⼈の価値を最⼤化する
5 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. KARTEについて $9 ސ٬ମݧ ϓϥοτϑΥʔϜ
6 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. KARTEについて ֬ೝ͢Δ جຊαʔϏε͝ར༻ํ๏Λ͝հ͠·͢ɻ ͓ಘͳಛయཱͭใ͕ຬࡌͰ͢ɻ ॳΊͯͷํ ְתּׅ然钠ׅ 6*رؠ؎ش٦ֽוזַזַ♳麦׃זְծ➙ ״إٔؗ،حف׃ְהְֲ倯䗳铣דׅկ UIرؠ؎ش٦ָ濼גֶֻץֹ 7אךرؠ؎ٕٝ٦ٕ DESIGN RULES » CHECK ׆ה⢪ִ،؎ذيֽ䲧ִת׃կ ֿך堣⠓ֶ鋅鷕׃זֻկ 窫㼎ծ 妜׃ְ ౙͷओɺ Ξλʔ COLLECTION OUTER 嗚稊勴⟝㼰׃㢌刿ֽׅדծ֮זך椚 䟝ך暟⟝ח⳿⠓ִ〳腉䚍ָ넝ֻזתׅկ 勴⟝㢌ִג嗚稊׃גגְֻׁկ ׀䋞劄ך暟⟝כ 鋅אַתׇד׃ַ ꟗׄ ⼀⼈⼀⼈に合わせた 顧客体験を提供 Webサイトの訪問者の⾏動を 顧客ごとにリアルタイムに解析 $9 ސ٬ମݧ ϓϥοτϑΥʔϜ
7 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. おわりに 今⽇お話する内容について ✍
本⽇のテーマ 8 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day
CTO/VPoE Conference 2021 未知の顧客にと っても 価値あるプロダクトを ⽣み出す プレイド開発チームの挑戦 💪 話すこと • WHY: 私達が実現したいこと • HOW: ⼤事にしているポイント • WHAT: やってきたこと ・ やっていること WHAT HOW WHY ゴールデンサークル
今⽇お話する内容について 9 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day
CTO/VPoE Conference 2021 再現性がなさそう💦 • ⽬指したい理想状態や環境、 メンバーに よって最適なやり⽅は異なる • トレードオフがあり、 取捨選択してる • わたしたちが過去にタイムスリップして やりなおしても同じ結果にならなさそう • N = 1 の参考事例として聞いてください
10 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. 今⽇お話する内容について ⾊んな⼈が考えて⾏動し続けた結果です 🤼 思い⽴ったらすぐ Trial & Error のサイクルをみんなが回せるのが弊社のいいところ。
11 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHY: 私達が実現したいこと 🎯
WHY: 私達が実現したいこと 12 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience
Day CTO/VPoE Conference 2021 シンプルに 良いプロダクトを⽣み出す 🎁 • 圧倒的な価値があるプロダクト • 未知の顧客にと っても価値ある プロダクト をつく りたい ! ! ただ「良い」プロダクトではなくて・・
WHY: 私達が実現したいこと 13 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience
Day CTO/VPoE Conference 2021 圧倒的な価値 💎 • 「データによって⼈の価値を最⼤化する」 • 積み上げの成⻑では到達できない 壮⼤なミ ッション • ⾮連続な成⻑が必要 • 不可能をあたりまえにするもの • 爆発的に広がるもの • 世界や価値観を変えうるもの めちゃくちゃ良いものが⽣まれるか、何も起きないか
WHY: 私達が実現したいこと 14 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience
Day CTO/VPoE Conference 2021 未知の顧客にと っての価値 🦹 • ⾮連続な成⻑を⽣み出すために必要 • まだ⾒えていない顧客への価値探索 • まだ世の中には存在していない課題への アプローチ • 正解がない中でプロダクトをつくる • 世の中にも⾃分たちの中にも答えがない • 価値観や市場を⾃分たちでつく っていく これが結構難しくて楽しい
15 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHY: 私達が実現したいこと プロダクトの価値 クライアントへの提供価値 エンドユーザーへの提供価値 チームの⽣産性 アウトプットの質 アウトプットの量 アウトプットの頻度 これらを全部上げたい☝ 流れをスムーズにロスなく 🌊 そういった⽬的設定のもと・・・
16 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHY: 私達が実現したいこと これらをタイムリミットがある中で 最速で実現したい 🚀 スタートアップの活動は“崖の上から⾶び降りながら⾶⾏機をつくる”ようなもの
17 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. HOW: ⼤事にしているポイント☝
HOW: ⼤事にしているポイント 18 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience
Day CTO/VPoE Conference 2021 ⼀貫して⼤事にしている ポイント2点 ☝ • 常に不確実性を増やしつづける • 個⼈の創造性を最⼤限活かす 今⽇持ち帰って欲しいポイント
HOW: ⼤事にしているポイント 19 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience
Day CTO/VPoE Conference 2021 常に不確実性を 増やしつづける 🤯 =意図的にカオスを⽣み出す • 未知の顧客にと っての価値にアプローチ し続けたい • 価値の探索範囲を常に広げ続ける • 意思決定の選択肢 ・ ⾃由度を減らさない • 思考や活動を硬直化させない • 不確実性を減らすべきところと使い分ける • 進捗率2% → 0.2% 私達はまだ何も知らないという前提に⽴ち続ける
HOW: ⼤事にしているポイント 20 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience
Day CTO/VPoE Conference 2021 個⼈の創造性を 最⼤限活かす 🙆 • 不確実性が増える→探索の範囲が広がる • 限られた少数の視点ではすべてを 探索できない • 探索の視点 ・ ⽬をできるだけ増やしたい • 個⼈の⾃由な発想やアイデアを抑制しない • 裁量と責任をもって個⼈が ⾃由にアウ トプッ トできるようにしたい 優秀なひとりひとりが最⼤限パフォーマンス を発揮できる環境つくる環境を
21 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. HOW: ⼤事にしているポイント HOW: ⼤事にしているポイント ① 価値探索範囲をどんどん広げる = 不確実性を増やす ② 探索の⽬をどんどん増やす = 個⼈の創造性を最⼤限活かす 👀 👀 👀 👀 👀 👀 👀 ࠓݟ͍͑ͯΔ୳ࡧൣғ طͷސ٬ طͷఏڙՁ
22 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること 👪
23 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. その前に・・・ プレイド開発チームの歴史を少し紹介 👣 WHAT: やってきたこと・やっていること
24 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること 2017/4 kadoppe ⼊社 💪 22⼈ 2011/10 プレイド創業 🏛 1⼈ プロダクト 開発チーム の規模 2015/3 KARTE リリース 🎉 7⼈ この期間ついてはあまり話しません 🤷 2021/3 KARTE 6周年 🎉 約70⼈ 今⽇お話するのはこの期間について この間、 顧客や提供価値の幅を広げながら、 プロダクトをスケール (未知の顧客へのアプローチ)
WHAT: やってきたこと・やっていること 25 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience
Day CTO/VPoE Conference 2021 プレイドの 開発の取り組み⽅ 👩💻 • マインド ・ ポリシー • 開発プロセス ・ 組織 • プロダクト ・ システム設計
再掲 26 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day
CTO/VPoE Conference 2021 ⼀貫して⼤事にしている ポイント2点 ☝ • 常に不確実性を増やしつづける • 個⼈の創造性を最⼤限活かす ⼤体のことがコレに紐付いてる
27 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること 注: あくまでも⼿段、変わっていくもの 💃 現時点でのスナップショットを紹介。環境や状況の変化に応じて随時アップデート
28 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること マインド・ポリシー ❤
WHAT: やってきたこと・やっていること - マインド・ポリシー 29 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 決めない・固定しない すぐ変える 🌪 • ルールはできるだけ決めない • 硬直化する要因は極⼒なく す • 常にゼロベースで考える • 前提にとらわれず常に最適な選択を その場その場で考える 短期的な⾮効率はあえて受け⼊れる
WHAT: やってきたこと・やっていること - マインド・ポリシー 30 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 プロダクトアウトを ⼤事にする ☄ • 問題定義にめちゃく ちゃ時間をかける • “どう解くか”ではなく”何をやるべきか” • 理想状態を考える • 個⼈が良いと思ったものすぐつく って出す • エンジニアの発想、 技術を活かす • ダメなら壊してつく りなおす • トライアルアンドエラーを⾼速に繰り返す • サイクルからできるだけ多くを学ぶ
31 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること 開発プロセス・組織 👪
WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 32 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 開発プロセス・組織の ポイント☝ • できるだけ 「決めない」 「固定しない」 • 前提をつく らない、 前提にとらわれない • 状況に応じて常に最適な⽅法を選択 • 既存⼿法/フレームワークを安易に使わない • 私達にと って最適であるとは限らない • 世間⼀般に使われている⾔葉を使わない • ある同僚エンジニアの⾔葉 • 「パフ ォーマンスが⾼かった個⼈/チームの やり⽅をまとめてるだけ」
33 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. 変化したこと - 開発サイクル・組織構造
WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 34 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 フォーカスの ポイント☝ • チームのミッションに余⽩がある • チームの⽅向性はチームや個⼈の アイデアや創造性に委ねられる • 想像していなかったアウ トプッ トが ⽣まれる • どのチームにも終わりがある • 前提をつく らない、 惰性でつづけない • 常に最適なフ ォーメーションで望む
WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 35 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 フォーカスキックオフの様⼦ 👀 • 全16チームが今フォーカスで取り組む 内容について発表 • WHY: 今後成し遂げたいこと HOW: そのためにどう進んでいくか を各チームが個別に議論 ・ 設計 • チームの発表内容に対して、 全員がコメント ・ 質問 ・ フィードバックし 合う環境 • エンジニア ・ デザイナー主導で プロダク トの遠くの未来 ・ ⼤きな⽅向性 まで決める
36 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 フォーカスの変化・歴史 🕵
37 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 WHY の⽅向付けと HOW / WHAT をどうスケールさせるか 個⼈の創造性を活かし、探索の⽬を増やすにはどうすれば? 限られた少数ではなく、多くのメンバーがWHYから考えられるようにするには? ポイント💡 WHAT HOW WHY ゴールデンサークル
WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 38 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 フォーカスの誕⽣ 👶 権限移譲、分権化が進んだ。 やらないことも決められるように • Before 🐛 • 個⼈商店の集まり • 開発のミ ッションや⽬標は曖昧 • Problem 🙅 • CPOが意思決定 ・ 判断のボトルネックに • 「やらないこと」 が決められない • After 🦋 • 注⼒テーマと各チームの Why を決める • What とHow は各チームが決める
WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 39 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 チームがすごく並列化 🤯 • Before 🐛 • 15チーム以上が横並びで開発 • Problem 🙅 • 毎回のフ ォーカス設計の負荷増加 • CPOが全体を⾒るのが困難に • After 🦋 • チームを複数のグループにわける • 各グループに優先順位/体制は任せる Why / How / What のスケール が更に進んだ
40 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 Why! How! What! 🥵 ①初期 Why! How! What! ②フォーカス/チームが⽣まれた時期 Why! 💦 How! What! ③チームが増えて並列性が上がった時期 Why! Why! How! What! ④グループ/チームの階層ができた時期 組織構造・スケールの変遷 🤸
WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 41 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 CPOの役割を 更にスケールさせる 👨🦲 • Before 🐛 • 事業 ・ プロダク トが巨⼤化 ・ 複雑化 • プロダク トのWhyに関して CPO に依然強く依存 • Problem 🙅 • 意思決定のスピードや精度の限界 • ものごとを多⾓的に⾒る⼒がたりない • 前提を疑う ・ 覆すようなアクションがとりづらい • After 🦋 • CPOに敢えて頼らない状態をつく る • Why を主体的に考えられる⼈が増えた ! ! トライ中!! 💪
42 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 CPO Why! Why? ① WhyがCPOに依然強く依存している状態 Why! 叩きに対して意⾒を伝える程度 CPO ③ CPOにプロダクトのWhyを考える場から敢えて離れてもらう 残ったメンバーだけでストレス感じながらWhyについて考える CPO Why! 💦 ② Why に責任を持つ場をつくり 強いビジョンや累積思考があるメンバーに⼊ってもらう CPO Why! ④ その上でCPOに必要な役割を伝える より⻑期視点のWhyは責任持ってもらう CPO Why! やったこと
WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 43 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 グループを 不確実性・探索範囲 を広げるために使う ♻ • ひと りひと りが⼤きく考えられるように • 個⼈がチームの枠を超えて 探索 ・ アウ トプッ トしやすい状態をつく る • できるだけ全体最適に近づけるように • チームのミ ッションだけでなく会社/事業/ プロダク トの⽬線で探索できるように トライ中!! 💪
44 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 グループが無いとき⤵ グループがあるとき⤴ チームの外側が広すぎて不確実すぎる 枠をつくってその中で不確実性を⽣み出す
