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運用業務とスクラムは本当に組み合わせにくいのか?プロダクトオーナーから見た2つのプロダクトを担...

nako418
January 11, 2023
3.1k

運用業務とスクラムは本当に組み合わせにくいのか?プロダクトオーナーから見た2つのプロダクトを担当するチームでの試行錯誤の軌跡とこれから / Is there chemistry between Operation work and Scrum?@RSGT2023

RSGT2023での登壇資料です。
一つ前のWomen Developers Summit2022でお話した内容もまるっと含んだ改良版です。
https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2023/proposal/17445/2-is-there-chemistry-between-operation-work-and-scrum-path-of-trial-and-error-in-our-team-

nako418

January 11, 2023
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  1. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 資料公開にあたって • 通訳対象セッションだったので、、

    • 資料内の図は英語で記載しています • ところどころ英訳を併記している箇所があります • せっかくなので、修正せずにそのまま公開します Regarding publication of slides
  2. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ⾃⼰紹介 Self introduction

    中井 菜⼦ / Saiko Nakai(@nako418) ヤフー株式会社 2018年4⽉〜 プロダクトオーナーとしてスクラムに関わりはじめる 2020年7⽉〜 とある社内プロダクトたちのプロダクトオーナー RSGTには2019年から参加 RSGT2022に続いて2回⽬の登壇 フットサル、ボードゲーム ⾸と肩と背中がバキバキでやばい。
  3. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 今⽇のお話 • 運⽤業務とスクラムを組み合わせていくうえでの試⾏錯誤

    • 運⽤業務とスクラムは組み合わせにくいというお話を聞いた • もともとスクラムを⾏っていたチームの中で運⽤業務を扱うために⾏った試⾏錯誤の具体的な内容 • プロダクトオーナーとしての視点と、いちスクラムチームメンバーの視点での How のお話 • バックログやアイテムを扱う上での⼯夫 • アイテム化する前の段階での⼯夫 • 運⽤業務とスクラムは組み合わせにくいのか︖に対する私なりの答え Todayʼs talk
  4. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. こういうお話ではない • 運⽤業務の多いプロダクトの課題をスクラムで解決したお話ではない

    • スクラムを実施している中で、運⽤業務とどう向き合ってきたのかという観点 Not todayʼs talk
  5. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. もくじ 1. はじめに

    Introduction 2. フェーズが異なる新旧2つのプロダクトと運⽤業務 Two products in the different phase and operation work 3. スクラムで運⽤業務を扱うための試⾏錯誤 Trial and error to deal with operation work in the scrum team 4. 今後も運⽤業務と⻑く付き合うために挑戦したいこと Challenges for the future to get along well with operation work 5. まとめ In the end Agenda
  6. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ©2023 Yahoo Japan

    Corporation All rights reserved. 1. はじめに Introduction 運⽤業務とスクラムは組み合わせにくいのか︖
  7. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. このテーマを選んだきっかけ はじめに •

    スクラム関連のイベントで⽿にしたお話 Why I chose this theme 運⽤業務って スクラムでどう扱ってる︖ 障害対応とか予測できないし、 スプリント計画に⼊れられなく困るんだよね 定常的な運⽤業務が多くて、 インクリメントと⾔えるものがない。 ⼿順が決まっているのでプランニングもいらない。 ただタスクをこなすだけになってしまう スケジュールありきだと スクラムと合わない How do you manage operation work in Scrum? We canʼt plan what incidents will happen. Schedule-based tasks donʼt match with Scrum Planned operation has only small increments. We donʼt need do planning and only do tasks by following the manual
  8. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 本セッション内での運⽤業務とは はじめに •

    システム運⽤・保守業務や業務運⽤のこと System operation and maintenance, Business operations • 定常的に実施する業務( Planned work ) • 外的要因により突発的に実施する業務( Unplanned work by external influences ) Words in this session
  9. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 本セッション内での運⽤業務とは はじめに Words

    in this session • 定期的におこなう証明書更新 / Certificate renewal • 定期的におこなうソフトウェアのアップデート / Software update • 需要に応じたキャパシティの拡張やライフサイクルへの対応 Capacity expansion on demand or handling lifecycle • 負荷が⾼くなるイベントへの事前準備と対策 Preparation for events with high load • ユーザーからの問い合わせへの対応 / Handling inquiries from users • 突発的に発⽣する障害やインシデントへの対応とその対策 Handling sudden accidents or incidents 定常運⽤業務( Planned operation work ) 突発運⽤業務( Unplanned operation work )
  10. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 本セッション内での⾊づかい はじめに Colors

    in this session • 定期的におこなう証明書更新 / Certificate renewal • 定期的におこなうソフトウェアのアップデート / Software update • 需要に応じたキャパシティの拡張やライフサイクルへの対応 Capacity expansion on demand or handling lifecycle • 負荷が⾼くなるイベントへの事前準備と対策 Preparation for events with high load • ユーザーからの問い合わせへの対応 / Handling inquiries from users • 突発的に発⽣する障害やインシデントへの対応とその対策 Handling sudden accidents or incidents 定常運⽤業務( Planned operation work ) 突発運⽤業務( Unplanned operation work ) 運⽤以外 • 運⽤系だけのこと以 外を⽰すときに使う ⾊ • 開発業務だったり • 運⽤と開発の両⽅に 関する取り組みだっ たり • POとしての⾏動だっ たり
  11. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. スクラムとは はじめに スクラムとは、複雑な問題に対応する適応型のソリューションを通じて、⼈々、

    チーム、組織が価値を⽣み出すための軽量級フレームワークである。 Scrum is a lightweight framework that helps people, teams and organizations generate value through adaptive solutions for complex problems. Whatʼs Scrum? 「スクラムガイド2020年度版」 Ken Schwaber&Jeff Sutherland著 https://scrumguides.org/docs/scrumguide/v2020/2020-Scrum-Guide-Japanese.pdf IUUQTTDSVNHVJEFTPSHEPDTTDSVNHVJEFW4DSVN(VJEF64QEG
  12. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. スクラムとは はじめに スクラムとは、複雑な問題に対応する適応型のソリューションを通じて、⼈々、

