Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
私たちはなぜ新卒研修を内製したのか!?-アジャイルから学んだ新卒研修で会社が変わった!-
Search
ao-nyannyan
August 26, 2023
Education
210
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
私たちはなぜ新卒研修を内製したのか!?-アジャイルから学んだ新卒研修で会社が変わった!-
ao-nyannyan
August 26, 2023
More Decks by ao-nyannyan
See All by ao-nyannyan
AWS上で3年もデータ基盤を作っているのに資格が1個もないから取ってみた
kentaaoyama
0
500
XP祭り2021-とある開発プロジェクトのDX化
kentaaoyama
1
230
得意技の自動可視化
kentaaoyama
1
130
データを基にカイゼンする話(定量的レトロスペクティブ)
kentaaoyama
1
180
Other Decks in Education
See All in Education
Human-AI Interaction - Lecture 11 - Next Generation User Interfaces (4018166FNR)
signer
PRO
0
1.1k
AIには考えられないことを考えられる人になるために
iqbocchi
1
170
吉祥寺.pmは1つじゃない — 複数イベント並走運営の12年 —
magnolia
0
1.3k
教育現場から見た Ruby on Rails
yasslab
PRO
0
180
2026年度春学期 統計学 第6回 データの関係を知る(1)ー 相関関係 (2026. 5. 14)
akiraasano
PRO
0
120
Case Studies - Lecture 12 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
0
150
コミュニティを通じた_キャリア設計のススメ_20260424.pdf
masakiokuda
0
330
「機械学習と因果推論」入門 ③ 漸近効率な推定量と二重機械学習
masakat0
0
690
Throw Yourself In! - How I've learned English and What I'm Facing
georgeorge
1
140
モブ社員がモブエンジニアを名乗って得られたこと_20260413
masakiokuda
4
520
Where Data Meets Storytelling
georgesinnott
0
100
Virtual and Augmented Reality - Lecture 8 - Next Generation User Interfaces (4018166FNR)
signer
PRO
0
2.3k
Featured
See All Featured
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
Primal Persuasion: How to Engage the Brain for Learning That Lasts
tmiket
0
370
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
52
6k
How to Get Subject Matter Experts Bought In and Actively Contributing to SEO & PR Initiatives.
livdayseo
0
140
Faster Mobile Websites
deanohume
310
31k
Prompt Engineering for Job Search
mfonobong
0
350
Organizational Design Perspectives: An Ontology of Organizational Design Elements
kimpetersen
PRO
1
750
How to Ace a Technical Interview
jacobian
281
24k
The AI Revolution Will Not Be Monopolized: How open-source beats economies of scale, even for LLMs
inesmontani
PRO
3
3.5k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
39
3.2k
Dominate Local Search Results - an insider guide to GBP, reviews, and Local SEO
greggifford
PRO
0
200
Transcript
私たちはなぜ新卒研修を内製したのか!? アジャイルから学んだ新卒研修で会社が変わった! 2023/08/26 Scrum Fest Sendai 2023 ㈱ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング あおやま、てらひで
今日話すこと なにをした? • 新卒研修(ソフトウェア開発外のこと)に スクラムを適用した! 受け取り方例 • 教育の手段の1つとして • 複雑なものごとへの、スクラムの適用手段の1つとして
今日話すこと 新卒研修運営チーム 新卒研修受講チーム
だれ? あおやま @k_ao_yamachan • ソフトウェア開発におけるデータ活用の人 • データ分析、データフィケーション • ソフトウェア品質技術者(初級) •
SQiP研究会 • 品質をよくするためにAIを使う。 • アイドル!(Perfume , KPOP)
だれ? てらひで @terahide27 • SIorを中心にアジャイルを叫んでいる • ふりかえりの人 • テスト駆動開発の人 •
着物ぐらし • 深夜アニメのカバレッジ90% • 初音ミク • 酒・ラーメン
酒 初音 ミク 着物
聞かせて! • 新卒研修、受けたの何年前? • 内製?アウトソース? • どんな内容だった? • 現場で使える?
