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生成AI時代の情報発信

 生成AI時代の情報発信

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molmolken

May 01, 2026

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Transcript

  1. 01 / オープニング ⾃⼰紹介 02 / 19 もりけん (@molmolken) BuySell

    Technologies エンジニアリングマネジメントグループ 所属  技術広報 担当 前職はKLabというゲーム会社にいました  Unity C#でゲームクライアント開発  PjM や 技術広報 や 組織開発 など 趣味  ⽇本酒 / ワイン / ウイスキー  謎解き / ボードゲーム 今⽇の⼀⾔  プロジェクト‧ヘイル‧メアリー読み終わった  最⾼!最⾼!最⾼!
  2. 01 / オープニング 誰でも簡単に発信できる時代になった ⽣成AIによって、⽂書作成‧翻訳‧要約が低コストに 短時間で⼤量の⽂章を作成できるようになり、今まで「書くのが苦⼿」「時間がない」などの理由で 情報発信をしていなかった⼈も、気軽にできるようになった 03 / 19

    情報発信の価値が下がった ⽣成AIによって⽣み出された信頼性の低いまとめ記事などが氾濫している上に、 わざわざ検索して技術ブログなどの情報を探さなくても、AIに聞けば答えを得られる時代になった ⽣成AI時代の情報発信
  3. 01 / オープニング 誰でも簡単に発信できる時代になった 04 / 19 もう情報発信をする必要はないのか? QUESTION 「何を発信するか」が問われる時代になった

    ANSWER 量産される情報は価値を失う⼀⽅で、「⼀次情報」や「信頼性のある情報」は変わらず貴重 ⽣成AI時代の情報発信
  4. 02 / 何を発信するべきか AIが得意なこと コンテンツの量産 構成も表現のバリエーションも ⾃由⾃在になり、コンテンツを 短期間で量産することが可能に なった 翻訳‧多⾔語化

    海外記事の翻訳や、記事の多⾔ 語化が低コストで可能になり、 「海外のドキュメントを訳して みた」系記事の価値は下がった 要約‧構造化 ⻑い資料や難解な論⽂も簡単に 要約できるため、情報を消化‧ 吸収するコストが激減した 06 / 19 これらの領域では、⼈間はAIに勝てない ⽣成AI時代の情報発信
  5. 02 / 何を発信するべきか AIが苦⼿なこと ⼀次情報の⽣産 ⾃分でコードを書き、本番運⽤し、 障害と戦ったという事実 そこから得た学び‧感じたこと、 どうしてその判断をしたのかという 意思決定の⽂脈

    例 「本番システムの⼤規模リプレースを完遂し た記録」 「チーム開発でYYを採⽤した理由」 信頼性の獲得 継続的な⼀次情報のアウトプットに よって築かれた、発信者への信頼と そこから⽣まれる権威性 例 「著名OSSのメンテナが書くベストプラク ティス」 「勉強会やカンファレンスで登壇を積み重ね て築いた技術コミュニティでの発⾔⼒」 07 / 19 ⼈間はここでAIと差別化できる 先進的で尖った視点 AIは平均的で無難な⾒解に流れがち ⼈間は現在の状況‧情報と、⾃らの 経験‧暗黙知から、先進的で尖った アイデアを出すことができる 例 「マイクロサービスをやめてモノリスに戻し た話」 「なぜXXが俺達の魂を震えさせるのか」 ⽣成AI時代の情報発信
  6. 02 / 何を発信するべきか 「発信のコモディティ化」と差別化の⽅向性 AIが得意なゾーン コモディティ化した領域 ▪ 網羅的な⼊⾨記事 ▪ 公式ドキュメントの翻訳や要約

    ▪ よくある「〇〇まとめ」系 AIが苦⼿なゾーン 差別化できる領域 ▪ 実際に体験した⼀次情報から得た、学びや 意思決定 ▪ 先進的で尖った意⾒ ▪ 継続的な発信から得た信頼 ⽣成AIの台頭により、発信する価値のある情報が変わった ⽣成AI時代の情報発信 08 / 19
  7. 03 / 情報発信の意義 #1 発信は学習に活⽤できる アウトプットは、学習の「仕上げ」 ⼈に説明できない物事は、本当に理解しているとは⾔いがたい アウトプットすることで、曖昧な知識や理解がはっきりする なぜ発信すると学びが深まるのか 構造化の強制