    チーム、組織が価値を⽣み出すための軽量級フレームワークである。 Scrum is a lightweight framework that helps people, teams and organizations generate value through adaptive solutions for complex problems. Whatʼs Scrum? 「スクラムガイド2020年度版」 Ken Schwaber&Jeff Sutherland著 https://scrumguides.org/docs/scrumguide/v2020/2020-Scrum-Guide-Japanese.pdf IUUQTTDSVNHVJEFTPSHEPDTTDSVNHVJEFW4DSVN(VJEF64QEG దԠܕͷιϦϡʔγϣϯʹ ͍͋ͬͯͳ͍ͷͩΖ͏͔ ӡ༻࡞ۀ͸Ձ஋ΛੜΈग़ͤ ͍ͯͳ͍͔ΒͩΖ͏͔
  13. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 運⽤業務とスクラムが組み合わせにくそうなワケ はじめに Why

    it seems difficult to make chemistry between operation work and scrum • インクリメントが⼩さく優先順位が下がりやすい Easy to lower the priority because of small increments • スケジュールベースの作業が多い A lot of tasks based on schedule • タスクをこなすだけになりやすい It's only that we do tasks • 事前に計画がたてにくい Difficult to plan in advance 定常運⽤業務( Planned operation work ) 突発運⽤業務( Unplanned operation work )
  14. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ©2023 Yahoo Japan

    Corporation All rights reserved. 2. フェーズが異なる 新旧2つのプロダクトと運⽤業務 Two products in the different phase and operation work 7割以上が運⽤業務
  15. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. プロダクトのライフサイクル フェーズが異なる新旧2つのプロダクトと運⽤業務 •

    製品の売上と利益の変遷を4つの段階(導⼊期、成⻑期、成熟期、衰退期)で説明するモデル • マーケティング⽤語の1つで、製品が市場に登場してから退場するまでの間を指す • この4つの段階における、プロダクト開発者から⾒たプロダクトの状態をプロットしてみる Product Lifecycle
  16. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. プロダクト規模 • ⼩さい

    • だんだん⼤きくなる • 最⼤ • だんだん⼩さくなる ユーザー数 • 少ない • だんだん増える • 最⼤ • だんだん減っていく 開発 • プロダクトコンセプト に近い主機能の開発 • 主要機能の磨き込みや 差別化のための開発 • ユーザー補助機能の開 発 • 既存機能の磨き込み • 新規開発はしない 運⽤ • プロダクト規模が⼩さ いので、運⽤すべきも のも少ない • ユーザー数増加と規模 拡⼤に合わせて運⽤業 務も増える • 先を⾒据えて効率化や 後回しにしていた負債 返済にも取り組みたい • ユーザーに安⼼感を 持ってもらうための安 定稼働を求められる • プロダクトの規模が⼤ きいため、運⽤業務も 多く、負債も溜まって いる • 運⽤業務のコストが⼤ きく、それ⾃体が負荷 になる • 既存のユーザーにはプ ロダクトとしての価値 を提供し続けるため、 運⽤し続ける プロダクトのライフサイクル フェーズが異なる新旧2つのプロダクトと運⽤業務 Product Lifecycle 衰退期 Decline 成熟期 Maturity 成⻑期 Growth 導⼊期 Introduction
  17. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. プロダクトのライフサイクルと業務割合 フェーズが異なる新旧2つのプロダクトと運⽤業務 Product

    Lifecycle and work pattern ratio 衰退期 Decline 成熟期 Maturity 成⻑期 Growth 導⼊期 Introduction ※担当している2つのプロダクトの実績値を元に作成
  18. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. フェーズ プロダクトの状態 求められること

    運⽤業務の状況 担当している2つのプロダクト フェーズが異なる新旧2つのプロダクトと運⽤業務 About our products 導⼊期〜成⻑期 ユーザーもまだ少なく、 ⾜りていない機能を開発中 ユーザーを増やすため、機能要件の拡充。 成⻑期に⼊るとユーザーが増えるので、 その後も安定稼働をできるような地盤固め 成熟期〜衰退期 成熟期の間はより便利に 使ってもらうための開発も⾏うが、 衰退期に⼊ったら開発は基本⾏わない 衰退期に⼊ってもまだまだユーザーはいるため、 安定稼働。衰退期に⼊るとコスト削減 プロダクトの規模もユーザーも⼤きく 定常運⽤業務が多い 障害も多いため、突発運⽤業務も多い はじめのうちは運⽤業務も少なかったが、 フェーズが進むにつれて徐々に増加中 新プロダクト New Product 旧プロダクト Old Product
  19. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. プロダクト内での運⽤業務 フェーズが異なる新旧2つのプロダクトと運⽤業務 •

    直近の半年〜1年で実施した運⽤業務量 Operation work in our products 運⽤業務の種類 新プロダクト 旧プロダクト 定期的におこなう証明書更新 / Certificate renewal 5times/year 60times/year 定期的におこなうソフトウェアのアップデート Software update 5clusters/1month 30clusters/6-12months 需要に応じたキャパシティの拡張やライフサイクルへの対応 Capacity expansion on demand or handling lifecycle 業務全体の15% 15% of all work 業務全体の10% 10% of all work 負荷が⾼くなるイベントへの事前準備と対策 Preparation for events with high load 業務全体の1% 1% of all work 業務全体の2% 2% of all work ユーザーからの問い合わせへの対応 Handling inquiries from users 業務全体の約10% 10% of all work 業務全体の約40% 40% of all work 突発的に発⽣する障害やインシデントへの対応とその対策 Handling sudden accidents or incidents
  20. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. プロダクト内での運⽤業務 フェーズが異なる新旧2つのプロダクトと運⽤業務 •

    直近の半年の業務割合 Operation work in our products 2つのプロダクトの合計 Sum of 2 products 新プロダクト New Product 旧プロダクト Old Product
  21. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. プロダクト内での運⽤業務 フェーズが異なる新旧2つのプロダクトと運⽤業務 •

