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三菱UFJ銀行におけるエンタープライズAI駆動開発のリアル / Enterprise AI_D...
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三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社
February 25, 2026
Technology
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三菱UFJ銀行におけるエンタープライズAI駆動開発のリアル / Enterprise AI_Driven Development at MUFG Bank: The Real Story
2026年2月25日(水)に開催佐田「内製開発Summit 2026」に登壇した際の資料です。
https://inhouse-dev-summit.findy-tools.io/2026
三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社
February 25, 2026
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Transcript
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 三菱UFJ銀行における
エンタープライズ AI駆動開発のリアル 三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社 R&D部 尾根田 倫太郎 シニアテクニカルリード 〜内製開発の具体手順デモ〜
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. MUITってどんな会社?
三菱UFJ銀行 三菱UFJ信託銀行 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 三菱UFJニコス 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG) 三菱UFJ銀行、並びにMUFGグループ各社の IT・デジタル戦略を先導する、「金融×IT」のプロフェッショナル集団 三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT) 2
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 自己紹介
三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社 R&D部 シニアテクニカルリード 尾根田 倫太郎 2011年 MUFG内のIaaS(グループクラウド)構築 2016年 ビッグデータやブロックチェーンなどの研究開発 2018年 MUFG行内用のSpringBootフレームワーク機能拡張 2022年 生成AIを用いてシステム開発を効率化する研究開発 現在 MUFG内の開発をAI活用前提とするAI駆動開発の推進 3
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. AI駆動開発とは
4 AIコーディングエージェントを前提とした開発の進め方のこと 人海戦術的な開発 AIコーディング エージェント ソースコード ソースコード ソースコード ソースコード ソースコード ソースコード Before AI駆動開発 After AI駆動開発 自然言語 で指示 複数ソースコードを 短時間で自動生成 スキルフル人材
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 5
三菱UFJ銀行におけるAI駆動開発の時系列
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AI駆動開発ガイドの内容一部ご紹介(1/2)
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 7
AI駆動開発ガイドの内容一部ご紹介(2/2) AI駆動開発ガイドで説明 している開発方法論を 順次AgentSkills化中 ハンズオン形式でガイドを記述。 サンプルの設計書やプロンプト等も 添付しているため、このガイドを見 れば手ぶらで設計書からのプロダク ションコード生成プロセスを体験可 能。 (体験障壁を低く設定)
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 8
Agent Skillsとは ◼ AIコーディングエージェントに与える教科書、ガイドのmarkdownファイル。 ◼ AIコーディングエージェントにAgent Skillsを装備させることで、AIコーディ ングエージェントが研修受講済みのような状態となる。 ◼ 2025/12/18にAgentic AI Foundationにより標準規格化された。 人にAIコーディングエージェン トを用いた開発の段取りを教え る。 これまで AIコーディングエージェントに 開発の進め方を教える。 人はドミノの1ピース目を倒す 役。 これから
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 当社の内製/アジャイル開発では主にSAFeを採用
9 SAFe:Scaled Agile Framework(大規模開発のためのアジャイルフレームワーク) アジャイルチーム1 アジャイルチーム2 アジャイルチーム3 ビジネスオーナー リリーストレイン エンジニア 複数のアジャイルチームがART(Agile Release Train)として固定スケジュー ルに乗り、同期的に開発を進める。駅=プランニングのチーム間同期点。