    ⽂章化する過程で、散らばった知識 が整理される 抜け漏れの発⾒ 書き出すと、⾃分の理解の⽳が可視 化される 他者からのFB 別視点が集まり、学びが加速する。 「情報は発信する⼈に集まる」 ⽣成AI時代の情報発信 10 / 19
  8. 03 / 情報発信の意義 #2 発信による信頼の構築 社内での信頼構築 社外秘な学びや気付きでも気軽に発信できる • Slack •

    Notion‧Confluenceなどのナレッジ共有 ツール • 社内勉強会への登壇 情報発信を重ねて信頼を得よう ‧「分からないことはAさんに聞けばわかる」 ‧「XXに詳しいBさんに次の仕事を任せよう」 社外からの認知と権威性の獲得 社内発信に慣れたらチャレンジしよう • Zenn‧Qiita • 会社のテックブログ • 勉強会やカンファレンスへの登壇 情報発信を重ね、界隈の著名⼈になろう ‧「XXの情報を追いたいなら、AさんのTwitter をフォローするといいよ」 ‧「無名のBさん」から「YYの情報をよく発信し ているBさん」へ ⽣成AI時代の情報発信 11 / 19
  9. 03 / 情報発信の意義 #3 完璧より継続が⼤事 × 完璧を⽬指す発信 ▪ 「もっと勉強してから……」で発信を⾃重 してしまう

    ▪ ⻑⽂⼤作は書くのに時間がかかり、書いてい る間に古い情報になってしまう ◦ ⼩さく‧速く‧続ける発信 ▪ 400字でもOK、とにかく公開する ▪ 他者からのFBを過度に恐れない ▪ 「経験‧内省‧概念化‧実践」の経験学習 サイクルを回すことで、持続的に成⻑ ⽣成AI時代の情報発信 12 / 19
  10. 03 / 情報発信の意義 #4 全員が、採⽤を担っている ①発信する 現場課題の解決⽅法 社内の技術的挑戦 エンジニア組織の⽂化 ②認知される

    「バイセルって⾯⽩そう」 「挑戦しがいのある課題だ」 ③採⽤できる 優秀なエンジニアが バイセルに⼊社する ④活躍する より難易度の⾼い課題に挑戦 チーム全体の⼒が底上げされる ⑤利益が増える ⽣産性が向上し利益が増える 会社が儲かると給料も上がる 発信‧採⽤のループを回して、給料を上げよう! ⽣成AI時代の情報発信 14 / 19
  11. 04 / 情報発信の実践 情報発信への⽣成AIの利⽤  メリット/ デメリットを正しく把握して適切に利⽤しよう × デメリット ◦ メリット

    • 記事の構成を考えてもらったり、添削 や校正をしてもらえる • AIとの壁打ちによって、⾃分では考え つかない新しいアイデアや発想を⽣み 出すことができる • 翻訳や多⾔語化を低コストで⾏うこと ができる • ⽣成AIの特性上、他⼈の著作物の剽窃 (パクリ)やハルシネーションの可能性 がある • ⾃分の⾔葉や考え、経験が薄れ、最⼤ 公約的な意⾒に集約しがち • ⽣成AIっぽい⽂体:AIで⽣成したよう な⽂章は、それだけでマイナスイメー ジになる可能性🔥 ⽣成AI時代の情報発信 16 / 19
  12. 04 / 情報発信の実践 アカウントを作ろう Twitter (X) 情報収集 & 軽い発信 &

    繋がり • 公式アカウントや技術メディア、 界隈の著名⼈をフォローする • ⽇々の気付きや、学びがあった 技術記事などをツイート • 勉強会で出会った⼈をフォロー して、ゆるく繋がる Zenn / Qiita 技術記事の発信 • 興味のある分野の記事を読む • 学んだことやハマったエラーの 解決法を、記事にして発信する • 発信を続けると⾃⾝のポート フォリオができる • はてなブログや⾃分のサイト でもOK! connpass 勉強会‧カンファレンス参加 • 気になった勉強会やカンファレ ンスに参加する • オフライン勉強会で同じ技術領 域の知り合いを作る • オンライン勉強会なら参加の ハードルが低い Twitter / Zenn(Qiita) / connpass のアカウントを持っていない場合は今すぐ作ろう! ⽣成AI時代の情報発信 17 / 19