    直近の半年の業務割合 Operation work in our products 40% 77% 66% operation work 新プロダクト New Product 旧プロダクト Old Product 2つのプロダクトの合計 Sum of 2 products
  22. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ©2023 Yahoo Japan

    Corporation All rights reserved. 3. 運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Trial and error to deal with operation work in the scrum team 試したこととその結果起きたこと
  23. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Trial and Error

    Phase1: 2つのプロダクトをスクラムで扱う Manage 2 products in 1 scrum team ࣸਅɿ-J[4BODIF[7FHBT PO6OTQMBTI
  24. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 衰退期 Decline 成熟期

    Maturity 成⻑期 Growth 導⼊期 Introduction Phase1︓2つのプロダクトをスクラムで扱う 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う Manage 2 products in 1 scrum team • 2つのプロダクトを⼀つのチームで担当することになった • 開発/運⽤とは特に考えずに、スクラムのフレームワークに沿って進めようと考えていた • 試してみたところ、運⽤業務に関する課題がたくさんみつかった • 定常運⽤23% • 突発運⽤0% • 運⽤っぽい運⽤はほぼなし • 主要機能の開発を⾏う • 定常運⽤33% • 突発運⽤45% • 機能提供も⾏っている • ユーザーがどんどん増えている • 運⽤作業が溢れかえっている
  25. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 新旧プロダクトの業務割合を決める 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    新旧プロダクトの業務割合を決める • 期待したこと • 新プロダクトの成⻑に合わせて、より多くのリソースをかけられるようになる Decide ratio of new and old product work New Product Items Old Product Items New : Old = 5 : 5 ʁ Sprint Backlog Each product work ratio 5:5 ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ
  26. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 新旧プロダクトの業務割合を決める 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    新旧プロダクトの業務割合を決める • 起きたこと • 旧プロダクトの運⽤業務が多く、新プロダクトの業務量を増やせない • 戦略的に新プロダクトの割合を増やせなかったことで旧プロダクトの課題が⾒えた Decide ratio of new and old product work New Product Items Old Product Items New : Old = 2 : 5 Sprint Backlog ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍
  27. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 新旧プロダクトの業務割合を決める 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    新旧プロダクトの業務割合を決める • 起きたこと • 旧プロダクトの運⽤業務が多く、新プロダクトの業務量を増やせない • 戦略的に新プロダクトの割合を増やせなかったことで旧プロダクトの課題が⾒えた Decide ratio of new and old product work New Product Items Old Product Items New : Old = 2 : 5 Sprint Backlog やらなければならない運⽤業務アイテムが多く 思惑通りの割合にできない We canʼt increase the ratio of new product items due to many planned operation items ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍
  28. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. エピックの優先順位を決める 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    エピックの優先順位を決める • 期待したこと • いい感じにプロダクトバックログの優先順も決まる • その順番で着⼿していくといい感じに運⽤業務も開発業務もできる Decide epic priority Epic Product Backlog Development Epic Operation Epic 4PSUCZ &QJDQSJPSJUZ Priority High Low ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ
  29. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. エピックの優先順位を決める 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    エピックの優先順位を決める • 起きたこと • 運⽤系のエピックはROIの優先順位が低くてもやらないといけない状態に • ⼀⾒良さそうなものでも価値の⼩さいエピックは着⼿しない判断ができた • エピックが増えるたびに整理するコストが⾼く、メンテナンスが難しい Decide epic priority Sorted Epic by ROI Sorted Epic by priority at last ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍
  30. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. エピックの優先順位を決める 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    エピックの優先順位を決める • 起きたこと • 運⽤系のエピックはROIの優先順位が低くてもやらないといけない状態に • ⼀⾒良さそうなものでも価値の⼩さいエピックは着⼿しない判断ができた • エピックが増えるたびに整理するコストが⾼く、メンテナンスが難しい Decide epic priority Sorted Epic by ROI Sorted Epic by priority at last 運⽤系のエピックがROIから判断した優先順位に割って⼊り、 ROIの優先順位が低くてもやらないといけない状態に When operation epic comes to higher priority, we have to do it either it has only small increments ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍
  31. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. すべての業務をプロダクトバックログで扱う 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    すべての業務をバックログで扱う • 期待していたこと • やるべきことが可視化される • 運⽤業務にもちゃんと着⼿できる Handle all work in product backlogs Development Items Operation Items Product Backlog Priority High Low શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚
  32. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. すべての業務をプロダクトバックログで扱う 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    すべての業務をバックログで扱う • 起きたこと • あとから追加された開発アイテムがより⾼い位置に • 運⽤業務の優先順位がなかなか上がらない Handle all work in product backlogs Product Backlog(Next Sprint Start) Next Sprint Backlog Next Next Sprint Backlog Product Backlog (Before Sprint Start) Next Sprint Backlog Next Next Sprint Backlog શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍
  33. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. すべての業務をプロダクトバックログで扱う 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    すべての業務をバックログで扱う • 起きたこと • あとから追加された開発アイテムがより⾼い位置に • 運⽤業務の優先順位がなかなか上がらない Handle all work in product backlogs Product Backlog(Next Sprint Start) Next Sprint Backlog Next Next Sprint Backlog Product Backlog (Before Sprint Start) Next Sprint Backlog Next Next Sprint Backlog あとから増えたアイテムが より⾼い優先順位に⼊ってしまう Item which added later comes to higher priority. શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍
  34. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ⼀連の作業を分割すると価値がなくなる 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    すべての業務をバックログで扱う • キャパシティを拡⼤するために必要な⼀連の作業を、1スプリントで終わる単位の複数のアイテ ムに分割 • 1つ1つのアイテムで提供できる価値がなく優先順が下がる Divided item has only a few increments 1. Pre works(application works) 3. work2 2. work1 4. Monitoring settings 5. Apply to users Next Sprint Backlog Items divided to enough small size Product Backlog શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ
  35. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ⼀連の作業を分割すると価値がなくなる 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    すべての業務をバックログで扱う • キャパシティを拡⼤するために必要な⼀連の作業を、1スプリントで終わる単位の複数のアイテ ムに分割 • 1つ1つのアイテムで提供できる価値がなく優先順が下がる Divided item has only a few increments 1. Pre works(application works) 3. work2 2. work1 4. Monitoring settings 5. Apply to users Next Sprint Backlog Items divided to enough small size Product Backlog 価値が⼩さいので低い位置。なかなか着⼿されない Because of small increments, it comes to lower priority and doesnʼt start. શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ
  36. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. • ソフトウェア・アップデートのためのアイテムを、クラスタ単位(=作業単位)で作成 •