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 10
エンタープライズAI駆動開発とは何か? No 該当条件 1 開発対象システムの規模感が数十万~数百万行クラス 2 開発者の人数も1プロジェクトあたり数十人~数百人 3 ドキュメントがExcel方眼紙で作成されている 4 インターネットに直接接続ができない AIコーディングエージェントの利用を主軸として開発を進めることは前提として 当行ではClineもしくは Claude Codeをメインで利用
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 【デモ1】設計書からプロダクションコードを生成する
◼ AIへ与える入力ファイルはmarkdownでなければならないと思っていませんか? ◼ ExcelファイルはOffice Open XML規格のテキストをzip化したもの。xmlはAIが読める。 読み取りたいオートシェイプの図 GPT-4o Claude Sonnet 3.5 Claude Sonnet 4.5 GPT-5 × △ ◦ ◦ AIの能力向上により、フローチャートや図の内容も意味理解可能となった 11
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 12
【デモ1】設計書からプロダクションコードを生成する
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 13
【デモ2】Figma → Reactアプリ生成 ◼ FigmaのファイルはSVG出力が可能であるが、LLMの能力がまだSVGの中身 を意味理解して精度高くアプリ生成するまでに至っておらず、png画像で保 存し画像をLLMに解釈させた方が精度高かった。 ◼ ただし、LLMの能力向上によりLLMにSVGを与えた方が精度高く意味が理解 できるまで時間の問題な可能性もあるため今後も注視が必要。 デモ
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 14
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 15
AI駆動開発を行内に普及させるために研修を内製で企画・運営 No AI駆動開発研修 カリキュラム概要 1 AI駆動開発 基礎知識(AIとの付き合い方、考え方) 2 【新規システム開発】仕様駆動開発でゼロからシステムを開発 3 【既存システム改修】プロダクションコード→テストコード生成 4 【既存システム改修】Excel設計書を元に既存機能を拡張 5 【既存システム改修】リファクタリング(冗長なコードの共通クラス化) 6 【既存システム改修】フレームワークをAからBへマイグレーション 7 【既存システム改修】定められた設計標準への準拠性品質チェック ◼ 社内のアーキテクトやキーマンから研修受講をお誘いし、受講者を拡大。
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 16
AI駆動開発時代に、ジュニアエンジニアをどう育成すべきか? ◼ AI駆動開発で生産性は上げて欲しい。しかしながら、AIに頼り過ぎると設計 力やコーディング能力が育たないというジレンマが生じる。 ◼ 銀行システム開発において「よく分からないけど動いてます」は許されない。 障害発生時に迅速な対応ができなくなってしまう。 Step1 まずは読み取り専用モードで、既存コードを解説してもらう、分 からない点を質問するなどして先生としてAIコーディングエージ ェントを使用する。 Step2 ある程度設計力がついてきた所で、生成モードを使用して良い。 ただし自分の実力以上のコードを生成させたままマージリクエス トを送ってはならない。必ず自分が説明できるレベルまで知識を 付け、手の内化した上でマージリクエストを送ること。 ▽方針
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. AI駆動開発の方法論はほぼ体系化されていない
17 特にエンタープライズ領域への適用事例は少ない。そのため積極的な情報公開が必要。 No 論点 仮説 1 ドキュメントがほぼ無いチケットドリブンなスクラム 開発において、どのようにAI駆動開発を実現すべき か?単に「現場でVibe Codingがんばれ」では体系化 では無い。 チーム内の共通知、暗黙知を テキストに落とせば行けそう 2 数百万行クラスの既存大規模システムに対して、いか にAI駆動開発を適用すべきか?LLMのコンテキストに 乗らないため、修正箇所の特定等が難しい。 Serenaなどのソースコード分 析系MCPサーバを使用すれば クリアできるか 3 MUFG特有の業務知識をどのようにAIに注入する? 銀行の業務知識、どこまでが1トランザクションか、 行内システムの呼出し方法など 【案1】FineTuning 【案2】MemoryBank 【案3】MCP(Cipher等) などなど 今後も三菱UFJインフォメーションテクノロジーテックブログにて情報公開予定 https://zenn.dev/p/muit_techblog
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. まとめ
① MUFGではAI駆動開発によるシステム開発を積極推進中。 ② AI駆動開発時代は、柔軟な内製開発へのシフトがますます求められる。 etc... 18
Copyright©2026 Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. All Rights Reserved. 免責事項
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