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エンジニア視点で挑む品質改革 - QA活動の重要なポイント3つ
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KintoTech_Dev
December 05, 2024
0
59
エンジニア視点で挑む品質改革 - QA活動の重要なポイント3つ
Nihonbashi Test Talk #3
https://nihonbashitesttalk.connpass.com/event/334396/
KintoTech_Dev
December 05, 2024
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Transcript
エンジニア視点で挑む品質改⾰ QA活動の重要なポイント3つ KINTOテクノロジーズ株式会社 中⻄ 葵 2024/12/04
©KINTO Corporation. All rights reserved. 2 KINTOテクノロジーズの紹介
©KINTO Corporation. All rights reserved. 3 KINTOテクノロジーズの紹介
©KINTO Corporation. All rights reserved. 4 Index 1 エンジニアがQAにコミットする未来 2
3 ⾃動テストをどうするか 4 品質カルチャーを育む 5 ⽣成AI x QAで出来ること 6 まとめ ⽬次
©KINTO Corporation. All rights reserved. 5 エンジニアがQAにコミットする未来 1
©KINTO Corporation. All rights reserved. 6 エンジニアの視点がもたらすQAの技術的進化 テスト⾃動化の推進 ↓ •
テストコード増加 → 網羅率が向上 • E2EテストやUIテスト → 信頼性向上
©KINTO Corporation. All rights reserved. 7 エンジニアの視点がもたらすQAの技術的進化 新ツール開発やフレームワーク活⽤ • テストデータ⽣成ツールやシミュレーター開発
• カスタマイズ可能なテストフレームワーク活⽤ • OSSテストツールの活⽤
©KINTO Corporation. All rights reserved. 8 エンジニアの視点がもたらすQAの技術的進化 CI/CDパイプラインの強化 テストの⾃動実⾏ →
リアルタイム化 リグレッションテスト → 開発プロセスに統合 デプロイ頻度UP → リリースサイクル短縮
©KINTO Corporation. All rights reserved. 9 エンジニアの視点がもたらすQAの技術的進化 セキュリティ・パフォーマンステストの標準化 •セキュリティテスト: •
脆弱性検知 → 早期化 • セキュリティテストが開発サイクルに組み込む •パフォーマンステスト: • 負荷テスト → 開発初期から実施 • API性能のモニタリング → 継続的に実⾏
©KINTO Corporation. All rights reserved. 10 エンジニアの視点がもたらすQAの技術的進化 テストデータとモック環境の充実 ↓ テスト⽤データセット
→ リアル&動的⽣成 モックサーバー⾼度化 → API依存を減少
©KINTO Corporation. All rights reserved. 11 エンジニアの視点がもたらすQAの技術的進化 可視化とデータドリブンなQA • ダッシュボード
→ リアルタイムにテスト進捗 • バグ統計が視覚化 → データに基づく意思決定
©KINTO Corporation. All rights reserved. 12 エンジニアの視点がもたらすQAの技術的進化 テスト全般 → 開発プロセス統合
⼈⼒作業 → ⾃動化&AI活⽤ 結果分析 → データドリブン
©KINTO Corporation. All rights reserved. 13 ⾃動テストをどうするか 2
©KINTO Corporation. All rights reserved. 14 現状認識 現状 課題 ⼿動テストに依存
テストコストが⾼い 回帰テスト負担が⼤きい 新機能開発が遅れる テストが属⼈的 スケジュールリスクが⾼い
©KINTO Corporation. All rights reserved. 15 現状認識 現状 課題 ⼿動テストに依存
テストコストが⾼い 回帰テスト負担が⼤きい 新機能開発が遅れる テストが属⼈的 スケジュールリスクが⾼い スケールしない︕
©KINTO Corporation. All rights reserved. 16 ⾃動テスト導⼊のメリット 現状 ⾃動化後 ⼿動テストに依存
繰り返し作業削減・リリースサイクル短縮 回帰テスト負担が⼤きい 開発チーム全体の負担を軽減 テストが属⼈的 ⼈的ミス最⼩化・影響範囲を即座に確認 時間制約によるテストケース不⾜ テストカバレッジの拡⼤