    できるタイミングで1アイテムずつ実施していたら、いつまで経っても終わらない Too many items to end although they have increments 価値はあっても数が多くて全然おわらない 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う - すべての業務をバックログで扱う Devided items by each clusters Software Update(ClusterA) Software Update(ClusterC) Software Update(ClusterB) Software Update(ClusterD) Software Update(ClusterE) Product Backlog Next Sprint Backlog શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍
  37. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. • ソフトウェア・アップデートのためのアイテムを、クラスタ単位(=作業単位)で作成 •

    できるタイミングで1アイテムずつ実施していたら、いつまで経っても終わらない Too many items to end although they have increments 価値はあっても数が多くて全然おわらない 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う - すべての業務をバックログで扱う Devided items by each clusters Software Update(ClusterA) Software Update(ClusterC) Software Update(ClusterB) Software Update(ClusterD) Software Update(ClusterE) Product Backlog Done Next Sprint Backlog શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍
  38. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. • ソフトウェア・アップデートのためのアイテムを、クラスタ単位(=作業単位)で作成 •

    できるタイミングで1アイテムずつ実施していたら、いつまで経っても終わらない Too many items to end although they have increments 価値はあっても数が多くて全然おわらない 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う - すべての業務をバックログで扱う Devided items by each clusters Software Update(ClusterA) Software Update(ClusterC) Software Update(ClusterB) Software Update(ClusterD) Software Update(ClusterE) Product Backlog Done Next Sprint Backlog Done શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍
  39. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. • ソフトウェア・アップデートのためのアイテムを、クラスタ単位(=作業単位)で作成 •

    できるタイミングで1アイテムずつ実施していたら、いつまで経っても終わらない Too many items to end although they have increments 価値はあっても数が多くて全然おわらない 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う - すべての業務をバックログで扱う Devided items by each clusters Software Update(ClusterA) Software Update(ClusterC) Software Update(ClusterB) Software Update(ClusterD) Software Update(ClusterE) Product Backlog Done Next Sprint Backlog Done 他のアイテムがどんどん⼊って着⼿が遅れる Because new items come above, it doesnʼt start. શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍
  40. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Pagerアイテム(突発運⽤アイテム)で備える 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    Pagerアイテムで備える • 期待していたこと • アラートや障害のなどの突発運⽤業務が、他アイテムに影響なくできる Prepare pager items in advance This Sprint Backlog pager pager Next Sprint Backlog Product Backlog Pager担当⽤のアイテムを 予めスプリントに⼊れる Will going to be selected for next sprint Prepare pager items in advance 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ
  41. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Pagerアイテム(突発運⽤アイテム)で備える 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    Pagerアイテムで備える • 起きたこと • 障害が発⽣してもスプリントへの影響を与えにくい • Pagerで実施している改善策が⾒えない • ある程度の規模を上回るとpagerで対応しきれない Prepare pager items in advance 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ
  42. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 障害が発⽣してもスプリントへの影響がない 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    Pagerアイテムで備える • Pagerの枠で突発運⽤業務を吸収 • 予め⼀定量を想定してスプリントに組み込んでいるため、障害が発⽣しても他アイテムへの影響 がない Incident does not impact sprints Pager Development Item2 Development Item1 A Certain Sprint Backlog Development Item3 Incident 障害を気にせず開発アイテムを進められる We can do other items without thinking about incidents. 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠
  43. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Pagerアイテムのブラックボックス化 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    Pagerアイテムで備える • Pagerの枠で突発運⽤業務の改善を実施 • 対応不要のアラートがなったら、それがならないようにする改善 • 問い合わせにより提供ドキュメントの不備に気づいたらその修正 • Pagerの枠に隠れて改善策が⾒えない The black-boxification of a pager item Pager Improve Alert Settings Fix Documents Pagerという枠に隠れてブラックボックス化 User Support It has been in blackbox. 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ ϒϥοΫϘοΫεԽ
  44. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Pagerで対応しきれずスプリントを中⽌ 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    Pagerアイテムで備える • Pager枠は突発運⽤業務を吸収 • 突発運⽤業務がたくさん発⽣して吸収しきれなくなる Stop sprint when too much incidents happen Development Item2 Development Item1 A Certain Sprint Backlog Development Item3 Incident Incident Incident Pager 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ
  45. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Pagerで対応しきれずスプリントを中⽌ 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    Pagerアイテムで備える • Pager枠は突発運⽤業務を吸収 • 突発運⽤業務がたくさん発⽣して吸収しきれなくなる Stop sprint when too much incidents happen Fuga開発アイテム hogehoge開発アイテム A Certain Sprint Backlog Development Item3 Incident Pager Incident Incident 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ
  46. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Pagerで対応しきれずスプリントを中⽌ 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う -

    Pagerアイテムで備える • Pager枠は突発運⽤業務を吸収 • 突発運⽤業務がたくさん発⽣して吸収しきれなくなる • スプリントを中⽌する Stop sprint when too much incidents happen Fuga開発アイテム hogehoge開発アイテム A Certain Sprint Backlog Development Item3 Incident Pager Incident Incident できなくなるアイテムが増え スプリントを中⽌する If incidents increase, we will stop the sprint. 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ
  47. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 私たちの軌跡 試⾏錯誤phase1:2つのプロダクトをスクラムで扱う Our

    path શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ΞΫγϣϯ ՝୊ ͍͍ײ͡
  48. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣸਅɿ)VCFSU#VSBUZOTLJ PO6OTQMBTI Trial

    and Error Phase2: 運⽤業務をどうこなす︖ How do we manage operation work?
  49. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 衰退期 Decline 成熟期

