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開発組織が情報発信の打席に立てる土台を作った一年を振り返る
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naQamura
December 19, 2023
Education
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開発組織が情報発信の打席に立てる土台を作った一年を振り返る
エンジニアの成長を応援する忘年LT大会
で発表する資料です
naQamura
December 19, 2023
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Transcript
開発組織が情報発信 の打席に立てる土台 を作った一年を振り 返る ハコベル株式会社 中村隆宏
所属:ハコベル株式会社 (旧 ラクスル株式会社ハコベル事業部) 役職:シニアアーキテクト 職歴:Paiza 、決済サービス、SI 系 経歴:熊本出身、文化人類学専攻 趣味:旅行、音楽、MMA
中村隆宏 (na9amura)
Introduction 今日はハコベルの開発チームが情報発信をできるようにして いくために どんな取り組みをしたか 結果得られたこと その際に考えたこと、設計したこと について話していきます
Background
ハコベル株式会社は2022 年8 月設立 元々はラクスル株式会社 ハコベル事業 部として誕生、成長して今に至ります
独立して良かったことも多いですが、一方で課題感もあります Good 意思決定スピード システム投資、採用枠の説明しやすさ 小さい組織規模でオーナーシップを持ちやすい More 会社間の壁ができないか制度の維持 変化に対する不安を払拭できるか 採用力
中でも採用力は私にとっても身近な課題でした 採用力への不安・課題の中でも、エンジニア採用市場におけるプレゼンス が低下する、それによりリード獲得が難しくなる可能性を感じていました その課題を解消すべく発信する場を作りました
The contents
外部発信の機会として用意したのはこの2 つ 技術ブログ エンジニア向けイベント
技術ブログ 技術ブログ「Hacobell Developers Blog 」を立ち上げました ちょうど1 年前、去年12 月に公開。Zenn のPublication 機能を利用して立ち
上げ、気軽に頻度高く情報発信する場として利用しています URL: https://zenn.dev/p/hacobell_dev
技術ブログ の成果 月間アクセス数の4000 〜5000 件程度(中央 値を適当に計算) 最も読まれた記事は右の記事で3 万5 千(!) を超えるPV
を達成しました。おかげでスター トダッシュを切ることができました
イベント「めぐろLT #7 」を主催しました ラクスルグループのメンバーが主催している「めぐろLT 」参加、ハコベル オフィスで開催しました。開発メンバー主体でイベントの企画・運営まで やりきりました エンジニア向けイベント
イベントの 成果 40 名を超える方に参加いただくことができま した その規模のイベントを開催するノウハウを社内 で経験できたこと、実績を作れたことも貴重な ものとなりました
Strategies
外部発信の機会を作るにあたって意識していたことをいくつか紹介します 今日紹介しきれなかった部分も含め「イベント運営 as a オーナーシップ の発揮機会」という拙記事もあるのでぜひ読んでみてください(宣伝 URL: https://zenn.dev/hacobell_dev/articles/cc9c1dd16776d3
まず機会を作ること 過去の経験から継続的な更新をする体制、仕組みについて聞かれることも ありましたが無視です 確かに停滞してるブログはいい印象与えない可能性もありますが、開発組 織としての露出が0 な状態より無限に価値が大きいです
LT タイトルはkonifer 様の「30 点 で打席に立つ」へのオマージュで す 採用とブログを立ち上げることが 背景、まず動き出すことの重要性 など非常に共感しました。何より タイトルで取り組む姿勢を端的に
人に伝えらるのでよく参照させて いただいています
モチベーション設計 ブログ運営、執筆者のモチベーションが湧きやすい・損なわないことは重 視していました。例を挙げると ブログ媒体を選択した際に、星取り表では他媒体が網羅性あった。だ が運営メンバーの使ってみたい・良いと信じるものを選択した。オー ナーシップからくるモチベーションを発揮しやすくしたかった。 Zenn のPublication を利用することで、記事が会社だけのものではな く個々人のものでもある状態にした。それにより自己ブランディング
と会社への貢献両方をモチベーションとできるようになった。
こういった発信機会それぞれの成果だけでなく、発信をしていく文化、前 例を作っていったことも大きかったように思います 打席に立つ意志の養成、そのための場の設定、最良の30 点の設計などを 考えつつ、今後もさまざまな形でアウトプットを推進していきます! Conclusion
THANK YOU