新しいモノはどんどんでてくる https://speakerdeck.com/kawaguti/kanban-and-scrum?slide=74 追 加 新 機 能 数 2758 1957
1017 516 160 2012 2016 2020 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2103/08/news067.html
研修と現場の違い よくある研修 みんなでサーブレットを知ろう 現場 AWSでサーバレスでDevOpsでアジャ イルでSPAで、、、 ギャップ
全部を 研修で教える、、、? AWSでサーバレスでDevOps でアジャイルでSPAで、、、
必要なものを 必要な時に身につけられる!
3年前にターニングポイントがありました、、、。
新卒研修内製化のきっかけ 2020年4月 • 新卒研修が始まってすぐに集合研修から急遽在宅へ • 外部委託された講師が研修と並行でオンラインの教材を録画 • 今まで経験のない状態で研修を強行 緊急事態宣言 2020/4/7
新卒研修内製化のきっかけ • 年単位で見てパンデミックが収まる様子がない • 研修の内容も微妙 • いっそのこと全く新しいやり方を試してみないか? 今時サーブレットなの? カリキュラムを進めることが学修効果が高い? 現場で求められてるのは「考える力」
偉い人の後押しもあり、新卒研修を内製することに!
本セッションでは • 新卒研修の内製化を初めて3年 • 年を重ねる度にカイゼンを • 1年目の様子を概要レベル (研修の建付け・フレーム)で • 3年目の様子を実装レベルで
• お伝えします
はじめてのないせいけんしゅう! • 10か月前に企画が立ち上がりほそぼそと始動 • 主に1~3月にかけて建付けとイベント運営と学修コンテンツを 準備 準 備 体 制
教育ワークフォース(2人) 新卒研修運営(てらひで) TA(Teaching Assistant)(5人) メンター(18人) 新卒(5-6人のチーム)(29人) スケジュール 個人演習(6週間) チーム演習(2週間) • アクティブラーニングによる自ら学ぶ新卒研修 • チーム全員の学びの最大化 スローガン
個人演習(6週間) • あらかじめ開発に必要な知識エリアを決め、学修コンテンツを厳選 • それをはじめに受けるもの(順序性あり)、基本、オプションに分類
チーム演習(2週間) • PBLスタイル • ちょっとしたWebアプリケーションの開発 • 最終日に役員出席の場で成果発表会
イベント • Wループをイメージした建付け • 1Day Sprint x 1Week Sprint なイメージ
当時の ガイダンス資料 から抜粋 Daily • 朝会 • 全体朝会 • チーム朝会 • ふりかえり • 夕会 Weekly • プランニング • レトロスペクティブ
そこから2年をへて、、、 • 内製した新卒研修は経営陣にも受け入れられ、翌年も同じ形式に • (今までも存在した)教育ワークフォースが本格的に社員の教育に力 を入れ始める • 教育ワークフォースの中で、新たに新卒研修のチームができ、青山、てらひ でもそこに参加 •
今までの経緯や思想を伝えつつ、共同で準備を行い • 2023/4に研修開始(62人) 1年目 2年目 3年目 29人 49人 62人
自ら選び・自ら学ぶ アクティブラーニング=主体的に問題を発見し解を見いだしていく能動的学修 3年目の内製研修スローガン キーワード:学びの最大化
体制:3回目の内製研修! 活動の場 新卒62人 チームA (5人) チームL (5人) メンター45人 チームA (4人)
チームL (4人) ... ... 教育全体統括 3名 CTO 相互に コミュニケーション 質問 傾聴 新卒研修WF 教育WF くまがい てらひで あおやま 場の整備、働きかけ (直接的な関与は避ける)
自ら選び・自ら学ぶ アクティブラーニング=主体的に問題を発見し解を見いだしていく能動的学修 個人学修 チーム開発 演習 3~ 10~ 17~ 25~ 1~
8~ 15~ 22~ 4月 5月 4/5 5/17 5/18 4/13 AWS個社開催研修①(半日) 29~ 6月 6/7 成果発表会 キックオフ キックオフ その他 配属希望調査 配属アナウンス 5~ プロジェクト紹介 キャリアアンケート 新卒研修自己評価 4/18 AWS個社開催研修②(半日) 量子コンピューティング研修 後半のチーム開発演習の取り組み内容を予め案内し、 その取り組みに必要な知識・スキルを個人学修期間で身につけるように促す。 全体像
研修中のふるまい: 1週間の計画・目標を立てる。 2週目以降は、前週のふりかえりを 反映した計画を立てる。 プランニングで作成した計画をもとに、 個人学修を進める。 チームごとに朝会・夕会を行い、 困りごとや課題などは、 当日中に解消・改善できるようにする。 スプリントの終盤に、
再度個人で1週間をふりかえる。 チーム内でふりかえりを行い結果は、 翌週のプランニングに活かし、 学修の進め方などに反映する。 ①.プランニング ④.ふりかえり ③.レビュー 1週間の スプリント ②-a.朝会 ②-c.夕会 ②- b. 1日のふりかえり 毎日の学修と ふりかえり 研修期間を通したWループで 自己改善の習慣をつける! ポイント!