    Maturity 成⻑期 Growth 導⼊期 Introduction Phase2︓運⽤業務をどうこなす︖ 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ How do we manage operation work? • この頃から新プロダクトの業務割合を増やしたかったがうまくいかず • ⼈数が多くいることで⾃然と同時に着⼿するエピックが多くなり、なかなか進まなかった • 運⽤業務をまずは確実にできる状態にする必要があった • 新プロダクトの運⽤が40%に増え、旧プロダクトは87%もあった • 定常運⽤30% • 突発運⽤9% • 利⽤実績づくりが求められる • 成⻑期に向けてサポート範囲の拡⼤ • 定常運⽤42% • 突発運⽤45% • 障害が多く安定化を求められる • 最低限の改修と負債返済をしながら 運⽤コストの低下を⽬指す
  50. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 同時に着⼿する開発系エピックを絞る 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ -

    同時に着⼿するエピックを絞る • 期待したこと • エピックを⼀つずつ終わらせ、ユーザーに少しずつ価値を提供できる • 運⽤系のエピックを確実に実施できるようになる Make a limit to development epic which can do at the same time ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ
  51. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 同時に着⼿する開発系エピックを絞る 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ -

    同時に着⼿するエピックを絞る • 起きたこと • 着⼿だけしたけど進まないエピックが減った • 着⼿しても進められないことがわかったら⼿を⽌められた Make a limit to development epic which can do at the same time Epic roadmap 開発エピック⽤のレーンをつくって可視化したことで はみ出る場合にどれをやらないかの判断ができた By making the lane for development epic to visualize we decided which not to do ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ
  52. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. スプリント固定のアイテムをつくる 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ -

    スプリント固定のアイテムをつくる • 期待したこと • 予め決めた⽇に確実に作業が実施できる • 定期的に⾏う必要のある作業が遅れない • インクリメントがなくても、計画的に実施できる Create a sprint fixed item This Sprint Backlog Next Sprint Backlog Product Backlog Other items which will be going to selected for next sprint 固定アイテムは予め実施を 予定しているスプリントに⼊れる Put fixed item to the prepared sprint. εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ
  53. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. スプリント固定のアイテムをつくる 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ -

    スプリント固定のアイテムをつくる • 起きたこと • 期⽇から逆算して、毎スプリント少しずつ進められた • リリース⽇が固定されている作業にマッチした • ⻑期間に渡るリリースをスケジュール通りに実施できている Create a sprint fixed item 固定アイテムはプランニング時点で 優先順位が⼀番上に来るので確実に実施される Because fixed item comes to the top, it will surely be selected in sprint planning This Sprint Backlog Next Sprint Backlog Product Backlog εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠
  54. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 期⽇から逆算して、毎スプリント少しずつ進められた 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ -

    スプリント固定のアイテムをつくる • キャパシティの拡⼤や、ソフトウェア・アップデートは複数のアイテムに分割 • 期⽇から逆算して実施⽇を決める • 実施すべきスプリントに予め配置しておく We planned when to do the item from the due date and made progress work1(MM/DD, sprintX) work2(sprintX+1) work3(sprintX+1) This Sprint Backlog Next Sprint Backlog Product Backlog Plan when to do the item from the due date εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ
  55. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 期⽇から逆算して、毎スプリント少しずつ進められた 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ -

    スプリント固定のアイテムをつくる • キャパシティの拡⼤や、ソフトウェア・アップデートは複数のアイテムに分割 • 期⽇から逆算して実施⽇を決める • 実施すべきスプリントに予め配置しておく We planned when to do the item from the due date and made progress work1(MM/DD, sprintX) work2(sprintX+1) work3(sprintX+1) This Sprint Backlog Next Sprint Backlog Product Backlog Plan when to do the item from the due date 実施するスプリントにアイテムが 置かれていることで確実に実施される By putting the item to the sprint which we want to do it, it will surely be selected in sprint planning εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ
  56. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. リリース⽇が固定されている作業にマッチした 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ -

    スプリント固定のアイテムをつくる • 証明書更新⽤のアイテムを、実施⽇固定で作成 • 実施⽇を含むスプリントに固定で配置して実施 • そのスプリントのプランニング時点では優先順位が⼀番⾼いので確実に実施される Sprint fixed item matched work with a fixed release date Plan the implementation date and create items Update Certificate A Update Certificate B Update Certificate C This Sprint Backlog Next Sprint Backlog Product Backlog εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠
  57. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. リリース⽇が固定されている作業にマッチした 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ -

    スプリント固定のアイテムをつくる • 証明書更新⽤のアイテムを、実施⽇固定で作成 • 実施⽇を含むスプリントに固定で配置して実施 • そのスプリントのプランニング時点では優先順位が⼀番⾼いので確実に実施される Sprint fixed item matched work with a fixed release date Plan the implementation date and create items Update Certificate A Update Certificate B Update Certificate C 優先順位が⼀番⾼いので確実に実施される Because its priority is the highest, it will surely be selected in sprint planning This Sprint Backlog Next Sprint Backlog Product Backlog εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠
  58. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 私たちの軌跡 試⾏錯誤phase2:運⽤業務をどうこなす︖ Our

    path શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ΞΫγϣϯ ՝୊ ͍͍ײ͡
  59. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣸਅɿ-VDB#SBWP PO6OTQMBTI Trial

    and Error Phase3: 運⽤業務をどう減らす︖ How can we reduce operation work?
  60. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 衰退期 Decline 成熟期