45 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 グループの分け⽅を動的に変えながら不確実性を増やす 🤸 ① 機能のレイヤー毎に分割 Platform Product (ΞϓϦέʔγϣϯ) Core ج൫ ② 機能のフェーズ毎に分割 βϑΣʔζ ΞΠσΞ/αϑΣʔζ ਖ਼ࣜ൛/ຏ͖ࠐΈϑΣʔζ ج൫ ③ 会社のミッションに紐づく⽬的毎に分割 ՁΛߴΊΔ ໘Λ͛Δ ѹతՁΛܗͮ͘ രͰਐΊΔΈ 枠を動的に変えていくことが新しい価値探索の可能性につながる
46 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること - 開発プロセス・組織 IUUQTTQFBLFSEFDLDPNLBEPQQFQVSFJEPLBJGBUJNVOJPLFSVUJNV[JZBOJWFSEPU
47 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. WHAT: やってきたこと・やっていること プロダクト・システム設計 👽
WHAT: やってきたこと・やっていること - プロダクト・システム設計 48 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 プロダクト・システム設計 のポイント☝ • プロダクトの拡張性 ・ 柔軟性 ・ 汎⽤性 • プラガブルな機能とアーキテクチャ • ドッグフィーディングできる構造をつくる
WHAT: やってきたこと・やっていること - プロダクト・システム設計 49 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 プロダクトの 拡張性・柔軟性・汎⽤性🍄 • 1つの機能でできるだけ多くの課題を解決 • 特定の課題のみを解決する機能ではなく 何でもできる機能をつく る • ユーザーも価値探索できるように • 未知の顧客にと っての価値 • 私達も驚かされる使い⽅へ • フィードバックを汎⽤的に⼤きく解く意識 • より本質的な課題 ・ 解決策はなにか?
WHAT: やってきたこと・やっていること - プロダクト・システム設計 50 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 プラガブルな機能と アーキテクチャ 🔌 • プラグインによるユーザーごとに異なる機能 • 既知 ・ 未知関わらず多様なユーザーの 課題にアプローチ可能 • プラガブルなシステム ・ アーキテクチャ • エンジニア⼀⼈ひとりが⾃分のアイデア ・ 発想を他に影響なく⾃由に試せる • トライアルアンドエラーしてダメだったら すぐ捨てれる
WHAT: やってきたこと・やっていること - プロダクト・システム設計 51 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10
ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ドッグフーディング できる構造をつくる 🐶 • 私達の課題を私達のプロダクトで解決する • KARTEでKARTEユーザーのことを知る • KARTEでKARTEユーザーに最適な体験を 提供する • 結果をプロダクトにフィードバックする • もちろん、 できるだけ汎⽤的に⼤き く解く • プロダクトや私達に変化が起きると ・ ・ ・ • 私達⾃⾝が未知の顧客になる ! ! • それが新しい価値探索につながる
52 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. おわりに おわりに
おわりに 53 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day
CTO/VPoE Conference 2021 未知の顧客にと っても 価値あるプロダクトを ⽣み出す プレイド開発チームの挑戦 💪 • WHY: 私達が実現したいこと • HOW: ⼤事にしているポイント • WHAT: やってきたこと ・ やっていること What How Why ゴールデンサークル
おわりに 54 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day
CTO/VPoE Conference 2021 良いプロダクトを⽣み出す 🎁 • 圧倒的な価値があるプロダクト • 未知の顧客にと っても価値ある プロダクト をつく りたい ! ! ただ「良い」プロダクトではなくて・・
おわりに 55 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day
CTO/VPoE Conference 2021 ⼀貫して⼤事にしている ポイント2点 ☝ • 常に不確実性を増やしつづける • 個⼈の創造性を最⼤限活かす 今⽇持ち帰って欲しいポイント
おわりに 56 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day
CTO/VPoE Conference 2021 プレイドの 開発の取り組み⽅ 👩💻 • マインド ・ ポリシー • 開発プロセス ・ 組織 • プロダクト ・ システム設計
おわりに 57 ɹɹʛɹɹ© 2020 PLAID Inc. 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day
CTO/VPoE Conference 2021 良いメンバーがいるから できる開発の取り組み⽅ 🥰 • ⾃明じゃない問題を解く⼒ • 過去の成功体験を捨ててでも学ぶ ・ 変わる⼒ • 課題に対してポジティブ ・ 主体的に取り組む 姿勢 • 会社やプロダクトが⽬指すところの共感値 • 率先して間違う ・ いじられるリーダー
58 2021.04.10 ʛDeveloper eXperience Day CTO/VPoE Conference 2021 ɹɹʛɹɹ© 2020
PLAID Inc. おわりに まだ進捗率0.2% ⼀緒にプロダクト開発や価値探索できる WHYから議論・アップデートしていける 仲間を募集しています。
None