個人学修カリキュラム: 【コンテンツ例】 • ロジカル/クリティカルシンキング • Git • Java/HTML/CSS • ドキュメンテーション
• アジャイル • クラウド • RPA • コンテナ • ソフトウェアテスト/自動テスト • DB • セキュリティ • ネットワーク • CI/CD 、、、 視聴順序、コンテンツ を自分達で決められる スタイル! ポイント! Java.AWSをメインに新しいもの から現場で使うものまで多種類の コンテンツをピックアップ! ポイント!
チーム開発コンテンツ; 新卒研修全体の学習効果を 自分達で意識! ポイント! ターゲットやユーザビリ ティは自分達で考える! ポイント!
メンター、傾聴: 受講者(新卒) チームA メンター チームA チームメンバー に質問する 1 他チーム 他のチームの
新卒に質問する 2 メンターに質問 する 3 解決やふりかえりでの気づきなどを 全体にフィードバックする。 答えを教えずに 導く 4 EC2にssh接続ができなくて、、、 エラーの内容とマネジメントコンソール見せて。これはsgの 22番ポートを開ければアクセスできるようになるよ。 今何を調べてどこまで分かった状態かな? どこが原因だと思う?どうすれば答えに近づくと思う? 新卒 メンター メンターと新卒のやり取りイメージ 魚をあげるのではなく、 魚の釣り方を知れるように する! ポイント! お互いに助け合い聞きあう 環境をつくる! ポイント!
自ら選び・自ら学ぶ アクティブラーニング=主体的に問題を発見し解を見いだしていく能動的学修 個人学修 チーム開発 相互 コミュニケーション 視聴順序、コンテンツを自分 達で決めるスタイル! 新卒研修全体の学習効果を自分 達で意識!
ターゲットやユーザビリティは 自分達で考える! お互いに助け合い聞きあう環境を つくる! 魚をあげるのではなく、魚の釣り 方を知れるようにする! ふるまい 研修期間を通したWループで 自己改善の習慣をつける!
こんな効果があった! 新卒WF: チーム開発はモブワークでやってもらおう。 チーム開発が始まる前にデモをやらないとな。 とある新卒が朝会で共有: モブワークを試してみたらすごくよかった! →みんながモブワークを試してみる 新卒WF: いつの間にかほとんどモブワークやってるし、 新卒の方にそのままデモしてもらっちゃおう!
新卒研修計画中 新卒研修中 チーム開発前
こんな効果があった! • コンテンツの中ではほとんど触れていないが、チーム開発をサー バレスで行うチームがいた。 • 配属先のマネージャにインタビューをした結果: • 研修で触れていない言語・概念でも、自分で調べてできるよ うになっている。 •
タスクをこなすだけでなく、目的ベースで考えて余計なタス クや足りないタスクを指摘できている。 • 所属するチームや環境によって学習効果に差が生まれる可能性 がある。
今後の展望 研修の効果測定を行いたい 新卒の人数に対してスケールできるようにしたい 観察をより効率的、効果的にしたい
まとめ 良かった点! • 退職率(新卒1年目の)が減った! • 自走できる人材が増えた! • アジャイル開発案件に新入社員がスムーズに入れるようになった! 懸案! •
研修の環境、入社時に持っている知識などの要素が絡み、研修 後に排出される人のスキルセットが安定しない。 • 新入社員を受け入れるプロジェクトとしては、予測がしづらくなる。
Be Happy