    Maturity 成⻑期 Growth 導⼊期 Introduction Phase3︓運⽤業務をどう減らす︖ 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ How can we reduce operation work? • 今後を⾒据えていずれのプロダクトでも運⽤コストを減らすための取り組みを⾏いたい • 旧プロダクトは衰退期に⼊るので運⽤業務がメインになるが、コストはかけたくない • 今後、新プロダクトも運⽤業務が増えていくことが想定されるが、開発も⾏いたい • 新プロダクトではユーザーやステークホルダーからの要望が増えるため、特に期待値のすり合わ せが重要 • 定常運⽤31% • 突発運⽤9% • サポート範囲の拡⼤ • 移⾏にあたって必要な機能開発 • 定常運⽤40% • 突発運⽤38% • 新規開発はしない • コスト削減に繋がることだけ実施
  61. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 固定の定常運⽤業務を⾃動化するアイテムをつくる 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    固定の定常運⽤業務を⾃動化するアイテムをつくる • 期待したこと • 定型化された定常運⽤業務が減ってトイル削減 • より開発業務に取り組めるようになる Create automate items from stylized operation work Response to application A Response to Alert which we know the operational procedure Response to application B Stylized operation items Create an incremental development items Automate the response to application A Auto healing of alerts which we know the operational procedure Automate the response to application B ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ
  62. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 固定の定常運⽤業務を⾃動化するアイテムをつくる 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    固定の定常運⽤業務を⾃動化するアイテムをつくる • 起きたこと • 定常運⽤業務が減ってコスト削減 • 利⽤者にも影響がある作業の⾃動化でwin-win • 優先順位が上がらず未着⼿になったアイテムもあった Create automate items from stylized operation work ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ
  63. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ⾃動化で利⽤者と運⽤者が win-win に

    試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ - 固定の定常運⽤業務を⾃動化するアイテムをつくる • 利⽤申請への対応を定常運⽤業務として、毎週対応していた • 対応内容を⾃動化するべくアイテムを作成 • ⾃動化によって、わたしたちのトイル削減、利⽤者のリードタイム短縮というwin-winな効果を 得られた Automating made both user and operator happy Response to application Stylized operation item Automate the response to application User Operator Create automate item Application ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ
  64. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ⾃動化で利⽤者と運⽤者が win-win に

    試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ - 固定の定常運⽤業務を⾃動化するアイテムをつくる • 利⽤申請への対応を定常運⽤業務として、毎週対応していた • 対応内容を⾃動化するべくアイテムを作成 • ⾃動化によって、わたしたちのトイル削減、利⽤者のリードタイム短縮というwin-winな効果を 得られた Automating made both user and operator happy Response to application Stylized operation item Automate the response to application User Operator Create automate item Application ⾃動化によって ⼀連の作業が必要なくなった No more operation for application. ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ
  65. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 得られるリターンが⼩さいと未着⼿のまま 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    固定の定常運⽤業務を⾃動化するアイテムをつくる • たまに実施する作業を⾃動化するアイテムを作成 • インクリメントが明確になることで他アイテムと⽐較できる • 作業頻度が少ないが⾃動化のコストは⼤きいなど、コストに⾒合わないと優先順位が上がらない • やらない判断ができた Small increments item does not start Response to application Stylized operation item Create automate item Automate the response to application Next Sprint Backlog Product Backlog ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ Ձ஋͕খ͘͞ະணख
  66. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 得られるリターンが⼩さいと未着⼿のまま 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    固定の定常運⽤業務を⾃動化するアイテムをつくる • たまに実施する作業を⾃動化するアイテムを作成 • インクリメントが明確になることで他アイテムと⽐較できる • 作業頻度が少ないが⾃動化のコストは⼤きいなど、コストに⾒合わないと優先順位が上がらない • やらない判断ができた Small increments item does not start Response to application Stylized operation item Create automate item Automate the response to application 作業頻度/量に対して⾃動化する コストが⾼く優先順位が上がらない If it has only few increments, priority isnʼt raised Next Sprint Backlog Product Backlog ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ Ձ஋͕খ͘͞ະணख
  67. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Pagerアイテム(突発運⽤アイテム)の⾒直し 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    Pagerアイテムの⾒直し • 期待したこと • プロダクトのフェーズが変わったことで実態とずれていたpagerアイテムが実態とあうこと • 新プロダクトは問い合わせが増えた • 旧プロダクトは⾃動化や効率化によりコストが削減できた、問い合わせも少し減った Review pager items Pager (New Product) Pager (Old Product) Pager (New Product) Pager (Old Product) 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ
  68. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Pagerアイテム(突発運⽤アイテム)の⾒直し 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    Pagerアイテムの⾒直し • 起きたこと • 実態に合わせた変化を加えられた • スプリント中のストーリーポイントの割合が35%まで減った Review pager items Pager (New Product) Pager (Old Product) Pager (New Product) Pager (Old Product) A Certain Sprint Pager Items A Certain Sprint Pager Items 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ
  69. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. Pagerアイテム(突発運⽤アイテム)の⾒直し 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    Pagerアイテムの⾒直し • 起きたこと • 実態に合わせた変化を加えられた • スプリント中のストーリーポイントの割合が35%まで減った Review pager items Pager (New Product) Pager (Old Product) 35% of Sprint More than 40% of Sprint A Certain Sprint Pager Items A Certain Sprint Pager Items Pager (New Product) Pager (Old Product) 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 実態に合わせてpagerアイテム のサイズを調整できた We can resize pager items based on reality
  70. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 私たちの軌跡 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ Our

