AIコーディングエージェントは、シェル実行やファイル操作、MCP呼び出しなど「破壊的なことも含めて何でもできる」状態のまま業務に入ってきています。現状のガードレールはシステムプロンプトやIDE設定など「お願いベース」で、実行時に何が起きるかを構造的に保証できていません。これがこのセッションの出発点にある課題です。
この課題を解く鍵として、クラウドネイティブの世界で実行時の脅威検知を担ってきたOSS「Falco」を紹介します。syscallをリアルタイムに監視し、YAMLルールに従って異常を検知するランタイムセキュリティエンジンで、CNCFプロジェクトとしてKubernetes環境の標準的な脅威検知手段になってきました。
セッション内では、AIエージェントに危険な操作を指示し、tool-call層でブロックされる様子と、tool-call層をすり抜けた操作がsyscall層で捕捉される様子の両方をライブデモでお見せします。