©KINTO Corporation. All rights reserved. 17 ⾃動テスト導⼊のメリット 現状 ⾃動化後 ⼿動テストに依存
繰り返し作業削減・リリースサイクル短縮 回帰テスト負担が⼤きい 開発チーム全体の負担を軽減 テストが属⼈的 ⼈的ミス最⼩化・影響範囲を即座に確認 時間制約によるテストケース不⾜ テストカバレッジの拡⼤ ◦
©KINTO Corporation. All rights reserved. 18 ⾮エンジニアQA組織の⾃動テスト(SaaS利⽤) メリット デメリット 短期間で効果を実感
⻑期運⽤でコスト スケールしやすい カスタマイズ性の制限 保守不要 ベンダーロックイン 豊富なサポート 学習曲線 ⾮エンジニアQA組織でも導⼊しやすく、効率化と品質向上を迅速に実現できる
©KINTO Corporation. All rights reserved. 19 QAエンジニア組織の⾃動テスト(OSS利⽤) メリット デメリット コスト効率
導⼊ハードル 柔軟性 メンテナンス負担 スキル向上 スキル依存 コミュニティサポート スケーラビリティ 柔軟性とコスト効率を両⽴し、⻑期的な技術⼒強化を可能にする
©KINTO Corporation. All rights reserved. 20 QAエンジニア組織の⾃動テスト(OSS利⽤) 中⻑期的に運⽤する⼤規模プロジェクト、 カスタマイズが求められる場合に最適 ⻑期視点
導⼊過程でエンジニアの学習意欲向上、 テスト⾃動化カルチャーを組織に浸透 組織⽂化 CI/CDパイプラインとの統合を 計画的に⾏うことで効果を最⼤化 プロセス統合
©KINTO Corporation. All rights reserved. 21 品質カルチャーをどうするか 3
©KINTO Corporation. All rights reserved. 22 1:開発とQAの統合 • 品質は全員の責任 •
協働の推進 • プロセスの⾒直し TDD・BDD 要件定義 設計段階 共通の品質 ⽬標
©KINTO Corporation. All rights reserved. 23 2:品質に対する役割意識 • 責任の共有 •
トレーニング • ユーザー視点の導⼊ QAスキル向上 ユーザー 価値理解 開発がテスト 設計参加
©KINTO Corporation. All rights reserved. 24 3:プロダクトあたりまえ基準 • 価値基準の再定義 •
市場視点の強化 • 品質ガイドラインの導⼊ NPS/レビュー評価 ユーザー満⾜度 コードレビュー基準 やテスト要件
©KINTO Corporation. All rights reserved. 25 ⽣成AI x QAで出来ること 4
©KINTO Corporation. All rights reserved. 26 テストケース・シナリオ⽣成と最適化 • 要求仕様からシナリオ⾃動⽣成 •
テストケースの効率化
©KINTO Corporation. All rights reserved. 27 テストデータ⽣成 • 組み合わせテストデータ⽣成 •
⼤規模データ⽣成
©KINTO Corporation. All rights reserved. 28 ⾃動化コード⽣成 • テストフレークワーク⽤コード⽣成 •
OpenAPI仕様書からテストコード⽣成
©KINTO Corporation. All rights reserved. 29 QAプロセス効率化 • シフトレフト戦略を策定 •
⾃⼰修復型テスト
©KINTO Corporation. All rights reserved. 30 APIとDBの統合テスト • APIレスポンスの解析や検証 •
SQLクエリ⽣成
©KINTO Corporation. All rights reserved. 31 レポート作成と分析 • テストレポート⽣成 •
ダッシュポートやチケット作成
©KINTO Corporation. All rights reserved. 32 学習と最適化 • ⽣成AIを使ったQAプロセス学習 •
様々なメトリクスから改善提案
©KINTO Corporation. All rights reserved. 33 まとめ 5
©KINTO Corporation. All rights reserved. 34 品 質 コ ミ
ッ ト 宣 ⾔ ⾃動テストに全⼒コミットします 組織に品質カルチャーを醸成します ⽣成AIでQAの未来を切り開きます
©KINTO Corporation. All rights reserved. 35 Q A エ ン
ジ ニ ア ⼤ 募 集 中 ! ⾃動テストに全⼒コミットしたい⽅ 組織に品質カルチャーを醸成したい⽅ ⽣成AIでQAの未来を⼀緒に創りたい⽅
©KINTO Corporation. All rights reserved. 36 KINTOテクノロジーズ Advent Calendar 2024
https://qiita.com/advent-calendar/2024/kinto-technologies 個⼈参加型カレンダー・モバイル開発カレンダー・技術広報Gカレンダー
Thank you!