    path શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ΞΫγϣϯ ՝୊ ͍͍ײ͡ ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ
  71. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 業務割合を想定したプロダクトゴール決め 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    業務割合を想定したプロダクトゴール決め • 期待したこと • プロダクトゴールとそれにつながるスプリントゴールに取り組むことで⾃然と業務割合が調整される • いい感じに新プロダクトの業務割合が増える Set the Product Goals assuming work ratio New Product Items Old Product Items New : Old = 5 : 5 Sprint Backlog with ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ ʁ Each product work ratio 5:5 Sprint Goal Product Goal
  72. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 業務割合を想定したプロダクトゴール決め 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    業務割合を想定したプロダクトゴール決め • 起きたこと • 業務割合をベースにスプリントバックログを作成し、新プロダクトの業務割合が増えている • プロダクトゴール達成までのボリューム感とマッチしているので、戦略的な変化が起きている Set the Product Goals assuming work ratio ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ Product Goal New Product Items Old Product Items New : Old = 5 : 5 ʁ Each product work ratio 5:5 Sprint Backlog with Sprint Goal
  73. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 業務割合を想定したプロダクトゴール決め 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    業務割合を想定したプロダクトゴール決め • 起きたこと • 業務割合をベースにスプリントバックログを作成し、新プロダクトの業務割合が増えている • プロダクトゴール達成までのボリューム感とマッチしているので、戦略的な変化が起きている Set the Product Goals assuming work ratio ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ New Product Items Old Product Items New : Old = 5 : 5 ʁ Each product work ratio 5:5 運⽤系のアイテムが以前よりも減ったこともあり 想定した割合で着⼿できている Because operation work was reduced by some challenges, we can select item as we suppose Sprint Backlog with Sprint Goal Product Goal
  74. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ステークホルダーとの認識合わせ 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    ステークホルダーとの認識合わせ • 期待したこと • ステークホルダー(組織⻑)との認識合わせにより、味⽅が増える • 組織としてはやりたいことでも、できないことを理解してもらう • スプリントレビューでそもそも論のお話をしない Make agreement with stakeholders 事前に認識合わせ 理解してくれる PO εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ Stakeholder (manager)
  75. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ステークホルダーとの認識合わせ 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    ステークホルダーとの認識合わせ • 起きたこと • 実施する施策に対しての理解を得られ、プロダクト開発が進めやすくなった • スプリントレビューでプロダクトのインクリメントのお話ができる Make agreement with stakeholders プロダクトとしてはこういう⽅針で進めていく予定 組織としてはこういうこともやりたいんだけれど、、、 うーん、それ全部やるとこれとこれができなくなるけれどそれはまずい と思うので、、、少しだけその要素も取り⼊れてこうするんだとどうですか わかったそれならいいよ PO Stakeholder (manager) あと今こういう課題があって、こういう⽅針で対処しています 了解、なにかあったらフォローしておくよ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ
  76. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ステークホルダーとの認識合わせ 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ -

    ステークホルダーとの認識合わせ • 起きたこと • 実施する施策に対しての理解を得られ、プロダクト開発が進めやすくなった • スプリントレビューでプロダクトのインクリメントのお話ができる Make agreement with stakeholders プロダクトとしてはこういう⽅針で進めていく予定 組織としてはこういうこともやりたいんだけれど、、、 うーん、それ全部やるとこれとこれができなくなるけれどそれはまずい と思うので、、、少しだけその要素も取り⼊れてこうするんだとどうですか わかったそれならいいよ PO Stakeholder (manager) あと今こういう課題があって、こういう⽅針で対処しています 了解、なにかあったらフォローしておくよ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ 定期的に状況共有や相談をすることで ちゃぶ台返しが起きず、味⽅になってくれる By sharing information or thoughts with stakeholders regularly, they are always on our side
  77. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 私たちの軌跡 試⾏錯誤phase3:運⽤業務をどう減らす︖ Our

    path શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ ͍͍ײ͡ ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ
  78. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 試したことと結果 運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 •

    チーム全体での取り組み • POが中⼼になった取り組み Result of trial and error PO Dev members
  79. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 試したことと結果

    運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ すべての業務をバックログで扱う → 可視化はされたが課題も多かった ͍͍ײ͡
  80. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 試したことと結果

    運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ Pagerアイテムで備える → 割とうまくいっているが、課題もある 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ͍͍ײ͡
  81. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 試したことと結果

    運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ スプリント固定のアイテムを作る → 割とうまくいっている εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ ͍͍ײ͡
  82. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 試したことと結果

    運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ 固定の定常運⽤業務を⾃動化するアイテムをつくる →うまくいく場合もあったが、そうでない場合もあった ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ͍͍ײ͡
  83. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 試したことと結果 運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result

    of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ Pagerアイテムの⾒直し → 実態に合わせてうまく⾒直しできた 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ ͍͍ײ͡
  84. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 試したことと結果

    運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ 新旧プロダクトの業務割合決め → 旧プロダクトの運⽤業務が多すぎて想定通りにならず ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ͍͍ײ͡
  85. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 試したことと結果

    運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ エピックの優先順を決める → なかなかうまくいかなかった ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ͍͍ײ͡
  86. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 試したことと結果

    運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ 同時着⼿エピックを絞る → それなりにうまくいってそう ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ͍͍ײ͡
  87. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 試したことと結果

    運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ 業務割合を想定したプロダクトゴール決め → 割とうまくいっている εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ͍͍ײ͡
  88. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ 試したことと結果

    運⽤業務をスクラムで扱うための試⾏錯誤 Result of trial and error શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ ステークホルダーとの認識合わせ → 事前に相談しておくことでスムーズ εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ͍͍ײ͡
  89. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ©2023 Yahoo Japan

    Corporation All rights reserved. 4. 今後も運⽤業務と ⻑く付き合うために挑戦したいこと Challenges for the future to get along well with operation work より良い状態を⽬指して
  90. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣸਅɿ#FOKBNJO%BWJFT PO6OTQMBTI Trial

    and Error Phase4: より良い状態を⽬指して Aiming for a better condition
  91. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 衰退期 Decline 成熟期

    Maturity 成⻑期 Growth 導⼊期 Introduction Phase4︓より良い状態を⽬指して 試⾏錯誤phase4:より良い状態を⽬指して Aiming for a better condition • 利⽤者がどんどん増え、プロダクトの 規模も⼤きくなる • 運⽤業務も増えていく • 利⽤者の要望にあった機能開発も必要 • 新規開発はしない • 安定稼働とコスト削減に繋がることだ け実施 • 旧プロダクトは衰退期に⼊るため、かけるコストをできる限り減らしたい • 新プロダクトの業務割合をもっと増やしたい • プロダクトのフェーズに合わせた取り組みが今後も必要
  92. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 今後やりたいこと 試⾏錯誤phase4:より良い状態を⽬指して •

    続けたいこと • 運⽤業務のコスト削減に向けた取り組み • ステークホルダーとの認識合わせ • 業務割合を想定したプロダクトゴール決め • 実施している施策の定期的な⾒直し • 新たに試したいこと • 突発運⽤アイテムのブラックボックス化の改善 • プロダクトのフェーズに合わせた仕組みの検討 • 2つのプロダクトのバックログを1つのプロダクトバックログで管理 • 運⽤業務と開発業務で共通で利⽤できる指標の模索 Next challenges
  93. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 私たちの軌跡 今後も運⽤業務と⻑く付き合うために挑戦したいこと Our

    path શ෦ΞΠςϜԽ  ༏ઌॱҐ෇͚ ΤϐοΫͷ ༏ઌॱҐ͚ͮ εϓϦϯτݻఆ ΞΠςϜΛͭ͘Δ 1BHFSΞΠςϜ Ͱඋ͑Δ 1BHFSΞΠςϜͷ ϙΠϯτݟ௚͠ ఆܕΞΠςϜ ͷࣗಈԽ ಉ࣌ணख ΤϐοΫΛߜΔ Ձ஋͕ͳ͘ͳͬͯ ༏ઌॱ͕Լ͕ͬͨ Ձ஋͕͋ͬͯ΋ ਺͕ଟͯ͘ऴΘΒͳ͍ ӡ༻ܥͷΤϐοΫ͕ 30*௿͍ͷʹ ΍Βͳ͍ͱ͍͚ͳ͍ 1BHFSΞΠςϜʹΑͬͯ εϓϦϯτ΁ͷӨڹͳ͠ Πϯγσϯτଟͯ͘ εϓϦϯτఀࢭ ϒϥοΫϘοΫεԽ ظݶʹ߹Θͤͯ ܭըతʹਐΊΒΕͨ ϦϦʔε೔͕ܾ·͍ͬͯΔ ࡞ۀʹϚονͨ͠ Ϣʔβʔͱ XJOXJOͳؔ܎ʹ Ձ஋͕খ͘͞ະணख εςʔΫϗϧμʔͷ ظ଴ʹԠ͖͑Εͳ͍ εςʔΫϗϧμʔ ͱͷೝࣝ߹Θͤ ݮΒͳ͍ӡ༻ۀ຿ ૿͑Δӡ༻ۀ຿ ࣮ଶͱ߹Θͳ͘ͳΔ ৽چϓϩμΫτͷ ۀ຿ׂ߹ܾΊ چϓϩμΫτͷӡ༻ۀ຿͕ଟ͍ ৽ϓϩμΫτͷۀ຿ྔΛ૿΍ͤͳ͍ ఆৗӡ༻ͷ ίετ࡟ݮ ۀ຿ׂ߹Λ૝ఆͨ͠ ϓϩμΫτΰʔϧܾΊ Ͱ͖ͳ͍΋ͷ͸ ΍Βͳ͍൑அ ৽ϓϩμΫτͷ ۀ຿ྔ૿͍͑ͯΔ ΞΫγϣϯ ՝୊ ͍͍ײ͡ ࣮ଶʹ߹ΘͤΒΕͨ ϙΠϯτݮͬͨ
  94. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ©2023 Yahoo Japan

    Corporation All rights reserved. 5. まとめ In the end 運⽤業務とスクラムは本当に組み合わせにくいのか
  95. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. ࣸਅɿ7BSEBO1BQJLZBO PO6OTQMBTI 運⽤業務とスクラムは

    本当に組み合わせにくいのか Is it difficult to make chemistry between operation work and scrum?
  96. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 運⽤業務とスクラムが組み合わせにくそうなワケ まとめ Why

    it seems difficult to make chemistry between operation work and scrum • インクリメントが⼩さく優先順位が下がりやすい Easy to lower the priority because of small increments • スケジュールベースの作業が多い A lot of tasks based on schedule • タスクをこなすだけになりやすい It's only that we do tasks • 事前に計画がたてにくい Difficult to plan in advance 定常運⽤業務( Planned operation work ) 突発運⽤業務( Unplanned operation work )
  97. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 運⽤業務とスクラムが組み合わせにくそうなワケ まとめ Why

    it seems difficult to make chemistry between operation work and scrum • インクリメントが⼩さく優先順位が下がりやすい Easy to lower the priority because of small increments • スケジュールベースの作業が多い A lot of tasks based on schedule • タスクをこなすだけになりやすい It's only that we do tasks • 事前に計画がたてにくい Difficult to plan in advance 定常運⽤業務( Planned operation work ) 突発運⽤業務( Unplanned operation work ) 計画的な実施が必要なものは 予めスプリントにいれることで優先順位をあげる Raise the priority by making items of fixed sprints それで良しとして可視化する Visualize all the work ⾃動化することで価値を提供する Make increments by automation
  98. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 運⽤業務とスクラムが組み合わせにくそうなワケ まとめ Why

    it seems difficult to make chemistry between operation work and scrum • インクリメントが⼩さく優先順位が下がりやすい Easy to lower the priority because of small increments • スケジュールベースの作業が多い A lot of tasks based on schedule • タスクをこなすだけになりやすい It's only that we do tasks • 事前に計画がたてにくい Difficult to plan in advance 定常運⽤業務( Planned operation work ) 突発運⽤業務( Unplanned operation work ) 予め多少のバッファをもたせて、 スプリントに影響を与えないようにする。 あとは都度調整をおこなう Have a little buffer and arrange items each time
  99. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 運⽤業務をスクラムで扱うコツ まとめ •

    スケジュールありきの運⽤業務は、無理に他のアイテムとの優先順位を⽐較しないでスプリント を固定するとうまくいきそう • ただの運⽤業務に⾒えるものも、視点を変えればインクリメントのある開発業務にできる場合が ある • 突発運⽤業務に対しては予めバッファを持っておくことで対応できそう Tips for doing operation works in scrum
  100. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. 得られた気づき まとめ •

    (ユーザー以外の)ステークホルダーからの期待に応え続けていくためには、チームがどこに注 ⼒するかのコントロールを事前にしておくと良さそう • ROIの考え⽅をもって運⽤業務や他の作業を⼀括でテーブルに並べるよりも、プロセス(仕組み) を⼯夫すれば難しいこと考えなくても運⽤業務もちゃんとやれる My learnings
  101. ©2023 Yahoo Japan Corporation All rights reserved. さいごに まとめ •

    スクラムの検査と適応を、プロダクトだけでなく仕組みに対しても実践していくことで、扱い⽅ をアップデートしていける • そうすることで運⽤業務とスクラムという⼀⾒組み合わせにくいものでもうまく組み合わせてい くことができる Finally